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第923話「エンドレス・シリアライズ」

どうも、シリアルといえばコーンフレークなルイナです。

…ん?なんか違うな…
かといって別にシリアスでもないしな…


…そんなこんなで全く意味のない入り方をして本題に。

漫画の長期連載について思う事 「島国大和のド畜生」

このブログでもたまに語ることがある「漫画の長期連載」について。
ストーリー漫画などに見られる、数年~10数年単位で連載され続けている漫画の話。

これに当てはまる漫画というのは99%が人気作、いわゆる「看板」漫画ですね。
まあ当たり前の話ですが、人気があるからこそ長続きするのです。
人気がなければ切られる運命。

ちなみに個人的な感覚として、4~5年(コミックス的に言えば20巻)以上続けば
十分長期連載と言える期間だと思っています。
さらに言えば、8~10年(コミックス40巻)以上続くと「ちょっと長すぎないか…?」と思います。
まあここらへんは個人の感覚なのでいろいろな意見があると思いますが。


それはそれでいいのですが、主題となる部分は「続き過ぎじゃないの?」ってところと、
「続けるにしても、ひとつのエピソードが長すぎやろ…」ってところですね。

漫画が長期的に続く理由としてはいろいろあって、構想や設定が壮大であったり、
人気作・看板作を無くすわけにはいけないというオトナの事情があったりなどがあるんですが、
先程も言ったように、それはそれでいいのです。
人気作というのは「好きな読者がたくさんいる作品」ですから、
終わるのは編集側も読者側も忍びないのです。
だって双方とも見たいし読みたい、すなわち続いて欲しいのです。

それにもかかわらず、「ええかげん収集つけろよ…」という意見も出たりする。
ここらへんからが「長すぎる長期連載」というカテゴリーに入ってくるわけですね。


で、なぜ「長すぎる」という感覚になるかというと、
簡潔に言えば「ピークに設定している展開に辿り着くまで時間がかかりすぎている」
というところに行き着くわけですが、今回はこのことについて言及したいと思います。

そこで引用させていただくのが、次の文章。

昔、例えば北斗の拳とかは、最初の敵として設定されたシン(胸に七つの傷を付けた男)を倒すまでが相当に早い。(中略)ドラゴンボールとかも、ドラゴンボール揃うまでがかなり早い。
全体のエピソードを長く引っ張る手法でなく、エピソード単位では普通の速度で終わらせ、長期化したら次のエピソードを追加する。という手法が採られている。


昔の漫画のスタイルはこういう形でしたね。

そして次の文。

今の漫画の作り方から行けば、おそらく、ラオウを倒すまでの間に延々と無駄エピソードが挟まれるだろうし、南斗五車星のエピソードがそれぞれコッテリ描かれたかもしれぬ。


この文を見て「あるある」って思ってしまった。それが今の漫画の現状ですね。

まあドラゴンボールも北斗の拳も後半は長いエピソードがあったりしましたが、
それでも今に比べるとずいぶん短くまとまっています。


今の(長期連載)漫画というのは、エピソード自体がとんでもなく長い傾向にあるんですよね。
ラスボスに設定するキャラが少ない(場合によっては1人)とも言えるでしょうか。

当たり前の話ですが、ストーリー漫画のピーク(最も面白い瞬間)というのは、
基本的にラストバトルに設定されています。
途中をピークに設定すると最終局面が尻すぼみになるという事態にもなりますし、
どんな作品でも、エピソードの終盤に最大の盛り上がりどころがあるのです。

ところが、エピソードが長いと、ピークに辿り着くまでに時間がかかるんですよね。
盛り上がりどころが遠いのです。
そうなると、そこに辿り着くまでの期間というのは必然的・相対的に
あまり盛り上がらないことになります。
イメージとしてはサインカーブが平坦に均されている感じでしょうか。
ピークまでが遠い分、上り坂が緩やかになっているようなものですかね。

これを有り体に言うと、「中だるみ」することになるのです。
「ダルい」と感じてしまうと続き物としては結構なダメージで、
作品自体(ヘタすれば作品全体)がめんどくさく感じられてしまうんですよね。

人間というのはゲンキンなもので、平坦が続くと飽きてくるのです。
準備期間が長すぎると「もういいからさっさと本番に行ってくれ」という感覚が
強くなってくるのです。

また、そうなってしまうと、せっかく最終局面でピークが到来しても、
「ようやくきたか…遅すぎるわ」という感覚にも陥ってしまい、
ピークを十全に味わえなくなってしまうことにもなるんですよね。


ところで、どうして現在の(ストーリー)漫画というのは上記のように
「ひとつのエピソードがとんでもなく長くなる傾向にある」のでしょうか?

その答えとしては、

「一本のエピソードを長くする方が単純にやりやすい」

が最も大きいのではないかと思います。

これは私の感覚なので正しいのかどうかは保証しませんが、
ストーリーを考える際には、ひとつの軸となるエピソードにいろいろ付加していくほうが
作り易いと思うのですよ。
逆に言えば、単発エピソードを増やすのは結構しんどいと思うのです。

単発エピソードを増やすというパターンの場合、エピソードごとに軸となる設定や構成を
練っていかないといけない。これがなかなかどうして難しいのですよ。
何せエピソードが増えるに従ってアイデアをどんどん多く出していかないといけなくなるから。
作者側の発想の豊かさが必要になってくるのです。

翻って一本のエピソードで貫き通す場合、エピソード自体が長くなるので軸の設定は
太く強固にしなければいけませんが、アイデア自体は比較的少なめに抑えられるのです。
ストーリーを膨らます際には肉付けだけで済みますから。
簡単に例えるなら、キャラをひとり増やせばその分話数を稼げるみたいな。



まとめとしては、

・漫画が長期化するのは読者の希望と作者・編集側のオトナの事情が絡み合った結果

・長期化した漫画のエピソードが長くなるのはその方が頭を捻らずに済んでラクだから


ってところでしょうか。



関連:

第9話「コラム…? いいえ、駄文です。」
第226話「頂点で突き抜けろ!!?」
第851話「世界の果ての向こう側」

「漫画の長期連載」について言及した私の記事です。…ってゆーか第9話て…若干ハズいわw
しかし関係ないですが、これらのサブタイトルを見て
「漫画の長期連載」について語った記事であると誰が認識出来るんでしょうか?w




次回予告ッ!
自然の神秘は時に人間の想像を超えるもの。
今回もまた自然の奥深さを知ることになる管理人であった!!!
次回、「ナチュラル・ボーン・ブラック」! ナチュラル・ボーン・ホワイトならまだしも…!

テーマ : 漫画 - ジャンル : アニメ・コミック

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