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第551話「他人の苦労は蜜の味、自分の苦労は武勇伝。」

どうも、ブタマンとアイスキャンディーを食いながら更新しているルイナです。

このネタがわからんヤツは「551」でググるとよいわ!!!


さて、本題とはまったく関係ない前説を経て本題へ。

「社会の論理」を持ち込む人々 「諏訪耕平の研究メモ」

自分と同じ苦労をしなくていい人を見るとキレる人々 「狐の王国」

自分の知ってる「社会」って意外と狭かったりする 「NC-15」

「社会の論理」のお話。
「社会では通用しない」だとか「社会に出ると苦労するぞ」などといった
ある種の決まり文句のような言葉、通例のような感覚についてです。


社会に出た人間が、まだ出ていない学生などに対して仕事を語るとき、
このような言説を展開することって多いですよね。

確かに社会と言うのはそうそう容易いものではなくて、
何かしらの苦労を抱えて、人は食い扶持を稼ぐのです。
その苦労たるや、人によるところはあれども筆舌尽くしがたいものであることも多いでしょう。

しかし、社会人でない学生などが学生ならではの苦労話を社会人に語ると、
社会人はだいたいが「全然たいしたことではない」という返答をするでしょう。
「まだまだ甘っちょろい」みたいな感じで。


さて、なぜ社会人の多くはこのような反応を見せるのでしょうか?

もちろんひとつに「忠告」の意味合いがあるでしょう。
学生が経験していない、社会人ならではの大変な苦労体験を教えることにより、
学生の心を引き締めさせようとする先達の忠告です。

しかしこれは所詮「表向き」の理由。
世の中そんなにキレイごとばかりではないのです。

裏の理由、そのひとつは、これも当然ながら「愚痴」ですね。
自分の苦労体験を誰かに語ることで沈んだ心を少しでも発散し、
心身の安定を図るために、人は誰かに語るのです。

しかし、まあそれは誰もがやっていることでありますね。
また、語って自分のストレスを発散するだけなら、別に「社会の論理」を持ち出して
学生を論破する必要は無いわけです。

ならばどうして社会人は自らの体験に基づく「論理」を持ち出し、
学生の「論理」を押さえ込もうとするのでしょうか?
「相手が自分より苦労していないと感じたとき」に論破しようとするのでしょうか?


ここで、久しぶりに「人間の深層心理」を考えてみるとします。
(ちなみに私は人間の行動を語るときによく「深層心理」を持ち出しますが、
 私自身は心理学なんてかじってすらいません。
 だからテキトーなことを言っているだけである可能性が高いです。)

「社会の論理」を持ち出したがる人間の意識の根底に根付くモノ。そのひとつは、

「自分はこんなに苦労した。」
「お前はこの苦労を体験していない。」
「だからお前もこの苦労体験をしろ。」
「じゃないと不公平だろ。お前はラクしやがって。」

という感情。


「他人の苦労は蜜の味」と言いますが、他人が苦労していたとしても、
同情を寄せることはあれど、所詮は対岸の火事。ナンボでも苦労していいのです。
自分に火の粉が降りかかりさえしなければ。

しかし自分(だけ)が苦労して、他人がその苦労を味わわない場合、
非常に不愉快になってしまうのです。
「なんで自分だけ苦労せなならんねん」と思うのです。

そこで浮かんでくるのが、「道連れ」の感情。
同じ苦労を味わわせたいという意識。
これらは被害妄想的に感じる不公平感から芽生えてくるのです。

要は、「他人が自分と同じだけ苦労してればいいけど、
自分のほうが苦労している状況は許せない」
のです。


そしてもうひとつ。心の奥底にある思念は、

「苦労した」という「自慢」です。

まだまだこの世の中…というか日本人の心の中には、
「大きく、多く、長く苦労したほうが偉い」という意識が残っているのです。
いくらキレイごとを並べようとも、払拭されることは無いと言い切れます。

だからこそ、人は自分よりも苦労していなさそうな相手を前にしたとき、
自らの「大きな苦労」を武勇伝の如く相手に言い聞かせるのです。
そうすることで、目の前の相手よりも自分は上の立場にいると感じることが出来る。
「苦労話」はいつしか「自慢話」になっているのです。



まとまらないまままとめに入りますが、

相手に苦労を味わわせたいという想いと、自らの威厳を示したいという想い。

このふたつが交錯した結果、「社会の論理」が持ち出されるのではないかと思うのですよ。



関連:

第298話「学生でいられるということ。」

学生と社会人のどちらが苦労しているかなんて、
定量的に決められるものではないと思うのです。感覚的なモノですって。

どちらもそれなりの苦労がついてまわるものなのですよ。





次回予告ッ!
とあるところで自らのポテンシャルをはかってみた管理人!
そしてついに管理人は覚醒するのであった…!!!
次回、「勇者王ルイナ」!ついにキタ――(゚∀゚)――!!

テーマ : ひとりごとのようなもの - ジャンル : 日記

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