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第1573話「スイープ・メモリィ2018」

どうもルイナです。

本日が2018年ラストの更新となります。
テキスト更新はおろか更新自体ほとんどやらなくなった今でも、
世間及び自分の中で一瞬だけ流行った言葉のメモを残しておりまして、
それに解説をつけることで今年のスイープとします。
更新してたときの大晦日は自分の書いたテキスト記事をまとめてたんですけどね…







[1月]

・コインチェック
   …仮想通貨取引所サービスを指す。
    ビットコインを始めとする各種仮想通貨を取り扱っている。
    今年の1月、コインチェックが保持する仮想通貨の1つ「NEM(ネム)」が
    クラッキングにより取引所から外部に送金されるという事件が発生した。
    その額は日本円に換算して500億円を超えるという、
    流出事件としては過去最高額に上るものであった。

    余談だが、去年の年末から今年にこの流出事件が発覚するまで、
    お笑い界におけるリアクション芸人のレジェンドこと、
    出川哲朗さんを起用したCMがやたらと放送されていたのだが、
    流出事件の発覚後、なぜか出川さんにクレームが入るとかいう
    とばっちりを受けていたトカいないトカ。
    ちなみにその出川さん、今年の始めの「世界の果てまでイッテQ!」にて、
    占い師に「仕事で大切なものを失う」と予言されていた。
    コインチェックの事件が世に出て当然CMも自粛されたのだが、
    「(大切かどうかはともかく)予言が的中した!」などと言われた模様。


・牛丼チェーン店でご飯を済ませているんですか?
   …とあるTwitterアカウントにて発せられたコメント。
    詳細としては「国産霜降り牛の切り落とし400g(約1000円)を
    弱火で放置するだけで味の染み込んだ牛丼の頭が約4食分、
    1食あたり約250円で済ませられる」
というものである。
    自分で料理せず牛丼チェーン店で1食を済ませてしまう
    独身男性をターゲットにした煽りコメント(アカウント)であるが、
    微妙にイジリ勝手が良かったのか、反論ネタから自虐ネタ、コピペネタ、
    はたまた全然関係ないコメントに繋げるなど、
    いつも通り(?)大喜利めいたコメントが大量に生産されるのであった。

    ちなみに、一般的な牛丼チェーン店として吉野家の牛丼に例えると、
    牛丼並盛の値段は1食380円(2018年12月時点)である。
    自分で作れば確かに美味しい牛丼が安上がりで済ませられるが、
    調理する手間と時間を考慮に入れた上でどちらが良いかご一考いただきたい。


・バーチャルYouTuber/VTuber
   …二次元のキャラクターを用いて動画配信している配信者のこと。
    ようつべことYouTubeやニコ生といった動画サイトに
    様々なジャンルの動画を配信する配信者(いわゆる生主)の中には、
    顔出しして放送している人もいるが、バーチャルYouTuberの場合、
    「創作キャラの動画配信者が放送する」というスタイルを取っている。
    VRデバイスやカメラ、モーションキャプチャなどを利用し、
    キャラクターの動きや表情に多彩なバリエーションを与えており、
    実況に合わせてリアルタイムに反映させている。
    もちろんいわゆる「中の人」はいるのだが、通常の配信者と異なり、
    中の人が表に出てくることは一部を除いてほとんど無い。
    バーチャルYouTuber人気の先駆けとなったのは、
    2016年に誕生した「キズナアイ」からと言われており、
    2017年末頃から2018年に掛けて個人、企業問わず
    様々なバーチャルYouTuberが生み出され人気を博している。

    流れ的にはかつてのテキストサイトや個人ニュースサイトの
    栄枯盛衰と同じように感じている。
    現在は流行り出した最中なのでバーチャルYouTuber旋風が
    巻き起こっているが、いずれは落ち着き収束するだろう。
    私が言うのもなんだが個人ニュースサイトだって
    続けてる人はだいぶ少なくなったし…
    だからこそ、バーチャルYouTuberは今が華とも言えるので、
    やりたい人はどんどんやっていったら良いんだとも思ってる。



[2月]

・モルゲッソヨ
   …韓国・平昌のアルペンシアリゾートに設置されているオブジェ。
    鈍色に輝くその姿はどことなく「男根のメタファー」を想起させる。
    要するにチ○コっぽい形をしたオブジェである。
    今年2月の平昌オリンピック時に、アルペンシアリゾートが
    各国の報道陣が集まるメインプレスセンターとして利用された際、
    この謎すぎる建造物について現地のボランティアに聞くと、
    皆が口を揃えて「モルゲッソヨ」と答えたのが事の発端である。
    「モルゲッソヨ」とは韓国語で「わからない」という意味であり、
    つまり現地の韓国人もこれが何なのかわかっていなかったのである。
    「モルゲッソヨ」という言葉の語感の良さと非常にシュールな造形から、
    瞬く間に日本のネット界隈(主にちゃねらー)のオモチャと化し、
    大量のアスキーアートが生産されたのはもちろんのこと、
    既存作品の一部をモルゲッソヨにすげ替えた「モルゲッソヨ化」なる
    ネタにまで飛び火することとなった。

    ちなみに、日本ではモルゲッソヨとして定着(?)してしまったが、
    実際の正式名称は「チョンアルメン」といい、
    日本語で言うと「弾丸男」とのことである。
    製作者のインタビューも残されており、その中で、
    「かっこいい体、富、名誉などへの人間の欲望を具体的なイメージ」
    「美化された暴力と欲望に武装された弱い人間の本性」
    「滑らかな弾丸のイメージと男性器を二重にイメージ化した」

    と語っており、人間の欲望の具現化として、
    本当にチ○コをイメージして造っていたらしい。


・艦これ大本営陥落
   …ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」の
    運営公式Twitterアカウントが凍結されてしまった一連の騒動。
    2018年冬のイベント海域「捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)」の
    開催中、突如として艦これの運営Twitterアカウントが凍結され、
    閲覧不可能になってしまう。
    艦これ運営Twitterアカウントは運営からの情報源であり、
    イベントの攻略に役立つ情報も定期的に提供されるのだが、
    突然のアカウント凍結にイベント海域攻略中の提督たちは混乱に陥り、
    「イベント海域最前線で戦ってたら本部からの通信が途絶えた」
    「前線に出ている間に大本営が攻め落とされた」
    「レイテイベ中に通信途絶するとか史実再現じゃねーか!?」

    などといった悲鳴のようなネタのような話が飛び交っていった。
    凍結理由については提督たちの間で様々な憶測が挙げられていき、
    中には冬イベ最終海域の突破報酬のひとつである新規実装艦娘の1隻、
    「Essex(エセックス)級航空母艦5番艦『Intrepid(イントレピッド)』」の
    「Es『sex』」、つまり「エ『セックス』」がエロワードとして
    引っ掛かってしまった?
などという説までまことしやかに囁かれた。

    この凍結騒動の顛末としては、Twitter社に対し、
    「艦これ運営のアイコン画像は自分が描いたもので著作権の侵害である」
    と連続で投稿してきた第三者が現れ、
    Twitter社がDMCA(デジタルミレニアム著作権法)を発動させたため、
    艦これ運営アカウントが即時凍結されてしまった、というものであった。
    艦これのイラストレーターは基本的に公開されているので、
    当たり前ではあるがこの著作権侵害報告は虚偽報告である。
    その後、艦これ運営(とDMM、KADOKAWA)の抗議が受理され、
    艦これ運営アカウントはフォロワー数がゼロになりながらも復活を遂げ、
    再び情報発信が開始されたのであった。
    なお、フォロワー数は凍結前に比べて1万人くらい増えた模様。


・スカイママ
   …Essex(エセックス)級航空母艦5番艦「Intrepid(イントレピッド)」のこと。
    ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」にて実施された
    2018年冬のイベント海域「捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)」の
    最終海域(E-7)の突破報酬として実装された。
    ゲーム内のスペックとしては、艦これ第1期ラストのイベント海域の
    最終作戦のクリア報酬ということもあり、非常に高性能な空母である。
    この正規空母イントレピッド、現在も艦体が残されており、
    アメリカのニューヨーク・マンハッタンの桟橋にて、
    「イントレピッド海上航空宇宙博物館」として展示されている。

    元ネタは2017年に放送された「世界の果てまでイッテQ!」の企画
    「出川哲郎 はじめてのおつかいinニューヨーク」である。
    お笑い界におけるリアクション芸人のレジェンドこと出川さんが、
    独特の英語を駆使して目的地に辿り着くという企画だが、
    この時の目的地がまさしくイントレピッド海上航空宇宙博物館だった。
    その日も出川さんは道行く人々に英語のような何かで尋ねるのだが、
    この時に出た目的地を尋ねる英語が「ドゥ ユー ノゥ スカイママ?」だった。
    「空母」だから「スカイママ(Sky Mamma)」である。ド直球である。
    約1年の時を経て、艦これにイントレピッドが実装された際、
    イラストを担当したしばふ氏の微妙にオカンくさい絵柄というか
    イモくさい画風(ホメ言葉)も相まって、
    提督の間で「スカイママ」という愛称が定着したのであった。

    ちなみに、「空母」は英語で言うと「Aircraft Carrier」である。


・妖怪惑星クラリス
   …スマートフォン向けMMORPG「妖怪惑星クラリス」そのもの。
    人類がDNAウイルスにより化物(妖怪)になってしまった
    「惑星クラリス」を舞台にしたゲームである。
    ゲームシステム的にはパズドラのようなやつである。
    妖怪と聞けば普通はおどろおどろしいモノを想像するが、
    この妖怪惑星クラリスに関してはそれが斜め上にぶっ飛んでいた。
    公開されたイラストの時点で、まるでコラ職人が作ったかのような
    奇妙奇天烈すぎるキャラクターだらけであり、
    クトゥルー神話も真っ青な狂気しか感じない危うさを
    醸し出していたこともさることながら、
    そのイラスト(キャラクター)の名前をTwitterで募集し、
    リプライを使った投票で決めるという、
    言葉だけ聞けば非常に画期的な試みを実施していた。
    日本のネットリテラシーに疎い外国人が担当していたこともあり、
    気の毒な話ではあるが、その試みはネット住民に弄ばれ、
    「珍ポンデリング」などといったトンデモネーミングが
    そのまま採用されたりするのであった。
    とまあこのように非常にアレな香りしか漂っていなかったため、
    本当に配信されるのかどうか疑われていたが、
    2017年末に無事(?)リリースされることになった。

    …のだが、リリースからわずか3ヶ月後の2018年2月に、
    運営が突如サービス終了を告知。
    そしてわずか数分後にゲームと公式サイトが消滅するという、
    あまりにも前代未聞な「突然の死」を迎えるのであった。



[3月]

・池の水ぜんぶ抜く
   …テレビ東京で放送されているドキュメントバラエティ番組。
    正式名称は「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」。
    放送開始は2017年から不定期に放送されていたが、
    今年からはおよそ月1回ペースで放送されている。
    趣旨としては、手付かずに放置されている池に対し、
    池の水を全部汲み出し泥をさらって綺麗にするとともに、
    そこにはどんな生物が棲息しているのか検証していくというもの。
    中には池に放流され野生化した外来種生物も現れるため、
    人間が動物を飼うことの責任に対し警鐘を鳴らす番組ともなっている。



[4月]

・陸自日報
   …陸上自衛隊海外派遣部隊が記した日報を指す。
    2016年にジャーナリストからの情報開示請求に対し防衛省が
    「既に廃棄されており不存在のため開示不可」と回答したことに端を発する。
    次の年(2017年)の国会でも度々(しつこく?)この問題が採り上げられ、
    そして今年、2018年4月にイラク派遣日報が存在したことが公表された。
    それまで無いとされてきた自衛隊日報がやっぱりあったということに対し、
    「防衛省・自衛隊が日本国民に対して隠蔽していたのではないか?」
    との疑惑が持たれ、安倍首相のことが憎くて憎くてたまらない野党やマスコミは
    嬉々として与党を叩く格好のエサとして振りかざすのであった。

    …ところが、この日報が実際に国民に公表されると、
    とてもアットホームというか、本当にただの日記のような内容もあり、
    想像していた過酷な内容とは真逆のほのぼのとしたモノであった。
    これを読んだ人からも「普通に読み物として面白い」と評され、
    瞬く間に国民に拡散していくのであった。

    とは言うものの、あくまでこの日報は海外派遣部隊の任務記録であるので、
    「面白い」とピックアップされたネタめいた内容のものは一部であり、
    そのほとんどは現地の状況報告などといった真面目な内容である。
    なお、公開されて困るような内容は見受けられなかった模様。


・山口メンバー
   …アイドルグループ「TOKIO」の元メンバー山口達也氏を指す呼称。
    今年の4月に山口メンバーがNHKの番組で共演した未成年の女子高生に
    猥褻行為をしたとして書類送検されたことに端を発する。
    詳細を掻い摘んで言うと、番組終了後に女子高生を自宅に連れ込んだ
    山口メンバーが泥酔状態になり、そのまま押し倒そうとしたとのこと。
    事態を把握したジャニーズ事務所は莫大な裏金を動かした…
    …かどうかはともかく、懸命な隠蔽工作を試みたものの、
    女子高生側が警察に被害届を出したため事件は明るみに出たのであった。

    この事件が世に出た時点で山口メンバーは書類送検されているため、
    一般人だったとしたら完全に「容疑者」扱いになるところなのだが、
    バックのジャニーズ事務所を恐れるがあまり(…かどうかは不明だが)、
    ほとんどのマスコミ、TVニュースは容疑者扱いしないことを徹底したのである。
    …厳密に言うと、「書類送検」の場合は「容疑者」という呼称はしないという
    報道上のルールがあるらしいが、今回の案件のように起訴・不起訴の判断が
    出る前の状態であれば、一般的には「容疑者」または「被疑者」の呼称が
    用いられている。…が、そこでこの「メンバー」である。
    メンバー呼称はかつてのSMAPの「稲垣メンバー」以来である。

    その後、城島リーダー以下TOKIOの4人が記者会見を開いて陳謝し、
    山口メンバーはTOKIOから脱退処分を受けることになるのであった。
    TOKIOの看板番組「鉄腕DASH!」でも山口メンバーの痕跡が消され、
    あたかもTOKIOは最初から4人グループだったかのような編集がなされ、
    今となっては山口メンバーの名を出す芸能関係者は
    誰ひとりとして存在しなくなるのであった。

    なお、当の山口メンバーはアルコール依存症だったらしく、
    書類送検後に病院に緊急入院されたとのことである。
    …これは私の勝手な想像だが、
    病院に入院した理由はアルコール依存症の治療もあるのだろうが、
    実際のところは山口メンバーが自殺を図ったりしないように
    保護観察するためではないかと思っている。
    日本を代表するアイドルのメンバーという地位から、
    自業自得とはいえ一夜でドン底まで叩き落とされることになったのである。
    如何な人物であろうとその急転直下のギャップに精神が耐えられるとは思えない。

    …余談だが、私は過去に「たぶんTOKIOメンバーは仮に今すぐ芸能人を
    辞めたとしても5人全員が普通に食っていけるだろう」

    コメントしたことがあるが、さすがに強制猥褻の罪で書類送検されるのは
    想像だにしなかった。


・漫画村
   …海賊版漫画ビューアサイト。
    ネット上に落ちている漫画や小説、一般雑誌の画像を収集して公開している。
    要するに「タダで漫画が読めてしまう」サイトである。
    各出版社や漫画家、原作者からの了承は一切得ていないという、
    考えるまでもなく怪しさしかない違法サイトである。
    2016年にサイト開設され、当初から水面下で違法コピー画像を載せていたが、
    2017年頃から口コミなどで広く知れ渡るようになり、
    タダで漫画が読めるということで幅広い年齢層に利用されるようになった。
    その勢いは「ライブドア」といった大手検索サイトをも上回る程である。
    当然ながら、漫画をはじめとする出版業界にとっては害悪でしかなく、
    今年に入ってその問題性がSNSやニュース番組、国会の議案にも挙げられ、
    社会問題として取り沙汰されるようになっていった。
    漫画村による被害総額は3000億円を超えるとされ、
    その悪質さから政府がブロッキングを要請する事態にまで発展した。
    現在では接続不可能になっており、要するにドロンしたと思われる。

    …あまり大きな声で言うことではないし、
    別に漫画村を擁護するつもりも毛頭ないのだが、
    こういうアンダーグラウンドなモノはこっそり細々とやるものであって
    「広く知れ渡る」ようでは話にならないのである。


・レディ・プレイヤーワン
   …洋画「レディ・プレイヤーワン(Ready Player One)」そのもの。
    昨今流行りのVR世界「オアシス」をテーマにしたSF映画である。
    監督はスティーヴン・スピルバーグ氏。
    この映画および原作「ゲームウォーズ」の特徴として、
    「アメリカや日本の映像作品やゲームのオマージュが数多く登場する」
    という点が挙げられる。
    本作には「バットマン」や「スーパーマン」などといったヒーローや、
    「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の「デロリアン」などが多数登場する。
    日本からは「ガンダム」などが登場しており、
    映画のとあるワンシーンでのセリフ「俺はガンダムで行く!」
    日本公開時のキャッチフレーズにも使用された。
    スピルバーグ氏と制作陣はこれらの作品を映画に登場させるために、
    数年に渡り著作権交渉を続けてきたとのことである。
    まさに「スーパーロボット大戦」もびっくりのクロスオーバーっぷりである。


・マム太郎
   …アクションゲーム「モンスターハンター:ワールド」に登場する
    古龍タイプの大型モンスター「マム・タロト」のこと。
    ウデに覚えのあるハンターたちが強力な武具を求めて
    日々クエストを周回し狩り、または返り討ちに遭う、
    モンハンワールドのエンドコンテンツの1つである。
    元ネタはもちろん「とっとこハム太郎」である。
    「マムタロ」と「ハムタロ」が一字違いなだけという、
    たったそれだけのネタと言われればぐうの音も出ない。

    なお、マム・タロトは女性への敬称として使われる「マム」を冠し、
    クエスト関連でも「地母神」という表記があり、
    三人称も「彼女」とされている通り、性別はメスである。



[5月]

・山賊打線
   …2018年のプロ野球埼玉西武ライオンズの打線を象徴する名称。
    今年の西武は開幕から破竹の勢いで勝利を重ね、
    一時期はスタメン9人中8人が打率3割を超えるという
    とてつもない攻撃力をいかんなく発揮しまくっていた。
    「俺達」を擁する投手陣の不安など歯牙にもかけず、
    圧倒的な強さでシーズンを独走しきっていった。
    パ・リーグ最下位の防御率ながらリーグ優勝を決めたのは、
    2001年の「いてまえ打線」の大阪近鉄バファローズ以来であった。
    あろうことか今年の西武は近鉄のいてまえ打線を凌駕しており、
    最強の打線と謳われるダイエーホークスの「ダイハード打線」に
    匹敵するほどの破壊力を記したのであった。

    あまりにも凄まじく、あまりにも容赦のない打線に、
    観戦者(というかほぼなんJ民)からは、
    「品のない打線」「相手チームの戦意を根こそぎ奪っていく」
    「死体蹴りの繰り返し」「ただ点を取ればいいと思っている」
    「台風みたいなもの」「バットの先に仕留めた獣の丸焼きつけてそう」

    などと言われ、主力選手の風貌もどことなく野蛮そうなコワモテなことから、
    いつしか「山賊打線」と呼ばれるようになるのであった。
    中でもウッキウキな表情のgif画像は「山賊の宴」と呼ばれ、
    西武ファンに歓喜を与え他球団ファンに絶望を擦り込むのであった。

    ちなみに、一般的には「山賊」は通りが悪かったのか、
    スポーツ新聞などでは「野武士打線」や「ししおどし打線」が用いられた。


・やばたにえん
   …いわゆるギャル語。もちろん「ヤバい」時に用いられる。
    お茶漬けなどで有名な「永谷園」に「ヤバい」を合わせた言葉である。
    元々ギャル語には同じく「ヤバい」を意味する言葉として、
    「やばたん」というモノがあったが、それの派生とも言える。
    使われ出したのは2013年頃からとも言われているが、
    2016年の「ギャル流行語大賞」にランクインし、
    その後もたびたび使われていたようである。
    そして今年に入ってヤバい状況に陥った女の子が「やばたにえん」と
    つぶやくイラストがTwitterにて投稿されると、
    その妙に語呂と語感のいいセリフがツボにはまったのか、
    様々な状況で「やばたにえん」とつぶやくキャラが量産された。

    余談だが、似たような感じのギャル語として、
    「了解道中膝栗毛」「どうしよ平八郎の乱」「江戸川意味がわか乱歩」
    などといったモノもある。


日大アメフト部反則タックル騒動
   …日本大学アメリカンフットボール部の選手による反則行為に関連する
    一連の騒動を指す。
    今年の5月、日本大学と関西学院大学とで行われる「伝統の一戦」にて、
    日大のディフェンスラインの選手が何度もパーソナルファウルを犯し退場となった。
    その反則内容とは、
    「インプレー外で相手選手に背後から全力でタックルをかます」
    というものであり、あまりにも危険極まりない行為である。
    実際タックルを食らった関学の選手は怪我を負うこととなった。
    この反則行為、いわゆる「危険タックル」について、
    日大及び監督(当時)内田正人氏はラフプレーについては謝罪するものの、
    「なぜそんなラフプレーが起きてしまったのか?」という疑問については
    要領を得ない回答であり、疑念が残されていた。
    そんな中、実際にタックルした選手が記者会見を開き、
    タックルした相手選手に謝罪をした上で危険タックルにまつわる顛末を語り、
    その悪辣としか表現できない実態が露わになった。
    そこで明かされたのは、内田氏やコーチの井上奨氏から、
    「相手のクオーターバックを潰せ」と再三に渡って指示されたことが語られた。
    これを受けて内田氏や井上氏は、
    「潰すくらいの気合で試合に臨めという意味で発言した」と語り、
    反則を指示したかどうかについては「私の指示ではございません」と語ったが、
    危険タックルを行った選手に対しては他にも、
    「やる気が足りない」「闘志が足りない」「相手を潰せば試合に出してやる」
    「相手が怪我をして試合に出られなかったら得だろう」といった発言を繰り返し、
    「やらなきゃ意味ないよ」「できませんじゃ、すまないからな」などと言い、
    どんどん追い込んでいき、最終的に危険タックルをせざるを得ないという
    精神状態に追い込んでいったのである。
    この社会問題にまで発展した行為に対し、関東学生アメフト連盟は、
    内田氏と井上氏に対し最も重い処分である「除名」を宣告するのであった。

    日大に関してはアメフト部の騒動の後にも不祥事が続発しており、
    自浄作用も再発防止もあったもんじゃないような状況である。


・ボーッと生きてんじゃねーよ!
   …NHKの番組「チコちゃんに叱られる」に登場する、
    メインキャラ「チコちゃん」のキメ台詞(?)。
    「チコちゃんに叱られる」は5歳の女の子であるチコちゃんが
    何気ない物事の質問を出演者のナインティナイン岡村隆史さんや
    ゲストに投げかけるクイズ風味の雑学情報番組である。
    普段意識することなく触れていたり使っていたりする物事に対し、
    改めてそれが何故なのかを問われ、素っ頓狂な回答をしてしまうと、
    チコちゃんがオニのような形相で「ボーッと生きてんじゃねーよ!」
    容赦なく喝を入れてくるのである。

    このチコちゃん、実態は着ぐるみのかぶりものなのだが、
    「ボーッと生きてんじゃねーよ!」の時のキレ顔も含め、
    表情パターンはCGで後処理されており、非常に豊かである。
    雑学知識もさることながら、チコちゃんの豊かな表情とトークも
    人気を博したポイントといえるだろう。
    ある意味では「バーチャルYouTuber」みたいなものかもしれない。
    チコちゃんのいわゆる「中の人」は木村祐一さんであり、
    進行などの大まかなあらすじはあるとはいえ、
    岡村さんやゲストも含めてトークのほとんどがアドリブらしく、
    NHKの番組としては非常に珍しいものとなっている。
    また、ナレーションはNHKのアナウンサーである森田美由紀さんなのだが、
    ボーッと生きてる巷の一般人に対してやたらと毒を吐いており、
    その容赦のない言動も番組の面白さの一端を担っているように思える。

    ちなみに、チコちゃんの質問に対して岡村さんやゲストが
    「正解」してしまった場合、苦虫を噛み潰したような表情で
    「つまんねーヤツだな!」と捨てゼリフを吐かれてしまう。



[6月]

・大阪北部地震
   …今年の6月18日朝に大阪府北部を震源として発生した地震。
    最大震度6弱で、地震の規模を示すマグニチュードはM6.1。
    関西地方での大地震は1995年の阪神・淡路大震災以来である。

    ちなみに、私は関西に住んでいるのですが、
    この大地震が起こったまさにその時、私は通勤電車の中にいて、
    ウトウトとしてたらいきなり電車が跳ねたような感覚があり、
    その直後、スマホの緊急地震速報のドギツイ音が一斉に鳴り響き、
    車掌の地震発生のアナウンスとともに最寄り駅で停車し、
    そこで降ろされることとなったのです。
    もちろん当時は交通機関はタクシーも含めて全て麻痺し、
    完全に立ち往生になってしまうという体験をしました。
    今思えばですが、もし地震の衝撃で電車が横転とかしたら
    無事では済まなかったかもしれない可能性もあったと考えると、
    実はかなりヤバい体験だったのかと思いますね。


・ライトノベル原作アニメ放送中止騒動
   …今年10月に放送開始予定だったライトノベル「二度目の人生を異世界で」の
    アニメ化が中止になった際の騒動を指す。
    事の発端は当ラノベの作者が過去にTwitterで発言した
    内容がいわゆる「ヘイトスピーチ」にあたるとして批判が集まり、
    事態を重く見たアニメ制作陣が中止を決定し、
    既に出版されている原作ラノベも全て出荷停止処分されてしまった。
    (電子書籍版は生き残っている模様)
    そのヘイトスピーチの内容とは「中国および韓国への侮蔑」
    …これだけでも非常に香ばしい香りのする騒動である。
    ちなみに、その発言をしたのはおよそ5年前であり、
    作者が小説家になる前のことで、それについては作者も謝罪している。
    にもかかわらず、過去の発言をわざわざ掘り起こし、
    あまつさえ作品や計画そのものをおじゃんにしたこの騒動は、
    「作品または作者が気に食わない、思想に沿わないならば、
    作者の過去の発言を掘り返せば潰すことができる」
という、
    悪しき前例となってしまったことが問題であると私は思う。

    …ところで、日本を侮蔑するような発言をしている作家さんなんて
    そこら中にいると思うんですけど、同じような騒動にならないのは
    なんでなんですかね?誰か教えてくんないっすかね?


・VAR
   …主にサッカーの試合で用いられるビデオ判定のシステム。
    正式名称は「ビデオ・アシスタント・レフェリー(Video Assistant Referee)」。
    ビデオ判定ではあるものの、あくまで「アシスタント」であり、
    映像を加味した上で最終的に審判がジャッジを下す制度である。
    今年のサッカーW杯でこのVARが実際に運用された結果、
    PK(ペナルティキック)の数が過去最多となるのであった。
    これはビデオ判定という「動かぬ証拠」が提示されたことにより、
    これまで「審判もあえて見逃してきた」ペナルティエリア内の
    ファウルが誤魔化せなくなってしまったためと思われる。
    他には、ブラジル代表ネイマール選手がよくすっ転んでいたが、
    VARで確認すると特にファウルを食らっているわけではない、
    いわゆるシミュレーション(ファウルを受けたと偽装する行為)が
    白日のもとに晒されることにもなった。


・大迫半端ないって
   …サッカー日本代表FW大迫勇也選手を称えるセリフ。
    元ネタ(?)は2009年にまでさかのぼり、
    当時の全国高校サッカー選手権大会の準々決勝にて
    大迫選手の大活躍を目の当たりにした対戦校のキャプテンが
    半泣きになりながらこのセリフを発したとのことである。
    ちなみにセリフとしては「大迫はんぱないって。アイツはんぱないって。
    後ろ向きのボールめっちゃトラップするもん。そんなん出来ひんやん普通。
    言っといてや出来るんやったら!」
と続いていく。
    今年のサッカーW杯の日本代表の初戦にて大迫選手が決勝点を挙げると、
    TwitterなどのSNSでどこからともなくこのセリフが飛び交っていった。
    その後、妙にリズム感の良いセリフであることも相まって、
    「○○半端ないって」から「そんなん出来ひんやん普通」で締める
    コピペネタがTwitterにて大量生産されることとなり、
    「大迫半端ないbot」が生み出されたりもした。
    そのまま讃えるセリフにも使えるし煽りにも使えるため、
    かなり汎用性の高いセリフである。

    …念のため言っておくと、これはあくまで「大迫選手を称えるセリフ」であり、
    「大迫選手が言ったセリフ」ではない。



[7月]

・西日本豪雨災害
   …今年の6月末から7月上旬にかけて西日本で発生した集中豪雨、
    およびそれによってもたらされた甚大な被害を指す。
    記録的な集中豪雨が連日観測され、河川は氾濫し、
    電車も運行を休止するなど、大混乱に陥った。
    余程のことがないと発令されない「大雨特別警報」が各地で発令され、
    短時間の降水量も観測史上最大を記録するなど、
    気象庁をして平成以降最悪の水害と言わしめるほどであった。
    なお、この豪雨災害発生後、日本列島は記録的な猛暑に見舞われ、
    東日本の7月の平均気温は統計開始以降最高を記録、
    埼玉県熊谷市で日本の歴代最高気温41.1℃を記録するなど、
    自然の猛威はまだまだ続いていくのであった。

    ちなみに、私は関西に住んでいるのですが、
    この豪雨があったとき、近くの川が思いっきり氾濫してて、
    これはえらいこっちゃ…って思ってました。
    なお、電車が止まってしまったせいで、
    会社から帰宅するのにすっげぇ苦労したのを覚えています。


・逆走台風
   …今年の7月末から8月頭にかけて日本列島を縦断した台風12号を指す。
    逆走台風と呼ばれる所以は、日本列島を東から西に抜けるという、
    通常の台風が辿るコースと真逆のコースを辿ったことに由来する。
    なぜこのような異例のコースを取ったのかというと、
    日本付近を覆っていた高気圧により台風の行く手が阻まれ、
    これに加えて北海道付近の寒冷渦が作る反時計回りの風に
    乗ったことが原因とされる。


・オウム真理教事件死刑執行
   …オウム真理教の教祖にしてオウム真理教事件の首謀者である
    麻原彰晃(松本智津夫)死刑囚以下幹部計13名の死刑が執行された件。
    オウム真理教は活動時に世界各国での軍事訓練や軍事ヘリの調達、
    自動小銃の密造や神経ガス(サリンなど)といった化学兵器の生産を行い、
    教団と対立する人物の殺害(坂本堤弁護士一家殺害事件)や、
    無差別テロ事件(松本サリン事件、地下鉄サリン事件)など、
    様々な犯罪行為を実行に移してきた。
    オウム真理教事件は日本の歴史上最悪の凶悪事件であり、
    特に地下鉄サリン事件は化学兵器が大都市の中心で散布されるという
    世界でも類を見ないテロ事件である。
    その後、山梨県上九一色村の教団施設「第6サティアン」に潜伏し
    警察の捜査から逃れようとした麻原彰晃を逮捕、
    2004年に死刑判決、2006年に死刑が確定し、
    そしてようやくとも言える今年2018年に死刑が執行されたのである。

    …あまりにも真面目な話を続けてきたので少しふざけた話をするが、
    事件が起こった当時を思い返すと、私の世代はまだ子供時代だったが、
    オウム真理教関連の話題は結構頻繁にネタにされていた。
    テレビ番組やCMの画面切り替えの一瞬、ほんの数フレームのみだが、
    麻原彰晃の映像が映って潜在的に意識させる「サブリミナル効果」や、
    いわゆる「お前を殺す」という意味で「ポアする」なんて言葉も流行り、
    名字が「麻原」だった子のアダ名は一瞬で「教祖」になったりした。
    今思えば教育的にどうなんだと思わなくもない。


・支離滅裂な思考・発言
   …書籍「図解雑学「心の病と精神医学」」に掲載されている、
    統合失調症の一症状を紹介したイラストを指す。
    微妙にシュールで汎用性が高かったためか、
    いつも通り(?)イラスト内のセリフを改変する大喜利めいた
    ネタ投稿がTwitter上で蔓延するのであった。

    やたらと量産されたネタ投稿に悪意はない(と信じたい)が、
    元々が統合失調症という心の病を取り扱っている以上、
    非常にデリケートな話になりかねないため、
    あまりネタとして扱うのは忖度…もとい、
    配慮したほうがいいと思われる。
    実際、出版元も配慮を求める声明を出している。



[8月]

・奈良判定
   …日本アマチュアボクシング界でまことしやかに噂される判定基準。
    もうちょっと詳しく言うと、日本アマチュアボクシングの試合において、
    「明らかに奈良県の選手に有利な判定が下されている」という疑惑を指す。
    選手側からも「奈良県の選手と当たるのは嫌だ」という発言が出てくるほど、
    あからさまに不公平なジャッジをされていたという。
    なぜそんなことになっているのかというと、
    「日本ボクシング連盟会長(当時)の山根明氏が奈良県出身だから」
    という説が有力である。
    タチの悪いことに、審判員が山根氏に対して忖度していたという話ではなく、
    山根氏が審判員側に「見えない圧力」を掛けていたというのである。
    あまり人を見た目で判断するべきではないのだが、
    山根氏の立ち居振る舞いやビジュアルは完全にそのスジのヒトであり、
    この問題に関する記者会見についてもツッコミどころ満載であった。
    他にも日本ボクシング連盟に対しては様々な不正が告発されており、
    非常に根深い闇が垣間見えた案件である。


・東京医科大学入試試験不正騒動
   …東京医科大学の医学部医学科の一般入試試験にて、
    女子受験生の得点を一律に減らしていた問題を指す。
    女子の他に、3浪以上の男子受験生も減点されていた。
    具体的には、二次試験の小論文(100点満点)で受験者全員の得点に
    0.8をかけた上で、現役〜2浪男子には20点を加点、3浪男子に10点を加点、
    女子と4浪以上の男子に加点しないという操作が行われていた。
    すなわち、女子受験者全員と4浪以上の男子は、
    100点満点を取っても80点しか得ることができない
という状況であった。
    このような点数操作について、募集要項には一切記載が無いため、
    3浪以上の男子もだが、女子受験生に関してはあからさまに女性差別である。
    少なくとも10年以上も前からこの操作は行われていた模様。
    大学側の言い分としては、女性医師は結婚や出産を機に離職、休職したり、
    深夜勤務ができなくなったりすることがある、という話だが、
    試験の公平性を欠いて良い理由など無い。
    なお、このような不適切な点数操作は東京医科大だけではなく、
    他の大学でも行われており、この騒動をきっかけにゲロッていくのであった。


・カメラを止めるな!
   …ゾンビ映画「カメラを止めるな!」そのもの。略称は「カメ止め」。
    2017年11月に先行公開され、その後国内外の映画賞を受賞し、
    半年後の2018年6月に日本国内で劇場上映された。
    当初は公開していた映画館もたった2館と少なかったが、
    SNSなどで口コミ的に話題が広がっていった結果、
    現在では300館以上での上映拡大が行われるほどの人気を博した。

    拡大公開後に著作権関係でちょっとしたトラブルが発生したのだが、
    実際のところ法的には著作権侵害はなかった模様。
    まあ、人気となった物事にちょくちょくある話ではある。



[9月]

・筋肉体操
   …NHKの番組「みんなで筋肉体操」のこと。
    「みんなで筋肉体操」は俳優の武田真治さん以下2人が、
    「筋肉は裏切らない」をキャッチフレーズに、
    真顔で筋トレをする5分間の番組である。
    ガチムチ兄貴たちがただひたすらに筋肉を鍛えるその姿は
    狂気さえ漂うシュールさを醸し出しており、ネットを困惑させるのであった。


・クッパ姫
   …「スーパーマリオ」シリーズのクッパがピーチ姫化した姿。
    任天堂作品の最新情報をお届けする「ニンテンドーダイレクト」にて、
    新作「NewスーパーマリオブラザーズUデラックス」が発表され、
    新アイテムとして「スーパークラウン」が登場することが紹介された。
    これは追加キャラのキノピコ(女版キノピオ)がピーチ姫に似た美女の
    キノピーチへ変身することができるアイテムである。
    あくまでキノピコ用のアイテムなのだが、これを見たとある海外の絵師が、
    「使用すると誰でもピーチ姫風の姿に変身できるアイテムでは?」
    と解釈し、「クッパがかぶるとピーチ姫風のクッパになるのでは?」
    想像を膨らませていった結果、この「クッパ姫」が爆誕したのである。
    クッパ姫のイラストがpixivに投稿されるやいなや、
    世界にはびこる特殊性癖(TS・モンスター娘・闇堕ちなど)をお持ちの方々の
    琴線に触れまくった結果、爆発的にイラストが増加していき、
    Twitterでもトレンドのトップに居座り続けることとなった。


・キングテレサ姫
   …「ルイージマンション」シリーズの敵「キングテレサ」が
    上記の「スーパークラウン」によってピーチ姫化した姿。
    二次創作の「クッパ姫」からさらに派生したいわゆる三次創作である。
    テレサは元々お化けのキャラなため、
    見た目はピーチ姫が幽霊になったような感じである。
    また、テレサの特徴として「顔を合わせると照れて顔を隠す」
    があり、これをキングテレサ姫に採用したイラストも多い。

    …実際のところ、キングテレサは照れないのだが、
    それを指摘するのは野暮ってモンである。


・富田林脱走事件
   …大阪府富田林警察に窃盗、放火などの罪で逮捕されていた男が
    警察署を脱走し、1ヶ月半もの間逃走し続けていた事件。
    逃走中にも窃盗やひったくりを繰り返し、自転車を入手した後、
    「サイクリングで日本一周を目指す人」を装って淡路島や四国を一周し、
    最終的には山口県まで逃走、ここで万引きの現行犯で再逮捕された。
    男は逃走中も窃盗を繰り返していたものと思われるが、
    サイクリング中に知り合った人と意気投合して一緒にサイクリングしたり、
    親切な人の家に一泊させてもらったりと、
    コミュニケーション能力(と言って良いのかわからないが)の高さが伺われる。
    あまりにも堂々としていたため犯罪者とは思えなかったのかもしれない。
    一方の富田林警察はと言うと、脱走時の初動捜査の拙さもさることながら、
    拘留所の防犯ブザーが電池切れで作動しなかったなど、
    あまりにも杜撰な実態が明るみに出るのであった。



[10月]

・貴乃花親方引退・退職
   …元第65代横綱貴乃花親方にまつわる騒動。
    現役時代に華々しい成績を残して「若貴ブーム」を巻き起こし、
    引退後に一代年寄として貴乃花部屋を開設した貴乃花であったが、
    相撲協会との関係は良好なモノとは到底言えなかった。
    2010年に理事に当選した際には「貴の乱」と呼ばれる騒動を起こし、
    2016年の理事長選挙に落選した際には執行部から巡業部長へ異動し、
    事実上の左遷が行われるなど、話題は絶えなかった。
    2017年に元弟子の貴ノ岩に対する元横綱日馬富士の暴行事件が発覚した際、
    協会に事前連絡もなく直接警察に被害届を提出、
    協会側の聴取の要請も拒否し続けるなど、対立関係が激化。
    このときの騒動により貴乃花は協会理事を解任された。
    その後も協会に無断でテレビ出演し協会批判を繰り広げるなど、
    もはや関係修復は不可能なレベルにまで陥っていた。
    そして今年の9月、ついに貴乃花は相撲協会を退職する意思を固めたのだった。
    絶大な実績とネームバリューを持つにもかかわらず、
    このような結果になるあたり、組織、いわゆる「政治」とは恐ろしいものである。
    付け加えると、貴乃花と相撲協会の確執が深刻化した要因のひとつである、
    元横綱日馬富士の暴行事件だが、このときの被害者である貴ノ岩が
    付き人に対して暴行を加え、その責を取って引退するという事件が発生している。
    かつての「かわいがり」もそうだが、再発防止だなんだと言い続けておきながら、
    その実態は何も変わっていないということの証左となっている。


・自己責任/自己責任論
   …自己の裁量、自己の判断において為した物事において、
    それによってもたらされるあらゆる受難、困難については、
    自らがその責を負うべきである、ということを指す。
    言い方を変えると「自業自得」である。

    発端は「プロ人質」の称号をほしいままにする安田純平氏。
    安田氏はジャーナリストであり、危険な中東地域の実情を報道するという
    信念を持って現地で行動していた(と思われる)のだが、
    日本政府からは危険地域での行動は安全を担保できないと告げられていた。
    にもかかわらず、安田氏は何度も中東過激派組織に拘束されるという
    プロ人質っぷりをいかんなく発揮するのであった。
    普通の国民感情としては「日本政府に尻拭いしてもらうんじゃねーよ!」
    ってなモンである。



[11月]

・日産ゴーン会長逮捕
   …日産自動車会長(当時)カルロス・ゴーン氏の不正問題。
    今年の11月末に金融商品取引法違反の疑いで逮捕された。
    詳細としては、ゴーン氏の役員報酬額を少なくするため、
    長年にわたり実際の報酬額よりも少なく見せかけた額を
    有価証券報告書に記載する「有価証券報告書の虚偽記載」の疑いである。
    当然このような虚偽申告はいかな会長職であろうと
    単独で実行することはできないため、共犯者がいるとされ、
    日産の実質的なNo.2である代表取締役のグレッグ・ケリー氏も
    共犯および虚偽申告指示の容疑で同時に逮捕されるのであった。
    ゴーン氏が横領した金額はゆうに50億円を超えており、
    日産の社員からしたらあまりにも金額がデカすぎて実感が沸かない模様。
    現在も調査が進められており、様々な不正の実態が明るみになっていっている。


・イッテQヤラセ疑惑
   …バラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」の企画のひとつ、
    「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」にまつわる疑惑。
    今年の11月にセンテンススプリング…もとい、週刊文春が、
    「実際には存在しないお祭りをでっち上げた」とスッパ抜いた。
    具体的には「ラオスの橋祭り」や「タイのカリフラワー祭り」が
    現地には元々存在しない架空の祭りだったとのことである。
    これに対し、日本テレビおよび番組ではヤラセは否定したものの、
    視聴者に疑念や心配を掛ける事態となったとして謝罪し、
    祭り企画の当面の凍結を決定するのであった。
    ちなみに、ヤラセででっち上げられたと言われるラオスの橋祭りだが、
    現地住民からは日本人が設置したアトラクション的な扱いを受けており、
    「やってみると楽しかった」などの声が多く、概ね好評だった模様。

    話の本筋からは離れるが、私の持論として、
    これは「ヤラセ問題」ではなく「捏造問題」と言ったほうが良いと思う。
    「ヤラセ」と言うと聞こえは悪いが、言い換えれば「演出」であり、
    どんな番組でも大なり小なり「演出」はあるものである。
    対して「捏造」はまさに「本来存在しないものにもかかわらず、
    あたかも存在するものとして扱う」ということである。
    これを言い換えると「騙す」ということである。
    今回の祭り企画の疑惑については、真偽は定かではないが、
    企画主催側が視聴者を「騙した」という「捏造」ではないかと思う。



[12月]

・韓国海軍火器管制レーダー照射事件
   …2018年12月20日、日本海において韓国海軍の駆逐艦が、
    日本の排他的経済水域内にて海上自衛隊P-1哨戒機に対し、
    火器管制レーダーを一定時間、複数回に渡り照射した事件。
    火器管制レーダーとは射撃統制装置のことであり、
    簡単に言うと「射撃を実施する前の照準修正」を行う装置である。
    これが照射されたということは「射撃攻撃を行う」ということであり、
    すなわち「対空砲火を浴びせて哨戒機を撃墜する」という意志の現れである。
    この事態を受けた防衛省は韓国に対し問い合わせるも回答は無かった。
    後日、防衛省は記者会見を開き「極めて危険な行為である」と批判、
    韓国海軍もレーダーを作動させ誤射したことを認めたことから、
    韓国に対し再発防止を強く訴えていくも、
    韓国政府は「レーダー照射を行った事実はない」として主張を一転、
    日本側が事実と異なる発表をしたとして批判する行為に打って出たのである。
    いつもは事なかれ主義でへっぴり腰の日本側も、
    今回の事案に関してはさすがに堪忍袋の緒が切れたのか、
    防衛省は火器管制レーダー照射の証拠として、
    哨戒機が撮影していた動画の公開に踏み切った。
    それも(韓国の息のかかった?)メディアに対して公開するのではなく、
    「YouTubeに防衛省が直接アップロードする」という徹底っぷりである。
    どうやら相当アタマに来ていたようである。当然だが。
    この動画に対し、韓国側も事実無根の捏造として反論するが、
    日本が公開した動画があまりにもぐうの音も出ない証拠であったためか、
    現時点においても的を射ない対応に終始している。
    日本の韓国大好き(=日本大嫌い)マスメディアですら、
    韓国を擁護する点を1ミリも見出だすことができず、
    また外交問題としてあまりにも大事件であるためスルーすることもできず、
    このニュースが報道された際の(韓国大好き)コメンテーターたちは
    まるでお通夜のごとく押し黙るしかないのであった。
    当然、一般人の感情としては「国交断絶論」が出てきて然るべしである。


・マナー
   …行儀・作法を意味する言葉。英語では「Manners」。
    マナーと聞くと堅苦しい礼儀作法をイメージするものだが、
    そもそもは社会の中で人間がお互いに気持ち良く生活していくために
    編み出した知恵である。
    ある種の「空気を読む」とか「常識的に考えて」というモノでもある。
    当然ながら国や地域によってマナーは異なるため、
    ある地域では通じるマナーも別の地域では通じないといったこともある。
    一般的に浸透しているマナーの種類として、
    和食や洋食における箸やフォークなどの持ち方といった「テーブルマナー」、
    電車やエレベーター乗降時に降りる人を優先したり、
    携帯電話のマナーモードを設定したりする「パブリックマナー」、
    他には映画館では喋らない、携帯を切るなどといったマナーがある。
    また、そもそも挨拶やお礼をしたり身だしなみを整えたりするのも
    社会生活におけるマナーといえる。
    アイサツは基本であり古事記にも記されている絶対普遍のマナーなのだ。
    これを欠くと相手に対してスゴイシツレイにあたるのだ。

    …げふんげふん。
    これだけだとただマナーについて説明しただけになるが、
    ここで説明する理由としては、昨今「マナー講師」により提唱されてくる、
    「聞いたことの無いようなマイナーなマナー」が増えてきたことに起因する。
    就活やビジネスシーンにおいて、なぜそうなのか、誰が言いだしたのか、
    由緒のはっきりしない「マナー」がとみに増えてきているのである。
    例を挙げると「徳利(とっくり)は注ぎ口から注がず逆さまに注ぐ」という
    「お酌をする際のマナー」などが話題になっている。
    なお、徳利の注ぎ口は「注ぎやすいように付けた心配り」が真実であるため、
    上記のお酌をする際のマナーは少なくとも徳利を製造している側からすると
    非常に的外れな物言いである。
    こういったよくわからないマナーがマナー講師から提唱される理由としては、
    「マナー講師も商売である」という実情から来ているものと思われる。
    要は「(でっち上げだろうと)何らかのマナーを提示していかないと
    マナー講師としておまんま食い上げになってしまう」
ということである。

    なお、忘れないでいただきたいのは、
    最初にも言ったとおり、マナーとは「人間関係を円滑にするモノ」である。
    すなわち、お互いを尊重し敬意を払う気持ちに他ならない。
    「物事に作法がある」というのは事実としても、
    大切なのは「お互いを思いやる気持ち」なのである。
    だから極端な話、作法が間違っていようと、
    「思いやりの気持ち」があるならば、それで何の問題もないのだ。









な…なんとか今年も年内に更新できた…
この記事は例年は31日から即席で作っていたんですが、
毎年毎年いろいろと調べてしまうので、日付変更までに間に合うかどうか
いつもスピード勝負な感じになっちゃってたんです。
そのため、今年は実は時間のある時に記事をちょくちょく作成してまして、
31日にラクをしたいと思っていたのです。

…事前に作れたのは半分くらいで、残りの半分は結局31日に作ったんですけどね…
まあ事前に動いたといっても11月くらいまで何もしてなかったんですが…

それにしてもこの記事を書くのは実はなかなかどうしてしんどくて、
今年の前半に起こった出来事なんて今はほとんど記憶に残ってないし、
政治とか事件とかの話だとヘタなことは言えないというのもあって、
ある程度情報を集めてからじゃないと記事が作れないので、
毎回毎回めっちゃ疲れるんですよ。

それでもこのスイープ・メモリィはこのサイトが「個人ニュースサイト」であり、
私が「個人ニュースサイト管理人」であると言い張ることができる
唯一の記事になっているので、どんなにしんどくて疲れようとも、
これだけは絶対に続けていきたいですね。



とにもかくにもこれにて2018年の更新ラストです。
それでは来年またお会いしましょう。
次の更新はとりあえずアレの予定です。アレ。

テーマ : 気になるニュース - ジャンル : ニュース

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