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第1612話「スイープ・メモリィ2023」

どうもルイナです。

本日が2023年ラストの更新となります。
テキスト更新はおろか更新自体ほとんどやらなくなった今でも、
世間及び自分の中で一瞬だけ流行った言葉のメモを残しておりまして、
それに解説をつけることで今年のスイープとします。
更新してたときの大晦日は自分の書いたテキスト記事をまとめてたんですけどね…







[1月]


・異次元の少子化対策
 …岸田文雄内閣総理大臣が2023年の念頭会見で検討を表明した少子化対策を指す。
  「次元の異なる少子化対策」とも呼ばれる。
  日本の出生数および出生率は年々減少の一途を辿っており、
  岸田首相は急速な少子化に歯止めをかけなければ経済・社会は縮小し、
  社会保障の維持は難しいと危機感を表明した。
  主な対策としては児童手当の拡張、保育施設の利用制限撤廃などがある。
  一方で、異次元の少子化対策の実行には新たな財源確保が課題とされている。
  「異次元」と銘打つあたり、微妙に中二病感がありウキウキする人もいた模様。


・最強寒波
 …2023年1月下旬に全国各地を襲った記録的な寒波。
  各地域で過去最低気温を更新し、大雪による積雪や路面凍結などが相次ぎ、
  水道管の破裂や電車などの交通機関の麻痺も引き起こした。
  最強寒波の要因としては、ラニーニャ現象による偏西風の蛇行とともに、
  地球温暖化現象による大気の変動も影響したとする説もある。


・Twitter外部アプリ排除/アカウント大量凍結/「X」
 …Twitter(X)の仕様変更等にまつわる騒動。
  2022年11月に実業家のイーロン・マスク氏が当時のTwitterを買収しCEOに就任して以降、
  マスク氏は社員の大量解雇による人件費の削減など様々な改革を急ピッチで断行していった。
  そんな中、2023年1月末から2月中頃に外部アプリなどの接続障害が多く報告され、
  Twitter側の仕様に変更があったのではないかと疑われていた。
  その後、マスク氏はTwitterの外部連携アプリの開発者らに向けた規約を一方的に更新し、
  公式アプリの「代替または類似のサービス、または製品を作成すること」を禁止事項に加えた。
  この条項に基づき、外部連携アプリによるTwitterとのアクセスが半ば強制的に遮断され、
  開発者やユーザーは大混乱に陥るのであった。
  そして2023年7月、マスク氏はまたも突然Twitterの名称を変更し、
  マスク氏のお気に入りの文字とされる「X」へとその名を変えたのであった。
  「Twitter」というサービス名に愛着を持っていたユーザーはそこそこおり、
  味気も何もない「X」という1文字に変わったことは大きな不満と反感を呼んだ。
  もしも旧Twitterが最初から「X」という名称のSNSであったとしたら、
  はたしてここまで人々の間に浸透したであろうか…



[2月]


・リスキル/リスキリング
 …社会情勢の変化に伴い、新たな知識や技能、資格を取得する活動を意味する言葉。
  英語で書くと「reskill/reskilling」となり、和製英語っぽいが外来語である。
  噛み砕いて言えば「もう一度スキルを習得すること」となる。
  近年の様々な分野におけるデジタル化により生まれる新しい職業や仕事を円滑に進め、
  経済成長を続けていくためのスキル習得を目的としたものである。
  概念的には「知識を積み重ねる教育」という「スキルアップ」「リカレント教育」とは異なり、
  「既存と異なる新たな分野に立つための教育」としてリスキリング教育は用いられている。

  なお、字ヅラからネトゲ用語の「リスポーンキル」を連想しがちだが、全く関係ない。
  もちろんリス(栗鼠)をキルするわけでもない。


・スシローペロペロ事件
 …回転寿司チェーン店「スシロー」にて発生した迷惑行為。
  岐阜県のスシロー店舗内にて男性客が備え付けの湯呑みや醤油差しの
  注ぎ口を舐めるなどのイタズラを行い、
  その動画をSNS上に拡散するという迷惑行為を行ったことに端を発する。
  当然ながらあまりにも不衛生な迷惑行為であるが、これによりスシローは大きな損失を被り、
  スシローのみならず他の回転寿司チェーン店も巻き込み大きなイメージ低下を余儀なくされた。
  その後、実行者は岐阜市内の県立高校の生徒であるとの情報が流れ、
  当該高校に対する苦情や誹謗中傷の電話が殺到する事態となった。
  スシロー側は「顧客との信頼関係を損なう重大な事案」として厳正に対処していくとして、
  当事者および保護者から謝罪を受けてもなお刑事・民事の両面から厳正に対処すると発表し、
  約6700万円の損害賠償を求める裁判を大阪地方裁判所に起こしたことが報じられた。
  最終的には調停が成立し、賠償請求は取り下げられることとなった。
  この事件は当事者の行った行為から「スシローペロペロ事件」「寿司テロ」などと呼ばれ、
  その後も飲食店での迷惑行為をひけらかす愉快犯と思しき連中が続出し、
  回転寿司チェーンのみならず、外食産業全体に対し大きな影響を及ぼした案件であった。

  ちなみに、私もこの事件が発生した数ヶ月後に回転寿司屋に行くことがあったのだが、
  レーンは使われておらず、寿司を普通に注文して普通に席に運ばれるシステムになっており、
  「回転寿司とは…?」という感情に襲われたことを覚えている。仕方のないことではあるが…


・LGBT/LGBT法案
 …「LGBT」とは同性愛者などといったいわゆる性的マイノリティにあたる人々を意味する言葉。
  「レズビアン(Lesbian)」「ゲイ(Gay)」「バイセクシャル(Bisexual)」
  「トランスジェンダー(Transgender)」の4つの頭文字を取ったものが「LGBT」である。
  日本ではLGBTのいずれかに該当する人はおよそ1~3%存在するとされている。
  一般的とされる異性愛(ヘテロセクシャル)に比べれば少数派の部類であるため、
  差別や攻撃の対象とされる場合が往々にしてあり、人権的観点から問題となる場合もある。
  反面、スポーツの世界などでは身体的には「男性」に分類されるトランスジェンダーが
  「女性」として扱われ、女性の大会に出場して身体能力の差で優勝し、
  それを批判することは人道を盾に一切許されないなどといった対応から、
  騒動に発展するケースが各国で増えてきており、
  トランスジェンダーの選手を認めるべきか否かで議論が紛糾している。

  日本では2023年6月に「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する
  国民の理解の増進に関する法律」、いわゆる「LGBT法案」が可決、施行された。
  LGBTなどの性的少数者に対する理解を広めるための施策の推進に関する基本理念を定め、
  基本計画の策定などの必要な事項を定めるための法律とされている。
  基本的な考え方としては「性自認を理由とする差別は許されない」というものであるが、
  「女性だと自称する男性が女性用のトイレや公衆浴場に入ることを是としてしまう」
  という意見も挙げられており、逆にLGBT当事者にさらなる生き難さを課すといった声もある。


・コオロギ食
 …コオロギとはバッタ目キリギリス亜目コオロギ上科、コオロギ科、コオロギ亜科に属する
  昆虫の総称を指す。主な漢字表記は「蟋蟀」。
  スズムシやマツムシ、ケラなどの昆虫もコオロギと呼ぶ場合もある。
  独特の鳴き声で知られており、世界各地でコオロギを飼ってその鳴き声を楽しむ文化が見られ、
  日本でも風物詩として古典などに登場する。
  食用種としても扱われており、中国・東南アジアなどでは実際に料理に使われている。
  これがすなわち「コオロギ食」であり、将来の食糧問題の解決策の1つとして検討されている。
  タンパク質やビタミンなどの栄養素が豊富な食材と位置付けられているが、
  そのまま食べるとなると料理としての見た目が非常にアレなため、
  日本では主にパウダー状にして、カレーや煎餅、クッキーなどに混ぜる形で用いられている。

  コオロギ食に限らず、昆虫食自体は日本でも過去からイナゴや蜂の子などが食されており、
  世界的にも2013年頃から研究が進められているものであるが、「SDGs」の観点もあってか、
  日本では2022年下旬頃から急激にコオロギ食が推され始めた。
  将来の食糧問題として議論されるのがいきなりコオロギ食、のように見えたことも相まって、
  「なぜ急にコオロギ推しが始まったのか」「裏がありそう」などと怪訝な目で見られるのであった。


・ホグワーツ・レガシー
 …アクションRPG「ホグワーツ・レガシー」を指す。
  「ホグワーツ」という名称が示す通り、この作品は世界的ベストセラー小説である、
  「ハリー・ポッター」の世界をベースにした作品である。
  オープンワールドな世界観であり自由度は非常に高く、
  他の生徒との交流を深めたり、魔法を極めたり、学校や郊外を探索したりと、
  魔法使いとしての学園生活を好きなように楽しむことができる。
  原作をリスペクトしたデザインや雰囲気なども後押しし、高い没入感を得られるゲームである。

  ちなみに、強力な攻撃魔法を使いまくりゴリ押しするプレイも可能であり、
  相対した敵を一刀両断するかのごとき暴力的ムーブが重なっていった結果、
  薩摩藩士を連想させた「薩摩ホグワーツ概念」なるネットミームまで生まれることとなった。
  当然だがこの作品と薩摩は何の関係も無い。あってたまるか。


・デジタル切腹
 …オンラインゲームやソーシャルゲーム等で自主的に自分のアカウントや
  ゲームキャラクターのデータを削除する行為。
  ウマ娘「アグネスデジタル」がセプクしヲタ死することではない。
  発端は海外のゲーマーが不正行為の責任を取り自らのキャラクターを削除した際に、
  「Digital Seppuku」と表現され、これが日本にも逆輸入(?)され「デジタル切腹」となった。
  以上の経緯からデジタル切腹は不祥事の責任を取るという意味の言葉となるのであった。
  とはいえ、削除した後でもアカウントを作り直す、いわゆる「転生」もできることから、
  アカウントやキャラデータの削除だけでは責任の取り方としては甘く、
  「垢消し」で逃げただけという見方もある。



[3月]


・ChatGPT
 …アメリカの人工知能(AI)開発企業「OpenAI」が製作した対話型自動生成AIを指す。
  「GPT」とは「Generative Pre-trained Transformer」の略であり、
  「生成可能な事前学習済み変換器」という意味である。
  様々な分野の質問に詳細な回答を生成できる機能を持ち、
  中でも人間同士の対話のような回答を即興で出力できることから注目を集めた。
  自動生成AIについては上手く制御して利用すれば有益である一方で、
  生成された文章や画像には誤りや嘘が含まれている可能性も高いため、
  使いこなすには相応の専門的な知識や理解力が求められる。
  出力された回答を鵜呑みにせず批判的に確認し、適宜修正することが必要である。
  また、論文やレポートに不正に自動生成AIの文章が用いられ問題になるケースもあり、
  利用を検知することは困難であることも懸念されている。

  なお、去年採り上げた「oppAI」とは微妙に関係ない…というか方向性が異なる。


・小西文書
 …立憲民主党の小西洋之議員が公表した総務省の内部文書を示す。
  小西氏は2023年3月の参議院予算委員会にて、
  放送法が定める「政治的公平」の解釈をめぐり、2014年から翌年にかけて
  首相官邸側と総務省側でやりとりした内容を示す政府の内部文書とされる資料を公表し、
  当時の安倍晋三政権の圧力により法解釈が変更されたことが示されていると指摘した。
  放送番組の政治的公平性は「一つの番組ではなく放送事業者の番組全体を見て判断する」と
  されてきたが、2016年2月に総務省は新たな政府統一見解を衆院予算委員会に提出した。
  従来からの解釈については何ら変更はないとしつつ、
  「番組全体」を見て判断するとしても「番組全体」とは「一つ一つの番組の集合体」であり、
  「一つ一つの番組を見て全体を判断することは当然のことである」と見解を示した。
  すなわち、「政府は一つの番組で判断することも有り得る」とも解釈でき、
  放送番組の政治的公平についての事実上の解釈変更と受け止められ、
  政府が政治的公平性に干渉しかねないものとされた。
  これに対し高市早苗経済安全保障担当大臣(当時総務大臣)は全くの捏造だと述べたが、
  総務省は小西氏の文書を行政文書と認めたうえで公表した。

  小西文書は高市氏にとって痛手となる騒動であったはずだったが、
  その後の参議院憲法審査会での小西氏自身の暴言めいた発言で潮目が反転。
  そもそも内部文書を無断で持ち出し公表するという行為そのものが機密漏洩にあたり、
  国家公務員法違反に該当するのではないかという指摘や、
  小西氏の過去からの言動も相まってか、批判の矛先は小西氏に向けられ、
  小西文書騒動は有耶無耶になり沈下していくのであった。


・ギュッ
 …漫画「スーパードクターK」の続編「K2」で多用される書き文字。
  決め台詞を言う時など、キリッとした顔をするような場面で使われる。
  元々が劇画調で濃ゆい画風も相まってインパクトがあり、
  K2を象徴するワードとして定着している。
  なぜこの文字が使われているのかは不明である。
  集中線もあるので、おそらくは「ギューン!」と近づいていくイメージだと思われるが…



[4月]


・岸田首相襲撃事件
 …岸田文雄内閣総理大臣が選挙演説の応援中に襲撃された事件。
  2023年4月15日、岸田首相は和歌山県第1区の補欠選挙に自民党総裁として訪れ、
  和歌山市内の雑賀崎漁港にて応援演説を行う予定だったが、演説開始の直前、
  聴衆の中から突如男が鉄パイプ爆弾を投げ込み、岸田首相の足元に落とされた。
  和歌山県警の警備員により岸田首相が退避した直後に爆弾が爆発し、
  警察官1名と漁師1名が軽傷を負った。
  爆弾を投げつけた男は直後に地元の漁師たちに確保された後、
  和歌山県警によって威力業務妨害容疑で現行犯逮捕された。
  2022年にも安倍晋三元首相が銃撃され殺害された事件が発生しており、
  民主主義の根幹を揺るがす重大事件であると各所から反応があった。


・ジャニーズ問題/ジャニー喜多川氏性加害問題
 …芸能事務所「ジャニーズ」の創設者である故・ジャニー喜多川氏が行っていたとされる、
  ジャニーズJr.などの所属タレントに対する性的虐待に端を発する問題。
  2023年3月にイギリスBBCでこの問題を採り上げたドキュメンタリーが放映され、
  これに呼応するように某センテンツスプリング…週刊文春が記事を出した。
  4月には元ジャニーズJr.が実名を出して告発する記事も出た。
  その後も続々と証言者が出てきて、大炎上へと発展するのであった。

  ジャニー氏はジャニーズ事務所を設立して芸能業界の頂点に立ち、
  多数のアイドルを国民的な人気タレントとして押し上げた。
  また、芸能業界の多数の大物との個人的な親交も深く、業界最高峰の重鎮であった。
  その裏で、ジャニーズ事務所設立時から常習的に性加害を繰り返していたとされ、
  姉で副社長のメリー喜多川氏もこれを放置どころか隠蔽していたとされる。
  1960年代には既に週刊誌のスキャンダル本にこの問題が採り上げられ、
  1970年代にはジャニー氏の性的虐待は芸能界では事実として広く知られていた。
  1980年代には複数の暴露・告発本が出たり、週刊誌の記事にもこの話題が出たが、
  ジャニーズ側から強烈な圧力があったとされて証言は握り潰され、
  社会的な問題になることは無かった。
  1999年には某センテンツスプリング…週刊文春が糾弾記事を挙げ、
  ジャニーズ側は訴訟を行ったものの、裁判では文春側の証言が認められ、
  ジャニー氏の性加害は存在したものと認定される結果となった。
  しかし、業界においてジャニーズ事務所はあまりにも圧倒的な存在だったため、
  これを脅かそうとする日本の主要メディアなど皆無であった。
  警察に被害届を出した被害者もいたが受理されることは無かった。
  そして2019年7月にジャニー氏は他界。
  ジャニー氏が行っていたとされる数多の性加害は生前に裁かれることは終ぞ無かった。

  ジャニー氏の他界によりジャニーズ事務所の権威に翳りが見え、
  また2023年4月の告発以降どんどん実名での告発が増えていったことで、
  ジャニー氏が行ってきたとされる大規模かつ長期に及ぶ性的虐待の事実と、
  テレビ局およびマスメディアの沈黙や忖度、共犯的関係の問題が顕在化していった。
  ジャニーズのタレントを起用していた企業は相次いで契約を破棄、
  もしくはジャニーズ事務所を介さない個人契約に変更していった。
  あまりにも問題が大きくなり、沈黙し続けることが困難になったことで、
  日本のメディアも堰を切ったかのように掌を返して大々的に採り上げていった。
  2023年7月には国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会が来日し、
  多人数が性的搾取と虐待に巻き込まれ深く憂慮すべき事態であり、
  日本のメディア企業は不祥事の揉み消しに加担したと語った。
  2023年8月にはジャニーズ事務所の依頼を受けた再発防止特別チームが調査を実施し、
  調査報告にてジャニー氏の性的虐待を「紛れもない事実」と認定し記者会見を行った。
  そして2023年9月にジャニーズ事務所は記者会見を行い、
  性加害の事実を初めて認め謝罪した。
  2023年10月にはジャニーズ事務所は「ジャニーズ」の名称を廃止し、
  「株式会社SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更した。
  SMILE-UP.は被害者の救済、補償を行い、これが終わり次第廃業するとしており、
  所属アイドル、タレントは新たに設立される予定の事務所に移籍することになる。
  また、「関ジャニ∞」や「ジャニーズWEST」などといった、
  ジャニー氏の名前に由来するグループ名も改名される見通しである。


・女の吉野家
 …ファストフードチェーン店「Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)」を指す。
  スープ類を中心としたヘルシーなメニューが豊富にラインナップされており、
  顧客のほとんどが女性でありながら、一人客が多く年齢層も幅広いことから、
  同じくファストフードチェーンの「吉野家」と男女が逆転したような類似性が見られていた。
  そんな中、スープストックトーキョーが2023年4月に全店舗で離乳食を無料展開したのだが、
  これが火のない所に放火することでおなじみの某界隈の方々の逆鱗に触れたらしく、
  ちょっとした炎上騒ぎになるのであった。
  炎上自体は大した発展もせずフェードアウトしていったが、
  Twitter(X)にていわゆる「吉野家コピペ」になぞらえたコピペネタが投稿され、
  ネタツイとして拡散されていくうちに、いつしか「女の吉野家」などと呼ばれていった。
  類似ネタとして「Eggs'n Things(エッグスンシングス)は女のラーメン二郎」もある。



[5月]


・5類
 …感染症法が定める感染症の5類型のうちの1つ「5類感染症」を指す。
  感染症5類型は感染力や重篤性などに基づく総合的な観点から判定されており、
  「5類感染症」は上記観点から危険性が最も低いランクのものとなる。
  5類にはインフルエンザや麻疹、風疹、感染性胃腸炎など、
  一般的な感染症が分類されている。

  2022年11月、世界的に流行していた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を
  5類感染症に引き下げるための議論が進められた。
  新型コロナウイルスは流行当時は「2類」に相当する扱いとなっていたが、
  重症化率や死亡率が比較的低いとされるオミクロン株に移行していることや、
  ワクチン接種率の上昇、経口薬の開発などにより、
  インフルエンザと同等の扱いが可能となる条件が整ってきたことが背景として挙げられる。
  そして2023年5月8日に新型コロナウイルスは「5類」に変更され、
  それまでの行政が法律に基づく様々な要請、関与をしていく仕組みから、
  個人の選択を尊重した自主的な取り組みをベースとした対応に変更されるのであった。


・ネオジム磁石
 …ネオジム、鉄、ホウ素を主成分とする希土類(レアアース)磁石の1つ。
  「ネオジム」とは原子番号60のランタノイドに属する金属元素であり、元素記号は「Nd」。
  常温、常圧で複六方最密充填構造の結晶構造を持つ銀白色の金属である。
  上記のネオジム、鉄(Fe)、ホウ素(B)の化合物である「Nd2Fe14B」は、
  非常に強力な磁力を持つ永久磁石となり、スピーカーやヘッドホン、
  ディスクドライブや家電、自動車のモーター、DIYや模型の材料、子供用玩具など、
  幅広く利用され、磁力を必要とする様々な製品の小型化、高性能化に貢献している。
  非常に有用な材料であるが、その反面非常に脆い、熱に弱い、錆びやすいなどの弱点がある。
  また、強力な磁石であるがゆえに取り扱いを誤れば怪我にも繋がってしまい、
  中でも子供が誤飲してしまう事故が相次いでいたことから、2023年5月に経済産業省は
  「子供が誤飲する恐れのある小さな製品の製造や販売を規制する」として、
  ネオジム磁石などを使用した「マグネットセット」などの製品の規制を表明した。
  誤飲しても体内から自然排出されない大きさや磁力の娯楽用品が規制の対象であり、
  ネオジム磁石そのものが規制されたわけではなかったのだが、
  磁石メーカーが出荷停止を表明(後に撤回)するなどといった混乱が生じるのであった。


・ボルテスⅤ:レガシー
 …ロボットアニメ「超電磁マシーン ボルテスⅤ(ファイブ)」を原作とした、
  フィリピンで制作された実写リメイク作品。
  ボルテスⅤは1977年に日本で放送された5機合体モノのロボットアニメであり、
  当時のアニメとしては珍しく重厚な設定やストーリーが展開されていた作品であった。
  1978年にフィリピンで放送された際には、そのドラマ性の高さからか途轍もない人気を博し、
  視聴率50%を超える国民的作品となるのであった。
  その人気たるや、日本語が全くわからないのにもかかわらず、
  アニメのOPとEDはソラで歌えるフィリピン人が相当数存在するほどとされる。
  あまりにも人気なためか頻繁に再放送されており、
  若い世代にも普通に作品が浸透しているというとんでもない状況である。

  そして時は巡り2020年、フィリピンにてTVドラマ「Voltes V Legacy」の制作が発表。
  版権元である東映アニメーションの許諾・監修を受け、コロナ禍による延期を経て、
  2023年5月に満を持して放送を開始するのであった。
  その内容はあまりにもクオリティの高いストーリーやキャラ設定、CGの出来の良さを誇り、
  主題歌に至っては「英語やフィリピン語では曲に魔力が入らない」とのことから、
  原作に忠実なフル日本語の歌となっているなど、
  ボルテスという作品に対する愛が深すぎる凄まじいものとなっていたのであった。
  なお、制作当初は全80話の予定だったが、好評のため全90話に延長された。



[6月]


・ワグネル武装蜂起
 …2023年6月23日にロシア国内で発生した武装蜂起。
  ロシアの民間軍事会社「ワグネル・グループ」の創設者である、
  エフゲニー・プリゴジン氏が中心となったことから「プリゴジンの乱」とも呼ばれる。
  2022年から続くウクライナ侵攻の渦中にあるロシアにおいて、
  私設傭兵組織であるワグネルはロシア軍の傘下にないにも関わらず、
  ウクライナの抗戦や各国の経済制裁などで侵攻が長期化し疲弊したロシア軍を補完し、
  バフムート地域などの最前線で戦闘を行い戦果を上げ、政治的立場も向上していった。
  しかし、激戦が続き補給が滞り、ワグネル戦闘員の被害も拡大していくに従って、
  プリゴジン氏はロシア軍に対する不満を明確に表明するようになっていった。
  そして6月23日、ついにプリゴジン氏は武装蜂起を宣言。
  翌日の6月24日にはウクライナからロシア国内に反転進軍を開始し、
  電撃的な行軍により、一時はモスクワ州に肉薄するまで進行するのであった。
  ところが、6月25日未明にプリゴジン氏は突如部隊の撤収を命令し、
  ワグネル戦闘員はモスクワより撤退、プリゴジン氏はベラルーシに亡命したのであった。
  背景にはロシアと同盟関係にあるベラルーシのルカシェンコ大統領の仲介があったとされる。
  その後、プリゴジン氏はロシアとベラルーシを行き来していたが、いつしか行方が知れなくなり、
  2ヶ月後の8月23日にプリゴジン氏が搭乗したプライベートジェットが墜落し、
  プリゴジン氏を含む10名全員が死亡する事故が発生したと発表された。
  ロシアのプーチン大統領はワグネルの軍事行動に際しては「反逆罪である」と演説しており、
  それにもかかわらず突然進軍が停止し、参加者も無罪放免で収束したことは、
  あまりにも不自然な展開であり、その状況でこれまたあまりにも不自然な「事故」の発生は、
  ロシア軍による暗殺、粛清ではないかとの噂が絶えない。
  また、なぜ武装蜂起という行動に至ったのかについても、
  プリゴジン氏の死によって永遠に不明となり、真相は闇に葬られる結果となるのであった。


・タイタニック号観覧潜水艇沈没事故
 …1912年に氷山に衝突して沈没したイギリス豪華客船「タイタニック号」の沈没事故現場にて、
  その残骸を観覧する観光ツアー用の潜水艇「タイタン」が沈没した事故。
  2023年6月18日に潜水を開始した1時間45分後に消息不明となり、
  必死の捜索も空しく、5日後の6月23日にタイタンの破片と見られる構造物が発見され、
  タイタンは深海の水圧に押し潰され、乗り込んでいた5名全員の死亡が発表された。
  タイタニック号の沈没現場は水深3800mであり、1cm平方に約380kgfの水圧が掛かる。
  この水圧に耐えるため、基本的に潜水艇の居住室(耐圧殻)は真球形の構造として、
  全方向からの水圧を均等に分散させるのが基本となっているのだが、
  タイタンは円筒形の構造となっていたため、円筒の端部が水圧を均等に受けられず、
  一気に歪みが進行し瞬時に圧壊した、というのが事故の要因と報告された。


・水着撮影会中止騒動
 …埼玉県の県営公園のプールで予定されていた水着撮影会が急遽中止になった騒動。
  埼玉県営プールではグラビアアイドルやコスプレイヤーなどが参加する
  水着撮影会の会場として頻繁に使用されていたのだが、
  中学生モデルといった未成年女子も参加しているとして一部で指摘されていた。
  そんな中、2023年6月に日本共産党埼玉県議会議員団のTwitter(X)アカウントが、
  「水着撮影会が都市公園法第1条に反する」として、
  会場の貸し出しを禁止するよう県に申し入れたという旨を投稿した。
  これを受けて埼玉県公園緑地協会は水着撮影会の主催6団体に6月の開催中止を要請した。
  しかし、上記の都市公園法に明らかに違反した内容は確認できず、根拠も無かったことから、
  県の中止要請は撤回されたが、時既に遅く全団体の水着撮影会は中止となるのであった。
  これに対しては撮影会によって生計を立てるグラビアアイドルやコスプレイヤーのみならず、
  著名人や撮影会開催の裏方など各方面から批判が相次ぎ、
  特に中止要請の大元となったとされる日本共産党に対しては、
  日本国民が日本国憲法第21条で保障されている基本的人権である「表現の自由」を
  真っ向から否定するかのような要請を送り、それによる結果を党の実績としたことから、
  批判が一斉集中し、大炎上に発展する騒ぎとなるのであった。
  その後、2023年7月に埼玉県は水着撮影会開催にあたっての暫定ルールを発表。
  マイクロビキニおよび同等の露出となる水着の禁止や、
  水着をずらそうとする、過度に足を広げる、水着を着てないように見せるなどといった、
  煽情的なポーズの禁止が明文化され、イラストでも指定されるのであった。


・蛙化現象
 …心理現象の1種。
  男女との恋愛関係にて発生する現象で、主に女性に発現する。
  今まで片想いをしていた相手が念願叶って自分に振り向いてくれた途端に、
  その相手のことを気持ち悪いと思ってしまう現象である。
  由来はグリム童話の「蛙の王様」で、こちらは気持ち悪がられていたカエルが
  憧れの対象たる王子様になるという、ここでいう蛙化現象とは真逆の展開なのだが、
  同じ対象への気持ちが正反対に変化するという感情の反転から付けられたものと思われる。
  蛙化現象に陥る要因としては「両想いまでの過程が重視されていた」
  「両想いになることが目標だった」「理想と現実とのギャップを感じた」などが挙げられる。
  あくまで心理的なモノであり、カエルみたいな見た目になるなど外見が変化するわけではない。
  2023年6月頃から「相手の嫌なところを見てしまい恋愛感情が冷める」という意味で
  蛙化現象が用いられSNSなどで拡散されていったが、
  上記由来から考えると間違ってはいないが微妙にズレた使われ方である。


・サカバンバスピス
 …オルドビス紀に生息していた古代の絶滅魚。
  ボリビアとオーストラリアで化石が発掘された古代魚であり、無顎類に属する。
  名前の由来は最初に発見されたボリビアのサカバンバ(サカバンビラ)村と、
  「盾」を意味するギリシャ語の「aspis」であり、
  これらを合わせてサカバンバスピス(Sacabambaspis)と命名された。
  他の古代生物と比べても知る人ぞ知るレベルの相当マイナーな古代魚だったのだが、
  フィンランドのヘルシンキ自然史博物館に展示されているサカバンバスピスの復元模型が
  何とも言えない微妙に間の抜けたシュールな見た目と表情をしており、
  なぜかサカバンバスピスが生きていた時代と異なるデボン紀の展示場所に
  展示されていたという無駄にツッコミどころが豊富にあったことも相まって、
  2023年6月頃にTwitter(X)を中心に広範囲で流行するのであった。


・デーモン・コア
 …核分裂性物質の臨界に関する研究で用いられたプルトニウム塊の通称。
  直径89mm、重量6.2kgの球状の物体である。
  1940年代のアメリカの核兵器開発プロジェクト「マンハッタン計画」にて、
  爆縮型原子爆弾の核分裂性中心核とするべく精製されていた。
  1945年に日本に投下される第3の原爆として使用される予定だったところ、
  日本が降伏したことにより原爆としての利用は中止され、実験用に転用された。
  ところが、その後の実験にて臨界事故による研究者の死亡事故を2度も引き起こしたことから、
  球状のプルトニウム製のコアは「デーモン・コア(悪魔の核)」と呼ばれるようになった。
  2度目の臨界事故では「チェレンコフ光」に類似した青い光が放たれたというが、
  これ以降に類似の臨界実験は行われておらず、詳細は不明となっている。

  ちなみに、2度目の臨界実験をモチーフにしたと思われる、
  「デーモン・コアくん」なる自主制作アニメも存在している。怖いもの知らずである。



[7月]


・線状降水帯
 …天気予報などで用いられる気象用語。
  積乱雲が次々と発生することで線上に停滞し続ける自然現象を指し、
  極端な集中豪雨をもたらし、大きな災害を引き起こす原因となる。
  言葉そのものは2007年より定義されていたが、
  2014年8月に発生した広島市の土砂災害のときに用いられて以降、
  豪雨が予想される際に頻繁に用いられるようになった。


・電動キックボード
 …モーター駆動で自走が可能なキックボード。「電動キックスケーター」とも称される。
  2023年7月1日施行の改正道路交通法で「特定小型原動機付自転車」として分類された。
  元々の「キックボード」は地面を蹴ることで推進力とする人力の乗り物だが、
  電動キックボードはその名の通り搭載したバッテリーからの給電により
  内蔵モーターを駆動させることで走力を得る仕組みの乗り物である。
  いわゆる「原動機付自転車(原付)」のキックボード版である。
  軽くて折り畳みが可能なものが多いため、持ち運びしやすいという利点がある。
  反面、タイヤサイズが小さくなるためちょっとした段差で躓きやすく、
  転倒事故が頻発するという難点がある。
  電動キックボードは道路運送車両法では「原動機付自転車」として扱われるが、
  道路交通法では電動アシスト付自転車と同様の「自転車」として扱われており、
  満16歳以上であれば無免許でも公道を走行できるなど、
  交通ルールは変則的なものとなっている。
  電動キックボード自体は原付と同じ分類となるため、
  専用ナンバープレートの登録や軽自動車税の納付、自賠責保険の加入は必須であり、
  無登録無保険車両の走行は違法である。もちろん飲酒運転もダメゼッタイ。


・ビッグモーター不正問題
 …中古車販売企業「ビッグモーター(BIGMOTOR)」が起こした様々な不祥事にまつわる騒動。
  ビッグモーターは販売、買取、車検、修理、板金塗装、損害保険、リースなど、
  自動車に関するサービス全てに対応する店舗を全国展開しており、
  2016年には関西人には馴染みの深かった中古車屋である
  「ハナテン中古車センター」のハナテンを子会社化し、吸収合併している。

  ビッグモーターは2022年頃から違反が頻出し、国土交通省・地方運輸局から、
  立入検査や車検場指定取り消しなどの行政処分を下されていたが、
  2023年7月頃から様々な不祥事が大々的に採り上げられていった。
  損害保険会社「損保ジャパン」と示し合わせたとされる
  修理費水増しによる保険金不正請求や、下請け会社への値下げ強要など、
  不祥事が相次いで報告された。
  社員への罰金や残業未払い、暴言などのパワーハラスメントを行っていたりと、
  枚挙に暇がなさすぎるような状態であった。
  現在は店舗縮小や出店取り止めが相次ぎ、新入社員の採用活動も停止している。

  上記の通り様々な不祥事を立て続けに報告されたビッグモーターだが、
  その内容はあまりにも杜撰、お粗末かつネタに溢れまくっていた。

・ビッグモーター店舗前街路樹枯死案件
 …全国各地のビッグモーター店舗前の街路樹が不自然に枯れていた案件。
  2022年夏に群馬県のビッグモーター太田店前で街路樹が不自然に枯れており、
  原因を特定するための土壌分析で除草剤の成分が検出された。
  何者かが人為的に公共物である街路樹を枯らせた器物損壊の可能性があるとして
  警察に被害届が出されたが、当時は詳細不明であった。
  だが2023年のビッグモーター不祥事に絡んで他の店舗の状況を確認すると、
  同じように不自然な街路樹の枯死や撤去の痕跡が次々と発見された。
  除草剤の他にもノコギリで伐採したり、ガスバーナーで焼いていたものすらあった。
  この背景にはビッグモーター副社長(当時)兼重宏一氏と側近らによる店舗査察、
  通称「環境整備点検」に基づく恐怖政治的な行為によるとされる。
  なお、用いられた除草剤はフマキラーの「カダン除草王」であると特定され、
  全国のホームセンターで「ビッグモーター実証済み」と宣伝され売上が爆発的に増加、
  フマキラーの株価が大きく押し上がるという妙な副次効果が発生した。

・ビッグモーター車両故意破損案件
 …全国各地のビッグモーターにて行われていた悪質な車両故意損壊案件。
  破損していない箇所を故意に破損させた後に修理することで、
  修理費を水増しし保険金を不正に請求する目的であったとされる。
  事例として「靴下にゴルフボールを詰めてブン回していた」というものもあり、
  不祥事が発覚した際の記者会見にて兼重宏行社長(当時)が、
  「ゴルフボールで傷つける。許せません。ゴルフを愛する人への冒涜です」
  などと発言し、案の定というかなんというかSNSでは、
  「ゴルフじゃなくて車を愛する人への冒涜だろ」などとツッコミが殺到した。

・ビッグモーター副社長構文
 …ビッグモーター副社長(当時)兼重宏一氏によるLINEでの発言。
  2023年7月28日のFRIDAYの記事にて兼重宏一氏のLINEが流出し、
  そこには「教育」と「死刑」をマシンガンのように連呼しただけの暴言と、
  これに対する部下たちのコピペのような返信が載せられていた。
  一般人の感性からはあまりにもかけ離れた攻撃性と、
  無駄にリズム感のある単語のチョイスが余りにも大きなインパクトを残し、
  あっという間にネットミームと化し、構文としてネタ化するのであった。
  部下の返信は一様に「大変申し訳御座いません」となっており、
  漢字と平仮名の使い分けにも「厳しい指導」があったものと伺える。
  また、「教育」を意味する英語「education」と「死刑」を意味する英語「execution」で
  韻を踏んでいると言う説もあるが、実際にそういう意図があったかは不明である。


・コミュニティノート
 …X(Twitter)の投稿に背景情報を書き込む機能を指す。
  誤解を招きそうな内容の投稿に対し補足情報を追記できる機能である。
  コミュニティノートの協力者として登録したユーザーが情報を追記し、
  十分な数の評価が集まると当該の投稿に表示される仕組みとなっている。
  デマの拡散防止やファクトチェックを目的とした機能ではなく、
  あくまで「誤解されやすい情報に背景情報をつけるだけ」が基本方針である。
  とはいえ実際のところはデマ情報に対しファクトチェックをするような使われ方がほとんどであり、
  言動に問題点があるような人に対する抑止力として働いているケースが散見されることから、
  「イーロン・マスク氏が断行した仕様変更で唯一の功績」とまで言われるのであった。


・弱者男性
 …この世の大多数の男性を指す言葉。
  「弱者」の定義は曖昧だが、主には収入、容姿、コミュニケーション能力が優れていない、
  恋人や配偶者がいない、発達障害や精神疾患を患っている、などが挙げられる。
  弱者の類義語としては「負け組」などがある。
  これだけなら男性にも女性にも当てはまる概念なのだが、
  女性の場合はいわゆる「フェミニズム」などの概念もあり社会的にも協力的であるが、
  男性の場合はそうならない場合が多く、むしろ余計に風当たりが強くなる傾向が見られる。
  あまりこういうことを言いたくは無いが、例えば男性が何人過労死しても表に出てきにくいが、
  女性(若ければ尚更)が1人でも過労死すればそれは大きな社会問題として扱われる。
  日常生活においても、レディースデーや女性専用車両はあってもその逆は存在しない。
  メディアは「女性・女子高生にも人気」と宣伝するが、その逆は聞いたことがない。
  一般人的尺度において女性に比べて男性の「価値」は低く見積もられているのである。
  古来より「男尊女卑」という考え方があるが、巡り巡って現代では逆転しているのである。
  その原因として、「男性は女性に比べて強くて当たり前」という認知バイアスなどがある。
  ジェンダーフリーが叫ばれる世の中であるが、深層の固定観念は根深く残っているのである。
  特に30代後半以降の、一般的に「おじさん」と呼ばれるような男性は悲惨の一言である。

  そんな圧倒的に低いカーストに位置し、下手すると「人間」とすら見なされない場合すらある
  弱者男性にとって、振り向いてくれる女性はまさに女神の如き存在と認識される。
  主にはアイドルやモデルの女性、いわゆる「オタサーの姫」などもこれに該当し、
  これらは総じて「弱者男性の姫」などと呼ばれている。
  こじらせた弱者男性は「姫」にガチ恋してしまい厄介な状況になる場合もある。
  一例としては、ウェザーニュースのお天気キャスターの檜山沙耶さんが、
  オタク気質な男性が喜ぶような言動(コスプレなど)をしていたため、
  ネット上で「弱者男性の姫」として扱われ、熱狂的な男性ファンを獲得していたが、
  檜山さんに付き合っている彼氏がいると判明した途端に多くの男性ファンが離れ、
  中にはアンチに寝返る者まで発生し、ウェザーニュースの株価が下がる事態にまで陥った。
  個人的な意見としては、弱者男性の境遇には同情するところもあるが、
  弱者男性が弱者男性と揶揄されてしまうのは「そういうとこやぞ」という感覚もある。



[8月]


・ハワイ山火事
 …2023年8月にハワイ・マウイ島で発生した大規模な山火事。
  アメリカで発生した山火事としては過去100年で最悪の被害を出した。
  原因は送電線の断線により発生した火花とされ、
  「地球沸騰化」とも呼ばれる世界的な異常気象による異常乾燥や、
  当日はハリケーンによる強風が発生していたことも要因の1つとされる。

  余談だが、ソーシャルゲーム「Fate/Grand Order(FGO)」にて
  同時期に行われていた期間限定イベントで、間の悪い(?)ことに
  「ハワイで大規模な火事が発生する」というシナリオがあった。
  現実の山火事の被害が洒落にならないこともあってか、
  FGO公式が山火事やシナリオ内容に対し急遽コメントを出したのであった。


・LK-99
 …常温常圧下において超伝導を起こすと報告された物質。
  …だったが、後の検証にて常温超伝導体ではないと判明した。
  LK-99は韓国の研究チームにより開発された物質で、
  名称の由来は発見者の頭文字と年度(1999年)を合わせたもの。
  LK-99の化学式は「Pb10-xCux(PO4)6O」となるとのことで、
  硫酸鉛の一種であるラナルカイト(Pb2(SO4)O)とリン化銅(Cu3P)を、
  mol比1:1の割合で粉砕し925℃まで加熱すると形成されるとしている。
  現状、物質の超伝導の最高温度は約250K(-23℃)であり、
  それも大気圧の約100万倍にあたる170GPaという超高圧下という条件下のため、
  常温常圧下で超伝導となるLK-99に対しては驚愕とともに、
  発表当初から懐疑的な反応が示されていた。
  現時点において、LK-99に常温常圧超伝導の性質は証明されていない。


・熊被害
 …熊(クマ)による人間や家畜の被害を指す。
  2023年は熊による被害が全国で報告され、過去最悪の件数となった。
  熊には凶暴なイメージがあるが、基本的には雑食であり、
  主に野草や木の実、昆虫などを食べている。
  ところが、獣肉を食べてその味を覚えると異常に執着するようになり、
  野生動物や人間を襲うようになると言われている。
  熊は警戒心が強く、人間がいる場所に近寄ることは滅多に無いが、
  肉の味を知った個体はそれを求め人里にまで下りてくるようになる。
  家畜や人的被害を防止するため、このような熊はたびたび駆除されているが、
  動物愛護の観点から批判が寄せられることも多々あり、
  社会問題に発展している状況である。
  背景には人間による生態系の破壊や操作があるとされ、
  野生動物との共生共存という観点は尊重されることではあるが、
  実際に被害を受けている状況では綺麗事を言っている場合ではないという事情もある。
  批判を寄せるような人物は熊被害を受けることのない安全圏にいるという状況もあり、
  現実を見ていないと逆に批判されていたりもする。


・oso18
 …約5年にわたり家畜を襲撃していた羆(ヒグマ)のコードネーム。
  北海道東部の川上郡標茶町オソツベツで目撃され、
  前足の幅が約18cmと推定されたことから命名された。
  ヒグマとしては平均的な体格だが、警戒心が異常に強く滅多に人前に姿を現さず、
  神出鬼没な様子から「忍者グマ」とも呼ばれていた。
  2019年から家畜に被害が出始め、2021年には被害が広域化したことから、
  OSO18の駆除のための対策が講じられてきた。
  熟練のハンターやヒグマの専門家をもってしても痕跡すら見つからない状況であったが、
  2023年7月末、とあるハンターによりOSO18と認識されずに駆除され、
  熊肉として解体処理されたことが発覚した。
  残されていた骨や牙を分析した結果、植物を食べていた痕跡はほとんど無く、
  肉ばかりを食べていたようだが、駆除された際には十分に餌を摂っておらず、
  栄養不足に陥り衰弱していたとのことである。
  なお、駆除が報告された際にはやはり抗議の電話が殺到したが、
  そのほとんどは都心など北海道外からのものであった。


・チュニドラ
 …プロ野球中日ドラゴンズの略称…というかやや蔑称。
  某5chにてスクリプト攻撃からの回避のため、やきう実況のスレタイが暗号化され、
  2023年7月23日の広島戦で「中日」から「チュニジア」へと置き換えられたのが初出である。
  いつしかそれが「チュニドラ」へと変わっていき、
  ここ数年の立浪監督が采配を採るようになってからの中日の、
  あまりにもネタにまみれた内容からいつの間にか定着した。
  やたらと語感が良く非常に使いやすい。
  この他にも中日はネタを大量に提供しており、某なんJ・なんGやSNSでいじられまくっている。
  以下にそのネタっぷりの一部を示す。

・ズンゴラド
 …プロ野球中日ドラゴンズの蔑称。
  2023年6月17日の日本ハム戦の試合前のイベントにて、
  「ドラゴンズ」のそれぞれの文字のプラカードを掲げていたのが、
  裏から見ると「ズンゴラド」の並びになってしまったことに由来する。
  数ヶ月後に「チュニドラ」が爆誕したため使用頻度は低下した。

・タッツ
 …立浪監督を指す言葉。…というよりかなり蔑称寄りの呼称。
  某なんJ・なんGでよく見られる「○ッ○」系統の呼称で、
  元ネタは東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)の小笠原道大三軍打撃コーチが
  現役時代に呼ばれていた愛称「ガッツ」…を元にした蔑称「カッス」である。
  また、往年の名作野球漫画「タッチ」のアニメOPの替え歌を指す場合もある。
  もちろん立浪監督時代の中日を揶揄したようなネタが満載の替え歌である。
  なお真偽は不明ではあるが、中日の選手たちもタッチの替え歌「タッツ」の動画を
  視聴していたというウワサがある。
  ちなみに、アニメ「【推しの子】」のOP「アイドル」の替え歌「カントク」もある。
  もちろん立浪監督時代の中日を揶揄したようなネタが満載の替え歌である。

・キックボス
 …立浪監督の蔑称。
  由来は北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督が、
  2022年に登録名として使用していた「ビッグボス(BIG BOSS)」から。
  2023年6月16日の日ハムとの交流戦にて、日ハムの攻撃中、2死1・3塁の状況で、
  日ハムは「フォースボーク」という戦術を決めた。
  フォースボークとはトリックプレーの一種で、ピッチャーが1塁に牽制した瞬間に、
  3塁ランナーが本塁盗塁を狙う戦術である。
  ピッチャーはプレート(投手板)を外さずに牽制動作を始めたら必ず送球しなければならず、
  これを途中で中断するとボーク(塁上走者が1つずつ進塁するペナルティ)となる。
  ボークを誘発させるという意味からフォースボークと呼ばれている。
  たびたびトリックプレーを行う新庄監督の策にまんまとハマった格好となり、
  怒り心頭に発した立浪監督はベンチに置いてあったゴミ箱をおもいっきり蹴り飛ばして
  ベンチ裏に消えていき、中日の選手たちは驚きながら立浪監督を見ていたのだが、
  その姿が観客のカメラに捉えられ拡散されてしまうのであった。

・打つ方はなんとかします
 …立浪監督が2021年オフの監督就任会見で発した言葉。
  中日ドラゴンズのホーム球場であるバンテリンドーム(ナゴヤドーム)は非常に広く、
  投手有利の打者不利な球場なこともあったが、
  それを差し引いても中日は打撃面が貧弱であり、長年の間課題となり続けていた。
  そのような背景から立浪監督は貧打の解消を宣言するのであった。
  しかし2022年のシーズン成績は例年を下回る低調さで終わり、
  「打つ方は難と化します」などとネタにされた。
  なお、立浪監督2年目の2023年シーズンはさらに貧打に拍車が掛かっていた。

・5位に終わるチームではない
 …2022年の年頭に立浪監督が発した言葉。
  「打つ方はなんとかします」と宣言し、2021年シーズンの防御率は良かったことから、
  インタビューにて「5位に終わるようなチームではないと思いますし」とコメントした。
  ところが2022年、2023年シーズン共に貧打にあえぎ最下位(6位)に沈み、
  「確かに5位では終わらなかった」「有言実行」などと揶揄されてしまった。

・こんにちは、おバカさん
 …立浪監督が発したとされる言葉。
  中日ドラゴンズは2023年シーズンも低迷が続き、最終的に最下位に沈んだ。
  その要因として立浪監督が選手のモチベーションを削ぐ発言を多くすることにあるとされた。
  そのうちの1つが、中日の選手が球場で立浪監督に挨拶したときに返した、
  「こんにちは、おバカさん」という発言である。
  なお、この発言はスポーツ新聞の記事内での話であり、
  本当に立浪監督がこんな言葉を発したかどうかは不明である。

・戦う顔をしていない
 …現横浜DeNAベイスターズ京田陽太選手に対する評価。
  中日ドラゴンズに所属していた2022年シーズンの京田選手は開幕から打撃不振に陥り、
  守備面でもエラーをするなど精彩を欠き、試合中に二軍へ強制送還されたりもした。
  その時の立浪監督のコメントが「戦う顔をしていないんで」だった。
  コメント自体は京田選手の状態からも然程おかしなものではなかったのだが、
  「戦う顔」というフレーズのインパクトが凄まじく、ネットミームとして定着した。
  現在ではエラーや怠慢プレーをした選手に用いられることが多く、
  逆に好プレーをした選手に対しては「戦う顔をしている」と応用されている。

・お前、変わらんかったな
 …立浪監督が2022年オフに京田選手に対し言い放った言葉。
  2022年シーズンで二軍落ち後、再び一軍に戻ってきた京田選手は、
  「戦う顔をしていなかったら言ってください」と自虐ネタにしていたが、
  新型コロナ感染もあり再度二軍落ちし、不振からの脱却は叶わなかった。
  そしてシーズンオフに京田選手は横浜にトレード移籍することが決定、
  その際に立浪監督が京田選手に最後に言った言葉が「お前、変わらんかったな」だった。
  京田選手は立浪監督の親心と受け取っていたようだが、
  あまりにも語気が強く緊迫感が半端ないフレーズだったことから、
  某なんJ・なんGは恐怖に震え上がったのであった。
  現在では低調な選手や鳴かず飛ばずの選手に対して用いられることが多く、
  逆に移籍などで成績が良くなった選手に対しては「お前、変わったな」と応用されている。
  ちなみに京田選手は横浜に移籍した2023年オフに現状維持の年俸で契約更改している。

・脱浪
 …中日ドラゴンズから移籍、退団することを指す。
  読みは「ダツナミ」。要するに立浪監督の影響下から脱することを意味する。
  京田選手が横浜にトレード移籍した一連の顛末から生まれた言葉である。
  移籍直前の京田選手の顔が満面の笑みだったこともネタに拍車をかけている。

・バトルフェイス
 …「戦う顔」の直訳。
  上記の一連の出来事から、主に京田選手に対して用いられる。
  横浜移籍後も戦う顔・バトルフェイスは京田選手の持ちネタになっており、
  「バトルフェイス京田」などと呼ばれている。
  また、京田選手のプレーは下記のものも含め「バトル〇〇」と呼ばれることが多い。
  ちなみに横浜は京田選手が「戦う顔をしていない」と言われた時の対戦相手である。

・バトルブロック
 …京田選手が2023年8月18日の阪神タイガース戦で行ったプレー。
  阪神攻撃時、1塁ランナーが盗塁を試み京田選手がベースカバーに入った際に、
  京田選手が2塁ベースの前に足を出して座り込むように滑り込み、
  ベースをブロックしたように見えたプレーである。
  判定はリクエストもありアウトとなったが、阪神の岡田彰布監督は激怒し、
  猛抗議を行ったが判定は覆らず、そのまま阪神は敗れるのであった。
  岡田監督の激怒に同調して球場にいた阪神ファンも大激怒。
  一部の暴走した観客がフィールドにゴミを投げ込むなどの問題行動にも発展した。
  このプレーは捕球動作の流れから発生した不可抗力の行為であるとして、
  走塁妨害にはならないとの解釈だったが、
  京田選手は過去にも同様のプレーを行っていたことが判明し、常習性が疑われることとなった。
  その後岡田監督はNPBに意見書を提出し、協議の結果、
  「同様のプレーは走塁妨害にはならないがセーフとする」と解釈が変更された。
  この一連の出来事から、京田選手の上記プレーは「バトルブロック」と呼ばれ、
  さらにこのバトルブロックに対する解釈変更は「京田ルール」と呼ばれるのであった。
  なお、バトルブロックのようなプレーは非常に危険な行為であり、
  走塁側も守備側も怪我をする可能性があるため、絶対に真似してはいけない。

・近藤の62球
 …中日ドラゴンズ近藤廉投手が受けた仕打ち。
  2023年8月25日の中日対横浜戦にて、中日が劣勢となり大差がついた9回表に、
  育成出身で2年ぶりに一軍昇格したばかりの近藤投手が登板したが、
  2アウトまではこぎつけたもののあと1つのアウトが遠くなり、安打や四球を連発。
  この回だけで打者16人の猛攻を受けた結果、1イニングで62球も投じることとなり、
  10失点(自責点8)を喫し、防御率はこの登板だけで72.00となってしまった。
  試合後の立浪監督のインタビューでは「酷なことをした」と発言したうえで、
  「勝ちパターンの投手しか残っておらず代えようがなかった」と明かされたが、
  敗戦処理とはいえ、若手の投手が打ち込まれているにもかかわらず、
  中日ベンチからは投手交代をしようとする動きどころか気配すら全く見せず、
  いわゆる「晒し投げ」のような状態で孤軍奮闘させ続け、
  結局3アウト目を取るまで近藤投手を交代させなかった立浪監督の采配に対し、
  中日ファンのみならず他球団のファンですら物議を醸すこととなった。
  対戦相手として活躍しこの日のヒーローに選出された横浜のトレバー・バウアー投手も、
  自らのヒーローインタビューが始まる前に先に近藤投手を気遣うぐう聖発言をした。

  なお、立浪監督は次の日の8月26日に近藤投手を含む、
  この試合で登板した投手全員を登録抹消し2軍落ちに処した。
  しかも真偽は不明ではあるが、2軍練習にて外野のポール間走を2日間で200本課せられ、
  それを片岡篤史2軍監督以下中日コーチ陣の誰も止めなかったという話が出て、
  あまりにも前時代的で酷な対応であるとの声が挙がるのであった。
  近藤投手については挽回のチャンスも無いままシーズンが終了して自由契約となり、
  このまま現役引退となってしまうことが危惧されたが、最終的に育成再契約となった。

・足引っ張るのは得意みたいですけど、綱引っ張るのは下手みたいですね~!
 …中日ドラゴンズ柳裕也投手の発言。
  2023年11月25日の中日のファンフェスタの催し物の1つの綱引き対決にて、
  シーズン中に貧打にあえぎまくり投手陣の足を引っ張りまくった打者陣に対して発した、
  あまりにもぐう畜な発言である。
  ただし、柳投手の2023年の成績は勝敗こそ4勝11敗と大きく負け越してしまったものの、
  規定投球回数に到達し、防御率2.44はセ・リーグ6位の好成績であり、
  登板した試合の援護率は1.99(後半戦に限った場合は援護率0.49)であった。
  典型的な打者陣のムエンゴに泣かされたシーズンであり、
  まさに柳投手には言われても仕方ない発言であった。

・なぜ竜を殺した
 …漫画「竜送りのイサギ」の主人公「櫛灘イサギ」の台詞。
  名将として知られる将軍「須佐タツナミ」が竜殺しを行ったことに対する感想である。
  当然ながら野球とは一切関係のない漫画なのだが、そのタイトルや「タツナミ」という名前、
  「竜を殺した」などのワードから、中日ドラゴンズおよび立浪監督を連想する読者が続出。
  某なんJ・なんGでは「戦う顔をした漫画」などと評価され、
  漫画が掲載されているサンデーうぇぶりの感想欄でも
  中日や立浪監督をネタにした読者の感想があふれ返る事態となるのであった。
  ちなみに作者の星野真先生は野球についてはほとんど知らなかったようで、
  中日ネタにまみれたコメント欄に困惑していた。
  漫画についても中日や立浪監督を想起させる展開やワードは全くの偶然とのことである。

・令和の米騒動
 …中日ドラゴンズで発生した死活問題。「セルフ兵糧攻め」とも呼ばれる。
  2023年8月3日の試合前、突如として立浪監督が白米を食べることを禁止し、
  1軍選手から日本人の主食たるごはんが召し上げられてしまうのであった。
  立浪監督が白米を禁止した理由として、夏場に細川成也選手が調子を落とした際に、
  食事制限を課したところ復調したため、チーム全員にも一律に適用したとのことである。
  野球選手に限らず昨今のプロスポーツ選手は管理栄養士の指導があるもので、
  その中で選手は食事をとっているのだが、いきなり「白米禁止」の張り紙がされ、
  炊飯器が撤去されてしまう状況に、選手たちは驚きと共に絶句するのであった。
  この事態に対し、抑えとして奮闘していたライデル・マルティネス投手が強く抗議した結果、
  投手陣にだけは炊飯器で白米が提供されることになるのであった。

  この令和の時代に発生したとはとても考えられないようなトンデモ内容だったことから、
  当初はガセネタの類だと思われていたが、中日の球団公式YouTube動画にて、
  「今日食堂入った時に米が無かったので、今日は米米CLUBではなく米なしCLUBで」
  などといった発言がされたシーンが公開され、某なんJ・なんGのみならず、
  やきう民の間で大々的な話題に発展し、一大ムーブメントとなるのであった。
  ちなみに上記の米なしCLUB発言をした石垣雅海選手は、
  立浪監督の逆鱗に触れてしまい干され気味の扱いを受けるようになり、
  円陣では立浪監督の行動をネタにするような発言は禁止されたとのことである。

  白米が禁止されて以降、中日打線は奮起した…はずもなく、低迷が続いていた。
  約1ヶ月後の9月に出た週刊誌の記事では選手のみならず、
  裏方スタッフや球団幹部まで白米を禁止されているとのことであった。
  その後、シーズン終了後のインタビューにて、立浪監督本人からこの騒動について言及され、
  試合が始まる直前に大量にごはんを食べる選手がおり、体が動かなくなることを危惧したため、
  試合前の白米は取り上げ、試合後に食べるようにさせた、とのことである。
  あまりにも世間にこの騒動が広まりすぎてしまった結果、
  中日選手出演のトークショーなどで「自分たちはお米があまり食べられない」などと
  自虐ネタにする選手もちょいちょい出てくるのであった。

・あなたがドラゴンズで満たされる毎日
 …上記のように大量の中日ネタにあふれ話題に事欠かない状況を指す言葉。
  「あなたがチュニドラで満たされる毎日」とも呼ばれる。
  某なんJ・なんGではほぼ毎日なにかしらの中日関連スレが立っている模様。
  米騒動など大きな話題があった場合は「満たされている…」とも評される。
  元ネタは2018年の開幕前に流れたスカパー!プロ野球によるCMの
  中日ドラゴンズ版のキャッチコピーである。
  あくまでCMで作成されたキャッチコピーであり、中日の公式スローガンではない。



[9月]


・アレ
 …アレとはアレのことである。
  ここでは主にプロ野球阪神タイガース岡田彰布監督の発言を指す。
  「そらもうアレよ」などといった形で多用される。
  岡田監督がインタビューなどで話す発言は独特の言い回しが多く、
  補完が必要なレベルの難解なコメントはもはや外国語の領域とまで言われており、
  岡田監督の(非公式の)愛称「どんでん」にちなみ、「どんでん語」「どんコメ」とも呼ばれる。
  特にキャッチーかつ多用される発言は「どんでん語録」としてまとめられている。
  本来アレの意味は文脈に左右されるが、2022年オフに2度目の阪神監督に就任して以降は、
  「(ペナントレース)優勝」を置き換えた言葉として定着し、選手やファン、メディアも多用した。
  そして2023年の阪神のスローガンは「A.R.E.」である。
  「Aim! Respect! Empower!」の略で、
  「目標に向かい敬意を持ってパワーアップする」という意味とのこと。
  ややこじつけ感のある後付けの言葉とか言ってはいけない。そういうものである。

  阪神タイガースの2023年シーズンは後半戦に快進撃を続け、
  2位の広島東洋カープに11.5ゲーム差をつける圧倒的な戦績を残し、
  セ・リーグのアレ、すなわち優勝に輝いた。
  続くクライマックスシリーズも広島を歯牙にも掛けず圧倒し日本シリーズに進出。
  同じく2位以下に圧倒的な差をつけパ・リーグを3連覇したオリックス・バファローズと
  「アレのアレ」、すなわち日本一をかけて対戦した。
  阪神とオリックスは同じ関西の球団であるとともに、チームカラーや戦力、
  ペナントレースでの戦いっぷりなど、ありとあらゆる指標で互角の様相を呈しており、
  戦前の展開予想も拮抗し第7戦まで縺れると予想する人がほとんどであった。
  果たして日本シリーズでは第6戦まで互いに3勝3敗、
  1・2戦、3・4戦、5・6戦の点差が交互に入れ替わるような展開で、
  互いに同じ総得点数(23点)となるなど、文字通りの全くの互角の戦いを演じるのであった。
  そして最終戦の第7戦で阪神が突き放し、37年ぶりの日本一に輝くのであった。

  なお、2024年の阪神のスローガンは「A.R.E.GOES ON」に決定した。
  2023年の戦いを引き継ぎ、継続するという意図である。
  アレゴーズおーん


・スイカゲーム
 …Switchのパズルゲーム「スイカゲーム」のこと。
  発売日は2021年12月9日で、値段は240円。
  ボックスの上からフルーツを落としていく、いわゆる落ちもの系のパズルゲームである。
  同じフルーツを接触させると合体(?)して1ランク上のフルーツに変化する。
  これを繰り返していき、最終的に最高ランクのフルーツであるスイカの生成を目指す。 
  フルーツが積み上がりすぎてボックスから溢れてしまうとゲームオーバーである。 
  2023年9月頃に配信者がプレイしたことがきっかけで唐突に流行し、
  Switchダウンロードソフト人気ランキングでトップに躍り出るのであった。
  シンプルなデザインのゲームであり、パロディゲームも多数作成されている。


・島二郎
 …漫画「なんか小さくてかわいいやつ(ちいかわ)」のキャラ「島二郎」を指す。
  「島編」にて初登場し、「セイレーン」が住む島の森の奥で飲食店を営んでいる。
  店の名前も「島二郎」。「貝汁」が名物とのこと。
  元ネタは関東圏にて展開されているラーメン屋「ラーメン二郎」と思われる。
  人間のような姿で口ヒゲを生やしており、いわゆる「定食屋の大将」みたいな造形である。
  仲間をセイレーンに連れ去られたちいかわを介抱して協力したり、
  セイレーンと対峙した際にはどこぞの魚人空手を彷彿とさせる技を繰り出したりと、
  ぐうの音も出ない善人かつアクの強さも併せ持つキャラクターである。


・フリーレン構文
 …漫画およびアニメ「葬送のフリーレン」を元にしたネタ。
  主人公「フリーレン」は長命のエルフという設定であり、
  エルフと比較すると短命である人間とは人生感が異なることから、
  しばしば人間の感性とはズレた言動をする。
  これはこの作品のテーマの1つでもあるが、漫画読者やアニメ視聴者のうちで、
  そのズレをネタとした「フリーレン構文」というネットミームが生まれた。

・フェルン、それはさすがに嘘だよ
 …漫画「葬送のフリーレン」の主人公「フリーレン」とその弟子「フェルン」のやりとり。
  フリーレンは1000年以上を生きているエルフであり、人間とは時間感覚がズレているため、
  人間感覚ではそこそこ昔の出来事を最近のことのように認識してしまうというものである。
  フェルンが10年以上前の話題を出し、フリーレンが「それは去年だよ」という感じである。
  原作漫画にこのようなやり取りは無く、とあるX(Twitter)ユーザーが
  なんとはなしにつぶやいたコメントが元になっているらしい。

・旅の途中で〇〇を知ったんだよ
 …月刊コロコロコミック2023年11月号の企画である、
  漫画「葬送のフリーレン」「ベイブレードX」「運命の巻戻士」の3作品のコラボ漫画にて、
  葬送のフリーレンの主人公「フリーレン」が言った台詞。
  何故かベイブレードXの大会に参加していたフリーレン一行に対し尋ねられた際に、
  「人間を知るために旅をしていて、旅の途中でベイブレードXを知ったんだよ」と回答し、
  続けて「ベイブレードの大会で優勝すれば人間のことがわかるでしょ」と答えた。
  あまりにも強引すぎるパワープレイな理由付けであったことから、
  どんなモノでもフリーレンと絡めた自由な導入に使える改変ネタと化すのであった。

・アウラ、〇〇しろ
 …漫画およびアニメ「葬送のフリーレン」のキャラ「断頭台のアウラ」に対する命令。
  アウラは「服従の天秤」で自分と相手の魔力を天秤にかけ、
  自分より魔力が劣る側を操る「服従させる魔法(アゼリューゼ)」を使う。
  魔王直属の「七崩賢」のひとりとして数えられる幹部クラスの魔族で、
  膨大な魔力を持ち、「服従させる魔法」をもって相手を圧倒していたが、
  アウラを遥かに上回る魔力を持った主人公「フリーレン」と相対した際には、
  アウラが「魔力が劣る側」となり、「服従させる魔法」がアウラ自身に発動。
  逆にフリーレンに操られたアウラは「自害しろ」と命令され、
  断頭台の二つ名が示す通りに自らの手で自らの首を落とすのであった。

  アニメでこの場面が放送された後、アウラに命令をするネタイラストが爆発的に増加。
  改変ネタとして様々な行為やネタっぽい行動を無理矢理させられてしまうのであった。
  アウラがここまでネタキャラとして昇華したのはそのビジュアルや性格が
  典型的な「メスガキ」であり、メスガキに対して命令し強制行動させるという構図が、
  いわゆる「メスガキわからせ概念」に完璧に当て嵌まったからだと思われる。


・ドリトライ構文
 …漫画「ドリトライ」の主人公「大神青空」の台詞を元にしたネタ。
  青空の父親である「大神夕日」との拳闘勝負の際に一度は倒れかけたものの、
  仲間の支えにより心の強さを呼び戻し、再戦を挑もうとして立ち上がり、
  青空は「ド級のリトライ ドリトライだ!」と啖呵を切るのであった。
  作中最大の見せ場でもありインパクトの大きい絵面であったことと、
  「ド級の〇〇 ド〇〇」というやたらとリズム感のあるフレーズも相まって、
  改変ネタとして人気を博すのであった。
  頭に「ド」の付く言葉であればほぼ何にでも適用できるため、汎用性も高い。
  なお漫画自体は上記シーンから程なくして打ち切り終了となった。



[10月]


・ハマス侵攻/パレスチナ・イスラエル戦争
 …パレスチナのスンナ派イスラム原理主義的政治・軍事組織「ハマス(ハマース)」が
  イスラエルへ武力侵攻したことで勃発した戦争。
  2023年10月7日、ハマスはイスラエル領内に数千発のロケット弾を撃ち込み、
  ガザ地区近隣のイスラエル南部各地に戦闘員を侵入させ、民間人多数を殺傷した。
  これに対しイスラエルは軍を動員して反撃を開始してガザ地区を閉鎖、
  大規模な空爆および地上侵攻を実施し、ハマス戦闘員のみならず、
  多数の民間人を巻き添えに殺傷し続けるという泥沼の様相を呈している。


・宝塚歌劇団団員自殺事件
 …2023年9月30日に宝塚歌劇団宙組所属の女性団員が、
  自宅マンションから転落死していた事件と、これに端を発する騒動。
  宙組は公演初日を迎えたばかりであったが、この事件を受けて全日程休止となった。
  女性団員は自殺に至ったと見られ、原因は劇団による長時間労働と、
  上級生からのいじめ、パワーハラスメントがあったと遺族は訴えていたが、
  劇団側は記者会見にて長時間労働のみ認め、いじめやパワハラは無かったと報告した。
  その後11月には劇団職員などからの内部告発が相次いだ。
  これを受けて劇団側の再度の記者会見が行われたものの、
  調査報告書の内容や会見での説明、態度に問題があったと指摘され、
  事態の収束を図るどころかさらなる燃料投下となってしまうのであった。


・ウーマンコミュニケーション
 …PCゲーム「ウーマンコミュニケーション」を指す。
  たまたま日常会話に挿入された「センシティブワード」を指摘して進めていき、
  指摘に成功すると点が入るというゲーム性であり、
  作者が「たぶん世界初」と自慢気に出す、またとない新感覚かつ、
  しっかり作り込まれた既存の枠に収まらないアドベンチャーゲームである。
  センシティブな物事に敏感な風潮のなか、出してくる気概を感じ取りつつ、
  無理矢理鎮し完了しようとせず、かちんこちんの頭をやわらかくして
  知識をたくわえるなどしながら落ち着て満喫しよう。
  タイトルの正しい区切りは「ウーマン・コミュニケーション」…ではなく、
  「ウーマンコ・ミュニケーション」である。
  ゲームのタイトル画面では「コ」と「ミ」の間に改行が入っている。

  …

  …というわけで(?)、このゲームはまぎれもない下ネタバカゲーである。
  まりにも下らないネタで好事家たちチャレンジャーの目に留まったのか、
  ぜかやたらと話題を呼び、ニコ生やYouTubeなどで、
  ンルン気分で放送をする人が続出した。
  時間停止機能でじっくりとリスクを抑えてワードを探せるが、
  犬は静止させられないという某9割ネタなど、
  やたらとネタが豊富であることも相まって、小気味良いゲームとなっている。
  似たようなゲームに「NKODICE」がある。



[11月]


・アマテラス粒子
 …極めて高いエネルギーを持つ宇宙線。
  超高エネルギー宇宙線の観測を行う大阪公立大などの国際研究グループが、
  244エクサ電子ボルト(2垓4400京電子ボルト)というケタ違いに高いエネルギーの
  宇宙線の観測に成功したと発表した。
  この宇宙線は320エクサ電子ボルトを計測した「オーマイゴッド粒子」に次ぐ、
  観測史上2番目に高いエネルギーだったことや、
  日本の研究チームが発見したことなどから「アマテラス粒子」と命名された。
  アマテラス粒子は陽子であると仮定した場合、
  その速度は光の速さの99.99999999999999999999926%に相当するとのこと。
  このような超高エネルギーの宇宙線はブラックホールが発するガンマ線バーストなどが
  発生源と考えられているが、特定には至っていない。


・アニサキス瞬殺
 …「アニサキス」とは回虫目アニサキス科アニサキス属に分類される線虫を指す。
  全ての種が魚介類に寄生する寄生虫であり、
  魚類やイカなどを中間宿主とし、それらを捕食するイルカなどが最終宿主となる。
  アニサキスが寄生した魚介類を人間が食べた場合、
  人間は中間宿主にならないため成虫にはなれず、数日で死ぬか排泄されるが、
  激しい腹痛などの食中毒を起こすアニサキス症の原因となる。
  これまでは加熱または冷凍以外に殺虫する有効な方法が無く、
  水産業界では長年の課題とされていたが、
  熊本大学の研究チームが魚の切り身に瞬間的に大電力を流すことで、
  アニサキスを感電死させるパルス殺虫技術を開発。
  切り身へのダメージを最小化でき、温度も上がらないため鮮度も落ちないとのことで、
  様々な魚への応用、実用化が期待されている技術である。


・キョン
 …ここで紹介するのは某一般人に興味ないシリーズの主人公ではなく、
  某公式自ら違法アップロードしまくるシリーズのキャラでもなく、
  某女優のアダ名でもなく、
  某お札を貼られがちな中国の妖怪でもなく、
  なんか調べたらやたらたくさんいるニコ生やつべの生主でもなく、
  シカの一種である。

  …改めて、「キョン」とは偶蹄目シカ科ホエジカ亜科ホエジカ属に属する哺乳類を指す。
  漢字で書くと「羌」であり、日本語で読むと「きょう」だが中国語で「キョン」と読む。
  見た目は割と可愛いが、鳴き声は結構不気味である。
  元々は中国や台湾の森林に生息している種族であるが、
  他の国でも動物園から逃げ出した個体が野生化して根付いている。
  日本では千葉県の房総半島や東京都の伊豆大島にて大繁殖し、個体数が急増。
  農作物を食い荒らしてしまうため、特定外来生物に指定され害獣と認定されている。


・戒めFA
 …プロ野球埼玉西武ライオンズ(現福岡ソフトバンクホークス)山川穂高選手の
  スキャンダルおよびフリーエージェント(FA)移籍にまつわる騒動。
  この騒動の根っこは2022年のオールスターにまで遡る。
  オールスター前の練習風景を配信していたプロ野球公式動画チャンネルでのライブ映像にて、
  ソフトバンク柳田悠岐選手と楽天浅村栄斗選手(元西武)の2人が、
  「山川選手がソフトバンクに行く」といったような会話をしていた。
  山川選手は2022年時点ではまだFAの権利は取得不可能であるにもかかわらず、
  既に事前交渉が行われていると受け取られかねない発言が出てきたことから、
  野球協約で禁止されているタンバリン…もとい、タンパリングがあったと推測され、
  山川選手のソフトバンク移籍は確実視され、西武ファンの溜息が漏れるのであった。

  そして2023年、侍JAPANのメンバーの一員としてWBCにも出場し、
  念願のFA権を取得し諸手を挙げてソフトバンクに移籍し、順風満帆の野球人生を送る…
  …ハズだったのだが、5月11日に某センテンツスプリング…週刊文春にて、
  既婚者である山川選手が不倫しており、不倫相手の一般女性に対する強制猥褻致傷の疑いで、
  警察の事情聴取を受けていたことが発覚するというニュースがスッパ抜かれた。
  事態を重く見た西武は山川選手を登録抹消し、無期限の公式戦出場停止処分を課した。
  訴え自体は8月29日に嫌疑不十分で不起訴処分となったのだが、
  西武球団側は民事訴訟の可能性に備え山川選手の出場停止処分を解かなかった。
  それでも山川選手には「故障者特例措置」が適用され、FA権を取得することとなった。
  非常に風当たりが強い中でFA権を得た山川選手について動向が注目されていたが、
  山川選手は宣言期限直前に案の定FAを宣言するのであった。
  それに対し手を挙げたのはこれも案の定ソフトバンクのみであった。

  FAを宣言した際に、西武球団より山川選手のコメントが発せられたが、その中で、
  「FA宣言が持つ選手の権利として定められた制度という理解を超え、
  これまで聞くことがなかった声を聞くことで自分自身を戒めることとなるのではないか」
  という発言がなされたのだが、「FA宣言することで自分自身を戒める」というロジックは、
  選手の権利として定められた制度という理解を超える前に常人の理解を完全に超えており、
  「自分自身を戒めるならFAを行使せず西武で禊を済ませるのが筋ではないのか」
  という旨の指摘が非常に多く上がっており、山川選手の主張は受け入れ難いものであった。
  コメントの文章についてもあまりにも理解不能な内容から「怪文書」扱いされ、
  自分自身を戒めるというワードから、山川選手のFAは「戒めFA」と呼ばれてしまうのであった。

  その後、意中の球団であったソフトバンクは山川選手のスキャンダルの影響もあり、
  獲得に慎重な姿勢を見せていたが、12月19日に結局ソフトバンクへの移籍が決定した。
  この際の山川選手の入団会見についても、
  「西武ファンがまず見ないホークスTVで西武ファンに対して謝罪」
  「西武時代の年俸を超える大型契約にもかかわらず『マイナスのスタート』と発言」
  「ヒゲを剃らずスーツもきちんと着ない身だしなみの悪さで社会人としてナメ腐っている」
  など、こちらもツッコミどころが満載となってしまうのであった。
  これらの騒動によって山川選手は西武ファンにとっては完全に失笑の対象となり、
  ソフトバンクファンも入団を歓迎する声は少なくなるのであった。


・安樂選手パワハラ事件
 …プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルス安樂智大投手が起こしたとされる
  パワーハラスメントに端を発する騒動。
  2023年11月25日、安樂投手が楽天球団内で現役選手、退団済み選手を
  合わせて10人以上の選手にパワハラをしていた疑惑が複数のメディアから報じられた。
  この日は安樂投手の契約更改の日であったが、
  急遽契約更改は無期限延期され、自宅謹慎処分を受けた。
  そして楽天選手を中心としたヒアリングの結果、報道内容が概ね事実と判断され、
  安樂投手はそのまま契約更改されず、11月30日付で自由契約となった。
  加害内容は後輩選手への日常的な暴言や人格否定、罰金名目での金銭徴収、
  球場のロッカールームで若手選手を逆立ちさせて身動きが取れない状態で
  ズボンとパンツを脱がせて下半身を露出させ、陰部に靴下を被せて笑いものにするなど、
  数々の悪質極まりない行為が報告された。
  特にロッカールームでの行為(通称チンポソックス)については、
  安樂投手1人でスポーツ選手を身動きの取れない状態にするのが困難と思われたことから、
  集団パワハラやパワハラの黙認が横行していたのではないかという疑惑も掛けられたが、
  楽天球団側の調査の結果、集団パワハラについては事実は確認されなかった。


・大麻グミ
 …大麻に似た成分を含有するグミ。
  「大麻」は大麻取締法により取り扱いを制限された物質で、
  医療用のものもあるが、有り体に言えば「麻薬」の一種である。
  液体化させたものは「マリファナ」と呼ばれる。
  主な成分は「カンナビノイド(Cannabinoid)」で、多幸感や鎮痛作用をもたらす。
  中でもカンナビノイドの一種である「テトラヒドロカンナビノール(THC)」には、
  強い陶酔作用があり、これこそが大麻が麻薬たる所以となる。

  2023年11月に祭りなどで配られたグミを食べた人が、
  体調不良を訴えて病院に運ばれる事態が発生した。
  このグミには「ヘキサヒドロカンナビヘキソール(HHCH)」が含まれていたことが判明。
  これは大麻に含まれる成分の1つ「テトラヒドロカンナビヘキソール(THCH)」から
  生成された化合物で、THCHと同様の作用がある。
  THCHは2023年8月4日に厚生労働省より「指定薬物」として規制されており、
  HHCHについても12月2日より指定薬物の規制対象に追加された。


・デスマフィン
 …死のマフィン。
  …要するに食中毒に繋がりかねない危険なマフィンである。
  2023年11月11日、12日に開催された「デザインフェスタ」に出店していた
  ある洋菓子店が販売したマフィンを購入し食べた人から体調不良の訴えや、
  「マフィンが糸を引いている」などといった報告が挙がった。
  生焼き菓子にもかかわらず5日前に作ったマフィンを販売していたという疑惑や、
  過去にフルーツケーキをブランデーにドブ漬けするという、
  調理法としてはあまり目にしないような内容の投稿をしていたことも拍車をかけ、
  大炎上に発展するのであった。
  これを受けて、11月16日に厚生労働省はこの洋菓子店に対し、
  健康への被害度が最も重い「CLASS Ⅰ」のリコールを勧告した。
  この件に対し洋菓子店側はInstagramで謝罪文を掲載していたが、
  その後X(Twitter)なども含めた全てのSNSアカウントが削除され、
  店舗も閉店状態になっているとのこと。
  返金対応は行われているようだが、そこでもトラブルが発生している模様。
  なお、厚生労働省の調査において、マフィンから毒素にあたる成分は
  検出されなかったことから、行政処分の対象とはならなかった。


・インプレゾンビ
 …X(Twitter)にてバズった投稿(ポスト)に群がるユーザーの蔑称。
  あるポストがバズったら必ずと言っていいほどそのリポストに出没し、
  内容のない返信をしたり他のユーザーのリポストをコピペしただけの返信を残していく。
  一見無意味な行動のように見えるが、これには明確な意図が存在する。
  それはイーロン・マスク氏によって新たに導入された「X(Twitter)の収益化」である。
  収益化の条件の1つに「過去3か月間以内の投稿に対するインプレッションが500万件以上」
  というものがあり、X(Twitter)の「インプレッション」とは、
  「X(Twitter)の投稿がユーザーのタイムラインに表示された回数」である。
  これはすなわち「何回その投稿が見られたか」を示している。
  これを満たすため、インプレゾンビはバズった有名人やインフルエンサーのコメントに返信し、
  その返信を「有名人のフォロワーに見てもらう」ことで閲覧数を稼ぐのである。
  このように、ラクしてカネ稼ぎをするためにインプレッションを求めて、
  ゾンビのように群がる姿から「インプレゾンビ」と呼ばれるようになった。
  インプレゾンビによってX(Twitter)のトレンドが汚染されてしまうため、
  多くのユーザーからAIエロアカウントやスパムアカウントなどと並んで問題視されている。


・ドスケベカンパニー
 …同人誌やPCソフト、電子書籍などのダウンロード販売サイト「DLsite」、
  およびDLsiteを運営している企業「エイシス」を指す。
  2023年11月2日にDLsiteのX(Twitter)アカウントにて、
  「DLsite検定統一模試」を掲載した投稿がなされ、模試の設問の1つに、
  「DLsiteを運営している企業の名前として正しいものを選べ」があり、
  その4択の中の1つに「ドスケベカンパニー」という回答が設定されていた。
  あからさまなネタ回答なのだが、これを見た回答者は当然というかなんというか、
  「正解はどう考えてもドスケベカンパニーやろなあ…」とか、
  「公式は自分達をドスケベカンパニーと自認していたのか…」と反応するのであった。



[12月]


・ダイハツ工業認証不正問題
 …自動車メーカー「ダイハツ工業」の認証試験に不正があった問題。
  2023年4月28日、海外向け生産車両の4車種について、
  内部通報にて側面衝突試験の認証申請に不正行為があったと発表。
  その後5月18日には日本国内向けに生産・販売されている、
  ハイブリッド車「ロッキー」「ライズ(トヨタブランド)」にて、
  安全性を確認する側面衝突試験の手続きに不正が見つかったと発表された。
  これに続き、ダイハツは第三者委員会での詳細調査を開始するとともに、
  新型車両の発売延期やCMの自粛などの対応を行った。
  そして12月20日、第三者委員会の調査報告がなされ、
  安全性能の認証試験で新たに174個もの不正があったことが発覚した。
  認証不正は最も古いもので1989年まで遡り、2014年頃から増加したとのこと。
  調査報告では不正実施の要因として経営陣、管理職の問題が大きいとされ、
  納期最優先の風潮により認証試験は「通って当たり前でなければならない」となり、
  現場が問題を上に相談したとしても改善案が出ることは期待されず、
  不正の温床となっていたことがつまびらかにされた。
  これを受けてダイハツは国内外の全ての車種の出荷を停止した。
  現在販売済みの車両については直ちに使用を停止する必要は無いとのことである。
  ちなみに、ダイハツの調査報告や不正内容を見た大多数のサラリーマンが、
  「弊社のことかと思った」などと反応したトカしないトカ。


・トコジラミ
 …カメムシ目トコジラミ科に属する吸血性の昆虫の1種。
  漢字では「床虱」。別名に「南京虫」「床虫」がある。
  名前に「シラミ」とあるがシラミとは関係なく、分類名からも「カメムシ」の仲間である。
  吸血する生態であり、吸血されると物凄い痒みに襲われるため不快度が高い。
  「南京虫」の別名の通り、江戸時代に海外から渡ってきて日本に分布したが、
  殺虫剤の普及などにより1975年頃には日本国内のトコジラミは絶滅寸前にまで減少したが、
  2010年頃から海外からの旅行者の荷物等に紛れて再び侵入してきており、
  大都市の宿泊施設などを中心に数を増やしつつある状況である。
  これらの個体群は薬剤への抵抗性を身につけており、
  市販の殺虫剤は効果が薄くなっているなど、厄介な存在となり問題となっている。


・人間関係リセット症候群
 …人間関係を突然断ち切りたくなる衝動に駆られてしまう精神状態を指す。
  いろいろな状況に疲れてしまい、他人との関わり合いを無くしたいと考えて、
  電話番号を変えたりSNSのアカウントを消したりする行為である。
  行動自体は「デジタル切腹」と似ているが、行動に至る要因という意味で異なる。


・8番出口
 …ホラーゲーム「8番出口」を指す。
  無限に続く地下通路に閉じ込められた状況から異変を見つけ出し、
  8番出口を探し出して地上へ出るのが目的の脱出ゲームである。
  簡単に言うと間違い探しをするゲームであるが、
  わかりやすいモノから注意深く観察しないと気づけないモノまで多種多様である。
  また、ホラーゲームではあるがお化け屋敷的に驚かせに来るような要素は少なく、
  ホラーが苦手な人でもプレイしやすいことから人気を博した。
  内容から「ジョジョの敵スタンド使いのスタンド攻撃っぽい」と評されることもある。
  ちなみに、とあるプレイヤーが「通行人のおじさんの全身が震える」という
  なんともいえない変異に遭遇し、これをX(Twitter)に投稿したところ、
  8番出口の制作者から「初めて見たバグ」というコメントがあり、
  「開発者も知らない新たな異変」というパワーワードが生まれるのであった。


・ウンババ構文
 …「ウンババ(フンババ、ハンババ)」とはいろんなゲームに出てくる敵キャラだったり、
  メソポタミア神話の神獣(ゲームのはこれが元ネタだと思うが)だったりするが、
  ここではメディアミックスプロジェクト「アイドルマスター」シリーズの1つ、
  「アイドルマスター ミリオンライブ!」の楽曲「ジャングル☆パーティー」のテーマ、
  およびそれを元に広まったネットミームを指す。
  「ジャングル☆パーティー」は2016年3月発売のCDに収録され、
  「ウンババ!」をはじめとする大量のコールがある無駄にハチャメチャな楽曲である。
  ゲームでは2018年11月5日開催のイベントで実装され、
  「倉庫を探検しようと扉を開けるとそこはジャングルだった」という
  インパクト全振りのカオスまみれの導入を見せていた。
  そして時は巡り2023年12月10日、同じ音楽系メディアミックスプロジェクト「ラブライブ!」との
  合同イベント「異次元フェス アイドルマスター★♥ラブライブ!歌合戦」でも披露された。
  会場の東京ドームがジャングルになるという固有結界だか領域展開のごとき状況で、
  存在を知っているプロデューサー(アイマスプレイヤー)はともかく、
  コレに初めて触れたであろうラブライバーの脳裏に強烈に焼き付くこととなり、
  ラブライバーの間で様々な文章の最後を「そこはジャングルだった。」に改変して
  遊ぶというネットミームが爆誕するのであった。


・チンチンナブルム
 …古代ローマ時代に使われた魔除けの一種。
  鈴を組み合わせたもので、扉の守護札として家屋の入り口などに設置され、
  悪霊を遠ざけ幸運と繁栄を呼び込むと考えられていた。
  語源はラテン語で「チンと鳴らす」を意味する「tintinnō」に
  道具を意味する接尾語「bulum」を付けたもので、
  日本人には下ネタにしか聞こえないが決して下ネタではない。
  …と言いたいところなのだが、実際のチンチンナブルムの造形は大抵の場合、
  「勃起した陰茎(チンチン)に鈴を組み合わせた形」となっており、
  おそらく偶然だとは思うがなかなか微妙なところである。
  ちなみに、昆虫の「ツノゼミ」の一種「ヨツコブツノゼミ」の学名は
  チンチンナブルムが由来の「Bocydium tintinnabuliferum」である。
  これをカタカナ表記すると「ボッキディウム・チンチンナブリフェルム」となり、
  どこをどう聞いても日本人にとっては下ネタにしか聞こえないモノとなっている。
  …こちらは下ネタではなく真面目な学名である。
  西アフリカ神話の創造神「オニャンコポン」みたいな感じである。







な…なんとか今年も年内に更新できた…
この記事は毎度毎度年の瀬の3日間くらいをフルに使って作成しているんですが、
いつも色々と調べてしまうので、大晦日の日付変更までに間に合うかどうか、
スピード勝負な感じになっちゃうんですよ。
そのため、時間のある時に記事をちょくちょく作成しておいて、
12月31日はラクをしたいと思っているのです。

今年は夏休み頃には前半部分をある程度作っておこうと思っていたのですが、
その時期にちょっとやらかしてしまって何もできず、11月まで手をつけていませんでした。
そこからちょっとずつ手を加えていって、結局12月始めくらいで半分くらい作ったという、
去年とあまり変わらない結果になっていました。
まあ微妙に書きたくないネタとか社会的時事ネタとかは今回も後回しだったので、
やっぱり最後の最後に苦労するハメに陥ってしまったのですが…
毎年言ってることですが、政治とか事件とかの話だとヘタなことは言えないというのもあって、
ある程度情報を集めないとコメントできないので、毎回毎回めっちゃ疲れますね。
それにしても今年は本当に色んな意味で大変だった…

とはいえ、このスイープ・メモリィはこのサイト・ブログが「個人ニュースサイト」であり、
私が「個人ニュースサイト管理人」であると今でもドヤ顔で言い張ることができる
文字通り唯一の記事になっているので、どんなにしんどくて疲れようとも、
これだけは毎年欠かさず続けていきたいのです。
また1年かけて目についたネタを記録していくことでしょう。


とにもかくにもこれにて2023年の更新ラストです。
それでは来年またお会いしましょう。
次の更新はとりあえずアレの予定です。アレ。

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第1611話「バズワード・メモリィ2023 Part4」

どうもルイナです。

いつものバズワード・メモリィのお時間です。
もう毎年やってるので説明不要かもしれませんが、
今年のアニメを視聴してて(自分の中で)やたらと流行った言葉とか
気になる言葉とかをピックアップしていたのです。
ってなわけでせっかく選出したんだから、いつもの解説芸をやっていきます。
特にワードに順位をつけたりはしませんが。

以下、ノミネートワードです。
各クールで何個とかそういうのはありませんので、一気に全部紹介していきます。
一部アニメとは微妙に関係がないかもしれないものもあったりしますが…
それでは毎年恒例のノミネートワードを無駄に解説するコーナーをどうぞ。







・算数ベアナックル
 …ライトノベルおよびアニメ「人間不信の冒険者たちが世界を救うようです」に登場する競技。
  内容は実在する競技「チェスボクシング」に近い。というよりこれがモチーフと思われる。
  算数の計算と拳闘をそれぞれ1対1で同時に行う競技であり、
  全10ラウンドで行われ、片方の計算が終わった時点で1ラウンドが終了し、
  算数の点差が10点以上開いていた場合、次のラウンド開始時に、
  10点差ごとに1発相手の拳闘プレイヤーがノーガードで殴られるというルールである。
  元々は教養のない荒くれ者が多い冒険者に勉強をさせるための競技らしい。


・君は完璧で究極のゲッター
 …アニメ「【推しの子】」のOP「アイドル」の歌詞…の替え歌。
  元の歌詞は「君は完璧で究極のアイドル」である。
  「ゲッター」とはもちろんスーパーロボット「ゲッターロボ」のことで、
  OVA「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」のOP「STORM」と、
  「アイドル」のサビの部分のメロディがたまたま似ていたことから、
  合体事故を起こした結果、爆誕したネットミームである。
  ニコニコ動画にアップロードされた「アイドル」のミュージックビデオでは
  「アイドル」の部分で「ゲッター!」というコメントが弾幕となって降り注ぎ、
  推しの子とネオゲの映像を繋ぎ合わせたMAD動画も作成された。
  これもたまたまだが「アイドル」の歌詞があまりにもゲッターロボとの親和性が高く、
  「完璧で究極の」は元より、2番のサビでは、
  「誰もが信じ崇めてる まさに最強で無敵のアイドル」というものもあり、
  「最強で無敵のゲッター」というあまりにもそれっぽい内容になるのであった。

  2023年5月4日のイベント「肉フェス 2023 Theカーニバル TOKYO」のステージでは、
  悪ノリした(?)観客たちによってこのネタが再現される一幕があり、
  それが巡り巡って「アイドル」をリリースしたYOASOBIに届き、
  YOASOBI自身がネタとして反応するのであった。
  また、当時JAM PROJECTのメンバーとして「STORM」をリリースした故・水木一郎アニキの
  公式X(Twitter)までもがこのネタに反応し、
  「STORM」がオリコンシングルダウンロードランキングで1位に躍り出るという現象も発生。
  JAM PROJECTの公式X(Twitter)も「完璧で究極の1曲」と宣伝していた。
  2023年5月21日にはニコニコ生放送にて推しの子の1~6話振り返り上映会が行われ、
  その後にネオゲ全4話の一挙放送が行われた。
  なんでやろなあ…


・重曹ちゃん/重曹を舐める天才子役
 …漫画およびアニメ「【推しの子】」のメインキャラ「有馬かな」のこと。
  「重曹を舐める天才子役」とは作中でメインキャラ「星野ルビー」が
  本人を前にかました空耳ネタ(?)である。
  本来は「10秒で泣ける天才子役」であり、
  子役時代のかなが子供らしからぬ演技力の高さを称えられた言葉である。
  これ以降、かなは読者から「重曹ちゃん」と呼ばれるようになり、
  作者にも認知された結果、公式の愛称として逆輸入された。
  2022年4月1日のエイプリルフールネタでは作品タイトルが「【重曹の子】」になり、
  2023年4月1日のエイプリルフールネタではかなが「重曹イメージガール」になるなど、
  やたらとネタにされ愛されるキャラクターとなるのであった。
  そんなことをやっていたら、2023年5月にコラボ企画として、
  実在する掃除用重曹製品「重曹ちゃん」とのコラボ商品化が発表。
  パッケージにかながデザインされた「重曹ちゃん本体【推しの子】モデル」が発売され、
  本当の意味で重曹のイメージガールとなるのであった。
  当たり前だが食べられないので舐めてはいけない。


・メスガキ懺悔室
 …アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場する施設。
  …念のため先に言っておくが、これはスラングでありネットミームである。
  アスティカシア高等専門学園の生徒にして地球寮の寮長「マルタン・アップモント」が、
  仲間である地球寮の生徒「ニカ・ナナウラ」の行動に疑惑を持ち、
  管理社への内部通報に踏み切るのであった。
  マルタンはこの行動が本当に正しい行為だったのかどうか悩み続けたのち、
  学園のカウンセリング室で独白し、自らの行いを懺悔するのであった。

  …その直後、突然「ブッブー!」クイズ番組の不正解のような音が鳴り響き、
  カウンセリング室の壁が開いて決闘委員会所属の生徒「セセリア・ドート」が現れ、
  新しいオモチャが手に入ったかの如くノリノリで煽り倒すのであった。
  セセリアは序盤からクッソ生意気な態度を取りまくっている女子生徒であり、
  メスガキ属性持ちとして認識されていたことから、
  突然お出しされたこの一連のギャグ展開は「メスガキ懺悔室」と呼ばれ、
  視聴者の重苦しい空気を吹き飛ばすのであった。
  なお、あまりにもメスガキ懺悔室のネーミングが広まりまくったせいで、
  後日放送された水星の魔女のラジオ番組でセセリアの中の人である山根綺さんが
  「アレは懺悔室ではない」と釈明するハメとなった。


・カヘッカヘッカヘッ
 …スタジオジブリの劇場アニメ「君たちはどう生きるか」の、
  公式X(Twitter)のアイコンに描かれた謎の鳥が発する謎の鳴き声。
  「君たちはどう生きるか」は劇場公開まで事前情報が一切無いという、
  宣伝という概念を超えた前代未聞のプロモーションを取った作品であり、
  唯一と言っていい映画の情報がこの謎の鳴き声の鳥であった。
  この鳥は通称「君生きバード」と呼ばれていた。
  ジブリ公式からは「常識の範囲内で自由に使ってください」と発表されたが、
  意味不明なキャラ、意味不明な鳴き声、そして映画の内容が一切不明な状態で、
  これを見た人は何をどう使えばいいのか混乱しまくっていたが、
  同時に話題性だけはやたらと集めまくるのであった。
  なお、この謎の鳴き声「カヘッ」は「モールス信号」であることが解明された。


・極上だ
 …ライトノベルおよびアニメ「スパイ教室」のメインキャラ「クラウス」の口癖。
  スパイ組織「灯(ともしび)」のボスであるクラウス先生は、
  部下であり生徒であるスパイ候補生の少女たちを評価する場面が多く、
  その際に褒め言葉として頻繁に用いられる。
  中の人である梅原裕一郎さんのイケボも相まってやたらと耳に残る。
  「極上」の発音に似た言葉で構成した改変ネタも多い。


・ドMゾンビ
 …ライトノベルおよびアニメ「聖者無双?サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道?」の
  主人公「ルシエル」のアダ名。
  強くなり長生きするため、冒険者ギルドで教官をしている「ブロド」に弟子入りし、
  厳しすぎるスパルタ修行に耐えていたり、
  シェフの「グルガー」が作る死ぬほどマズい栄養ドリンク「物体X」を飲み干したりする姿から、
  二つ名のような感じで呼ばれている。
  なお、ルシエルのジョブは「治癒師」である。ゾンビヒーラー。


・ギロちん
 …アニメ「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」に登場する
  マスコットキャラクターを指す。
  初出はコミカライズ版で、ギロチンにそのまま手足が生えたシンプルな造形をしている。
  作中冒頭で断頭台(ギロチン)に挙げられ首を刎ねられて処刑された
  主人公「ミーア・ルーナ・ティアムーン」が脳内でその恐怖を具現化したものである。

  …恐怖を具現化したミーアのトラウマそのものなのだが、その挙動は、
  「全力ダッシュする」「ピースする」「スキップする」「爆笑する」「ズッコケる」など、
  やたらとコミカルで愛嬌にあふれまくった扱いとなっている。
  登場した当初は特定の名称は無かったが、舞台化された際に行われた、
  キャラクター人気投票で「ギロちん」の名称が公式で採用され、
  何故か第4位にランクインし、小説版にも逆輸入され、
  キーホルダーとして公式グッズ化もされ、
  2度目の舞台化では人が演じるキャラとして採用されるという暴挙(?)にも及び、
  挙げ句の果てにはアニメ登場時に喋った


・カオル殿
 …ライトノベルおよびアニメ「ポーション頼みで生き延びます!」に登場する
  主人公「カオル(長瀬香)」を指す。
  現実世界でOLをしていたが神様の手違いで死亡し、異世界「ヴェルニー」に転生。
  転生の際に「薬品を自在に生み出す能力」などのチート能力を手に入れ、
  異世界でポーションを作製、使役し立ち回っている。

  …これだけを聞くとよくある異世界転生モノであり、実際そうなのだが、
  カオルの行動を振り返ると、何も知らない少女を利用したり、
  ポーション能力で毒薬や爆薬を駆使して敵軍を蹂躙したりと、
  自らの利益のためには手段を選ばないエゲツなさであり、
  視聴者はわずかの敬意とありったけの畏怖を込めて「カオル殿」と呼ぶのであった。

  なお、どこぞの流浪人が居候している道場の師範代とは何の関係もない。


・叡智
 …人間の優れた知恵、または自然の摂理を指す言葉。
  「英知」とも記される。
  物事の本質や道理を理解し得るという概念であり、
  人類の長い歴史によって培われた科学力や思想を指すことが多い。

  …え?読み方?
  読み方はもちろん「えいち」である。エイチ。

  …

  …というわけで、「叡智」とは「えいち」と読み、すなわちアルファベットの「H」であることから、
  特定の界隈ではエッチなもの、エロいものを意味する隠語として使われている。
  人類の長い歴史によって導き出された物事の本質であり優れた知恵の証といえよう。
  まさに「叡智」である。







今回は合計で10個でした。
これくらいだと記事作成もそんなに時間はかからないですし、パッと書けるのでラクです。
今後も自分で拾うのは10個前後になっていくことでしょう。
他のバズワード・メモリィもこのくらいに留めてくれたらいいんですが。
…まあ自分から苦労しに行ってるだけとも言う。



何にせよ、今年の更新はあと1回です。
やるのはもちろんアレ。当日までに記事作成は間に合うのか!?
次回、第1612話「スイープ・メモリィ2023」に続く。

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第1610話「バズワード・メモリィ2023 Part3」

どうもルイナです。

毎年恒例、バズワード・メモリィのお時間です。

「ガジェット通信 アニメ流行語大賞2023」結果発表

つい先日、2023年新語・流行語大賞が発表されました。
それとともにネット・アニメの流行語大賞も合わせて発表されました。
そこで今年もやっぱりやります、流行語大賞に選ばれた言葉に
テキトーにコメントをつけていくのコーナー!
ある意味12月の恒例行事パート3!
本日はアニメ流行語のほうをやります。







・金賞:君は完璧で究極のゲッター
 …アニメ「【推しの子】」のOP「アイドル」の歌詞…の替え歌。
  元の歌詞は「君は完璧で究極のアイドル」である。
  「ゲッター」とはもちろんスーパーロボット「ゲッターロボ」のことで、
  OVA「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」のOP「STORM」と、
  「アイドル」のサビの部分のメロディがたまたま似ていたことから、
  合体事故を起こした結果、爆誕したネットミームである。
  ニコニコ動画にアップロードされた「アイドル」のミュージックビデオでは
  「アイドル」の部分で「ゲッター!」というコメントが弾幕となって降り注ぎ、
  推しの子とネオゲの映像を繋ぎ合わせたMAD動画も作成された。
  これもたまたまだが「アイドル」の歌詞があまりにもゲッターロボとの親和性が高く、
  「完璧で究極の」は元より、2番の歌詞では、
  「誰もが信じ崇めてる まさに最強で無敵のアイドル」というものもあり、
  「最強で無敵のゲッター」というあまりにもそれっぽい内容になるのであった。


・銀賞:サトシ引退
 …アニメ「ポケットモンスター」の主人公「サトシ」の任期満了を指す。
  サトシは1997年の放送開始から実に26年もの間アニメの主人公を務め続けていた。
  ちなみに「サトシ」とはRPG「ポケットモンスター赤」の主人公のデフォルトネームの1つで、
  由来はポケモン開発者の田尻智氏である。
  ドラクエ5のスライムの仲間3匹目「アキーラ」の元ネタが鳥山明先生みたいなものである。
  
  アニメが歴代ポケモンシリーズの内容に更新されていく中で、
  サトシと愛棒…もとい相棒のポケモン「ピカチュウ」はレギュラーであり続けた。
  サトシの旅の目的は「ポケモンマスターになること」であり、
  視聴者からは何年何十年もポケモントレーナーを続けておきながら、
  一向にポケモンマスターになれていないとネタにされることも多々あったが、
  「サン・ムーン」シリーズでのアローラリーグではついにポケモンリーグ初優勝を果たした。
  最後のシリーズでは「ポケモンワールドチャンピオンシップス」で優勝し、
  サトシは名実共に「世界チャンピオン」となった。
  視聴者からは「サトシが世界一になったということは、これで見納めになるのか?」という
  「サトシ引退説」がまことしやかに囁かれ、
  そしてポケモンのアニメ新シリーズ発表にてサトシのアニメ卒業が公式から明言された。
  最終回でサトシはピカチュウと共に再び旅立ち、これがアニメでの最後の姿となるのであった。

  なお、2023年から放送されているポケモン新シリーズではサトシは出てこないが、
  ピカチュウは「キャプテンピカチュウ」が登場する。中の人も同じ大谷育江さん。
  NTRとか言ってはいけない。そもそもピカチュウとしての個体が異なる。


・銅賞:やめなさい!
 …アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の主人公「スレッタ・マーキュリー」の台詞。
  もう1人の主人公である「ミオリネ・レンブラン」がテロ組織に襲われた際に、
  スレッタがこの台詞を叫びながら乗機「ガンダム・エアリアル」の右手を振り下ろし、
  テロリストを文字通り叩き潰した。
  ミオリネにとっては目の前で人間が一瞬のうちに血飛沫と肉塊に化した状況で、
  それを執行したスレッタは屈託のない笑顔で血に染まった手をミオリネに差し伸べた。
  スレッタに対して自らの窮地を救った行動と、人殺しを何とも思っていない態度とで、
  茫然自失となったミオリネは恐怖を示す言葉を絞り出すのであった。
  この話は水星の魔女第1クールの最終回のラスト(引き)の内容であり、
  急転直下の状況で第2クール放送まで3ヶ月のインターバルを挟んだことから、
  視聴者からは混乱と阿鼻叫喚を呼んだ。

  ちなみに、ガンダム・エアリアル(改修型)のプラモデル発売と共に、
  このシーンを完全再現できる「右手」もプラスパーツとして同時に発売されるのであった。
  人の心とか無いんか?


・重曹を舐める天才子役
 …漫画およびアニメ「【推しの子】」のメインキャラ「有馬かな」を指す。
  これは作中でメインキャラ「星野ルビー」が本人を前にかました空耳ネタ(?)である。
  本来は「10秒で泣ける天才子役」であり、
  子役時代のかなが子供らしからぬ演技力の高さを称えられた言葉である。
  これ以降、かなは読者から「重曹ちゃん」と呼ばれるようになり、
  作者にも認知された結果、公式の愛称として逆輸入されるのであった。

・嘘はとびきりの愛なんだよ?
 …漫画およびアニメ「【推しの子】」のメインキャラ「星野アイ」の台詞。
  「アイドル」という概念が持つ「偶像性」と「虚構性」を表した
  アイの信念とも言うべき言葉である。
  「嘘」は「【推しの子】」という作品のメインテーマとも言える。

・メフィスト流せばかっこよくなる説
 …アニメ「【推しの子】」のED「メフィスト」に対する評価のようなもの。
  推しの子のアニメでは話の終わり際に「メフィスト」のイントロが流れ出し、
  続いてその回のタイトルが表示され、そのままED映像へと繋ぐパターンとなっている。
  メフィストが流れ出すタイミングでは次回への引きとして、
  キャラが意味深な台詞を発する場合が多い。
  そのため「メフィストを流せば前後のシーンや台詞がだいたい格好良く見える」という
  謎の評価がなされるのであった。


・アウラ、〇〇しろ
 …漫画およびアニメ「葬送のフリーレン」のキャラ「断頭台のアウラ」に対する命令。
  アウラは「服従の天秤」で自分と相手の魔力を天秤にかけ、
  自分より魔力が劣る側を操る「服従させる魔法(アゼリューゼ)」を使う。
  魔王直属の「七崩賢」のひとりとして数えられる幹部クラスの魔族で、
  膨大な魔力を持ち、「服従させる魔法」をもって相手を圧倒していたが、
  アウラを遥かに上回る魔力を持った主人公「フリーレン」と相対した際には、
  アウラが「魔力が劣る側」となり、「服従させる魔法」がアウラ自身に発動。
  逆にフリーレンに操られたアウラは「自害しろ」と命令され、
  断頭台の二つ名が示す通りに自らの手で自らの首を落とすのであった。
  アニメでこの場面が放送された後、アウラに様々な命令をするイラストが爆発的に増加。
  ありとあらゆるヒドい行為やネタっぽい行動を無理矢理させられてしまうのであった。
  この「アウラ、〇〇しろ」という命令ネタは「フリーレン構文」と呼ばれるネタの1つとなっている。


・カヘッカヘッカヘッ
 …スタジオジブリの劇場アニメ「君たちはどう生きるか」の、
  公式X(Twitter)のアイコンに描かれた謎の鳥が発する謎の鳴き声。
  「君たちはどう生きるか」は劇場公開まで事前情報が一切無いという、
  宣伝という概念を超えた前代未聞のプロモーションを取った作品であり、
  唯一と言っていい映画の情報がこの謎の鳴き声の鳥であった。
  この鳥は通称「君生きバード」と呼ばれていた。
  ジブリ公式からは「常識の範囲内で自由に使ってください」と発表されたが、
  意味不明なキャラ、意味不明な鳴き声、そして映画の内容が一切不明な状態で、
  これを見た人は何をどう使えばいいのか混乱しまくっていたが、
  同時に話題性だけはやたらと集めまくるのであった。


・フレッシュトマト味
 …スナック菓子「エアリアル」の限定フレーバー。
  生のトマトの風味である甘味・酸味・旨味・香りを引き立たせることをコンセプトにしている。
  主人公機「ガンダム・エアリアル」が登場するアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」との
  コラボ企画の一環として2022年12月5日より発売されたもので、
  作中でトマトの栽培を行っていた「ミオリネ・レンブラン」がコラボキャラとして採用された。
  「エアリアル」の販売元であるヤマザキビスケットの公式X(Twitter)では、
  年が明けた2023年1月8日もこのミオリネのフレッシュトマト味を宣伝していた。
  奇しくもこの日は水星の魔女第1クールの最終回が放送された日であり、
  主人公「スレッタ・マーキュリー」の「やめなさい!」が炸裂し、
  ミオリネの目の前で人間がフレッシュトマトのような鮮やかな赤色に染まる展開がお出しされた。
  人の心とか無いんか?


・そうか?そうだな そーかもなあ!!
 …漫画およびアニメ「呪術廻戦」のメインキャラ「五条悟」の台詞。
  本編の過去の話である「懐玉・玉折編」にて、
  若かりし日の五条先生がメインキャラ「伏黒恵」の父親「伏黒甚爾」と戦い、
  一度は敗北するものの、反転術式を習得して最強の呪術師へと至り、
  甚爾と再戦した際に「最高に『ハイ』ってやつ」な状態となって発言した。
  無駄にリズミカルなテンポであり「『そうか』の三段活用」とも呼ばれている。


・極上だ
 …ライトノベルおよびアニメ「スパイ教室」のメインキャラ「クラウス」の口癖。
  スパイ組織「灯(ともしび)」のボスであるクラウス先生は、
  部下であり生徒であるスパイ候補生の少女たちを評価する場面が多く、
  その際に褒め言葉として頻繁に用いられる。
  中の人である梅原裕一郎さんのイケボも相まってやたらと耳に残る。


・暴走が始まる……月が赤い……もう時間がない……
 …ライトノベルおよびアニメ「陰の実力者になりたくて!」に登場する
  主人公「シド・カゲノー(シャドウ)」の台詞。
  元々はヴァンパイアハンター「メアリー」が発した台詞だったが、
  典型的ないわゆる「中二病」なシドはこの台詞が気に入ったのか、
  なんかそれっぽい台詞として事あるごとに用いている。
  アニメの公式X(Twitter)でもやたらめったら多用されている。


・お兄ちゃんはおしまい
 …漫画およびアニメ「お兄ちゃんはおしまい!」そのもの。
  公式の略称は「おにまい」
  兄である主人公「緒山まひろ」が妹の「緒山みはり」の作った怪しいクスリで
  女の子になってしまう日常ドタバタコメディである。

  余談だが、映画「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」の略称を「ごじまい」と呼ぶ勢力が存在する。


・こいつ何も分かってないブロックしてやる
 …メディアミックスプロジェクト「BanG Dream!」シリーズのスピンオフ作品の1つである、
  アニメ「BanG Dream! It's MyGO!!!!!」に登場する
  ガールズバンド「MyGO!!!!!」のメンバーの1人「椎名立希(しいな たき)」の台詞。
  過去に結成していたバンド「CRYCHIC」の初ライブの感想を検索していた時、
  ネガティブなディスりワードを見つけた際に発した台詞である。
  CMでもやたらとこのシーンが使われていた。


・オシャ
 …漫画およびアニメ「ブルーロック」のキャラ「蟻生十兵衛」の口癖。
  超絶ナルシストな蟻生が事あるごとに多用する台詞で、
  言葉の由来は「オシャレ」だと思われる。
  蟻生の価値観でもあり、相手を「オシャ」と認めた時の称賛の意味でも使われる。
  なお、「十兵衛」という自分の名前は「ノット・オシャ(オシャじゃない)」らしい。


・ちいかぶ/カブトムシ
 …漫画およびアニメ「なんか小さくてかわいいやつ(ちいかわ)」のキャラ「カブトムシ」を指す。
  カブトムシのような一本角を生やした謎の生物であり、
  とある洞窟の奥で閉じ込められていたところをちいかわが見つけ、
  その後ちいかわの家に現れ、ちいかわに懐くのであった。
  その正体は「擬態型のこわいやつ」であり、筋骨隆々のゴリラのような怪人へと変貌し、
  ちいかわたちに襲いかかるのであった。


・エレン、マフラーを巻いてくれてありがとう。
 …漫画およびアニメ「進撃の巨人」のメインキャラ「ミカサ・アッカーマン」の台詞。
  幼少期に両親を殺され絶望していたミカサは、
  主人公「エレン・イェーガー」にマフラーを巻かれたことで心を救われ、
  以降偏狂的なまでにエレンに心酔するのであった。
  そして時は巡り、作中終盤(アニメ「The Final Season完結編(後編)」)で
  「地鳴らし」を発動させ膨大な数の巨人で世界を踏み均し蹂躙するエレンに対し、
  ミカサは自らを救ってくれた感謝の言葉と共にエレンを止めるのであった。


・ですわ!ですわ!ですわ!
 …アニメ「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」の
  OP「ハッピーエンドプリンセス」の歌詞。
  「ですわ」はいわゆるお嬢様言葉である。
  決して関西弁ではない。「パクパクですわ」と混同してはいけない。


・諭吉
 …漫画およびアニメ「デキる猫は今日も憂鬱」の主人公「福澤幸来(ふくざわ さく)」が
  飼っているやたらとデカくて二足歩行する猫。
  名前の元ネタは当然ながら幕末の思想家で一万円札の人である福澤諭吉。
  家事が全くできないダメ人間(諭吉評)の幸来に代わって家事全般を完璧にこなし、
  ゴミ出しやスーパーに買い出しに出かけることもやってのける。
  人間の言葉も理解できるが、あくまで猫であるため人間の言葉を喋ることはできない。


・太もも
 …太腿。生物の下肢の一部。
  人間の体においては骨盤と膝の間の部分である。
  「フトモモ」だと植物になる。

  …そんなことを言いたいわけではない。
  ここではクラフトRPG「ライザのアトリエ」の主人公「ライザリン・シュタウト」の太ももを指す。
  そのあまりにも健康的な太ももはライザを象徴するパーツと化し、
  アニメでも無駄に太ももを強調したカットを大量生産していた。
  ライザのイラストレーターであるトリダモノ氏はライザ以外の作品でも
  太ももを盛ったイラストを多く描いており、いわゆる性癖だと思われる。


・巫女よ── 巫女よ──
 …漫画およびアニメ「江戸前エルフ」の主人公「エルダ」の台詞。
  エルダは江戸時代に召喚され、現代まで「高耳神社」に祀られているエルフだが、
  典型的なオタク気質であり、常に引きこもって日々ダラダラと過ごしている。
  外出するなんてもっての他であり、何かが必要になった場合には、
  友人であり高耳神社の巫女の「小金井小糸」をパシらせ…もとい、頼りまくっている。
  CMでもBDを所望しており、しょっちゅう小糸を呼びつけている。


・ガトガトガトガト!
 …漫画「るろうに剣心」のキャラ「武田観柳」の台詞。…口癖?
  観柳は表向きは青年実業家だが、新型阿片「蜘蛛之巣」の密売を行い、
  莫大な利益を得る悪徳商人という裏の顔を持つ。
  主人公「緋村剣心」たちと対峙した際に「回転式機関砲(ガトリングガン)」を
  持ち出して大暴れするも、剣心に叩きのめされてお縄につくのであった。
  原作(週刊少年ジャンプ連載時)での出番はここまでだったが、
  続編となる「北海道編」にて「雅桐倫俱(ガトー リング)」という偽名で再登場し、
  再びガトリングガンを手にした際にハイテンションで「ガトガトガトガト!」
  叫びながらブッパしまくるのであった。

  由来(?)は(最近ちょっと色々ある)宝塚歌劇団にてるろ剣が公演された時に、
  舞台オリジナル要素として追加された台詞である。
  元からやたらと濃いキャラだったがさらに濃ゆい味付けをされた結果、
  原作以上にネタキャラ化し、これを見た作者の和月伸宏先生が感銘を受けたらしく、
  台詞が北海道編で逆輸入されたとのことである。
  2023年にリメイクされた新アニメ版にも逆輸入されており、
  原作漫画に無いシーンや台詞が追加された結果、北海道編のノリに近いキャラになっている。


・どん底のぞこ
 …アニメ「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」の主人公「秋里コノハ」の台詞。
  底辺イラストレーターをやっているコノハが自らの境遇を嘆いたもので、
  要するに最低中の最低とかクソクソアンドクソみたいな意味である。
  なお、原作漫画「16bitセンセーション」にコノハは登場しないため、
  この台詞はコノハの存在も含めてアニメオリジナルである。


・ドMゾンビ
 …ライトノベルおよびアニメ「聖者無双〜サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道〜」の
  主人公「ルシエル」のアダ名。
  強くなり長生きするため、冒険者ギルドで教官をしている「ブロド」に弟子入りし、
  厳しすぎるスパルタ修行に耐えていたり、
  シェフの「グルガー」が作る死ぬほどマズい栄養ドリンク「物体X」を飲み干したりする姿から、
  二つ名のような感じで呼ばれている。


・おでこぱしー
 …漫画およびアニメ「星屑テレパス」のメインキャラ「明内ユウ」の能力。
  自分と相手の額、すなわち「おでこ」が触れ合う事で、
  相手の感情を大まかに感じ取ることができるテレパシー能力である。
  「おでこ」と「テレパシー」だから「おでこぱしー」である。
  おでこぱしーの強度は相手との相性の良さに依存する。







今年もノミネートワード全部にコメントしています。
相変わらず自分が見ていないアニメの用語は説明するのが難しいですね。
どうしても知ったかぶりになってしまう。

…まあ自分が見ていても「なんやこれ…?こんなんあったっけ…?」ってなるのもありますが…
加齢と共に記憶力の衰えが…



次回、「バズワード・メモリィ2023 Part4」に続く。

テーマ : アニメ - ジャンル : アニメ・コミック

第1609話「バズワード・メモリィ2023 Part2」

どうもルイナです。

毎年恒例、バズワード・メモリィのお時間です。

「ガジェット通信 ネット流行語大賞2023」結果発表

つい先日、2023年新語・流行語大賞が発表されました。
それとともにネット・アニメの流行語大賞も合わせて発表されました。
そこで今年もやっぱりやります、流行語大賞に選ばれた言葉に
テキトーにコメントをつけていくのコーナー!
ある意味12月の恒例行事パート2!







・金賞:増税メガネ
 …岸田文雄内閣総理大臣の蔑称寄りのアダ名。
  さらなる蔑称に「増税クソメガネ」「減税ウソメガネ」などもある。
  防衛費の増税検討や社会保険料の負担増が検討されていたことと、
  岸田総理が普段より眼鏡をかけていることから広まったアダ名である。
  実際のところ、増税検討はされても実施はされてはおらず、
  内閣支持率の低下傾向を止める意図とはいえ所得税の減税を提案しており、
  どちらかというと増税とはむしろ逆の行動を取っているのだが、
  「増税をしたい総理」というイメージが固定されてしまっているように見受けられる。
  ちなみに岸田首相は自身が「増税メガネ」と呼ばれていることを認識しており、
  コメントを求められた際に「レーシックでもすればいいのか?」と返答したという。
  不満だったのかユーモアだったのかわからないが、そんなことを言ってしまったがゆえに、
  案の定SNS上で「増税レーシック」などと揶揄されてしまうのであった。


・銀賞:Colabo問題
 …一般社団法人「Colabo(コラボ)」の会計内容にまつわる騒動。
  また、これをきっかけとした数多の疑惑および訴訟行動なども含む。
  「Colabo」は若年層の女性の自立を支援する団体である。
  2013年3月1日に一般社団法人化した。代表は社会活動家の仁藤夢乃氏。

  事の発端としては2021年11月の「温泉むすめ」炎上騒動にまで遡る。
  「温泉むすめ」とは日本全国の温泉地を美少女擬人化したイラストと共に紹介する、
  れっきとした国を挙げての地域活性化プロジェクトで、
  特段何の問題も無く地元住民や旅行者からも受け入れられていたのだが、
  仁藤氏が突如として温泉むすめのキャラクターに対し、
  「ビジュアルが性差別で性搾取であり、非常に不快かつ不適切である」などと指摘した。
  これに続く形で、火のない所に放火することでおなじみの某界隈の方々により、
  温泉むすめや温泉地は度を越した誹謗中傷や営業妨害を相次いで受けるのであった。
  仁藤氏が温泉むすめを批判した理由としては諸説あるが、
  この騒動の直前に行っていた作家の室井佑月氏とのネット上での口論にあるとされ、
  旗色が悪くなった自身の名誉と威信の回復のために、
  スケープゴートとして選ばれたのではないか?という指摘もある。
  そのような経緯や、これまでの火のない所に放火することでおなじみの某界隈の方々による、
  「宇崎ちゃん献血ポスター騒動」「ラブライブ西浦みかんPRパネル撤去騒動」
  「Vtuber戸定梨香交通安全PR動画削除騒動」「ATSUGI(アツギ)ラブタイツ騒動」
  「マイメロママ騒動」「サイゼで喜ぶ彼女騒動」「月曜日のたわわ新聞広告騒動」
  「雀魂(じゃんたま)大阪駅ポスター騒動」など数々の騒動のさなか、
  YouTuberの暇空茜氏が仁藤氏の言動及びColaboの活動内容に対し、
  会計の不明瞭な部分があるなどの様々な疑惑を提示した。
  暇空氏の指摘に対し、仁藤氏側は多数の弁護士による弁護士団を結成し、
  暇空氏の行為は「リーガルハラスメント(法的手段を用いた嫌がらせ)」
  「全世界かつ全時間軸に存在する全女性への差別かつ攻撃」であるとして、
  暇空氏を提訴するのであった。
  仁藤氏もしくは弁護団側の腹積もりとしては、弁護士団という権威集団をもって、
  訴訟行為をチラつかせれば、一般人は萎縮し白旗を揚げると踏んでいたと推測するが、
  暇空氏は徹底抗戦の意思を宣言し、終局の見えない泥沼の事態へと発展した。
  暇空氏は法律の範疇で用意周到に攻撃材料を集め行動しているが、
  仁藤氏弁護士団側はおよそ周到さは見られず燃料投下を繰り返しており、
  その道のプロフェッショナルとは思えない行動および態度を取っているように見える。
  暇空氏が行った東京都への住民監査請求が通りColabo側に是正勧告が下ったり、
  活動報告書のほぼ全てを覆うような黒塗り(いわゆる「のり弁」)など、
  疑惑を補強するような材料が続々と挙がってくるという状況であり、
  事態は東京都や関連団体をも巻き込んだ複雑かつ混沌とした様相を呈するのであった。


・銀賞:ちょんまげ小僧/ひき肉です
 …中学生6人によるYouTuberグループ。
  小学6年生だった2022年12月16日に初投稿した。
  チャンネル開設当初は鳴かず飛ばずだったが、Tiktokで注目を集め、
  それに呼応する形でYouTube登録者数が膨れ上がっていった。
  メンバーの1人「ひき肉」の挨拶がやたらとクセが強く、
  ちょんまげ小僧がバズったのはこの挨拶が大きく影響したと言われている。


・銅賞:教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育
 …ビッグモーター副社長(当時)兼重宏一氏による発言。
  2023年7月28日のFRIDAYの記事にて兼重宏一氏のLINEが流出し、
  そこには「教育」と「死刑」をマシンガンのように連呼しただけの暴言と、
  これに対する社員たちのコピペのような返信が載せられていた。
  一般人の感性からはあまりにもかけ離れた攻撃性と、
  無駄にリズム感のある単語のチョイスが余りにも大きなインパクトを残し、
  あっという間にネットミームと化し、構文としてネタ化するのであった。


・私人逮捕系YouTuber
 …「私人逮捕」とは一般人が逮捕行為を行うことを指す。
  一般人が犯罪者の逮捕を行うことは法律により認められていないが、
  現行犯を逮捕する時のみ一般人でも逮捕状無しでの私人逮捕が認められている。
  現行犯人はまさにそのタイミングで犯行を行っているところであり、
  犯人の身柄を確保する必要が高い上に、誤認するおそれがないためである。
  この条件を満たさない状況で私人逮捕行為を行うと、
  傷害罪や監禁罪などに該当し、私人逮捕そのものが違法行為となる。
  私人逮捕はあくまで「目の前で起きている犯罪を食い止めるための制度」であり、
  基本的には事件を目撃したら真っ先に警察を呼ぶことが正しい行動である。

  そして「私人逮捕系YouTuber」とは再生数稼ぎや収益のために、
  自身の正義を喧伝して私人逮捕行為を行うYouTuberのことである。
  上記の通り、相手が現行犯でもない限り警察が行うような捜査行為や、
  事情聴取行為は警察官職務執行法違反に抵触する違法行為となるため、
  私人逮捕系YouTuberはそのほとんどが法律上の犯罪者に該当する。
  このような連中は自らの利己的な正義に酔っていたり、
  インプレッション稼ぎのための炎上目的である場合がほとんどである。
  要するに迷惑系YouTuberと同じ穴のムジナである。


・公金チューチュー/公金チューチュースキーム
 …一般社団法人「Colabo(コラボ)」を含む委託事業4団体の、
  会計内容にまつわる騒動など数多の疑惑および訴訟行動を発端とした、
  公金(税金)を不当に入手しているのではないかという疑惑。
  また、公金を継続的、持続的に得られるとされるシステム。
  「チューチュー」とは「甘い蜜を吸う」というイメージを表したものと思われる。
  Colaboと連携して活動している一般社団法人「若草プロジェクト」、
  NPO法人「BONDプロジェクト」「ぱっぷす」にも疑惑の目が向けられている。
  ここに至る経緯については「Colabo問題」の項目を参照。というかググって。

  暇空氏の指摘するColabo不正会計疑惑の内容は主に、
  東京都が若年被害女性の支援を目的とした委託事業において、
  Colaboを含む4団体に提示した業務内容および事業報告が不明瞭で、
  税金の使用用途が不明、すなわち「税金を懐に入れているのではないか?」というものである。
  厚生労働省の予算審議会に委託4団体の業務当事者が参加しており、
  委託事業の予算要請および予算確保の確約を審議に盛り込んでいたことから、
  4団体の代表クラスの人間が一部の政治家とグルになり税金を横流しするシステムを構築し、
  不当に利益を得られるようにしたのではないか、という疑惑である。
  これが暇空氏曰く「公金をチューチューしている」「公金チューチュースキーム」とのこと。


・X(旧Twitter)/X JAPAN
 …かつて「Twitter」と呼ばれていたソーシャルネットワークサービス「X」のこと。
  2022年11月に実業家のイーロン・マスク氏がTwitterを買収しCEOに就任して以降、
  社員の大量解雇による人件費の削減など様々な改革を急ピッチで断行していった。
  外部連携アプリによるTwitterとのアクセスが締め出されるなど、
  Twitterユーザーにとっては改悪ともとれる仕様変更も数多く行われていた。
  そして2023年7月、マスク氏は突然Twitterの名称を変更することを強行的に決定し、
  マスク氏のお気に入りの文字とされる「X」へとその名を変えたのであった。
  「Twitter」というサービス名に愛着を持っていたユーザーはそこそこおり、
  味気も何もない「X」という1文字に変わったことは大きな不満と反感を呼んだ。
  そんな中、旧Twitterの日本支部は「Twitter Japan」だったのだが、
  「TwitterがXに変わるのなら日本支部は『X Japan』になるのでは?」と、
  微妙に期待を持っていた人も多かったトカ多くなかったトカ。
  ロックバンドの方の「X JAPAN」も反応してコメントを残していた。
  なお、当然ながら「X Japan」にはならず、ただの「Japan」になった模様。
  それはそれでどうなんだという気もしないでもない。


・スシローペロペロ
 …回転寿司チェーン店「スシロー」にて発生した迷惑行為。
  岐阜県のスシロー店舗内にて男性客が備え付けの湯呑みや醤油差しの注ぎ口を
  舐めるなどのイタズラを行い、その動画を拡散するという迷惑行為を行ったことに端を発する。
  当然ながらあまりにも不衛生な迷惑行為であるが、これによりスシローは大きな損失を被り、
  他の回転寿司チェーン店も巻き込み大きなイメージ低下を余儀なくされた。
  その後、実行者は岐阜市内の県立高校の生徒であるとの情報が流れ、
  当該高校に対する苦情や誹謗中傷の電話が殺到する事態となった。
  スシロー側は「顧客との信頼関係を損なう重大な事案」として厳正に対処していくとして、
  当事者および保護者から謝罪を受けてもなお刑事・民事の両面から厳正に対処すると発表し、
  当事者に対して約6700万円の損害賠償を求める裁判を大阪地方裁判所に起こした。
  最終的には調停が成立し、賠償請求は取り下げられることとなった。
  この事件は当事者の行った行為から「スシローペロペロ事件」「寿司テロ」などと呼ばれ、
  その後も飲食店での迷惑行為をひけらかす愉快犯と思しき連中が続出し、
  回転寿司チェーンのみならず、外食産業全体に対し多大な影響を及ぼした案件であった。


・ChatGPT
 …アメリカの人工知能(AI)開発企業「OpenAI」が製作した対話型自動生成AIを指す。
  「GPT」とは「Generative Pre-trained Transformer」の略であり、
  「生成可能な事前学習済み変換器」という意味である。
  様々な分野の質問に詳細な回答を生成できる機能を持ち、
  中でも人間同士の対話のような回答を即興で出力できることから注目を集めた。


・スイカゲーム
 …Switchのパズルゲーム「スイカゲーム」のこと。
  2021年12月9日発売、値段は240円。
  ボックスの上からフルーツを落としていく、いわゆる落ちもの系のパズルゲームである。
  同じフルーツを接触させると合体(?)して1ランク上のフルーツに変化(進化?)する。
  これを繰り返していき、最高ランクのフルーツであるスイカの生成を目指していく。 
  フルーツが積み上がりすぎてボックスから溢れてしまうとゲームオーバーである。
  2023年9月頃に配信者がプレイしたことがきっかけで唐突に流行し、
  Switchダウンロードソフト人気ランキングでトップに躍り出るのであった。


・なぁぜなぁぜ?
 …インターネットミームの1つ。
  疑問系をかわいらしく2度繰り返す言い回し。
  元ネタはアイドルグループ「FRUITS ZIPPER」の曲「ハピチョコ」の歌詞
  「なぁになぁに?」をTikTokerの桃園ありさ氏が改変したものである。
  どちらかというと「ウザかわいい」という反応が多いように思われる。


・デスマフィン
 …死のマフィン。
  …要するに食中毒に繋がりかねない危険なマフィンである。
  2023年11月11日、12日に開催された「デザインフェスタ」に出店していた
  ある洋菓子店が販売したマフィンを購入し食べた人から体調不良の訴えや、
  「マフィンが糸を引いている」などといった報告が挙がった。
  生焼き菓子にもかかわらず5日前に作ったマフィンを販売していたという疑惑や、
  過去にフルーツケーキをブランデーにドブ漬けするという、
  調理法としてはあまり目にしないような内容の投稿をしていたことも拍車をかけ、
  大炎上に発展するのであった。
  これを受けて、11月16日に厚生労働省はこの洋菓子店に対し、
  健康への被害度が最も重い「CLASS Ⅰ」のリコールを勧告した。


・藤井八冠
 …将棋棋士の藤井聡太八冠その人。
  四段昇格(プロデビュー)前から数々の最年少記録を更新し、
  プロ入り後も無敗のまま歴代連勝記録単独1位となる29連勝を達成するなど、
  まさに破竹の勢いを見せ、メディアにも大々的に採り上げられていった。
  そしてまたまた最年少で最初のタイトルとなる棋聖戦で勝利し、
  その後もあれよあれよとタイトルを奪取していき、
  最後のタイトルとなった王座戦も2023年10月に獲得。
  前人未到の八冠(名人、竜王、棋聖、棋王、王位、王座、王将、叡王)を達成した。
  その強さたるや、将棋界のレジェンド羽生善治会長をして、
  「全盛期の自分が戦っても全然敵わない」と笑いながら即答するほどである。


・サカバンバスピス
 …オルドビス紀に生息していた古代の絶滅魚。
  フィンランドのヘルシンキ自然史博物館に展示されている復元模型が
  何とも言えない微妙に間の抜けたシュールな見た目と表情をしており、
  なぜかサカバンバスピスが生きていた時代と異なるデボン紀の展示場所に
  展示されていたという無駄にツッコミどころが豊富にあったことも相まって、
  2023年6月頃にTwitter(X)を中心に広範囲で流行するのであった。


・阪神優勝/アレ/A.R.E./アレのアレ
 …「アレ」とはアレのことである。
  ここでは主にプロ野球阪神タイガース岡田彰布監督の発言を指す。
  「そらもうアレよ」などといった形で多用される。
  岡田監督がインタビューなどで話す発言は独特の言い回しが多く、
  補完が必要なレベルの難解なコメントはもはや外国語の領域とまで言われており、
  岡田監督の(非公式の)愛称「どんでん」にちなみ、「どんでん語」「どんコメ」とも呼ばれる。
  特にキャッチーかつ多用される発言は「どんでん語録」としてまとめられている。
  本来アレの意味は文脈に左右されるが、2022年オフに2度目の阪神監督に就任して以降は、
  「(ペナントレース)優勝」を置き換えた言葉として定着し、選手やファン、メディアも多用した。
  そして2023年の阪神のスローガンは「A.R.E.」である。
  「Aim! Respect! Empower!」の略で、
  「目標に向かい敬意を持ってパワーアップする」という意味とのこと。
  ややこじつけ感のある後付けの言葉とか言ってはいけない。そういうものである。

  2023年シーズンを戦った阪神は後半戦に2位以下を突き放し、
  見事「アレ」、すなわちペナントレース優勝に輝くのであった。
  そして次なる目標として「アレのアレ」、すなわち日本一を目指すのであった。


・ジャニーズ問題
 …芸能事務所「ジャニーズ」の創設者である故・ジャニー喜多川氏が行っていたとされる、
  ジャニーズJr.などの所属タレントに対する性的虐待に端を発する問題。
  2023年3月にイギリスBBCでこの問題を採り上げたドキュメンタリーが放映され、
  これに呼応するように某センテンツスプリング…週刊文春が記事を出した。
  2023年4月には元ジャニーズJr.が実名を出して告発する記事も出た。
  その後も続々と証言者が出てきて、大炎上へと発展するのであった。

  ジャニー氏は2019年7月に既に他界していたが、
  ジャニー氏の威光が消えたことでジャニーズ事務所の権威に翳りが見え、
  また2023年4月の告発以降どんどん実名での告発が増えていったことで、
  ジャニー氏が行ってきたとされる大規模かつ長期に及ぶ性的虐待の事実と、
  テレビ局およびマスメディアの沈黙や忖度、共犯的関係の問題が顕在化していった。
  ジャニーズのタレントを起用していた企業は相次いで契約を破棄、
  もしくはジャニーズ事務所を介さない個人契約に変更していった。
  あまりにも問題が大きくなり、沈黙し続けることが困難になったことで、
  日本のメディアも堰を切ったかのように掌を返して大々的に採り上げていった。
  2023年7月には国連人権理事会の人権作業部会が来日し、
  多人数が性的搾取と虐待に巻き込まれ深く憂慮すべき事態であり、
  日本のメディア企業は不祥事の揉み消しに加担したと語った。
  2023年8月にはジャニーズ事務所の依頼を受けた再発防止特別チームが調査を実施し、
  調査報告にてジャニー氏の性的虐待を「紛れもない事実」と認定し記者会見を行った。
  そして2023年9月にジャニーズ事務所は記者会見を行い、
  性加害の事実を初めて認め謝罪するのであった。
  2023年10月にはジャニーズ事務所は「ジャニーズ」の名称を廃止し、
  「株式会社SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更した。
  SMILE-UP.は被害者の救済、補償を行い、これが終わり次第廃業するとしており、
  所属アイドル、タレントは新たに設立される予定の事務所に移籍することになる。
  また、「関ジャニ∞」や「ジャニーズWEST」などといった、
  ジャニー氏の名前に由来するグループ名も改名される見通しである。


・頂き女子
 …男性から金品を「頂く」、すなわち貢がせる女性を指す。
  近似的な行為に「パパ活」などがある。
  主に若い女性が不幸な身の上話などといった自身の同情を買うような境遇を
  男性に話すことで、同情した男性から金品を貢がせるという手口である。
  「パパ活」同様、ターゲットとなるのはある程度の資産がある中年男性が多く、
  パパ活と比較してやや一般層寄りの男性が選ばれやすい模様。
  頂き女子がする不幸話や生活に困窮する話は金品を得るための手段であることから、
  ハッタリであることも多く、場合によっては詐欺に該当する。
  2020年代に「頂き女子りりちゃん」が頂き女子としての手練手管のマニュアルを、
  大金が稼げる情報商材という形で販売し、頂き女子の間でカリスマとして崇められていたが、
  2023年8月に頂き女子りりちゃんは詐欺および詐欺幇助の疑いで逮捕された。
  

・インボイス
 …売り手が買い手に対し正確な適用税率や消費税額などを伝える「適格請求書」を用い、
  消費税の二重課税を防ぐ「仕入税額控除」を受けるための制度。
  この「適格請求書」を「インボイス」と呼ぶ。
  現行の請求書には発行者や取引年月日、内容、金額、消費税額等が記載されているが、
  インボイスにはこれらに加えて「税率毎に区分した消費税額」「請求書発行者の登録番号」の
  記載がある仕様となっている。
  インボイス制度に移行した場合、消費税の仕入額控除が適用され、
  これを受けるために売り手側・買い手側はインボイスの発行・保存が必須となる。
  すなわち、インボイスの発行・保存がない要件の請求書においては
  消費税の仕入額控除が受けられなくなる。
  ところが現状ではインボイスを発行できる「適格請求書発行事業者」は
  消費税の課税事業者として登録している事業者に限られている。
  現在、年間の課税売上高が1000万円未満の事業者については
  消費税の納税が免除されている(免税事業者)のだが、
  インボイス制度移行後は上記の理由により自前でインボイスが発行できず、
  消費税の仕入額控除が受けられなくなることが問題視されている。
  特に個人事業主やフリーランスのような人に大きな影響を及ぼし、
  仕事の減少や税負担増加などの理由から制度導入への反対意見が多く挙がっていたが、
  インボイス制度は当初の予定通り2023年10月より施行された。
  なお、インボイス施行にあたっては緩和措置なども実施されている。


・生成AI
 …様々なコンテンツを自動で生成、発生させる人工知能を指す。
  生成させるために過去の事例などから学習できることが特徴の1つである。
  「決められた行為の自動化」が目的であった従来のAIとは異なり、
  生成AIは「創造すること」を目的としている。
  とはいえ、全くの無から何かを生み出すというところまでは至ってはいない。
  現状はあくまで「過去の学習をベースに出力する」というものに留まる。

  自動生成AIについては上手く制御して利用すれば有益である一方で、
  生成された文章や画像には誤りや嘘が含まれている可能性も高いため、
  使いこなすには相応の専門的な知識や理解力が求められる。
  出力された回答を鵜呑みにせず批判的に確認し、適宜修正することが必要である。
  また、論文やレポートに不正に自動生成AIの文章が用いられ問題になるケースもあり、
  利用を検知することは困難であることも懸念されている。


・大麻グミ
 …大麻に似た成分を含有するグミ。
  2023年11月に祭りなどで配られたグミを食べた人が、
  体調不良を訴えて病院に運ばれる事態が発生した。
  このグミには「ヘキサヒドロカンナビヘキソール(HHCH)」が含まれていたことが判明。
  これは大麻に含まれる成分の1つ「テトラヒドロカンナビヘキソール(THCH)」から
  生成された化合物で、THCHと同様の作用がある。
  THCHは2023年8月4日に厚生労働省より「指定薬物」として規制されており、
  HHCHについても12月2日より指定薬物の規制対象に追加された。


・Don’t worry,I’m wearing/PANTS!
 …お笑い芸人のとにかく明るい安村さんが海外で披露した持ちネタ。
  「安心してください、穿いてますよ」の英語バージョンである。
  イギリスの人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で、
  あのパンツが見えないいつものネタがやたらと大ウケし、
  日本人で初めて決勝進出を果たすのであった。
  単純な裸ギャグは世界共通の笑いであることがよくわかる結果であった。
  人間は何を取り繕おうと、根底の部分では下ネタが大好物なのである。


・弱者男性
 …この世の大多数の男性を指す言葉。
  「弱者」の定義は曖昧だが、主には収入、容姿、コミュニケーション能力が優れていない、
  恋人や配偶者がいない、発達障害や精神疾患を患っている、などが挙げられる。
  弱者の類義語としては「負け組」などがある。
  これだけなら男性にも女性にも当てはまる概念なのだが、
  女性の場合はいわゆる「フェミニズム」などの概念もあり社会的にも協力的であるが、
  男性の場合はそうならない場合が多く、むしろ余計に風当たりが強くなる傾向が見られる。
  あまりこういうことを言いたくは無いが、例えば男性が何人過労死しても表沙汰になりにくいが、
  女性(若ければ尚更)が1人でも過労死すればそれは大きな社会問題として扱われる。
  日常生活においても、レディースデーや女性専用車両はあってもその逆は存在しない。
  メディアは「女性・女子高生にも人気」と宣伝するが、その逆は聞いたことがない。
  一般人的尺度において女性に比べて男性の「価値」は低く見積もられているのである。
  古来より「男尊女卑」という考え方があるが、巡り巡って現代では逆転しているのである。
  その原因として、男性は女性に比べて強くて当たり前だという認知バイアスなどがある。
  ジェンダーフリーが叫ばれる世の中であるが、深層にある固定観念は根強く残っている。


・エッフェル姉さん
 …自由民主党所属の松川るい参議院議員のこと。
  2023年7月に自民党女性局長として参加した女性局のフランス研修中に、
  松川氏がフランスのエッフェル塔の前でポーズを取った写真をSNSに投稿したが、
  これが「党費を使った観光旅行のようだ」と指摘され炎上に発展。
  案の定SNS上で「エッフェル姉さん」などと揶揄されてしまうのであった。
  松川氏は批判を受けて8月に謝罪し、女性局長を辞任した。

  余談だが、私は最初にこの言葉を見た時「どこの女芸人やねん」と思った。


・ドリル優子
 …自由民主党所属の小渕優子衆議院議員のこと。
  2023年9月に女性では初の自民党選挙対策委員長に任命された。
  小渕氏は2014年9月に経済産業大臣に就いていたが、
  直後の2014年10月に政治資金規正法違反の疑いがあると報道され、
  小渕氏は記者会見し大臣を辞することとなった。
  合わせて東京地検特捜部により小渕氏の実家や後援会事務所などが
  家宅捜索されたのだが、捜索に入られるより前に会計記録が入っていたとされる
  パソコンのハードディスクが電気ドリルで物理的に破壊されていたことが判明。
  案の定SNS上で「ドリル優子」などと揶揄されてしまうのであった。

  余談だが、私は最初にこの言葉を見た時「どこの女芸人やねん」と思った。


・闇バイト
 …闇のアルバイト。「裏バイト」「秘密のバイト」とも呼ばれる。
  高額な報酬と引き換えに非合法の犯罪・違法行為を代行するアルバイトのこと。
  「ブラック企業」「ブラックバイト」は本質そのものは異なるが同類である。
  闇バイトは「高収入」「高額報酬」「高額バイト」「簡単な仕事」など、
  妙に簡単に稼げるような甘い誘いで仕事が募集されており、
  無知な若者を釣るように仕組んでいる。
  その実態は「違法薬物や銃器などの運び屋」「強盗行為」
  「特殊詐欺などの受け子、出し子」など、公序良俗に反する犯罪行為である。
  そして闇バイトを募集する首謀者、すなわち犯罪集団は、
  警察の捜査が自らに及ばないよう計画の詳細を伝えないため、
  実行犯となる闇バイト参加者は「使い捨ての駒」「トカゲの尻尾」となっている。
  まさしく「美味しい話には裏がある」である。
  そんな話が本当にあるのなら自分で独占するし他人には教えないのである。


・強風オールバック
 …日本のボカロPのゆこぴ氏による楽曲。
  外に出たら風が強くて前髪が勝手にオールバックになってしまった
  女の子の状況を描いた曲である。
  ボーカルにはボーカロイド「歌愛ユキ」が起用されており、
  本作のミュージックビデオにも登場している。
  歌詞の「外出た瞬間、終わったわ」は改変ネタとしても使われている。


・クマ被害
 …熊(クマ)による人間や家畜の被害を指す。
  2023年は熊による被害が全国で報告され、過去最悪の件数となった。
  熊には凶暴なイメージがあるが基本的には雑食であり、
  主に野草や木の実、昆虫などを食べている。
  ところが、獣肉を食べてその味を覚えると異常に執着するようになり、
  野生動物や人間を襲うようになると言われている。
  熊は警戒心が強く、人間がいる場所に近寄ることは滅多に無いが、
  肉の味を知った個体はそれを求め人里にまで下りてくるようになる。
  家畜や人的被害を防止するため、このような熊はたびたび駆除されているが、
  動物愛護の観点から批判が寄せられることも多々あり、
  社会問題に発展している状況である。


・薩摩ホグワーツ
 …アクションRPG「ホグワーツ・レガシー」で発生したネットミーム。
  「ホグワーツ・レガシー」は「ホグワーツ」という名称が示す通り、
  世界的ベストセラー小説である「ハリー・ポッター」の世界をベースにした作品である。
  オープンワールドな世界観であり自由度は高く、
  他の生徒との交流を深めたり、魔法を極めたり、学校や郊外を探索したりと、
  魔法使いとしての学園生活を好きなように楽しむことができる。
  原作をリスペクトしたデザインや雰囲気などもゲーム性を後押ししており、
  非常に高い没入感を得られるゲームである。
  その自由度の高さから、強力な攻撃魔法を使いまくりゴリ押しするプレイも可能であり、
  相対した敵を一刀両断するかのごとき暴力的ムーブが重なっていった結果、
  薩摩藩士を連想させた「薩摩ホグワーツ概念」なるネットミームが爆誕してしまった。







…というわけで、今年も内容的に重複するものを除いて、
全てのノミネートワードにコメントをつけました。

毎年言ってますが、政治ネタや時事ネタは疲れますね。
ネタワードならともかく、普通の言葉だと調べるのが思ったよりも大変なんですよね。
去年の年末のアレでも言いましたが銀賞のやつはもはやワケがわからんて。
まあ後から自分で見て(・∀・)ニヤニヤするためにも手は抜きたくないところでもありますが。


…そんなこんなで、次回はアニメ流行語になります。



次回、「バズワード・メモリィ2023 Part3」に続く。

テーマ : 気になるニュース - ジャンル : ニュース

第1608話「バズワード・メモリィ2023 Part1」

どうもルイナです。

今年もこの季節がやってまいりました。
毎年恒例、なぜか更新頻度が上がる季節…
…げふんげふん、バズワード・メモリィのお時間です。

「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン 新語・流行語大賞 第40回 2023年 授賞語

というわけで今年もいつも通り新語・流行語大賞が発表されております。
16年経ちほとんどブログ更新をやらなくなってしまった今であっても、
なぜかこれだけは毎年懲りずにやっております、
新語・流行語大賞に選ばれた言葉にテキトーにコメントをつけていくコーナー!
ウチのサイトの12月恒例行事!ネタに困らないという意味でも(・∀・)イイ!!
…更新してないのにネタに困るもクソも無いんだけど…

というわけで、「流行とは一体…うごごご」という真理からは
全力で目を逸らしつつ、いつもの解説芸のコーナーをどうぞ。



・アレ/A.R.E.
 …今年の流行語大賞はプロ野球阪神タイガースの「アレ」。
  アレとは何かと言うと文字通りアレのことである。
  …こう言ってしまうと身もフタも無いが、
  主にはプロ野球阪神タイガース岡田彰布監督の発言を指す。
  「そらもうアレよ」などといった形で多用される。
  岡田監督がインタビューなどで話す発言は独特の言い回しが多く、
  補完が必要なレベルの難解なコメントはもはや外国語の領域とまで言われており、
  岡田監督の(非公式の)愛称「どんでん」にちなみ、「どんでん語」「どんコメ」とも呼ばれる。
  特にキャッチーかつ多用される発言は「どんでん語録」としてまとめられている。
  本来アレの意味は文脈に左右されるが、2022年オフに2度目の阪神監督に就任して以降は、
  「(ペナントレース)優勝」を置き換えた言葉として定着し、選手やファン、メディアも多用した。
  そして2023年の阪神のスローガンは「A.R.E.」である。
  「Aim! Respect! Empower!」の略で、
  「目標に向かい敬意を持ってパワーアップする」という意味とのこと。
  ややこじつけ感のある後付けの言葉とか言ってはいけない。そういうものである。

  ちなみに新語・流行語大賞では2021年の「リアル二刀流/ショータイム」、
  2022年の「村神様」に続き、3年連続で野球の言葉が大賞となった。


・新しい学校のリーダーズ/首振りダンス
 …「新しい学校のリーダーズ」は2015年にグループ結成した、
  「個性と自由ではみ出す」をモットーとした4人組ダンスボーカルユニット。
  2023年1月に「オトナブルー」で披露した首振りダンスがTikTokでブレイクし、
  メディア露出なども増えていった。
  ロックバンドとかがよくやるシェイクヘッドパフォーマンスとは異なる。


・OSO18/アーバンベア
 …「アーバンベア」とは人里に出没する熊(クマ)を指す。
  熊には凶暴なイメージがあるが基本的には雑食であり、
  主に野草や木の実、昆虫などを食べている。
  ところが、獣肉を食べてその味を覚えると異常に執着するようになり、
  野生動物や人間を襲うようになると言われている。
  基本的に警戒心が強く、人間がいる場所に近寄ることは滅多に無いが、
  肉の味を知った個体はそれを求め人里にまで下りてくるようになる。
  家畜や人的被害を防止するため、このような熊はたびたび駆除されているが、
  動物愛護の観点から批判が寄せられることも多々ある状況である。

  そして「OSO18」は約5年にわたり乳牛などの家畜を襲撃していた、
  羆(ヒグマ)のコードネームである。
  北海道東部の川上郡標茶町オソツベツで目撃され、
  前足の幅が約18cmと推定されたことから命名された。
  ヒグマとしては平均的な体格だが、警戒心が異常に強く、
  滅多に人前に姿を現さず、神出鬼没な様子から「忍者グマ」とも呼ばれていた。
  2019年から家畜に被害が出始め、2021年には被害が広域化したことから、
  OSO18の駆除のための対策が講じられてきた。
  熟練のハンターやヒグマの専門家をもってしても痕跡すら見つからない状況であったが、
  2023年7月末、とあるハンターによりOSO18と認識されずに駆除され、
  熊肉として解体処理されたことが発覚した。


・蛙化現象
 …心理現象の1種。
  男女との恋愛関係にて発生する現象で、主に女性に発現する。
  今まで片想いをしていた相手が念願叶って自分に振り向いてくれた途端に、
  その相手のことを気持ち悪いと思ってしまう現象である。
  由来はグリム童話の「蛙の王様」で、こちらは気持ち悪がられていたカエルが
  憧れの対象たる王子様になるという、ここでいう蛙化現象とは真逆の展開なのだが、
  同じ対象への気持ちが正反対に変化するという感情の反転から付けられたものと思われる。
  蛙化現象に陥る要因としては「両想いまでの過程が重視されていた」
  「両想いになることが目標だった」「理想と現実とのギャップを感じた」などが挙げられる。


・生成AI
 …様々なコンテンツを自動で生成、発生させる人工知能を指す。
  生成させるために過去の事例などから学習できることが特徴の1つである。
  「決められた行為の自動化」が目的であった従来のAIとは異なり、
  生成AIは「創造すること」を目的としている。
  とはいえ、全くの無から何かを生み出すというところまでは至ってはいない。
  現状はあくまで「過去の学習をベースに出力する」というものに留まる。


・地球沸騰化
 …地球全体が強烈な暑さに見舞われた状態を指す。
  従来では「地球温暖化」と呼ばれていたが、それよりも深刻な状況とされる。
  2023年7月には世界中の平均気温が観測史上最高レベルの異常気象となり、
  熱波による山火事の発生などの被害も報告された。
  日本でも最高気温35℃以上の猛暑日の日数が過去最高となり、
  40℃を超える地域も増えた。

  なお、沸騰を「フットー」と書いてしまうとちょっと意味合いがアレな感じになるので注意。


・ペッパーミル・パフォーマンス
 …調理器具の「ペッパーミル」で胡椒を挽く行為をなぞらえたパフォーマンス。
  始めた際の由来から「ペッパーグラインダー」とも呼ばれる。
  メジャーリーグ・セントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバー選手が、
  チームが苦境の際に「身を粉にして働く 、一生懸命働く」という意味も込めて
  活躍時に始めたパフォーマンスである。
  ヌートバー選手は母親が日本人のため、2023年のWBCでは日本代表として招集。
  ハーフとはいえ日本語はほとんど話せないヌートバー選手であったが、
  代表内で結束力を高めるために共通のパフォーマンスをしようという流れになり、
  ペッパーミル・パフォーマンスが採用され、日本代表に馴染むことができた。
  そしてWBC本番ではオオタニサンこと大谷翔平選手などといった、
  日本球界を代表するスター選手たちが続々とこのパフォーマンスを披露し、
  観客も実物のペッパーミルを持って真似するなど、話題となっていった。
  実際にペッパーミルの売上が大幅に上昇したとのこと。


・観る将
 …将棋を観戦する人を指す言葉。
  「観る将棋」を縮めた言葉である。「見る将」とも表記される。
  見るだけでなく自分で将棋の対局もする人は「指す将」と呼ばれる。
  「将」とは上記の通り「将棋」のことを指しており、
  プロ野球の監督などに用いる「名将」などの意味の「将」ではない。
  もちろん某5chなどに出没する「ワイ将」の意味でもない。
  要するに「見る専」の「将棋ファン」である。
  この用語自体は2010年頃からあったものだが、
  2023年に前人未到の8大タイトル全制覇を成し遂げた
  藤井聡太8冠などの存在もあり、将棋への注目度が増すのであった。


・闇バイト
 …闇のアルバイト。「裏バイト」「秘密のバイト」とも呼ばれる。
  高額な報酬と引き換えに非合法の犯罪・違法行為を代行するアルバイトのこと。
  「ブラック企業」「ブラックバイト」は本質そのものは異なるが同類である。
  闇バイトは「高収入」「高額報酬」「高額バイト」「簡単な仕事」など、
  妙に簡単に稼げるような甘い誘いで仕事が募集されており、
  無知な若者を釣るように仕組んでいる。
  その実態は「違法薬物や銃器などの運び屋」「強盗行為」
  「特殊詐欺などの受け子、出し子」など、公序良俗に反する犯罪行為である。
  そして闇バイトを募集する首謀者、すなわち犯罪集団は、
  警察の捜査が自らに及ばないよう計画の詳細を伝えないため、
  実行犯となる闇バイト参加者は「使い捨ての駒」「トカゲの尻尾」となっている。
  まさしく「美味い話には裏がある」である。


・4年ぶり/声出し応援
 …スポーツやライブの観客が声を出して応援すること。
  新型コロナウイルスの蔓延により、感染防止の観点から、
  有観客であっても声を出すことは憚られていたが、
  ワクチンの普及も相まって、声を出す行為が順次解禁されていった。
  2020年のパンデミックから4年の歳月を経てのことである。
  

・I'm wearing pants!
 …流行語大賞芸人枠。
  お笑い芸人のとにかく明るい安村さんの持ちネタである
  「安心してください、穿いてますよ」の英語バージョン。
  イギリスの人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で、
  あのパンツが見えないいつものネタがやたらと大ウケし、
  日本人で初めて決勝進出を果たすのであった。
  単純な裸ギャグは世界共通の笑いであることがよくわかる結果であった。



「アレ」の項目でも言いましたが、大賞は3年連続で野球関連でした。
私は野球好きなのでいいのですが、野球に興味のない人にとってはどうなのか、
その辺はなんともいえないところ。
そして今年は久々に芸人枠が復活しましたが、なんと今度は政治枠がゼロになりました。
そんな馬鹿な…流行語大賞といえば無理矢理にでも政治関連ワードを選出して、
与党を腐すコメントを残すのが定番だったというのに…


まあいいや、こんなところで今回はお開きです。

…え?なんで毎年載せてなかったのに今年は流行語大賞のサイトのリンクを載せたのかって?

今年は割とフラットなコメントを残していたみたいだったのでリンクを載せました。
政治枠が選出されなかったというのもあるかもしれませんが、
これまでのあまりにも偏った思想に凝り固まったコメントについて、
どこか大きなところから叱責でもされたんでしょうか。



次回、「バズワード・メモリィ2023 Part2」に続く。

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第1607話「ルインズメモリィ厄」

どうもルイナです。

早速ですが、本日12月1日はこのブログ「るいんずめもりぃ」の開設日です。
このブログを始めたのが2007年なので、なんと16年も経つんですよこいつが。
16年…16年か…自分で言うのもなんですがマジっすかこれハンパねーな…
あらためてそう考えると「ようやってきたなこんなモン…」って思いますね。
高校時代に進路を決めるときに「作文を書きたくない」というクッソしょうもない理由で
理系に進んだ(なお論文などで結局文章を大量に書かされた模様)私が
こんな文章ばっかで絵も写真もめったに無いブログをよくもまあ続けてきたものです。
…まあ12月以外ほとんど更新しない状態になってますが。

さて、このブログを始めた日である12月1日は毎年「○周年記念更新!」みたいなノリで、
1周年の時の更新(第350話)をほぼコピペした内容の記事を書いてました。
で、その中でこのブログ名の由来とか語ってたりしていまして、
サブタイトルもそれに則したものをつけていたんですが、
3年前にめでたく(?)サブタイトルネタのストックが尽きてしまったため、
周年ネタはやめようと思っていました。

とか言っておきながら、一昨年は「スーパーロボット大戦30」をパク…
…せっかくなのであやかっておこうかと魔が差して作成し、
去年はちょうど第1600話に調整できそうだったためまた作成していました。

で、さすがに今年はネタも無いし今度こそやらんでええやろと思ってました。

…思ってたんですが…今年の夏頃までは…



…ここからは私のリアルの状況なんですが、
こんなブログでも16年もやってたら実際トシを食ってきまして、
いわゆる「厄年」という年齢になっていたりします。

そんな今年、ちょっとやらかしてしまってそこそこキツい大怪我をしたり、
怪我とは関係なく体中の色んなところにガタがきていたりして、
病院のご厄介になることが急激に増えてしまったのです。
今年だけで診察券が大量に増えてしまいました。
伊達に厄年と言われてない…

まあこんな感じで、なんだかんだ毎年この時期になると更新していますが、
それもいつまでやれるかわからないというものです。
だったらせっかくなので近況報告的な意味でも更新しとくか…
と昨日思い立って即興でこの記事を作成しました。
タイトルは「16」という数字から「65535」にしたろうかと思いましたが、
関連性が無さすぎてボツにしました。

…まあ、こんな風に思い立った時にテキトーに更新するスタイルでやっていくのが
今のこのブログのスタイルなのかなと思っています。
自分が後から読んでニヤニヤできればそれで良い、というものでもありますので。
たぶん来年こそは12月1日の更新やらないと思います…
…なんて言いながらたぶん来年も更新してそう。「ルインズメモリィ17歳」とか言って。


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