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第1612話「スイープ・メモリィ2023」

どうもルイナです。

本日が2023年ラストの更新となります。
テキスト更新はおろか更新自体ほとんどやらなくなった今でも、
世間及び自分の中で一瞬だけ流行った言葉のメモを残しておりまして、
それに解説をつけることで今年のスイープとします。
更新してたときの大晦日は自分の書いたテキスト記事をまとめてたんですけどね…







[1月]


・異次元の少子化対策
 …岸田文雄内閣総理大臣が2023年の念頭会見で検討を表明した少子化対策を指す。
  「次元の異なる少子化対策」とも呼ばれる。
  日本の出生数および出生率は年々減少の一途を辿っており、
  岸田首相は急速な少子化に歯止めをかけなければ経済・社会は縮小し、
  社会保障の維持は難しいと危機感を表明した。
  主な対策としては児童手当の拡張、保育施設の利用制限撤廃などがある。
  一方で、異次元の少子化対策の実行には新たな財源確保が課題とされている。
  「異次元」と銘打つあたり、微妙に中二病感がありウキウキする人もいた模様。


・最強寒波
 …2023年1月下旬に全国各地を襲った記録的な寒波。
  各地域で過去最低気温を更新し、大雪による積雪や路面凍結などが相次ぎ、
  水道管の破裂や電車などの交通機関の麻痺も引き起こした。
  最強寒波の要因としては、ラニーニャ現象による偏西風の蛇行とともに、
  地球温暖化現象による大気の変動も影響したとする説もある。


・Twitter外部アプリ排除/アカウント大量凍結/「X」
 …Twitter(X)の仕様変更等にまつわる騒動。
  2022年11月に実業家のイーロン・マスク氏が当時のTwitterを買収しCEOに就任して以降、
  マスク氏は社員の大量解雇による人件費の削減など様々な改革を急ピッチで断行していった。
  そんな中、2023年1月末から2月中頃に外部アプリなどの接続障害が多く報告され、
  Twitter側の仕様に変更があったのではないかと疑われていた。
  その後、マスク氏はTwitterの外部連携アプリの開発者らに向けた規約を一方的に更新し、
  公式アプリの「代替または類似のサービス、または製品を作成すること」を禁止事項に加えた。
  この条項に基づき、外部連携アプリによるTwitterとのアクセスが半ば強制的に遮断され、
  開発者やユーザーは大混乱に陥るのであった。
  そして2023年7月、マスク氏はまたも突然Twitterの名称を変更し、
  マスク氏のお気に入りの文字とされる「X」へとその名を変えたのであった。
  「Twitter」というサービス名に愛着を持っていたユーザーはそこそこおり、
  味気も何もない「X」という1文字に変わったことは大きな不満と反感を呼んだ。
  もしも旧Twitterが最初から「X」という名称のSNSであったとしたら、
  はたしてここまで人々の間に浸透したであろうか…



[2月]


・リスキル/リスキリング
 …社会情勢の変化に伴い、新たな知識や技能、資格を取得する活動を意味する言葉。
  英語で書くと「reskill/reskilling」となり、和製英語っぽいが外来語である。
  噛み砕いて言えば「もう一度スキルを習得すること」となる。
  近年の様々な分野におけるデジタル化により生まれる新しい職業や仕事を円滑に進め、
  経済成長を続けていくためのスキル習得を目的としたものである。
  概念的には「知識を積み重ねる教育」という「スキルアップ」「リカレント教育」とは異なり、
  「既存と異なる新たな分野に立つための教育」としてリスキリング教育は用いられている。

  なお、字ヅラからネトゲ用語の「リスポーンキル」を連想しがちだが、全く関係ない。
  もちろんリス(栗鼠)をキルするわけでもない。


・スシローペロペロ事件
 …回転寿司チェーン店「スシロー」にて発生した迷惑行為。
  岐阜県のスシロー店舗内にて男性客が備え付けの湯呑みや醤油差しの
  注ぎ口を舐めるなどのイタズラを行い、
  その動画をSNS上に拡散するという迷惑行為を行ったことに端を発する。
  当然ながらあまりにも不衛生な迷惑行為であるが、これによりスシローは大きな損失を被り、
  スシローのみならず他の回転寿司チェーン店も巻き込み大きなイメージ低下を余儀なくされた。
  その後、実行者は岐阜市内の県立高校の生徒であるとの情報が流れ、
  当該高校に対する苦情や誹謗中傷の電話が殺到する事態となった。
  スシロー側は「顧客との信頼関係を損なう重大な事案」として厳正に対処していくとして、
  当事者および保護者から謝罪を受けてもなお刑事・民事の両面から厳正に対処すると発表し、
  約6700万円の損害賠償を求める裁判を大阪地方裁判所に起こしたことが報じられた。
  最終的には調停が成立し、賠償請求は取り下げられることとなった。
  この事件は当事者の行った行為から「スシローペロペロ事件」「寿司テロ」などと呼ばれ、
  その後も飲食店での迷惑行為をひけらかす愉快犯と思しき連中が続出し、
  回転寿司チェーンのみならず、外食産業全体に対し大きな影響を及ぼした案件であった。

  ちなみに、私もこの事件が発生した数ヶ月後に回転寿司屋に行くことがあったのだが、
  レーンは使われておらず、寿司を普通に注文して普通に席に運ばれるシステムになっており、
  「回転寿司とは…?」という感情に襲われたことを覚えている。仕方のないことではあるが…


・LGBT/LGBT法案
 …「LGBT」とは同性愛者などといったいわゆる性的マイノリティにあたる人々を意味する言葉。
  「レズビアン(Lesbian)」「ゲイ(Gay)」「バイセクシャル(Bisexual)」
  「トランスジェンダー(Transgender)」の4つの頭文字を取ったものが「LGBT」である。
  日本ではLGBTのいずれかに該当する人はおよそ1~3%存在するとされている。
  一般的とされる異性愛(ヘテロセクシャル)に比べれば少数派の部類であるため、
  差別や攻撃の対象とされる場合が往々にしてあり、人権的観点から問題となる場合もある。
  反面、スポーツの世界などでは身体的には「男性」に分類されるトランスジェンダーが
  「女性」として扱われ、女性の大会に出場して身体能力の差で優勝し、
  それを批判することは人道を盾に一切許されないなどといった対応から、
  騒動に発展するケースが各国で増えてきており、
  トランスジェンダーの選手を認めるべきか否かで議論が紛糾している。

  日本では2023年6月に「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する
  国民の理解の増進に関する法律」、いわゆる「LGBT法案」が可決、施行された。
  LGBTなどの性的少数者に対する理解を広めるための施策の推進に関する基本理念を定め、
  基本計画の策定などの必要な事項を定めるための法律とされている。
  基本的な考え方としては「性自認を理由とする差別は許されない」というものであるが、
  「女性だと自称する男性が女性用のトイレや公衆浴場に入ることを是としてしまう」
  という意見も挙げられており、逆にLGBT当事者にさらなる生き難さを課すといった声もある。


・コオロギ食
 …コオロギとはバッタ目キリギリス亜目コオロギ上科、コオロギ科、コオロギ亜科に属する
  昆虫の総称を指す。主な漢字表記は「蟋蟀」。
  スズムシやマツムシ、ケラなどの昆虫もコオロギと呼ぶ場合もある。
  独特の鳴き声で知られており、世界各地でコオロギを飼ってその鳴き声を楽しむ文化が見られ、
  日本でも風物詩として古典などに登場する。
  食用種としても扱われており、中国・東南アジアなどでは実際に料理に使われている。
  これがすなわち「コオロギ食」であり、将来の食糧問題の解決策の1つとして検討されている。
  タンパク質やビタミンなどの栄養素が豊富な食材と位置付けられているが、
  そのまま食べるとなると料理としての見た目が非常にアレなため、
  日本では主にパウダー状にして、カレーや煎餅、クッキーなどに混ぜる形で用いられている。

  コオロギ食に限らず、昆虫食自体は日本でも過去からイナゴや蜂の子などが食されており、
  世界的にも2013年頃から研究が進められているものであるが、「SDGs」の観点もあってか、
  日本では2022年下旬頃から急激にコオロギ食が推され始めた。
  将来の食糧問題として議論されるのがいきなりコオロギ食、のように見えたことも相まって、
  「なぜ急にコオロギ推しが始まったのか」「裏がありそう」などと怪訝な目で見られるのであった。


・ホグワーツ・レガシー
 …アクションRPG「ホグワーツ・レガシー」を指す。
  「ホグワーツ」という名称が示す通り、この作品は世界的ベストセラー小説である、
  「ハリー・ポッター」の世界をベースにした作品である。
  オープンワールドな世界観であり自由度は非常に高く、
  他の生徒との交流を深めたり、魔法を極めたり、学校や郊外を探索したりと、
  魔法使いとしての学園生活を好きなように楽しむことができる。
  原作をリスペクトしたデザインや雰囲気なども後押しし、高い没入感を得られるゲームである。

  ちなみに、強力な攻撃魔法を使いまくりゴリ押しするプレイも可能であり、
  相対した敵を一刀両断するかのごとき暴力的ムーブが重なっていった結果、
  薩摩藩士を連想させた「薩摩ホグワーツ概念」なるネットミームまで生まれることとなった。
  当然だがこの作品と薩摩は何の関係も無い。あってたまるか。


・デジタル切腹
 …オンラインゲームやソーシャルゲーム等で自主的に自分のアカウントや
  ゲームキャラクターのデータを削除する行為。
  ウマ娘「アグネスデジタル」がセプクしヲタ死することではない。
  発端は海外のゲーマーが不正行為の責任を取り自らのキャラクターを削除した際に、
  「Digital Seppuku」と表現され、これが日本にも逆輸入(?)され「デジタル切腹」となった。
  以上の経緯からデジタル切腹は不祥事の責任を取るという意味の言葉となるのであった。
  とはいえ、削除した後でもアカウントを作り直す、いわゆる「転生」もできることから、
  アカウントやキャラデータの削除だけでは責任の取り方としては甘く、
  「垢消し」で逃げただけという見方もある。



[3月]


・ChatGPT
 …アメリカの人工知能(AI)開発企業「OpenAI」が製作した対話型自動生成AIを指す。
  「GPT」とは「Generative Pre-trained Transformer」の略であり、
  「生成可能な事前学習済み変換器」という意味である。
  様々な分野の質問に詳細な回答を生成できる機能を持ち、
  中でも人間同士の対話のような回答を即興で出力できることから注目を集めた。
  自動生成AIについては上手く制御して利用すれば有益である一方で、
  生成された文章や画像には誤りや嘘が含まれている可能性も高いため、
  使いこなすには相応の専門的な知識や理解力が求められる。
  出力された回答を鵜呑みにせず批判的に確認し、適宜修正することが必要である。
  また、論文やレポートに不正に自動生成AIの文章が用いられ問題になるケースもあり、
  利用を検知することは困難であることも懸念されている。

  なお、去年採り上げた「oppAI」とは微妙に関係ない…というか方向性が異なる。


・小西文書
 …立憲民主党の小西洋之議員が公表した総務省の内部文書を示す。
  小西氏は2023年3月の参議院予算委員会にて、
  放送法が定める「政治的公平」の解釈をめぐり、2014年から翌年にかけて
  首相官邸側と総務省側でやりとりした内容を示す政府の内部文書とされる資料を公表し、
  当時の安倍晋三政権の圧力により法解釈が変更されたことが示されていると指摘した。
  放送番組の政治的公平性は「一つの番組ではなく放送事業者の番組全体を見て判断する」と
  されてきたが、2016年2月に総務省は新たな政府統一見解を衆院予算委員会に提出した。
  従来からの解釈については何ら変更はないとしつつ、
  「番組全体」を見て判断するとしても「番組全体」とは「一つ一つの番組の集合体」であり、
  「一つ一つの番組を見て全体を判断することは当然のことである」と見解を示した。
  すなわち、「政府は一つの番組で判断することも有り得る」とも解釈でき、
  放送番組の政治的公平についての事実上の解釈変更と受け止められ、
  政府が政治的公平性に干渉しかねないものとされた。
  これに対し高市早苗経済安全保障担当大臣(当時総務大臣)は全くの捏造だと述べたが、
  総務省は小西氏の文書を行政文書と認めたうえで公表した。

  小西文書は高市氏にとって痛手となる騒動であったはずだったが、
  その後の参議院憲法審査会での小西氏自身の暴言めいた発言で潮目が反転。
  そもそも内部文書を無断で持ち出し公表するという行為そのものが機密漏洩にあたり、
  国家公務員法違反に該当するのではないかという指摘や、
  小西氏の過去からの言動も相まってか、批判の矛先は小西氏に向けられ、
  小西文書騒動は有耶無耶になり沈下していくのであった。


・ギュッ
 …漫画「スーパードクターK」の続編「K2」で多用される書き文字。
  決め台詞を言う時など、キリッとした顔をするような場面で使われる。
  元々が劇画調で濃ゆい画風も相まってインパクトがあり、
  K2を象徴するワードとして定着している。
  なぜこの文字が使われているのかは不明である。
  集中線もあるので、おそらくは「ギューン!」と近づいていくイメージだと思われるが…



[4月]


・岸田首相襲撃事件
 …岸田文雄内閣総理大臣が選挙演説の応援中に襲撃された事件。
  2023年4月15日、岸田首相は和歌山県第1区の補欠選挙に自民党総裁として訪れ、
  和歌山市内の雑賀崎漁港にて応援演説を行う予定だったが、演説開始の直前、
  聴衆の中から突如男が鉄パイプ爆弾を投げ込み、岸田首相の足元に落とされた。
  和歌山県警の警備員により岸田首相が退避した直後に爆弾が爆発し、
  警察官1名と漁師1名が軽傷を負った。
  爆弾を投げつけた男は直後に地元の漁師たちに確保された後、
  和歌山県警によって威力業務妨害容疑で現行犯逮捕された。
  2022年にも安倍晋三元首相が銃撃され殺害された事件が発生しており、
  民主主義の根幹を揺るがす重大事件であると各所から反応があった。


・ジャニーズ問題/ジャニー喜多川氏性加害問題
 …芸能事務所「ジャニーズ」の創設者である故・ジャニー喜多川氏が行っていたとされる、
  ジャニーズJr.などの所属タレントに対する性的虐待に端を発する問題。
  2023年3月にイギリスBBCでこの問題を採り上げたドキュメンタリーが放映され、
  これに呼応するように某センテンツスプリング…週刊文春が記事を出した。
  4月には元ジャニーズJr.が実名を出して告発する記事も出た。
  その後も続々と証言者が出てきて、大炎上へと発展するのであった。

  ジャニー氏はジャニーズ事務所を設立して芸能業界の頂点に立ち、
  多数のアイドルを国民的な人気タレントとして押し上げた。
  また、芸能業界の多数の大物との個人的な親交も深く、業界最高峰の重鎮であった。
  その裏で、ジャニーズ事務所設立時から常習的に性加害を繰り返していたとされ、
  姉で副社長のメリー喜多川氏もこれを放置どころか隠蔽していたとされる。
  1960年代には既に週刊誌のスキャンダル本にこの問題が採り上げられ、
  1970年代にはジャニー氏の性的虐待は芸能界では事実として広く知られていた。
  1980年代には複数の暴露・告発本が出たり、週刊誌の記事にもこの話題が出たが、
  ジャニーズ側から強烈な圧力があったとされて証言は握り潰され、
  社会的な問題になることは無かった。
  1999年には某センテンツスプリング…週刊文春が糾弾記事を挙げ、
  ジャニーズ側は訴訟を行ったものの、裁判では文春側の証言が認められ、
  ジャニー氏の性加害は存在したものと認定される結果となった。
  しかし、業界においてジャニーズ事務所はあまりにも圧倒的な存在だったため、
  これを脅かそうとする日本の主要メディアなど皆無であった。
  警察に被害届を出した被害者もいたが受理されることは無かった。
  そして2019年7月にジャニー氏は他界。
  ジャニー氏が行っていたとされる数多の性加害は生前に裁かれることは終ぞ無かった。

  ジャニー氏の他界によりジャニーズ事務所の権威に翳りが見え、
  また2023年4月の告発以降どんどん実名での告発が増えていったことで、
  ジャニー氏が行ってきたとされる大規模かつ長期に及ぶ性的虐待の事実と、
  テレビ局およびマスメディアの沈黙や忖度、共犯的関係の問題が顕在化していった。
  ジャニーズのタレントを起用していた企業は相次いで契約を破棄、
  もしくはジャニーズ事務所を介さない個人契約に変更していった。
  あまりにも問題が大きくなり、沈黙し続けることが困難になったことで、
  日本のメディアも堰を切ったかのように掌を返して大々的に採り上げていった。
  2023年7月には国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会が来日し、
  多人数が性的搾取と虐待に巻き込まれ深く憂慮すべき事態であり、
  日本のメディア企業は不祥事の揉み消しに加担したと語った。
  2023年8月にはジャニーズ事務所の依頼を受けた再発防止特別チームが調査を実施し、
  調査報告にてジャニー氏の性的虐待を「紛れもない事実」と認定し記者会見を行った。
  そして2023年9月にジャニーズ事務所は記者会見を行い、
  性加害の事実を初めて認め謝罪した。
  2023年10月にはジャニーズ事務所は「ジャニーズ」の名称を廃止し、
  「株式会社SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更した。
  SMILE-UP.は被害者の救済、補償を行い、これが終わり次第廃業するとしており、
  所属アイドル、タレントは新たに設立される予定の事務所に移籍することになる。
  また、「関ジャニ∞」や「ジャニーズWEST」などといった、
  ジャニー氏の名前に由来するグループ名も改名される見通しである。


・女の吉野家
 …ファストフードチェーン店「Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)」を指す。
  スープ類を中心としたヘルシーなメニューが豊富にラインナップされており、
  顧客のほとんどが女性でありながら、一人客が多く年齢層も幅広いことから、
  同じくファストフードチェーンの「吉野家」と男女が逆転したような類似性が見られていた。
  そんな中、スープストックトーキョーが2023年4月に全店舗で離乳食を無料展開したのだが、
  これが火のない所に放火することでおなじみの某界隈の方々の逆鱗に触れたらしく、
  ちょっとした炎上騒ぎになるのであった。
  炎上自体は大した発展もせずフェードアウトしていったが、
  Twitter(X)にていわゆる「吉野家コピペ」になぞらえたコピペネタが投稿され、
  ネタツイとして拡散されていくうちに、いつしか「女の吉野家」などと呼ばれていった。
  類似ネタとして「Eggs'n Things(エッグスンシングス)は女のラーメン二郎」もある。



[5月]


・5類
 …感染症法が定める感染症の5類型のうちの1つ「5類感染症」を指す。
  感染症5類型は感染力や重篤性などに基づく総合的な観点から判定されており、
  「5類感染症」は上記観点から危険性が最も低いランクのものとなる。
  5類にはインフルエンザや麻疹、風疹、感染性胃腸炎など、
  一般的な感染症が分類されている。

  2022年11月、世界的に流行していた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を
  5類感染症に引き下げるための議論が進められた。
  新型コロナウイルスは流行当時は「2類」に相当する扱いとなっていたが、
  重症化率や死亡率が比較的低いとされるオミクロン株に移行していることや、
  ワクチン接種率の上昇、経口薬の開発などにより、
  インフルエンザと同等の扱いが可能となる条件が整ってきたことが背景として挙げられる。
  そして2023年5月8日に新型コロナウイルスは「5類」に変更され、
  それまでの行政が法律に基づく様々な要請、関与をしていく仕組みから、
  個人の選択を尊重した自主的な取り組みをベースとした対応に変更されるのであった。


・ネオジム磁石
 …ネオジム、鉄、ホウ素を主成分とする希土類(レアアース)磁石の1つ。
  「ネオジム」とは原子番号60のランタノイドに属する金属元素であり、元素記号は「Nd」。
  常温、常圧で複六方最密充填構造の結晶構造を持つ銀白色の金属である。
  上記のネオジム、鉄(Fe)、ホウ素(B)の化合物である「Nd2Fe14B」は、
  非常に強力な磁力を持つ永久磁石となり、スピーカーやヘッドホン、
  ディスクドライブや家電、自動車のモーター、DIYや模型の材料、子供用玩具など、
  幅広く利用され、磁力を必要とする様々な製品の小型化、高性能化に貢献している。
  非常に有用な材料であるが、その反面非常に脆い、熱に弱い、錆びやすいなどの弱点がある。
  また、強力な磁石であるがゆえに取り扱いを誤れば怪我にも繋がってしまい、
  中でも子供が誤飲してしまう事故が相次いでいたことから、2023年5月に経済産業省は
  「子供が誤飲する恐れのある小さな製品の製造や販売を規制する」として、
  ネオジム磁石などを使用した「マグネットセット」などの製品の規制を表明した。
  誤飲しても体内から自然排出されない大きさや磁力の娯楽用品が規制の対象であり、
  ネオジム磁石そのものが規制されたわけではなかったのだが、
  磁石メーカーが出荷停止を表明(後に撤回)するなどといった混乱が生じるのであった。


・ボルテスⅤ:レガシー
 …ロボットアニメ「超電磁マシーン ボルテスⅤ(ファイブ)」を原作とした、
  フィリピンで制作された実写リメイク作品。
  ボルテスⅤは1977年に日本で放送された5機合体モノのロボットアニメであり、
  当時のアニメとしては珍しく重厚な設定やストーリーが展開されていた作品であった。
  1978年にフィリピンで放送された際には、そのドラマ性の高さからか途轍もない人気を博し、
  視聴率50%を超える国民的作品となるのであった。
  その人気たるや、日本語が全くわからないのにもかかわらず、
  アニメのOPとEDはソラで歌えるフィリピン人が相当数存在するほどとされる。
  あまりにも人気なためか頻繁に再放送されており、
  若い世代にも普通に作品が浸透しているというとんでもない状況である。

  そして時は巡り2020年、フィリピンにてTVドラマ「Voltes V Legacy」の制作が発表。
  版権元である東映アニメーションの許諾・監修を受け、コロナ禍による延期を経て、
  2023年5月に満を持して放送を開始するのであった。
  その内容はあまりにもクオリティの高いストーリーやキャラ設定、CGの出来の良さを誇り、
  主題歌に至っては「英語やフィリピン語では曲に魔力が入らない」とのことから、
  原作に忠実なフル日本語の歌となっているなど、
  ボルテスという作品に対する愛が深すぎる凄まじいものとなっていたのであった。
  なお、制作当初は全80話の予定だったが、好評のため全90話に延長された。



[6月]


・ワグネル武装蜂起
 …2023年6月23日にロシア国内で発生した武装蜂起。
  ロシアの民間軍事会社「ワグネル・グループ」の創設者である、
  エフゲニー・プリゴジン氏が中心となったことから「プリゴジンの乱」とも呼ばれる。
  2022年から続くウクライナ侵攻の渦中にあるロシアにおいて、
  私設傭兵組織であるワグネルはロシア軍の傘下にないにも関わらず、
  ウクライナの抗戦や各国の経済制裁などで侵攻が長期化し疲弊したロシア軍を補完し、
  バフムート地域などの最前線で戦闘を行い戦果を上げ、政治的立場も向上していった。
  しかし、激戦が続き補給が滞り、ワグネル戦闘員の被害も拡大していくに従って、
  プリゴジン氏はロシア軍に対する不満を明確に表明するようになっていった。
  そして6月23日、ついにプリゴジン氏は武装蜂起を宣言。
  翌日の6月24日にはウクライナからロシア国内に反転進軍を開始し、
  電撃的な行軍により、一時はモスクワ州に肉薄するまで進行するのであった。
  ところが、6月25日未明にプリゴジン氏は突如部隊の撤収を命令し、
  ワグネル戦闘員はモスクワより撤退、プリゴジン氏はベラルーシに亡命したのであった。
  背景にはロシアと同盟関係にあるベラルーシのルカシェンコ大統領の仲介があったとされる。
  その後、プリゴジン氏はロシアとベラルーシを行き来していたが、いつしか行方が知れなくなり、
  2ヶ月後の8月23日にプリゴジン氏が搭乗したプライベートジェットが墜落し、
  プリゴジン氏を含む10名全員が死亡する事故が発生したと発表された。
  ロシアのプーチン大統領はワグネルの軍事行動に際しては「反逆罪である」と演説しており、
  それにもかかわらず突然進軍が停止し、参加者も無罪放免で収束したことは、
  あまりにも不自然な展開であり、その状況でこれまたあまりにも不自然な「事故」の発生は、
  ロシア軍による暗殺、粛清ではないかとの噂が絶えない。
  また、なぜ武装蜂起という行動に至ったのかについても、
  プリゴジン氏の死によって永遠に不明となり、真相は闇に葬られる結果となるのであった。


・タイタニック号観覧潜水艇沈没事故
 …1912年に氷山に衝突して沈没したイギリス豪華客船「タイタニック号」の沈没事故現場にて、
  その残骸を観覧する観光ツアー用の潜水艇「タイタン」が沈没した事故。
  2023年6月18日に潜水を開始した1時間45分後に消息不明となり、
  必死の捜索も空しく、5日後の6月23日にタイタンの破片と見られる構造物が発見され、
  タイタンは深海の水圧に押し潰され、乗り込んでいた5名全員の死亡が発表された。
  タイタニック号の沈没現場は水深3800mであり、1cm平方に約380kgfの水圧が掛かる。
  この水圧に耐えるため、基本的に潜水艇の居住室(耐圧殻)は真球形の構造として、
  全方向からの水圧を均等に分散させるのが基本となっているのだが、
  タイタンは円筒形の構造となっていたため、円筒の端部が水圧を均等に受けられず、
  一気に歪みが進行し瞬時に圧壊した、というのが事故の要因と報告された。


・水着撮影会中止騒動
 …埼玉県の県営公園のプールで予定されていた水着撮影会が急遽中止になった騒動。
  埼玉県営プールではグラビアアイドルやコスプレイヤーなどが参加する
  水着撮影会の会場として頻繁に使用されていたのだが、
  中学生モデルといった未成年女子も参加しているとして一部で指摘されていた。
  そんな中、2023年6月に日本共産党埼玉県議会議員団のTwitter(X)アカウントが、
  「水着撮影会が都市公園法第1条に反する」として、
  会場の貸し出しを禁止するよう県に申し入れたという旨を投稿した。
  これを受けて埼玉県公園緑地協会は水着撮影会の主催6団体に6月の開催中止を要請した。
  しかし、上記の都市公園法に明らかに違反した内容は確認できず、根拠も無かったことから、
  県の中止要請は撤回されたが、時既に遅く全団体の水着撮影会は中止となるのであった。
  これに対しては撮影会によって生計を立てるグラビアアイドルやコスプレイヤーのみならず、
  著名人や撮影会開催の裏方など各方面から批判が相次ぎ、
  特に中止要請の大元となったとされる日本共産党に対しては、
  日本国民が日本国憲法第21条で保障されている基本的人権である「表現の自由」を
  真っ向から否定するかのような要請を送り、それによる結果を党の実績としたことから、
  批判が一斉集中し、大炎上に発展する騒ぎとなるのであった。
  その後、2023年7月に埼玉県は水着撮影会開催にあたっての暫定ルールを発表。
  マイクロビキニおよび同等の露出となる水着の禁止や、
  水着をずらそうとする、過度に足を広げる、水着を着てないように見せるなどといった、
  煽情的なポーズの禁止が明文化され、イラストでも指定されるのであった。


・蛙化現象
 …心理現象の1種。
  男女との恋愛関係にて発生する現象で、主に女性に発現する。
  今まで片想いをしていた相手が念願叶って自分に振り向いてくれた途端に、
  その相手のことを気持ち悪いと思ってしまう現象である。
  由来はグリム童話の「蛙の王様」で、こちらは気持ち悪がられていたカエルが
  憧れの対象たる王子様になるという、ここでいう蛙化現象とは真逆の展開なのだが、
  同じ対象への気持ちが正反対に変化するという感情の反転から付けられたものと思われる。
  蛙化現象に陥る要因としては「両想いまでの過程が重視されていた」
  「両想いになることが目標だった」「理想と現実とのギャップを感じた」などが挙げられる。
  あくまで心理的なモノであり、カエルみたいな見た目になるなど外見が変化するわけではない。
  2023年6月頃から「相手の嫌なところを見てしまい恋愛感情が冷める」という意味で
  蛙化現象が用いられSNSなどで拡散されていったが、
  上記由来から考えると間違ってはいないが微妙にズレた使われ方である。


・サカバンバスピス
 …オルドビス紀に生息していた古代の絶滅魚。
  ボリビアとオーストラリアで化石が発掘された古代魚であり、無顎類に属する。
  名前の由来は最初に発見されたボリビアのサカバンバ(サカバンビラ)村と、
  「盾」を意味するギリシャ語の「aspis」であり、
  これらを合わせてサカバンバスピス(Sacabambaspis)と命名された。
  他の古代生物と比べても知る人ぞ知るレベルの相当マイナーな古代魚だったのだが、
  フィンランドのヘルシンキ自然史博物館に展示されているサカバンバスピスの復元模型が
  何とも言えない微妙に間の抜けたシュールな見た目と表情をしており、
  なぜかサカバンバスピスが生きていた時代と異なるデボン紀の展示場所に
  展示されていたという無駄にツッコミどころが豊富にあったことも相まって、
  2023年6月頃にTwitter(X)を中心に広範囲で流行するのであった。


・デーモン・コア
 …核分裂性物質の臨界に関する研究で用いられたプルトニウム塊の通称。
  直径89mm、重量6.2kgの球状の物体である。
  1940年代のアメリカの核兵器開発プロジェクト「マンハッタン計画」にて、
  爆縮型原子爆弾の核分裂性中心核とするべく精製されていた。
  1945年に日本に投下される第3の原爆として使用される予定だったところ、
  日本が降伏したことにより原爆としての利用は中止され、実験用に転用された。
  ところが、その後の実験にて臨界事故による研究者の死亡事故を2度も引き起こしたことから、
  球状のプルトニウム製のコアは「デーモン・コア(悪魔の核)」と呼ばれるようになった。
  2度目の臨界事故では「チェレンコフ光」に類似した青い光が放たれたというが、
  これ以降に類似の臨界実験は行われておらず、詳細は不明となっている。

  ちなみに、2度目の臨界実験をモチーフにしたと思われる、
  「デーモン・コアくん」なる自主制作アニメも存在している。怖いもの知らずである。



[7月]


・線状降水帯
 …天気予報などで用いられる気象用語。
  積乱雲が次々と発生することで線上に停滞し続ける自然現象を指し、
  極端な集中豪雨をもたらし、大きな災害を引き起こす原因となる。
  言葉そのものは2007年より定義されていたが、
  2014年8月に発生した広島市の土砂災害のときに用いられて以降、
  豪雨が予想される際に頻繁に用いられるようになった。


・電動キックボード
 …モーター駆動で自走が可能なキックボード。「電動キックスケーター」とも称される。
  2023年7月1日施行の改正道路交通法で「特定小型原動機付自転車」として分類された。
  元々の「キックボード」は地面を蹴ることで推進力とする人力の乗り物だが、
  電動キックボードはその名の通り搭載したバッテリーからの給電により
  内蔵モーターを駆動させることで走力を得る仕組みの乗り物である。
  いわゆる「原動機付自転車(原付)」のキックボード版である。
  軽くて折り畳みが可能なものが多いため、持ち運びしやすいという利点がある。
  反面、タイヤサイズが小さくなるためちょっとした段差で躓きやすく、
  転倒事故が頻発するという難点がある。
  電動キックボードは道路運送車両法では「原動機付自転車」として扱われるが、
  道路交通法では電動アシスト付自転車と同様の「自転車」として扱われており、
  満16歳以上であれば無免許でも公道を走行できるなど、
  交通ルールは変則的なものとなっている。
  電動キックボード自体は原付と同じ分類となるため、
  専用ナンバープレートの登録や軽自動車税の納付、自賠責保険の加入は必須であり、
  無登録無保険車両の走行は違法である。もちろん飲酒運転もダメゼッタイ。


・ビッグモーター不正問題
 …中古車販売企業「ビッグモーター(BIGMOTOR)」が起こした様々な不祥事にまつわる騒動。
  ビッグモーターは販売、買取、車検、修理、板金塗装、損害保険、リースなど、
  自動車に関するサービス全てに対応する店舗を全国展開しており、
  2016年には関西人には馴染みの深かった中古車屋である
  「ハナテン中古車センター」のハナテンを子会社化し、吸収合併している。

  ビッグモーターは2022年頃から違反が頻出し、国土交通省・地方運輸局から、
  立入検査や車検場指定取り消しなどの行政処分を下されていたが、
  2023年7月頃から様々な不祥事が大々的に採り上げられていった。
  損害保険会社「損保ジャパン」と示し合わせたとされる
  修理費水増しによる保険金不正請求や、下請け会社への値下げ強要など、
  不祥事が相次いで報告された。
  社員への罰金や残業未払い、暴言などのパワーハラスメントを行っていたりと、
  枚挙に暇がなさすぎるような状態であった。
  現在は店舗縮小や出店取り止めが相次ぎ、新入社員の採用活動も停止している。

  上記の通り様々な不祥事を立て続けに報告されたビッグモーターだが、
  その内容はあまりにも杜撰、お粗末かつネタに溢れまくっていた。

・ビッグモーター店舗前街路樹枯死案件
 …全国各地のビッグモーター店舗前の街路樹が不自然に枯れていた案件。
  2022年夏に群馬県のビッグモーター太田店前で街路樹が不自然に枯れており、
  原因を特定するための土壌分析で除草剤の成分が検出された。
  何者かが人為的に公共物である街路樹を枯らせた器物損壊の可能性があるとして
  警察に被害届が出されたが、当時は詳細不明であった。
  だが2023年のビッグモーター不祥事に絡んで他の店舗の状況を確認すると、
  同じように不自然な街路樹の枯死や撤去の痕跡が次々と発見された。
  除草剤の他にもノコギリで伐採したり、ガスバーナーで焼いていたものすらあった。
  この背景にはビッグモーター副社長(当時)兼重宏一氏と側近らによる店舗査察、
  通称「環境整備点検」に基づく恐怖政治的な行為によるとされる。
  なお、用いられた除草剤はフマキラーの「カダン除草王」であると特定され、
  全国のホームセンターで「ビッグモーター実証済み」と宣伝され売上が爆発的に増加、
  フマキラーの株価が大きく押し上がるという妙な副次効果が発生した。

・ビッグモーター車両故意破損案件
 …全国各地のビッグモーターにて行われていた悪質な車両故意損壊案件。
  破損していない箇所を故意に破損させた後に修理することで、
  修理費を水増しし保険金を不正に請求する目的であったとされる。
  事例として「靴下にゴルフボールを詰めてブン回していた」というものもあり、
  不祥事が発覚した際の記者会見にて兼重宏行社長(当時)が、
  「ゴルフボールで傷つける。許せません。ゴルフを愛する人への冒涜です」
  などと発言し、案の定というかなんというかSNSでは、
  「ゴルフじゃなくて車を愛する人への冒涜だろ」などとツッコミが殺到した。

・ビッグモーター副社長構文
 …ビッグモーター副社長(当時)兼重宏一氏によるLINEでの発言。
  2023年7月28日のFRIDAYの記事にて兼重宏一氏のLINEが流出し、
  そこには「教育」と「死刑」をマシンガンのように連呼しただけの暴言と、
  これに対する部下たちのコピペのような返信が載せられていた。
  一般人の感性からはあまりにもかけ離れた攻撃性と、
  無駄にリズム感のある単語のチョイスが余りにも大きなインパクトを残し、
  あっという間にネットミームと化し、構文としてネタ化するのであった。
  部下の返信は一様に「大変申し訳御座いません」となっており、
  漢字と平仮名の使い分けにも「厳しい指導」があったものと伺える。
  また、「教育」を意味する英語「education」と「死刑」を意味する英語「execution」で
  韻を踏んでいると言う説もあるが、実際にそういう意図があったかは不明である。


・コミュニティノート
 …X(Twitter)の投稿に背景情報を書き込む機能を指す。
  誤解を招きそうな内容の投稿に対し補足情報を追記できる機能である。
  コミュニティノートの協力者として登録したユーザーが情報を追記し、
  十分な数の評価が集まると当該の投稿に表示される仕組みとなっている。
  デマの拡散防止やファクトチェックを目的とした機能ではなく、
  あくまで「誤解されやすい情報に背景情報をつけるだけ」が基本方針である。
  とはいえ実際のところはデマ情報に対しファクトチェックをするような使われ方がほとんどであり、
  言動に問題点があるような人に対する抑止力として働いているケースが散見されることから、
  「イーロン・マスク氏が断行した仕様変更で唯一の功績」とまで言われるのであった。


・弱者男性
 …この世の大多数の男性を指す言葉。
  「弱者」の定義は曖昧だが、主には収入、容姿、コミュニケーション能力が優れていない、
  恋人や配偶者がいない、発達障害や精神疾患を患っている、などが挙げられる。
  弱者の類義語としては「負け組」などがある。
  これだけなら男性にも女性にも当てはまる概念なのだが、
  女性の場合はいわゆる「フェミニズム」などの概念もあり社会的にも協力的であるが、
  男性の場合はそうならない場合が多く、むしろ余計に風当たりが強くなる傾向が見られる。
  あまりこういうことを言いたくは無いが、例えば男性が何人過労死しても表に出てきにくいが、
  女性(若ければ尚更)が1人でも過労死すればそれは大きな社会問題として扱われる。
  日常生活においても、レディースデーや女性専用車両はあってもその逆は存在しない。
  メディアは「女性・女子高生にも人気」と宣伝するが、その逆は聞いたことがない。
  一般人的尺度において女性に比べて男性の「価値」は低く見積もられているのである。
  古来より「男尊女卑」という考え方があるが、巡り巡って現代では逆転しているのである。
  その原因として、「男性は女性に比べて強くて当たり前」という認知バイアスなどがある。
  ジェンダーフリーが叫ばれる世の中であるが、深層の固定観念は根深く残っているのである。
  特に30代後半以降の、一般的に「おじさん」と呼ばれるような男性は悲惨の一言である。

  そんな圧倒的に低いカーストに位置し、下手すると「人間」とすら見なされない場合すらある
  弱者男性にとって、振り向いてくれる女性はまさに女神の如き存在と認識される。
  主にはアイドルやモデルの女性、いわゆる「オタサーの姫」などもこれに該当し、
  これらは総じて「弱者男性の姫」などと呼ばれている。
  こじらせた弱者男性は「姫」にガチ恋してしまい厄介な状況になる場合もある。
  一例としては、ウェザーニュースのお天気キャスターの檜山沙耶さんが、
  オタク気質な男性が喜ぶような言動(コスプレなど)をしていたため、
  ネット上で「弱者男性の姫」として扱われ、熱狂的な男性ファンを獲得していたが、
  檜山さんに付き合っている彼氏がいると判明した途端に多くの男性ファンが離れ、
  中にはアンチに寝返る者まで発生し、ウェザーニュースの株価が下がる事態にまで陥った。
  個人的な意見としては、弱者男性の境遇には同情するところもあるが、
  弱者男性が弱者男性と揶揄されてしまうのは「そういうとこやぞ」という感覚もある。



[8月]


・ハワイ山火事
 …2023年8月にハワイ・マウイ島で発生した大規模な山火事。
  アメリカで発生した山火事としては過去100年で最悪の被害を出した。
  原因は送電線の断線により発生した火花とされ、
  「地球沸騰化」とも呼ばれる世界的な異常気象による異常乾燥や、
  当日はハリケーンによる強風が発生していたことも要因の1つとされる。

  余談だが、ソーシャルゲーム「Fate/Grand Order(FGO)」にて
  同時期に行われていた期間限定イベントで、間の悪い(?)ことに
  「ハワイで大規模な火事が発生する」というシナリオがあった。
  現実の山火事の被害が洒落にならないこともあってか、
  FGO公式が山火事やシナリオ内容に対し急遽コメントを出したのであった。


・LK-99
 …常温常圧下において超伝導を起こすと報告された物質。
  …だったが、後の検証にて常温超伝導体ではないと判明した。
  LK-99は韓国の研究チームにより開発された物質で、
  名称の由来は発見者の頭文字と年度(1999年)を合わせたもの。
  LK-99の化学式は「Pb10-xCux(PO4)6O」となるとのことで、
  硫酸鉛の一種であるラナルカイト(Pb2(SO4)O)とリン化銅(Cu3P)を、
  mol比1:1の割合で粉砕し925℃まで加熱すると形成されるとしている。
  現状、物質の超伝導の最高温度は約250K(-23℃)であり、
  それも大気圧の約100万倍にあたる170GPaという超高圧下という条件下のため、
  常温常圧下で超伝導となるLK-99に対しては驚愕とともに、
  発表当初から懐疑的な反応が示されていた。
  現時点において、LK-99に常温常圧超伝導の性質は証明されていない。


・熊被害
 …熊(クマ)による人間や家畜の被害を指す。
  2023年は熊による被害が全国で報告され、過去最悪の件数となった。
  熊には凶暴なイメージがあるが、基本的には雑食であり、
  主に野草や木の実、昆虫などを食べている。
  ところが、獣肉を食べてその味を覚えると異常に執着するようになり、
  野生動物や人間を襲うようになると言われている。
  熊は警戒心が強く、人間がいる場所に近寄ることは滅多に無いが、
  肉の味を知った個体はそれを求め人里にまで下りてくるようになる。
  家畜や人的被害を防止するため、このような熊はたびたび駆除されているが、
  動物愛護の観点から批判が寄せられることも多々あり、
  社会問題に発展している状況である。
  背景には人間による生態系の破壊や操作があるとされ、
  野生動物との共生共存という観点は尊重されることではあるが、
  実際に被害を受けている状況では綺麗事を言っている場合ではないという事情もある。
  批判を寄せるような人物は熊被害を受けることのない安全圏にいるという状況もあり、
  現実を見ていないと逆に批判されていたりもする。


・oso18
 …約5年にわたり家畜を襲撃していた羆(ヒグマ)のコードネーム。
  北海道東部の川上郡標茶町オソツベツで目撃され、
  前足の幅が約18cmと推定されたことから命名された。
  ヒグマとしては平均的な体格だが、警戒心が異常に強く滅多に人前に姿を現さず、
  神出鬼没な様子から「忍者グマ」とも呼ばれていた。
  2019年から家畜に被害が出始め、2021年には被害が広域化したことから、
  OSO18の駆除のための対策が講じられてきた。
  熟練のハンターやヒグマの専門家をもってしても痕跡すら見つからない状況であったが、
  2023年7月末、とあるハンターによりOSO18と認識されずに駆除され、
  熊肉として解体処理されたことが発覚した。
  残されていた骨や牙を分析した結果、植物を食べていた痕跡はほとんど無く、
  肉ばかりを食べていたようだが、駆除された際には十分に餌を摂っておらず、
  栄養不足に陥り衰弱していたとのことである。
  なお、駆除が報告された際にはやはり抗議の電話が殺到したが、
  そのほとんどは都心など北海道外からのものであった。


・チュニドラ
 …プロ野球中日ドラゴンズの略称…というかやや蔑称。
  某5chにてスクリプト攻撃からの回避のため、やきう実況のスレタイが暗号化され、
  2023年7月23日の広島戦で「中日」から「チュニジア」へと置き換えられたのが初出である。
  いつしかそれが「チュニドラ」へと変わっていき、
  ここ数年の立浪監督が采配を採るようになってからの中日の、
  あまりにもネタにまみれた内容からいつの間にか定着した。
  やたらと語感が良く非常に使いやすい。
  この他にも中日はネタを大量に提供しており、某なんJ・なんGやSNSでいじられまくっている。
  以下にそのネタっぷりの一部を示す。

・ズンゴラド
 …プロ野球中日ドラゴンズの蔑称。
  2023年6月17日の日本ハム戦の試合前のイベントにて、
  「ドラゴンズ」のそれぞれの文字のプラカードを掲げていたのが、
  裏から見ると「ズンゴラド」の並びになってしまったことに由来する。
  数ヶ月後に「チュニドラ」が爆誕したため使用頻度は低下した。

・タッツ
 …立浪監督を指す言葉。…というよりかなり蔑称寄りの呼称。
  某なんJ・なんGでよく見られる「○ッ○」系統の呼称で、
  元ネタは東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)の小笠原道大三軍打撃コーチが
  現役時代に呼ばれていた愛称「ガッツ」…を元にした蔑称「カッス」である。
  また、往年の名作野球漫画「タッチ」のアニメOPの替え歌を指す場合もある。
  もちろん立浪監督時代の中日を揶揄したようなネタが満載の替え歌である。
  なお真偽は不明ではあるが、中日の選手たちもタッチの替え歌「タッツ」の動画を
  視聴していたというウワサがある。
  ちなみに、アニメ「【推しの子】」のOP「アイドル」の替え歌「カントク」もある。
  もちろん立浪監督時代の中日を揶揄したようなネタが満載の替え歌である。

・キックボス
 …立浪監督の蔑称。
  由来は北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督が、
  2022年に登録名として使用していた「ビッグボス(BIG BOSS)」から。
  2023年6月16日の日ハムとの交流戦にて、日ハムの攻撃中、2死1・3塁の状況で、
  日ハムは「フォースボーク」という戦術を決めた。
  フォースボークとはトリックプレーの一種で、ピッチャーが1塁に牽制した瞬間に、
  3塁ランナーが本塁盗塁を狙う戦術である。
  ピッチャーはプレート(投手板)を外さずに牽制動作を始めたら必ず送球しなければならず、
  これを途中で中断するとボーク(塁上走者が1つずつ進塁するペナルティ)となる。
  ボークを誘発させるという意味からフォースボークと呼ばれている。
  たびたびトリックプレーを行う新庄監督の策にまんまとハマった格好となり、
  怒り心頭に発した立浪監督はベンチに置いてあったゴミ箱をおもいっきり蹴り飛ばして
  ベンチ裏に消えていき、中日の選手たちは驚きながら立浪監督を見ていたのだが、
  その姿が観客のカメラに捉えられ拡散されてしまうのであった。

・打つ方はなんとかします
 …立浪監督が2021年オフの監督就任会見で発した言葉。
  中日ドラゴンズのホーム球場であるバンテリンドーム(ナゴヤドーム)は非常に広く、
  投手有利の打者不利な球場なこともあったが、
  それを差し引いても中日は打撃面が貧弱であり、長年の間課題となり続けていた。
  そのような背景から立浪監督は貧打の解消を宣言するのであった。
  しかし2022年のシーズン成績は例年を下回る低調さで終わり、
  「打つ方は難と化します」などとネタにされた。
  なお、立浪監督2年目の2023年シーズンはさらに貧打に拍車が掛かっていた。

・5位に終わるチームではない
 …2022年の年頭に立浪監督が発した言葉。
  「打つ方はなんとかします」と宣言し、2021年シーズンの防御率は良かったことから、
  インタビューにて「5位に終わるようなチームではないと思いますし」とコメントした。
  ところが2022年、2023年シーズン共に貧打にあえぎ最下位(6位)に沈み、
  「確かに5位では終わらなかった」「有言実行」などと揶揄されてしまった。

・こんにちは、おバカさん
 …立浪監督が発したとされる言葉。
  中日ドラゴンズは2023年シーズンも低迷が続き、最終的に最下位に沈んだ。
  その要因として立浪監督が選手のモチベーションを削ぐ発言を多くすることにあるとされた。
  そのうちの1つが、中日の選手が球場で立浪監督に挨拶したときに返した、
  「こんにちは、おバカさん」という発言である。
  なお、この発言はスポーツ新聞の記事内での話であり、
  本当に立浪監督がこんな言葉を発したかどうかは不明である。

・戦う顔をしていない
 …現横浜DeNAベイスターズ京田陽太選手に対する評価。
  中日ドラゴンズに所属していた2022年シーズンの京田選手は開幕から打撃不振に陥り、
  守備面でもエラーをするなど精彩を欠き、試合中に二軍へ強制送還されたりもした。
  その時の立浪監督のコメントが「戦う顔をしていないんで」だった。
  コメント自体は京田選手の状態からも然程おかしなものではなかったのだが、
  「戦う顔」というフレーズのインパクトが凄まじく、ネットミームとして定着した。
  現在ではエラーや怠慢プレーをした選手に用いられることが多く、
  逆に好プレーをした選手に対しては「戦う顔をしている」と応用されている。

・お前、変わらんかったな
 …立浪監督が2022年オフに京田選手に対し言い放った言葉。
  2022年シーズンで二軍落ち後、再び一軍に戻ってきた京田選手は、
  「戦う顔をしていなかったら言ってください」と自虐ネタにしていたが、
  新型コロナ感染もあり再度二軍落ちし、不振からの脱却は叶わなかった。
  そしてシーズンオフに京田選手は横浜にトレード移籍することが決定、
  その際に立浪監督が京田選手に最後に言った言葉が「お前、変わらんかったな」だった。
  京田選手は立浪監督の親心と受け取っていたようだが、
  あまりにも語気が強く緊迫感が半端ないフレーズだったことから、
  某なんJ・なんGは恐怖に震え上がったのであった。
  現在では低調な選手や鳴かず飛ばずの選手に対して用いられることが多く、
  逆に移籍などで成績が良くなった選手に対しては「お前、変わったな」と応用されている。
  ちなみに京田選手は横浜に移籍した2023年オフに現状維持の年俸で契約更改している。

・脱浪
 …中日ドラゴンズから移籍、退団することを指す。
  読みは「ダツナミ」。要するに立浪監督の影響下から脱することを意味する。
  京田選手が横浜にトレード移籍した一連の顛末から生まれた言葉である。
  移籍直前の京田選手の顔が満面の笑みだったこともネタに拍車をかけている。

・バトルフェイス
 …「戦う顔」の直訳。
  上記の一連の出来事から、主に京田選手に対して用いられる。
  横浜移籍後も戦う顔・バトルフェイスは京田選手の持ちネタになっており、
  「バトルフェイス京田」などと呼ばれている。
  また、京田選手のプレーは下記のものも含め「バトル〇〇」と呼ばれることが多い。
  ちなみに横浜は京田選手が「戦う顔をしていない」と言われた時の対戦相手である。

・バトルブロック
 …京田選手が2023年8月18日の阪神タイガース戦で行ったプレー。
  阪神攻撃時、1塁ランナーが盗塁を試み京田選手がベースカバーに入った際に、
  京田選手が2塁ベースの前に足を出して座り込むように滑り込み、
  ベースをブロックしたように見えたプレーである。
  判定はリクエストもありアウトとなったが、阪神の岡田彰布監督は激怒し、
  猛抗議を行ったが判定は覆らず、そのまま阪神は敗れるのであった。
  岡田監督の激怒に同調して球場にいた阪神ファンも大激怒。
  一部の暴走した観客がフィールドにゴミを投げ込むなどの問題行動にも発展した。
  このプレーは捕球動作の流れから発生した不可抗力の行為であるとして、
  走塁妨害にはならないとの解釈だったが、
  京田選手は過去にも同様のプレーを行っていたことが判明し、常習性が疑われることとなった。
  その後岡田監督はNPBに意見書を提出し、協議の結果、
  「同様のプレーは走塁妨害にはならないがセーフとする」と解釈が変更された。
  この一連の出来事から、京田選手の上記プレーは「バトルブロック」と呼ばれ、
  さらにこのバトルブロックに対する解釈変更は「京田ルール」と呼ばれるのであった。
  なお、バトルブロックのようなプレーは非常に危険な行為であり、
  走塁側も守備側も怪我をする可能性があるため、絶対に真似してはいけない。

・近藤の62球
 …中日ドラゴンズ近藤廉投手が受けた仕打ち。
  2023年8月25日の中日対横浜戦にて、中日が劣勢となり大差がついた9回表に、
  育成出身で2年ぶりに一軍昇格したばかりの近藤投手が登板したが、
  2アウトまではこぎつけたもののあと1つのアウトが遠くなり、安打や四球を連発。
  この回だけで打者16人の猛攻を受けた結果、1イニングで62球も投じることとなり、
  10失点(自責点8)を喫し、防御率はこの登板だけで72.00となってしまった。
  試合後の立浪監督のインタビューでは「酷なことをした」と発言したうえで、
  「勝ちパターンの投手しか残っておらず代えようがなかった」と明かされたが、
  敗戦処理とはいえ、若手の投手が打ち込まれているにもかかわらず、
  中日ベンチからは投手交代をしようとする動きどころか気配すら全く見せず、
  いわゆる「晒し投げ」のような状態で孤軍奮闘させ続け、
  結局3アウト目を取るまで近藤投手を交代させなかった立浪監督の采配に対し、
  中日ファンのみならず他球団のファンですら物議を醸すこととなった。
  対戦相手として活躍しこの日のヒーローに選出された横浜のトレバー・バウアー投手も、
  自らのヒーローインタビューが始まる前に先に近藤投手を気遣うぐう聖発言をした。

  なお、立浪監督は次の日の8月26日に近藤投手を含む、
  この試合で登板した投手全員を登録抹消し2軍落ちに処した。
  しかも真偽は不明ではあるが、2軍練習にて外野のポール間走を2日間で200本課せられ、
  それを片岡篤史2軍監督以下中日コーチ陣の誰も止めなかったという話が出て、
  あまりにも前時代的で酷な対応であるとの声が挙がるのであった。
  近藤投手については挽回のチャンスも無いままシーズンが終了して自由契約となり、
  このまま現役引退となってしまうことが危惧されたが、最終的に育成再契約となった。

・足引っ張るのは得意みたいですけど、綱引っ張るのは下手みたいですね~!
 …中日ドラゴンズ柳裕也投手の発言。
  2023年11月25日の中日のファンフェスタの催し物の1つの綱引き対決にて、
  シーズン中に貧打にあえぎまくり投手陣の足を引っ張りまくった打者陣に対して発した、
  あまりにもぐう畜な発言である。
  ただし、柳投手の2023年の成績は勝敗こそ4勝11敗と大きく負け越してしまったものの、
  規定投球回数に到達し、防御率2.44はセ・リーグ6位の好成績であり、
  登板した試合の援護率は1.99(後半戦に限った場合は援護率0.49)であった。
  典型的な打者陣のムエンゴに泣かされたシーズンであり、
  まさに柳投手には言われても仕方ない発言であった。

・なぜ竜を殺した
 …漫画「竜送りのイサギ」の主人公「櫛灘イサギ」の台詞。
  名将として知られる将軍「須佐タツナミ」が竜殺しを行ったことに対する感想である。
  当然ながら野球とは一切関係のない漫画なのだが、そのタイトルや「タツナミ」という名前、
  「竜を殺した」などのワードから、中日ドラゴンズおよび立浪監督を連想する読者が続出。
  某なんJ・なんGでは「戦う顔をした漫画」などと評価され、
  漫画が掲載されているサンデーうぇぶりの感想欄でも
  中日や立浪監督をネタにした読者の感想があふれ返る事態となるのであった。
  ちなみに作者の星野真先生は野球についてはほとんど知らなかったようで、
  中日ネタにまみれたコメント欄に困惑していた。
  漫画についても中日や立浪監督を想起させる展開やワードは全くの偶然とのことである。

・令和の米騒動
 …中日ドラゴンズで発生した死活問題。「セルフ兵糧攻め」とも呼ばれる。
  2023年8月3日の試合前、突如として立浪監督が白米を食べることを禁止し、
  1軍選手から日本人の主食たるごはんが召し上げられてしまうのであった。
  立浪監督が白米を禁止した理由として、夏場に細川成也選手が調子を落とした際に、
  食事制限を課したところ復調したため、チーム全員にも一律に適用したとのことである。
  野球選手に限らず昨今のプロスポーツ選手は管理栄養士の指導があるもので、
  その中で選手は食事をとっているのだが、いきなり「白米禁止」の張り紙がされ、
  炊飯器が撤去されてしまう状況に、選手たちは驚きと共に絶句するのであった。
  この事態に対し、抑えとして奮闘していたライデル・マルティネス投手が強く抗議した結果、
  投手陣にだけは炊飯器で白米が提供されることになるのであった。

  この令和の時代に発生したとはとても考えられないようなトンデモ内容だったことから、
  当初はガセネタの類だと思われていたが、中日の球団公式YouTube動画にて、
  「今日食堂入った時に米が無かったので、今日は米米CLUBではなく米なしCLUBで」
  などといった発言がされたシーンが公開され、某なんJ・なんGのみならず、
  やきう民の間で大々的な話題に発展し、一大ムーブメントとなるのであった。
  ちなみに上記の米なしCLUB発言をした石垣雅海選手は、
  立浪監督の逆鱗に触れてしまい干され気味の扱いを受けるようになり、
  円陣では立浪監督の行動をネタにするような発言は禁止されたとのことである。

  白米が禁止されて以降、中日打線は奮起した…はずもなく、低迷が続いていた。
  約1ヶ月後の9月に出た週刊誌の記事では選手のみならず、
  裏方スタッフや球団幹部まで白米を禁止されているとのことであった。
  その後、シーズン終了後のインタビューにて、立浪監督本人からこの騒動について言及され、
  試合が始まる直前に大量にごはんを食べる選手がおり、体が動かなくなることを危惧したため、
  試合前の白米は取り上げ、試合後に食べるようにさせた、とのことである。
  あまりにも世間にこの騒動が広まりすぎてしまった結果、
  中日選手出演のトークショーなどで「自分たちはお米があまり食べられない」などと
  自虐ネタにする選手もちょいちょい出てくるのであった。

・あなたがドラゴンズで満たされる毎日
 …上記のように大量の中日ネタにあふれ話題に事欠かない状況を指す言葉。
  「あなたがチュニドラで満たされる毎日」とも呼ばれる。
  某なんJ・なんGではほぼ毎日なにかしらの中日関連スレが立っている模様。
  米騒動など大きな話題があった場合は「満たされている…」とも評される。
  元ネタは2018年の開幕前に流れたスカパー!プロ野球によるCMの
  中日ドラゴンズ版のキャッチコピーである。
  あくまでCMで作成されたキャッチコピーであり、中日の公式スローガンではない。



[9月]


・アレ
 …アレとはアレのことである。
  ここでは主にプロ野球阪神タイガース岡田彰布監督の発言を指す。
  「そらもうアレよ」などといった形で多用される。
  岡田監督がインタビューなどで話す発言は独特の言い回しが多く、
  補完が必要なレベルの難解なコメントはもはや外国語の領域とまで言われており、
  岡田監督の(非公式の)愛称「どんでん」にちなみ、「どんでん語」「どんコメ」とも呼ばれる。
  特にキャッチーかつ多用される発言は「どんでん語録」としてまとめられている。
  本来アレの意味は文脈に左右されるが、2022年オフに2度目の阪神監督に就任して以降は、
  「(ペナントレース)優勝」を置き換えた言葉として定着し、選手やファン、メディアも多用した。
  そして2023年の阪神のスローガンは「A.R.E.」である。
  「Aim! Respect! Empower!」の略で、
  「目標に向かい敬意を持ってパワーアップする」という意味とのこと。
  ややこじつけ感のある後付けの言葉とか言ってはいけない。そういうものである。

  阪神タイガースの2023年シーズンは後半戦に快進撃を続け、
  2位の広島東洋カープに11.5ゲーム差をつける圧倒的な戦績を残し、
  セ・リーグのアレ、すなわち優勝に輝いた。
  続くクライマックスシリーズも広島を歯牙にも掛けず圧倒し日本シリーズに進出。
  同じく2位以下に圧倒的な差をつけパ・リーグを3連覇したオリックス・バファローズと
  「アレのアレ」、すなわち日本一をかけて対戦した。
  阪神とオリックスは同じ関西の球団であるとともに、チームカラーや戦力、
  ペナントレースでの戦いっぷりなど、ありとあらゆる指標で互角の様相を呈しており、
  戦前の展開予想も拮抗し第7戦まで縺れると予想する人がほとんどであった。
  果たして日本シリーズでは第6戦まで互いに3勝3敗、
  1・2戦、3・4戦、5・6戦の点差が交互に入れ替わるような展開で、
  互いに同じ総得点数(23点)となるなど、文字通りの全くの互角の戦いを演じるのであった。
  そして最終戦の第7戦で阪神が突き放し、37年ぶりの日本一に輝くのであった。

  なお、2024年の阪神のスローガンは「A.R.E.GOES ON」に決定した。
  2023年の戦いを引き継ぎ、継続するという意図である。
  アレゴーズおーん


・スイカゲーム
 …Switchのパズルゲーム「スイカゲーム」のこと。
  発売日は2021年12月9日で、値段は240円。
  ボックスの上からフルーツを落としていく、いわゆる落ちもの系のパズルゲームである。
  同じフルーツを接触させると合体(?)して1ランク上のフルーツに変化する。
  これを繰り返していき、最終的に最高ランクのフルーツであるスイカの生成を目指す。 
  フルーツが積み上がりすぎてボックスから溢れてしまうとゲームオーバーである。 
  2023年9月頃に配信者がプレイしたことがきっかけで唐突に流行し、
  Switchダウンロードソフト人気ランキングでトップに躍り出るのであった。
  シンプルなデザインのゲームであり、パロディゲームも多数作成されている。


・島二郎
 …漫画「なんか小さくてかわいいやつ(ちいかわ)」のキャラ「島二郎」を指す。
  「島編」にて初登場し、「セイレーン」が住む島の森の奥で飲食店を営んでいる。
  店の名前も「島二郎」。「貝汁」が名物とのこと。
  元ネタは関東圏にて展開されているラーメン屋「ラーメン二郎」と思われる。
  人間のような姿で口ヒゲを生やしており、いわゆる「定食屋の大将」みたいな造形である。
  仲間をセイレーンに連れ去られたちいかわを介抱して協力したり、
  セイレーンと対峙した際にはどこぞの魚人空手を彷彿とさせる技を繰り出したりと、
  ぐうの音も出ない善人かつアクの強さも併せ持つキャラクターである。


・フリーレン構文
 …漫画およびアニメ「葬送のフリーレン」を元にしたネタ。
  主人公「フリーレン」は長命のエルフという設定であり、
  エルフと比較すると短命である人間とは人生感が異なることから、
  しばしば人間の感性とはズレた言動をする。
  これはこの作品のテーマの1つでもあるが、漫画読者やアニメ視聴者のうちで、
  そのズレをネタとした「フリーレン構文」というネットミームが生まれた。

・フェルン、それはさすがに嘘だよ
 …漫画「葬送のフリーレン」の主人公「フリーレン」とその弟子「フェルン」のやりとり。
  フリーレンは1000年以上を生きているエルフであり、人間とは時間感覚がズレているため、
  人間感覚ではそこそこ昔の出来事を最近のことのように認識してしまうというものである。
  フェルンが10年以上前の話題を出し、フリーレンが「それは去年だよ」という感じである。
  原作漫画にこのようなやり取りは無く、とあるX(Twitter)ユーザーが
  なんとはなしにつぶやいたコメントが元になっているらしい。

・旅の途中で〇〇を知ったんだよ
 …月刊コロコロコミック2023年11月号の企画である、
  漫画「葬送のフリーレン」「ベイブレードX」「運命の巻戻士」の3作品のコラボ漫画にて、
  葬送のフリーレンの主人公「フリーレン」が言った台詞。
  何故かベイブレードXの大会に参加していたフリーレン一行に対し尋ねられた際に、
  「人間を知るために旅をしていて、旅の途中でベイブレードXを知ったんだよ」と回答し、
  続けて「ベイブレードの大会で優勝すれば人間のことがわかるでしょ」と答えた。
  あまりにも強引すぎるパワープレイな理由付けであったことから、
  どんなモノでもフリーレンと絡めた自由な導入に使える改変ネタと化すのであった。

・アウラ、〇〇しろ
 …漫画およびアニメ「葬送のフリーレン」のキャラ「断頭台のアウラ」に対する命令。
  アウラは「服従の天秤」で自分と相手の魔力を天秤にかけ、
  自分より魔力が劣る側を操る「服従させる魔法(アゼリューゼ)」を使う。
  魔王直属の「七崩賢」のひとりとして数えられる幹部クラスの魔族で、
  膨大な魔力を持ち、「服従させる魔法」をもって相手を圧倒していたが、
  アウラを遥かに上回る魔力を持った主人公「フリーレン」と相対した際には、
  アウラが「魔力が劣る側」となり、「服従させる魔法」がアウラ自身に発動。
  逆にフリーレンに操られたアウラは「自害しろ」と命令され、
  断頭台の二つ名が示す通りに自らの手で自らの首を落とすのであった。

  アニメでこの場面が放送された後、アウラに命令をするネタイラストが爆発的に増加。
  改変ネタとして様々な行為やネタっぽい行動を無理矢理させられてしまうのであった。
  アウラがここまでネタキャラとして昇華したのはそのビジュアルや性格が
  典型的な「メスガキ」であり、メスガキに対して命令し強制行動させるという構図が、
  いわゆる「メスガキわからせ概念」に完璧に当て嵌まったからだと思われる。


・ドリトライ構文
 …漫画「ドリトライ」の主人公「大神青空」の台詞を元にしたネタ。
  青空の父親である「大神夕日」との拳闘勝負の際に一度は倒れかけたものの、
  仲間の支えにより心の強さを呼び戻し、再戦を挑もうとして立ち上がり、
  青空は「ド級のリトライ ドリトライだ!」と啖呵を切るのであった。
  作中最大の見せ場でもありインパクトの大きい絵面であったことと、
  「ド級の〇〇 ド〇〇」というやたらとリズム感のあるフレーズも相まって、
  改変ネタとして人気を博すのであった。
  頭に「ド」の付く言葉であればほぼ何にでも適用できるため、汎用性も高い。
  なお漫画自体は上記シーンから程なくして打ち切り終了となった。



[10月]


・ハマス侵攻/パレスチナ・イスラエル戦争
 …パレスチナのスンナ派イスラム原理主義的政治・軍事組織「ハマス(ハマース)」が
  イスラエルへ武力侵攻したことで勃発した戦争。
  2023年10月7日、ハマスはイスラエル領内に数千発のロケット弾を撃ち込み、
  ガザ地区近隣のイスラエル南部各地に戦闘員を侵入させ、民間人多数を殺傷した。
  これに対しイスラエルは軍を動員して反撃を開始してガザ地区を閉鎖、
  大規模な空爆および地上侵攻を実施し、ハマス戦闘員のみならず、
  多数の民間人を巻き添えに殺傷し続けるという泥沼の様相を呈している。


・宝塚歌劇団団員自殺事件
 …2023年9月30日に宝塚歌劇団宙組所属の女性団員が、
  自宅マンションから転落死していた事件と、これに端を発する騒動。
  宙組は公演初日を迎えたばかりであったが、この事件を受けて全日程休止となった。
  女性団員は自殺に至ったと見られ、原因は劇団による長時間労働と、
  上級生からのいじめ、パワーハラスメントがあったと遺族は訴えていたが、
  劇団側は記者会見にて長時間労働のみ認め、いじめやパワハラは無かったと報告した。
  その後11月には劇団職員などからの内部告発が相次いだ。
  これを受けて劇団側の再度の記者会見が行われたものの、
  調査報告書の内容や会見での説明、態度に問題があったと指摘され、
  事態の収束を図るどころかさらなる燃料投下となってしまうのであった。


・ウーマンコミュニケーション
 …PCゲーム「ウーマンコミュニケーション」を指す。
  たまたま日常会話に挿入された「センシティブワード」を指摘して進めていき、
  指摘に成功すると点が入るというゲーム性であり、
  作者が「たぶん世界初」と自慢気に出す、またとない新感覚かつ、
  しっかり作り込まれた既存の枠に収まらないアドベンチャーゲームである。
  センシティブな物事に敏感な風潮のなか、出してくる気概を感じ取りつつ、
  無理矢理鎮し完了しようとせず、かちんこちんの頭をやわらかくして
  知識をたくわえるなどしながら落ち着て満喫しよう。
  タイトルの正しい区切りは「ウーマン・コミュニケーション」…ではなく、
  「ウーマンコ・ミュニケーション」である。
  ゲームのタイトル画面では「コ」と「ミ」の間に改行が入っている。

  …

  …というわけで(?)、このゲームはまぎれもない下ネタバカゲーである。
  まりにも下らないネタで好事家たちチャレンジャーの目に留まったのか、
  ぜかやたらと話題を呼び、ニコ生やYouTubeなどで、
  ンルン気分で放送をする人が続出した。
  時間停止機能でじっくりとリスクを抑えてワードを探せるが、
  犬は静止させられないという某9割ネタなど、
  やたらとネタが豊富であることも相まって、小気味良いゲームとなっている。
  似たようなゲームに「NKODICE」がある。



[11月]


・アマテラス粒子
 …極めて高いエネルギーを持つ宇宙線。
  超高エネルギー宇宙線の観測を行う大阪公立大などの国際研究グループが、
  244エクサ電子ボルト(2垓4400京電子ボルト)というケタ違いに高いエネルギーの
  宇宙線の観測に成功したと発表した。
  この宇宙線は320エクサ電子ボルトを計測した「オーマイゴッド粒子」に次ぐ、
  観測史上2番目に高いエネルギーだったことや、
  日本の研究チームが発見したことなどから「アマテラス粒子」と命名された。
  アマテラス粒子は陽子であると仮定した場合、
  その速度は光の速さの99.99999999999999999999926%に相当するとのこと。
  このような超高エネルギーの宇宙線はブラックホールが発するガンマ線バーストなどが
  発生源と考えられているが、特定には至っていない。


・アニサキス瞬殺
 …「アニサキス」とは回虫目アニサキス科アニサキス属に分類される線虫を指す。
  全ての種が魚介類に寄生する寄生虫であり、
  魚類やイカなどを中間宿主とし、それらを捕食するイルカなどが最終宿主となる。
  アニサキスが寄生した魚介類を人間が食べた場合、
  人間は中間宿主にならないため成虫にはなれず、数日で死ぬか排泄されるが、
  激しい腹痛などの食中毒を起こすアニサキス症の原因となる。
  これまでは加熱または冷凍以外に殺虫する有効な方法が無く、
  水産業界では長年の課題とされていたが、
  熊本大学の研究チームが魚の切り身に瞬間的に大電力を流すことで、
  アニサキスを感電死させるパルス殺虫技術を開発。
  切り身へのダメージを最小化でき、温度も上がらないため鮮度も落ちないとのことで、
  様々な魚への応用、実用化が期待されている技術である。


・キョン
 …ここで紹介するのは某一般人に興味ないシリーズの主人公ではなく、
  某公式自ら違法アップロードしまくるシリーズのキャラでもなく、
  某女優のアダ名でもなく、
  某お札を貼られがちな中国の妖怪でもなく、
  なんか調べたらやたらたくさんいるニコ生やつべの生主でもなく、
  シカの一種である。

  …改めて、「キョン」とは偶蹄目シカ科ホエジカ亜科ホエジカ属に属する哺乳類を指す。
  漢字で書くと「羌」であり、日本語で読むと「きょう」だが中国語で「キョン」と読む。
  見た目は割と可愛いが、鳴き声は結構不気味である。
  元々は中国や台湾の森林に生息している種族であるが、
  他の国でも動物園から逃げ出した個体が野生化して根付いている。
  日本では千葉県の房総半島や東京都の伊豆大島にて大繁殖し、個体数が急増。
  農作物を食い荒らしてしまうため、特定外来生物に指定され害獣と認定されている。


・戒めFA
 …プロ野球埼玉西武ライオンズ(現福岡ソフトバンクホークス)山川穂高選手の
  スキャンダルおよびフリーエージェント(FA)移籍にまつわる騒動。
  この騒動の根っこは2022年のオールスターにまで遡る。
  オールスター前の練習風景を配信していたプロ野球公式動画チャンネルでのライブ映像にて、
  ソフトバンク柳田悠岐選手と楽天浅村栄斗選手(元西武)の2人が、
  「山川選手がソフトバンクに行く」といったような会話をしていた。
  山川選手は2022年時点ではまだFAの権利は取得不可能であるにもかかわらず、
  既に事前交渉が行われていると受け取られかねない発言が出てきたことから、
  野球協約で禁止されているタンバリン…もとい、タンパリングがあったと推測され、
  山川選手のソフトバンク移籍は確実視され、西武ファンの溜息が漏れるのであった。

  そして2023年、侍JAPANのメンバーの一員としてWBCにも出場し、
  念願のFA権を取得し諸手を挙げてソフトバンクに移籍し、順風満帆の野球人生を送る…
  …ハズだったのだが、5月11日に某センテンツスプリング…週刊文春にて、
  既婚者である山川選手が不倫しており、不倫相手の一般女性に対する強制猥褻致傷の疑いで、
  警察の事情聴取を受けていたことが発覚するというニュースがスッパ抜かれた。
  事態を重く見た西武は山川選手を登録抹消し、無期限の公式戦出場停止処分を課した。
  訴え自体は8月29日に嫌疑不十分で不起訴処分となったのだが、
  西武球団側は民事訴訟の可能性に備え山川選手の出場停止処分を解かなかった。
  それでも山川選手には「故障者特例措置」が適用され、FA権を取得することとなった。
  非常に風当たりが強い中でFA権を得た山川選手について動向が注目されていたが、
  山川選手は宣言期限直前に案の定FAを宣言するのであった。
  それに対し手を挙げたのはこれも案の定ソフトバンクのみであった。

  FAを宣言した際に、西武球団より山川選手のコメントが発せられたが、その中で、
  「FA宣言が持つ選手の権利として定められた制度という理解を超え、
  これまで聞くことがなかった声を聞くことで自分自身を戒めることとなるのではないか」
  という発言がなされたのだが、「FA宣言することで自分自身を戒める」というロジックは、
  選手の権利として定められた制度という理解を超える前に常人の理解を完全に超えており、
  「自分自身を戒めるならFAを行使せず西武で禊を済ませるのが筋ではないのか」
  という旨の指摘が非常に多く上がっており、山川選手の主張は受け入れ難いものであった。
  コメントの文章についてもあまりにも理解不能な内容から「怪文書」扱いされ、
  自分自身を戒めるというワードから、山川選手のFAは「戒めFA」と呼ばれてしまうのであった。

  その後、意中の球団であったソフトバンクは山川選手のスキャンダルの影響もあり、
  獲得に慎重な姿勢を見せていたが、12月19日に結局ソフトバンクへの移籍が決定した。
  この際の山川選手の入団会見についても、
  「西武ファンがまず見ないホークスTVで西武ファンに対して謝罪」
  「西武時代の年俸を超える大型契約にもかかわらず『マイナスのスタート』と発言」
  「ヒゲを剃らずスーツもきちんと着ない身だしなみの悪さで社会人としてナメ腐っている」
  など、こちらもツッコミどころが満載となってしまうのであった。
  これらの騒動によって山川選手は西武ファンにとっては完全に失笑の対象となり、
  ソフトバンクファンも入団を歓迎する声は少なくなるのであった。


・安樂選手パワハラ事件
 …プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルス安樂智大投手が起こしたとされる
  パワーハラスメントに端を発する騒動。
  2023年11月25日、安樂投手が楽天球団内で現役選手、退団済み選手を
  合わせて10人以上の選手にパワハラをしていた疑惑が複数のメディアから報じられた。
  この日は安樂投手の契約更改の日であったが、
  急遽契約更改は無期限延期され、自宅謹慎処分を受けた。
  そして楽天選手を中心としたヒアリングの結果、報道内容が概ね事実と判断され、
  安樂投手はそのまま契約更改されず、11月30日付で自由契約となった。
  加害内容は後輩選手への日常的な暴言や人格否定、罰金名目での金銭徴収、
  球場のロッカールームで若手選手を逆立ちさせて身動きが取れない状態で
  ズボンとパンツを脱がせて下半身を露出させ、陰部に靴下を被せて笑いものにするなど、
  数々の悪質極まりない行為が報告された。
  特にロッカールームでの行為(通称チンポソックス)については、
  安樂投手1人でスポーツ選手を身動きの取れない状態にするのが困難と思われたことから、
  集団パワハラやパワハラの黙認が横行していたのではないかという疑惑も掛けられたが、
  楽天球団側の調査の結果、集団パワハラについては事実は確認されなかった。


・大麻グミ
 …大麻に似た成分を含有するグミ。
  「大麻」は大麻取締法により取り扱いを制限された物質で、
  医療用のものもあるが、有り体に言えば「麻薬」の一種である。
  液体化させたものは「マリファナ」と呼ばれる。
  主な成分は「カンナビノイド(Cannabinoid)」で、多幸感や鎮痛作用をもたらす。
  中でもカンナビノイドの一種である「テトラヒドロカンナビノール(THC)」には、
  強い陶酔作用があり、これこそが大麻が麻薬たる所以となる。

  2023年11月に祭りなどで配られたグミを食べた人が、
  体調不良を訴えて病院に運ばれる事態が発生した。
  このグミには「ヘキサヒドロカンナビヘキソール(HHCH)」が含まれていたことが判明。
  これは大麻に含まれる成分の1つ「テトラヒドロカンナビヘキソール(THCH)」から
  生成された化合物で、THCHと同様の作用がある。
  THCHは2023年8月4日に厚生労働省より「指定薬物」として規制されており、
  HHCHについても12月2日より指定薬物の規制対象に追加された。


・デスマフィン
 …死のマフィン。
  …要するに食中毒に繋がりかねない危険なマフィンである。
  2023年11月11日、12日に開催された「デザインフェスタ」に出店していた
  ある洋菓子店が販売したマフィンを購入し食べた人から体調不良の訴えや、
  「マフィンが糸を引いている」などといった報告が挙がった。
  生焼き菓子にもかかわらず5日前に作ったマフィンを販売していたという疑惑や、
  過去にフルーツケーキをブランデーにドブ漬けするという、
  調理法としてはあまり目にしないような内容の投稿をしていたことも拍車をかけ、
  大炎上に発展するのであった。
  これを受けて、11月16日に厚生労働省はこの洋菓子店に対し、
  健康への被害度が最も重い「CLASS Ⅰ」のリコールを勧告した。
  この件に対し洋菓子店側はInstagramで謝罪文を掲載していたが、
  その後X(Twitter)なども含めた全てのSNSアカウントが削除され、
  店舗も閉店状態になっているとのこと。
  返金対応は行われているようだが、そこでもトラブルが発生している模様。
  なお、厚生労働省の調査において、マフィンから毒素にあたる成分は
  検出されなかったことから、行政処分の対象とはならなかった。


・インプレゾンビ
 …X(Twitter)にてバズった投稿(ポスト)に群がるユーザーの蔑称。
  あるポストがバズったら必ずと言っていいほどそのリポストに出没し、
  内容のない返信をしたり他のユーザーのリポストをコピペしただけの返信を残していく。
  一見無意味な行動のように見えるが、これには明確な意図が存在する。
  それはイーロン・マスク氏によって新たに導入された「X(Twitter)の収益化」である。
  収益化の条件の1つに「過去3か月間以内の投稿に対するインプレッションが500万件以上」
  というものがあり、X(Twitter)の「インプレッション」とは、
  「X(Twitter)の投稿がユーザーのタイムラインに表示された回数」である。
  これはすなわち「何回その投稿が見られたか」を示している。
  これを満たすため、インプレゾンビはバズった有名人やインフルエンサーのコメントに返信し、
  その返信を「有名人のフォロワーに見てもらう」ことで閲覧数を稼ぐのである。
  このように、ラクしてカネ稼ぎをするためにインプレッションを求めて、
  ゾンビのように群がる姿から「インプレゾンビ」と呼ばれるようになった。
  インプレゾンビによってX(Twitter)のトレンドが汚染されてしまうため、
  多くのユーザーからAIエロアカウントやスパムアカウントなどと並んで問題視されている。


・ドスケベカンパニー
 …同人誌やPCソフト、電子書籍などのダウンロード販売サイト「DLsite」、
  およびDLsiteを運営している企業「エイシス」を指す。
  2023年11月2日にDLsiteのX(Twitter)アカウントにて、
  「DLsite検定統一模試」を掲載した投稿がなされ、模試の設問の1つに、
  「DLsiteを運営している企業の名前として正しいものを選べ」があり、
  その4択の中の1つに「ドスケベカンパニー」という回答が設定されていた。
  あからさまなネタ回答なのだが、これを見た回答者は当然というかなんというか、
  「正解はどう考えてもドスケベカンパニーやろなあ…」とか、
  「公式は自分達をドスケベカンパニーと自認していたのか…」と反応するのであった。



[12月]


・ダイハツ工業認証不正問題
 …自動車メーカー「ダイハツ工業」の認証試験に不正があった問題。
  2023年4月28日、海外向け生産車両の4車種について、
  内部通報にて側面衝突試験の認証申請に不正行為があったと発表。
  その後5月18日には日本国内向けに生産・販売されている、
  ハイブリッド車「ロッキー」「ライズ(トヨタブランド)」にて、
  安全性を確認する側面衝突試験の手続きに不正が見つかったと発表された。
  これに続き、ダイハツは第三者委員会での詳細調査を開始するとともに、
  新型車両の発売延期やCMの自粛などの対応を行った。
  そして12月20日、第三者委員会の調査報告がなされ、
  安全性能の認証試験で新たに174個もの不正があったことが発覚した。
  認証不正は最も古いもので1989年まで遡り、2014年頃から増加したとのこと。
  調査報告では不正実施の要因として経営陣、管理職の問題が大きいとされ、
  納期最優先の風潮により認証試験は「通って当たり前でなければならない」となり、
  現場が問題を上に相談したとしても改善案が出ることは期待されず、
  不正の温床となっていたことがつまびらかにされた。
  これを受けてダイハツは国内外の全ての車種の出荷を停止した。
  現在販売済みの車両については直ちに使用を停止する必要は無いとのことである。
  ちなみに、ダイハツの調査報告や不正内容を見た大多数のサラリーマンが、
  「弊社のことかと思った」などと反応したトカしないトカ。


・トコジラミ
 …カメムシ目トコジラミ科に属する吸血性の昆虫の1種。
  漢字では「床虱」。別名に「南京虫」「床虫」がある。
  名前に「シラミ」とあるがシラミとは関係なく、分類名からも「カメムシ」の仲間である。
  吸血する生態であり、吸血されると物凄い痒みに襲われるため不快度が高い。
  「南京虫」の別名の通り、江戸時代に海外から渡ってきて日本に分布したが、
  殺虫剤の普及などにより1975年頃には日本国内のトコジラミは絶滅寸前にまで減少したが、
  2010年頃から海外からの旅行者の荷物等に紛れて再び侵入してきており、
  大都市の宿泊施設などを中心に数を増やしつつある状況である。
  これらの個体群は薬剤への抵抗性を身につけており、
  市販の殺虫剤は効果が薄くなっているなど、厄介な存在となり問題となっている。


・人間関係リセット症候群
 …人間関係を突然断ち切りたくなる衝動に駆られてしまう精神状態を指す。
  いろいろな状況に疲れてしまい、他人との関わり合いを無くしたいと考えて、
  電話番号を変えたりSNSのアカウントを消したりする行為である。
  行動自体は「デジタル切腹」と似ているが、行動に至る要因という意味で異なる。


・8番出口
 …ホラーゲーム「8番出口」を指す。
  無限に続く地下通路に閉じ込められた状況から異変を見つけ出し、
  8番出口を探し出して地上へ出るのが目的の脱出ゲームである。
  簡単に言うと間違い探しをするゲームであるが、
  わかりやすいモノから注意深く観察しないと気づけないモノまで多種多様である。
  また、ホラーゲームではあるがお化け屋敷的に驚かせに来るような要素は少なく、
  ホラーが苦手な人でもプレイしやすいことから人気を博した。
  内容から「ジョジョの敵スタンド使いのスタンド攻撃っぽい」と評されることもある。
  ちなみに、とあるプレイヤーが「通行人のおじさんの全身が震える」という
  なんともいえない変異に遭遇し、これをX(Twitter)に投稿したところ、
  8番出口の制作者から「初めて見たバグ」というコメントがあり、
  「開発者も知らない新たな異変」というパワーワードが生まれるのであった。


・ウンババ構文
 …「ウンババ(フンババ、ハンババ)」とはいろんなゲームに出てくる敵キャラだったり、
  メソポタミア神話の神獣(ゲームのはこれが元ネタだと思うが)だったりするが、
  ここではメディアミックスプロジェクト「アイドルマスター」シリーズの1つ、
  「アイドルマスター ミリオンライブ!」の楽曲「ジャングル☆パーティー」のテーマ、
  およびそれを元に広まったネットミームを指す。
  「ジャングル☆パーティー」は2016年3月発売のCDに収録され、
  「ウンババ!」をはじめとする大量のコールがある無駄にハチャメチャな楽曲である。
  ゲームでは2018年11月5日開催のイベントで実装され、
  「倉庫を探検しようと扉を開けるとそこはジャングルだった」という
  インパクト全振りのカオスまみれの導入を見せていた。
  そして時は巡り2023年12月10日、同じ音楽系メディアミックスプロジェクト「ラブライブ!」との
  合同イベント「異次元フェス アイドルマスター★♥ラブライブ!歌合戦」でも披露された。
  会場の東京ドームがジャングルになるという固有結界だか領域展開のごとき状況で、
  存在を知っているプロデューサー(アイマスプレイヤー)はともかく、
  コレに初めて触れたであろうラブライバーの脳裏に強烈に焼き付くこととなり、
  ラブライバーの間で様々な文章の最後を「そこはジャングルだった。」に改変して
  遊ぶというネットミームが爆誕するのであった。


・チンチンナブルム
 …古代ローマ時代に使われた魔除けの一種。
  鈴を組み合わせたもので、扉の守護札として家屋の入り口などに設置され、
  悪霊を遠ざけ幸運と繁栄を呼び込むと考えられていた。
  語源はラテン語で「チンと鳴らす」を意味する「tintinnō」に
  道具を意味する接尾語「bulum」を付けたもので、
  日本人には下ネタにしか聞こえないが決して下ネタではない。
  …と言いたいところなのだが、実際のチンチンナブルムの造形は大抵の場合、
  「勃起した陰茎(チンチン)に鈴を組み合わせた形」となっており、
  おそらく偶然だとは思うがなかなか微妙なところである。
  ちなみに、昆虫の「ツノゼミ」の一種「ヨツコブツノゼミ」の学名は
  チンチンナブルムが由来の「Bocydium tintinnabuliferum」である。
  これをカタカナ表記すると「ボッキディウム・チンチンナブリフェルム」となり、
  どこをどう聞いても日本人にとっては下ネタにしか聞こえないモノとなっている。
  …こちらは下ネタではなく真面目な学名である。
  西アフリカ神話の創造神「オニャンコポン」みたいな感じである。







な…なんとか今年も年内に更新できた…
この記事は毎度毎度年の瀬の3日間くらいをフルに使って作成しているんですが、
いつも色々と調べてしまうので、大晦日の日付変更までに間に合うかどうか、
スピード勝負な感じになっちゃうんですよ。
そのため、時間のある時に記事をちょくちょく作成しておいて、
12月31日はラクをしたいと思っているのです。

今年は夏休み頃には前半部分をある程度作っておこうと思っていたのですが、
その時期にちょっとやらかしてしまって何もできず、11月まで手をつけていませんでした。
そこからちょっとずつ手を加えていって、結局12月始めくらいで半分くらい作ったという、
去年とあまり変わらない結果になっていました。
まあ微妙に書きたくないネタとか社会的時事ネタとかは今回も後回しだったので、
やっぱり最後の最後に苦労するハメに陥ってしまったのですが…
毎年言ってることですが、政治とか事件とかの話だとヘタなことは言えないというのもあって、
ある程度情報を集めないとコメントできないので、毎回毎回めっちゃ疲れますね。
それにしても今年は本当に色んな意味で大変だった…

とはいえ、このスイープ・メモリィはこのサイト・ブログが「個人ニュースサイト」であり、
私が「個人ニュースサイト管理人」であると今でもドヤ顔で言い張ることができる
文字通り唯一の記事になっているので、どんなにしんどくて疲れようとも、
これだけは毎年欠かさず続けていきたいのです。
また1年かけて目についたネタを記録していくことでしょう。


とにもかくにもこれにて2023年の更新ラストです。
それでは来年またお会いしましょう。
次の更新はとりあえずアレの予定です。アレ。

テーマ : 気になるニュース - ジャンル : ニュース

第1609話「バズワード・メモリィ2023 Part2」

どうもルイナです。

毎年恒例、バズワード・メモリィのお時間です。

「ガジェット通信 ネット流行語大賞2023」結果発表

つい先日、2023年新語・流行語大賞が発表されました。
それとともにネット・アニメの流行語大賞も合わせて発表されました。
そこで今年もやっぱりやります、流行語大賞に選ばれた言葉に
テキトーにコメントをつけていくのコーナー!
ある意味12月の恒例行事パート2!







・金賞:増税メガネ
 …岸田文雄内閣総理大臣の蔑称寄りのアダ名。
  さらなる蔑称に「増税クソメガネ」「減税ウソメガネ」などもある。
  防衛費の増税検討や社会保険料の負担増が検討されていたことと、
  岸田総理が普段より眼鏡をかけていることから広まったアダ名である。
  実際のところ、増税検討はされても実施はされてはおらず、
  内閣支持率の低下傾向を止める意図とはいえ所得税の減税を提案しており、
  どちらかというと増税とはむしろ逆の行動を取っているのだが、
  「増税をしたい総理」というイメージが固定されてしまっているように見受けられる。
  ちなみに岸田首相は自身が「増税メガネ」と呼ばれていることを認識しており、
  コメントを求められた際に「レーシックでもすればいいのか?」と返答したという。
  不満だったのかユーモアだったのかわからないが、そんなことを言ってしまったがゆえに、
  案の定SNS上で「増税レーシック」などと揶揄されてしまうのであった。


・銀賞:Colabo問題
 …一般社団法人「Colabo(コラボ)」の会計内容にまつわる騒動。
  また、これをきっかけとした数多の疑惑および訴訟行動なども含む。
  「Colabo」は若年層の女性の自立を支援する団体である。
  2013年3月1日に一般社団法人化した。代表は社会活動家の仁藤夢乃氏。

  事の発端としては2021年11月の「温泉むすめ」炎上騒動にまで遡る。
  「温泉むすめ」とは日本全国の温泉地を美少女擬人化したイラストと共に紹介する、
  れっきとした国を挙げての地域活性化プロジェクトで、
  特段何の問題も無く地元住民や旅行者からも受け入れられていたのだが、
  仁藤氏が突如として温泉むすめのキャラクターに対し、
  「ビジュアルが性差別で性搾取であり、非常に不快かつ不適切である」などと指摘した。
  これに続く形で、火のない所に放火することでおなじみの某界隈の方々により、
  温泉むすめや温泉地は度を越した誹謗中傷や営業妨害を相次いで受けるのであった。
  仁藤氏が温泉むすめを批判した理由としては諸説あるが、
  この騒動の直前に行っていた作家の室井佑月氏とのネット上での口論にあるとされ、
  旗色が悪くなった自身の名誉と威信の回復のために、
  スケープゴートとして選ばれたのではないか?という指摘もある。
  そのような経緯や、これまでの火のない所に放火することでおなじみの某界隈の方々による、
  「宇崎ちゃん献血ポスター騒動」「ラブライブ西浦みかんPRパネル撤去騒動」
  「Vtuber戸定梨香交通安全PR動画削除騒動」「ATSUGI(アツギ)ラブタイツ騒動」
  「マイメロママ騒動」「サイゼで喜ぶ彼女騒動」「月曜日のたわわ新聞広告騒動」
  「雀魂(じゃんたま)大阪駅ポスター騒動」など数々の騒動のさなか、
  YouTuberの暇空茜氏が仁藤氏の言動及びColaboの活動内容に対し、
  会計の不明瞭な部分があるなどの様々な疑惑を提示した。
  暇空氏の指摘に対し、仁藤氏側は多数の弁護士による弁護士団を結成し、
  暇空氏の行為は「リーガルハラスメント(法的手段を用いた嫌がらせ)」
  「全世界かつ全時間軸に存在する全女性への差別かつ攻撃」であるとして、
  暇空氏を提訴するのであった。
  仁藤氏もしくは弁護団側の腹積もりとしては、弁護士団という権威集団をもって、
  訴訟行為をチラつかせれば、一般人は萎縮し白旗を揚げると踏んでいたと推測するが、
  暇空氏は徹底抗戦の意思を宣言し、終局の見えない泥沼の事態へと発展した。
  暇空氏は法律の範疇で用意周到に攻撃材料を集め行動しているが、
  仁藤氏弁護士団側はおよそ周到さは見られず燃料投下を繰り返しており、
  その道のプロフェッショナルとは思えない行動および態度を取っているように見える。
  暇空氏が行った東京都への住民監査請求が通りColabo側に是正勧告が下ったり、
  活動報告書のほぼ全てを覆うような黒塗り(いわゆる「のり弁」)など、
  疑惑を補強するような材料が続々と挙がってくるという状況であり、
  事態は東京都や関連団体をも巻き込んだ複雑かつ混沌とした様相を呈するのであった。


・銀賞:ちょんまげ小僧/ひき肉です
 …中学生6人によるYouTuberグループ。
  小学6年生だった2022年12月16日に初投稿した。
  チャンネル開設当初は鳴かず飛ばずだったが、Tiktokで注目を集め、
  それに呼応する形でYouTube登録者数が膨れ上がっていった。
  メンバーの1人「ひき肉」の挨拶がやたらとクセが強く、
  ちょんまげ小僧がバズったのはこの挨拶が大きく影響したと言われている。


・銅賞:教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育
 …ビッグモーター副社長(当時)兼重宏一氏による発言。
  2023年7月28日のFRIDAYの記事にて兼重宏一氏のLINEが流出し、
  そこには「教育」と「死刑」をマシンガンのように連呼しただけの暴言と、
  これに対する社員たちのコピペのような返信が載せられていた。
  一般人の感性からはあまりにもかけ離れた攻撃性と、
  無駄にリズム感のある単語のチョイスが余りにも大きなインパクトを残し、
  あっという間にネットミームと化し、構文としてネタ化するのであった。


・私人逮捕系YouTuber
 …「私人逮捕」とは一般人が逮捕行為を行うことを指す。
  一般人が犯罪者の逮捕を行うことは法律により認められていないが、
  現行犯を逮捕する時のみ一般人でも逮捕状無しでの私人逮捕が認められている。
  現行犯人はまさにそのタイミングで犯行を行っているところであり、
  犯人の身柄を確保する必要が高い上に、誤認するおそれがないためである。
  この条件を満たさない状況で私人逮捕行為を行うと、
  傷害罪や監禁罪などに該当し、私人逮捕そのものが違法行為となる。
  私人逮捕はあくまで「目の前で起きている犯罪を食い止めるための制度」であり、
  基本的には事件を目撃したら真っ先に警察を呼ぶことが正しい行動である。

  そして「私人逮捕系YouTuber」とは再生数稼ぎや収益のために、
  自身の正義を喧伝して私人逮捕行為を行うYouTuberのことである。
  上記の通り、相手が現行犯でもない限り警察が行うような捜査行為や、
  事情聴取行為は警察官職務執行法違反に抵触する違法行為となるため、
  私人逮捕系YouTuberはそのほとんどが法律上の犯罪者に該当する。
  このような連中は自らの利己的な正義に酔っていたり、
  インプレッション稼ぎのための炎上目的である場合がほとんどである。
  要するに迷惑系YouTuberと同じ穴のムジナである。


・公金チューチュー/公金チューチュースキーム
 …一般社団法人「Colabo(コラボ)」を含む委託事業4団体の、
  会計内容にまつわる騒動など数多の疑惑および訴訟行動を発端とした、
  公金(税金)を不当に入手しているのではないかという疑惑。
  また、公金を継続的、持続的に得られるとされるシステム。
  「チューチュー」とは「甘い蜜を吸う」というイメージを表したものと思われる。
  Colaboと連携して活動している一般社団法人「若草プロジェクト」、
  NPO法人「BONDプロジェクト」「ぱっぷす」にも疑惑の目が向けられている。
  ここに至る経緯については「Colabo問題」の項目を参照。というかググって。

  暇空氏の指摘するColabo不正会計疑惑の内容は主に、
  東京都が若年被害女性の支援を目的とした委託事業において、
  Colaboを含む4団体に提示した業務内容および事業報告が不明瞭で、
  税金の使用用途が不明、すなわち「税金を懐に入れているのではないか?」というものである。
  厚生労働省の予算審議会に委託4団体の業務当事者が参加しており、
  委託事業の予算要請および予算確保の確約を審議に盛り込んでいたことから、
  4団体の代表クラスの人間が一部の政治家とグルになり税金を横流しするシステムを構築し、
  不当に利益を得られるようにしたのではないか、という疑惑である。
  これが暇空氏曰く「公金をチューチューしている」「公金チューチュースキーム」とのこと。


・X(旧Twitter)/X JAPAN
 …かつて「Twitter」と呼ばれていたソーシャルネットワークサービス「X」のこと。
  2022年11月に実業家のイーロン・マスク氏がTwitterを買収しCEOに就任して以降、
  社員の大量解雇による人件費の削減など様々な改革を急ピッチで断行していった。
  外部連携アプリによるTwitterとのアクセスが締め出されるなど、
  Twitterユーザーにとっては改悪ともとれる仕様変更も数多く行われていた。
  そして2023年7月、マスク氏は突然Twitterの名称を変更することを強行的に決定し、
  マスク氏のお気に入りの文字とされる「X」へとその名を変えたのであった。
  「Twitter」というサービス名に愛着を持っていたユーザーはそこそこおり、
  味気も何もない「X」という1文字に変わったことは大きな不満と反感を呼んだ。
  そんな中、旧Twitterの日本支部は「Twitter Japan」だったのだが、
  「TwitterがXに変わるのなら日本支部は『X Japan』になるのでは?」と、
  微妙に期待を持っていた人も多かったトカ多くなかったトカ。
  ロックバンドの方の「X JAPAN」も反応してコメントを残していた。
  なお、当然ながら「X Japan」にはならず、ただの「Japan」になった模様。
  それはそれでどうなんだという気もしないでもない。


・スシローペロペロ
 …回転寿司チェーン店「スシロー」にて発生した迷惑行為。
  岐阜県のスシロー店舗内にて男性客が備え付けの湯呑みや醤油差しの注ぎ口を
  舐めるなどのイタズラを行い、その動画を拡散するという迷惑行為を行ったことに端を発する。
  当然ながらあまりにも不衛生な迷惑行為であるが、これによりスシローは大きな損失を被り、
  他の回転寿司チェーン店も巻き込み大きなイメージ低下を余儀なくされた。
  その後、実行者は岐阜市内の県立高校の生徒であるとの情報が流れ、
  当該高校に対する苦情や誹謗中傷の電話が殺到する事態となった。
  スシロー側は「顧客との信頼関係を損なう重大な事案」として厳正に対処していくとして、
  当事者および保護者から謝罪を受けてもなお刑事・民事の両面から厳正に対処すると発表し、
  当事者に対して約6700万円の損害賠償を求める裁判を大阪地方裁判所に起こした。
  最終的には調停が成立し、賠償請求は取り下げられることとなった。
  この事件は当事者の行った行為から「スシローペロペロ事件」「寿司テロ」などと呼ばれ、
  その後も飲食店での迷惑行為をひけらかす愉快犯と思しき連中が続出し、
  回転寿司チェーンのみならず、外食産業全体に対し多大な影響を及ぼした案件であった。


・ChatGPT
 …アメリカの人工知能(AI)開発企業「OpenAI」が製作した対話型自動生成AIを指す。
  「GPT」とは「Generative Pre-trained Transformer」の略であり、
  「生成可能な事前学習済み変換器」という意味である。
  様々な分野の質問に詳細な回答を生成できる機能を持ち、
  中でも人間同士の対話のような回答を即興で出力できることから注目を集めた。


・スイカゲーム
 …Switchのパズルゲーム「スイカゲーム」のこと。
  2021年12月9日発売、値段は240円。
  ボックスの上からフルーツを落としていく、いわゆる落ちもの系のパズルゲームである。
  同じフルーツを接触させると合体(?)して1ランク上のフルーツに変化(進化?)する。
  これを繰り返していき、最高ランクのフルーツであるスイカの生成を目指していく。 
  フルーツが積み上がりすぎてボックスから溢れてしまうとゲームオーバーである。
  2023年9月頃に配信者がプレイしたことがきっかけで唐突に流行し、
  Switchダウンロードソフト人気ランキングでトップに躍り出るのであった。


・なぁぜなぁぜ?
 …インターネットミームの1つ。
  疑問系をかわいらしく2度繰り返す言い回し。
  元ネタはアイドルグループ「FRUITS ZIPPER」の曲「ハピチョコ」の歌詞
  「なぁになぁに?」をTikTokerの桃園ありさ氏が改変したものである。
  どちらかというと「ウザかわいい」という反応が多いように思われる。


・デスマフィン
 …死のマフィン。
  …要するに食中毒に繋がりかねない危険なマフィンである。
  2023年11月11日、12日に開催された「デザインフェスタ」に出店していた
  ある洋菓子店が販売したマフィンを購入し食べた人から体調不良の訴えや、
  「マフィンが糸を引いている」などといった報告が挙がった。
  生焼き菓子にもかかわらず5日前に作ったマフィンを販売していたという疑惑や、
  過去にフルーツケーキをブランデーにドブ漬けするという、
  調理法としてはあまり目にしないような内容の投稿をしていたことも拍車をかけ、
  大炎上に発展するのであった。
  これを受けて、11月16日に厚生労働省はこの洋菓子店に対し、
  健康への被害度が最も重い「CLASS Ⅰ」のリコールを勧告した。


・藤井八冠
 …将棋棋士の藤井聡太八冠その人。
  四段昇格(プロデビュー)前から数々の最年少記録を更新し、
  プロ入り後も無敗のまま歴代連勝記録単独1位となる29連勝を達成するなど、
  まさに破竹の勢いを見せ、メディアにも大々的に採り上げられていった。
  そしてまたまた最年少で最初のタイトルとなる棋聖戦で勝利し、
  その後もあれよあれよとタイトルを奪取していき、
  最後のタイトルとなった王座戦も2023年10月に獲得。
  前人未到の八冠(名人、竜王、棋聖、棋王、王位、王座、王将、叡王)を達成した。
  その強さたるや、将棋界のレジェンド羽生善治会長をして、
  「全盛期の自分が戦っても全然敵わない」と笑いながら即答するほどである。


・サカバンバスピス
 …オルドビス紀に生息していた古代の絶滅魚。
  フィンランドのヘルシンキ自然史博物館に展示されている復元模型が
  何とも言えない微妙に間の抜けたシュールな見た目と表情をしており、
  なぜかサカバンバスピスが生きていた時代と異なるデボン紀の展示場所に
  展示されていたという無駄にツッコミどころが豊富にあったことも相まって、
  2023年6月頃にTwitter(X)を中心に広範囲で流行するのであった。


・阪神優勝/アレ/A.R.E./アレのアレ
 …「アレ」とはアレのことである。
  ここでは主にプロ野球阪神タイガース岡田彰布監督の発言を指す。
  「そらもうアレよ」などといった形で多用される。
  岡田監督がインタビューなどで話す発言は独特の言い回しが多く、
  補完が必要なレベルの難解なコメントはもはや外国語の領域とまで言われており、
  岡田監督の(非公式の)愛称「どんでん」にちなみ、「どんでん語」「どんコメ」とも呼ばれる。
  特にキャッチーかつ多用される発言は「どんでん語録」としてまとめられている。
  本来アレの意味は文脈に左右されるが、2022年オフに2度目の阪神監督に就任して以降は、
  「(ペナントレース)優勝」を置き換えた言葉として定着し、選手やファン、メディアも多用した。
  そして2023年の阪神のスローガンは「A.R.E.」である。
  「Aim! Respect! Empower!」の略で、
  「目標に向かい敬意を持ってパワーアップする」という意味とのこと。
  ややこじつけ感のある後付けの言葉とか言ってはいけない。そういうものである。

  2023年シーズンを戦った阪神は後半戦に2位以下を突き放し、
  見事「アレ」、すなわちペナントレース優勝に輝くのであった。
  そして次なる目標として「アレのアレ」、すなわち日本一を目指すのであった。


・ジャニーズ問題
 …芸能事務所「ジャニーズ」の創設者である故・ジャニー喜多川氏が行っていたとされる、
  ジャニーズJr.などの所属タレントに対する性的虐待に端を発する問題。
  2023年3月にイギリスBBCでこの問題を採り上げたドキュメンタリーが放映され、
  これに呼応するように某センテンツスプリング…週刊文春が記事を出した。
  2023年4月には元ジャニーズJr.が実名を出して告発する記事も出た。
  その後も続々と証言者が出てきて、大炎上へと発展するのであった。

  ジャニー氏は2019年7月に既に他界していたが、
  ジャニー氏の威光が消えたことでジャニーズ事務所の権威に翳りが見え、
  また2023年4月の告発以降どんどん実名での告発が増えていったことで、
  ジャニー氏が行ってきたとされる大規模かつ長期に及ぶ性的虐待の事実と、
  テレビ局およびマスメディアの沈黙や忖度、共犯的関係の問題が顕在化していった。
  ジャニーズのタレントを起用していた企業は相次いで契約を破棄、
  もしくはジャニーズ事務所を介さない個人契約に変更していった。
  あまりにも問題が大きくなり、沈黙し続けることが困難になったことで、
  日本のメディアも堰を切ったかのように掌を返して大々的に採り上げていった。
  2023年7月には国連人権理事会の人権作業部会が来日し、
  多人数が性的搾取と虐待に巻き込まれ深く憂慮すべき事態であり、
  日本のメディア企業は不祥事の揉み消しに加担したと語った。
  2023年8月にはジャニーズ事務所の依頼を受けた再発防止特別チームが調査を実施し、
  調査報告にてジャニー氏の性的虐待を「紛れもない事実」と認定し記者会見を行った。
  そして2023年9月にジャニーズ事務所は記者会見を行い、
  性加害の事実を初めて認め謝罪するのであった。
  2023年10月にはジャニーズ事務所は「ジャニーズ」の名称を廃止し、
  「株式会社SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更した。
  SMILE-UP.は被害者の救済、補償を行い、これが終わり次第廃業するとしており、
  所属アイドル、タレントは新たに設立される予定の事務所に移籍することになる。
  また、「関ジャニ∞」や「ジャニーズWEST」などといった、
  ジャニー氏の名前に由来するグループ名も改名される見通しである。


・頂き女子
 …男性から金品を「頂く」、すなわち貢がせる女性を指す。
  近似的な行為に「パパ活」などがある。
  主に若い女性が不幸な身の上話などといった自身の同情を買うような境遇を
  男性に話すことで、同情した男性から金品を貢がせるという手口である。
  「パパ活」同様、ターゲットとなるのはある程度の資産がある中年男性が多く、
  パパ活と比較してやや一般層寄りの男性が選ばれやすい模様。
  頂き女子がする不幸話や生活に困窮する話は金品を得るための手段であることから、
  ハッタリであることも多く、場合によっては詐欺に該当する。
  2020年代に「頂き女子りりちゃん」が頂き女子としての手練手管のマニュアルを、
  大金が稼げる情報商材という形で販売し、頂き女子の間でカリスマとして崇められていたが、
  2023年8月に頂き女子りりちゃんは詐欺および詐欺幇助の疑いで逮捕された。
  

・インボイス
 …売り手が買い手に対し正確な適用税率や消費税額などを伝える「適格請求書」を用い、
  消費税の二重課税を防ぐ「仕入税額控除」を受けるための制度。
  この「適格請求書」を「インボイス」と呼ぶ。
  現行の請求書には発行者や取引年月日、内容、金額、消費税額等が記載されているが、
  インボイスにはこれらに加えて「税率毎に区分した消費税額」「請求書発行者の登録番号」の
  記載がある仕様となっている。
  インボイス制度に移行した場合、消費税の仕入額控除が適用され、
  これを受けるために売り手側・買い手側はインボイスの発行・保存が必須となる。
  すなわち、インボイスの発行・保存がない要件の請求書においては
  消費税の仕入額控除が受けられなくなる。
  ところが現状ではインボイスを発行できる「適格請求書発行事業者」は
  消費税の課税事業者として登録している事業者に限られている。
  現在、年間の課税売上高が1000万円未満の事業者については
  消費税の納税が免除されている(免税事業者)のだが、
  インボイス制度移行後は上記の理由により自前でインボイスが発行できず、
  消費税の仕入額控除が受けられなくなることが問題視されている。
  特に個人事業主やフリーランスのような人に大きな影響を及ぼし、
  仕事の減少や税負担増加などの理由から制度導入への反対意見が多く挙がっていたが、
  インボイス制度は当初の予定通り2023年10月より施行された。
  なお、インボイス施行にあたっては緩和措置なども実施されている。


・生成AI
 …様々なコンテンツを自動で生成、発生させる人工知能を指す。
  生成させるために過去の事例などから学習できることが特徴の1つである。
  「決められた行為の自動化」が目的であった従来のAIとは異なり、
  生成AIは「創造すること」を目的としている。
  とはいえ、全くの無から何かを生み出すというところまでは至ってはいない。
  現状はあくまで「過去の学習をベースに出力する」というものに留まる。

  自動生成AIについては上手く制御して利用すれば有益である一方で、
  生成された文章や画像には誤りや嘘が含まれている可能性も高いため、
  使いこなすには相応の専門的な知識や理解力が求められる。
  出力された回答を鵜呑みにせず批判的に確認し、適宜修正することが必要である。
  また、論文やレポートに不正に自動生成AIの文章が用いられ問題になるケースもあり、
  利用を検知することは困難であることも懸念されている。


・大麻グミ
 …大麻に似た成分を含有するグミ。
  2023年11月に祭りなどで配られたグミを食べた人が、
  体調不良を訴えて病院に運ばれる事態が発生した。
  このグミには「ヘキサヒドロカンナビヘキソール(HHCH)」が含まれていたことが判明。
  これは大麻に含まれる成分の1つ「テトラヒドロカンナビヘキソール(THCH)」から
  生成された化合物で、THCHと同様の作用がある。
  THCHは2023年8月4日に厚生労働省より「指定薬物」として規制されており、
  HHCHについても12月2日より指定薬物の規制対象に追加された。


・Don’t worry,I’m wearing/PANTS!
 …お笑い芸人のとにかく明るい安村さんが海外で披露した持ちネタ。
  「安心してください、穿いてますよ」の英語バージョンである。
  イギリスの人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で、
  あのパンツが見えないいつものネタがやたらと大ウケし、
  日本人で初めて決勝進出を果たすのであった。
  単純な裸ギャグは世界共通の笑いであることがよくわかる結果であった。
  人間は何を取り繕おうと、根底の部分では下ネタが大好物なのである。


・弱者男性
 …この世の大多数の男性を指す言葉。
  「弱者」の定義は曖昧だが、主には収入、容姿、コミュニケーション能力が優れていない、
  恋人や配偶者がいない、発達障害や精神疾患を患っている、などが挙げられる。
  弱者の類義語としては「負け組」などがある。
  これだけなら男性にも女性にも当てはまる概念なのだが、
  女性の場合はいわゆる「フェミニズム」などの概念もあり社会的にも協力的であるが、
  男性の場合はそうならない場合が多く、むしろ余計に風当たりが強くなる傾向が見られる。
  あまりこういうことを言いたくは無いが、例えば男性が何人過労死しても表沙汰になりにくいが、
  女性(若ければ尚更)が1人でも過労死すればそれは大きな社会問題として扱われる。
  日常生活においても、レディースデーや女性専用車両はあってもその逆は存在しない。
  メディアは「女性・女子高生にも人気」と宣伝するが、その逆は聞いたことがない。
  一般人的尺度において女性に比べて男性の「価値」は低く見積もられているのである。
  古来より「男尊女卑」という考え方があるが、巡り巡って現代では逆転しているのである。
  その原因として、男性は女性に比べて強くて当たり前だという認知バイアスなどがある。
  ジェンダーフリーが叫ばれる世の中であるが、深層にある固定観念は根強く残っている。


・エッフェル姉さん
 …自由民主党所属の松川るい参議院議員のこと。
  2023年7月に自民党女性局長として参加した女性局のフランス研修中に、
  松川氏がフランスのエッフェル塔の前でポーズを取った写真をSNSに投稿したが、
  これが「党費を使った観光旅行のようだ」と指摘され炎上に発展。
  案の定SNS上で「エッフェル姉さん」などと揶揄されてしまうのであった。
  松川氏は批判を受けて8月に謝罪し、女性局長を辞任した。

  余談だが、私は最初にこの言葉を見た時「どこの女芸人やねん」と思った。


・ドリル優子
 …自由民主党所属の小渕優子衆議院議員のこと。
  2023年9月に女性では初の自民党選挙対策委員長に任命された。
  小渕氏は2014年9月に経済産業大臣に就いていたが、
  直後の2014年10月に政治資金規正法違反の疑いがあると報道され、
  小渕氏は記者会見し大臣を辞することとなった。
  合わせて東京地検特捜部により小渕氏の実家や後援会事務所などが
  家宅捜索されたのだが、捜索に入られるより前に会計記録が入っていたとされる
  パソコンのハードディスクが電気ドリルで物理的に破壊されていたことが判明。
  案の定SNS上で「ドリル優子」などと揶揄されてしまうのであった。

  余談だが、私は最初にこの言葉を見た時「どこの女芸人やねん」と思った。


・闇バイト
 …闇のアルバイト。「裏バイト」「秘密のバイト」とも呼ばれる。
  高額な報酬と引き換えに非合法の犯罪・違法行為を代行するアルバイトのこと。
  「ブラック企業」「ブラックバイト」は本質そのものは異なるが同類である。
  闇バイトは「高収入」「高額報酬」「高額バイト」「簡単な仕事」など、
  妙に簡単に稼げるような甘い誘いで仕事が募集されており、
  無知な若者を釣るように仕組んでいる。
  その実態は「違法薬物や銃器などの運び屋」「強盗行為」
  「特殊詐欺などの受け子、出し子」など、公序良俗に反する犯罪行為である。
  そして闇バイトを募集する首謀者、すなわち犯罪集団は、
  警察の捜査が自らに及ばないよう計画の詳細を伝えないため、
  実行犯となる闇バイト参加者は「使い捨ての駒」「トカゲの尻尾」となっている。
  まさしく「美味しい話には裏がある」である。
  そんな話が本当にあるのなら自分で独占するし他人には教えないのである。


・強風オールバック
 …日本のボカロPのゆこぴ氏による楽曲。
  外に出たら風が強くて前髪が勝手にオールバックになってしまった
  女の子の状況を描いた曲である。
  ボーカルにはボーカロイド「歌愛ユキ」が起用されており、
  本作のミュージックビデオにも登場している。
  歌詞の「外出た瞬間、終わったわ」は改変ネタとしても使われている。


・クマ被害
 …熊(クマ)による人間や家畜の被害を指す。
  2023年は熊による被害が全国で報告され、過去最悪の件数となった。
  熊には凶暴なイメージがあるが基本的には雑食であり、
  主に野草や木の実、昆虫などを食べている。
  ところが、獣肉を食べてその味を覚えると異常に執着するようになり、
  野生動物や人間を襲うようになると言われている。
  熊は警戒心が強く、人間がいる場所に近寄ることは滅多に無いが、
  肉の味を知った個体はそれを求め人里にまで下りてくるようになる。
  家畜や人的被害を防止するため、このような熊はたびたび駆除されているが、
  動物愛護の観点から批判が寄せられることも多々あり、
  社会問題に発展している状況である。


・薩摩ホグワーツ
 …アクションRPG「ホグワーツ・レガシー」で発生したネットミーム。
  「ホグワーツ・レガシー」は「ホグワーツ」という名称が示す通り、
  世界的ベストセラー小説である「ハリー・ポッター」の世界をベースにした作品である。
  オープンワールドな世界観であり自由度は高く、
  他の生徒との交流を深めたり、魔法を極めたり、学校や郊外を探索したりと、
  魔法使いとしての学園生活を好きなように楽しむことができる。
  原作をリスペクトしたデザインや雰囲気などもゲーム性を後押ししており、
  非常に高い没入感を得られるゲームである。
  その自由度の高さから、強力な攻撃魔法を使いまくりゴリ押しするプレイも可能であり、
  相対した敵を一刀両断するかのごとき暴力的ムーブが重なっていった結果、
  薩摩藩士を連想させた「薩摩ホグワーツ概念」なるネットミームが爆誕してしまった。







…というわけで、今年も内容的に重複するものを除いて、
全てのノミネートワードにコメントをつけました。

毎年言ってますが、政治ネタや時事ネタは疲れますね。
ネタワードならともかく、普通の言葉だと調べるのが思ったよりも大変なんですよね。
去年の年末のアレでも言いましたが銀賞のやつはもはやワケがわからんて。
まあ後から自分で見て(・∀・)ニヤニヤするためにも手は抜きたくないところでもありますが。


…そんなこんなで、次回はアニメ流行語になります。



次回、「バズワード・メモリィ2023 Part3」に続く。

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第1608話「バズワード・メモリィ2023 Part1」

どうもルイナです。

今年もこの季節がやってまいりました。
毎年恒例、なぜか更新頻度が上がる季節…
…げふんげふん、バズワード・メモリィのお時間です。

「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン 新語・流行語大賞 第40回 2023年 授賞語

というわけで今年もいつも通り新語・流行語大賞が発表されております。
16年経ちほとんどブログ更新をやらなくなってしまった今であっても、
なぜかこれだけは毎年懲りずにやっております、
新語・流行語大賞に選ばれた言葉にテキトーにコメントをつけていくコーナー!
ウチのサイトの12月恒例行事!ネタに困らないという意味でも(・∀・)イイ!!
…更新してないのにネタに困るもクソも無いんだけど…

というわけで、「流行とは一体…うごごご」という真理からは
全力で目を逸らしつつ、いつもの解説芸のコーナーをどうぞ。



・アレ/A.R.E.
 …今年の流行語大賞はプロ野球阪神タイガースの「アレ」。
  アレとは何かと言うと文字通りアレのことである。
  …こう言ってしまうと身もフタも無いが、
  主にはプロ野球阪神タイガース岡田彰布監督の発言を指す。
  「そらもうアレよ」などといった形で多用される。
  岡田監督がインタビューなどで話す発言は独特の言い回しが多く、
  補完が必要なレベルの難解なコメントはもはや外国語の領域とまで言われており、
  岡田監督の(非公式の)愛称「どんでん」にちなみ、「どんでん語」「どんコメ」とも呼ばれる。
  特にキャッチーかつ多用される発言は「どんでん語録」としてまとめられている。
  本来アレの意味は文脈に左右されるが、2022年オフに2度目の阪神監督に就任して以降は、
  「(ペナントレース)優勝」を置き換えた言葉として定着し、選手やファン、メディアも多用した。
  そして2023年の阪神のスローガンは「A.R.E.」である。
  「Aim! Respect! Empower!」の略で、
  「目標に向かい敬意を持ってパワーアップする」という意味とのこと。
  ややこじつけ感のある後付けの言葉とか言ってはいけない。そういうものである。

  ちなみに新語・流行語大賞では2021年の「リアル二刀流/ショータイム」、
  2022年の「村神様」に続き、3年連続で野球の言葉が大賞となった。


・新しい学校のリーダーズ/首振りダンス
 …「新しい学校のリーダーズ」は2015年にグループ結成した、
  「個性と自由ではみ出す」をモットーとした4人組ダンスボーカルユニット。
  2023年1月に「オトナブルー」で披露した首振りダンスがTikTokでブレイクし、
  メディア露出なども増えていった。
  ロックバンドとかがよくやるシェイクヘッドパフォーマンスとは異なる。


・OSO18/アーバンベア
 …「アーバンベア」とは人里に出没する熊(クマ)を指す。
  熊には凶暴なイメージがあるが基本的には雑食であり、
  主に野草や木の実、昆虫などを食べている。
  ところが、獣肉を食べてその味を覚えると異常に執着するようになり、
  野生動物や人間を襲うようになると言われている。
  基本的に警戒心が強く、人間がいる場所に近寄ることは滅多に無いが、
  肉の味を知った個体はそれを求め人里にまで下りてくるようになる。
  家畜や人的被害を防止するため、このような熊はたびたび駆除されているが、
  動物愛護の観点から批判が寄せられることも多々ある状況である。

  そして「OSO18」は約5年にわたり乳牛などの家畜を襲撃していた、
  羆(ヒグマ)のコードネームである。
  北海道東部の川上郡標茶町オソツベツで目撃され、
  前足の幅が約18cmと推定されたことから命名された。
  ヒグマとしては平均的な体格だが、警戒心が異常に強く、
  滅多に人前に姿を現さず、神出鬼没な様子から「忍者グマ」とも呼ばれていた。
  2019年から家畜に被害が出始め、2021年には被害が広域化したことから、
  OSO18の駆除のための対策が講じられてきた。
  熟練のハンターやヒグマの専門家をもってしても痕跡すら見つからない状況であったが、
  2023年7月末、とあるハンターによりOSO18と認識されずに駆除され、
  熊肉として解体処理されたことが発覚した。


・蛙化現象
 …心理現象の1種。
  男女との恋愛関係にて発生する現象で、主に女性に発現する。
  今まで片想いをしていた相手が念願叶って自分に振り向いてくれた途端に、
  その相手のことを気持ち悪いと思ってしまう現象である。
  由来はグリム童話の「蛙の王様」で、こちらは気持ち悪がられていたカエルが
  憧れの対象たる王子様になるという、ここでいう蛙化現象とは真逆の展開なのだが、
  同じ対象への気持ちが正反対に変化するという感情の反転から付けられたものと思われる。
  蛙化現象に陥る要因としては「両想いまでの過程が重視されていた」
  「両想いになることが目標だった」「理想と現実とのギャップを感じた」などが挙げられる。


・生成AI
 …様々なコンテンツを自動で生成、発生させる人工知能を指す。
  生成させるために過去の事例などから学習できることが特徴の1つである。
  「決められた行為の自動化」が目的であった従来のAIとは異なり、
  生成AIは「創造すること」を目的としている。
  とはいえ、全くの無から何かを生み出すというところまでは至ってはいない。
  現状はあくまで「過去の学習をベースに出力する」というものに留まる。


・地球沸騰化
 …地球全体が強烈な暑さに見舞われた状態を指す。
  従来では「地球温暖化」と呼ばれていたが、それよりも深刻な状況とされる。
  2023年7月には世界中の平均気温が観測史上最高レベルの異常気象となり、
  熱波による山火事の発生などの被害も報告された。
  日本でも最高気温35℃以上の猛暑日の日数が過去最高となり、
  40℃を超える地域も増えた。

  なお、沸騰を「フットー」と書いてしまうとちょっと意味合いがアレな感じになるので注意。


・ペッパーミル・パフォーマンス
 …調理器具の「ペッパーミル」で胡椒を挽く行為をなぞらえたパフォーマンス。
  始めた際の由来から「ペッパーグラインダー」とも呼ばれる。
  メジャーリーグ・セントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバー選手が、
  チームが苦境の際に「身を粉にして働く 、一生懸命働く」という意味も込めて
  活躍時に始めたパフォーマンスである。
  ヌートバー選手は母親が日本人のため、2023年のWBCでは日本代表として招集。
  ハーフとはいえ日本語はほとんど話せないヌートバー選手であったが、
  代表内で結束力を高めるために共通のパフォーマンスをしようという流れになり、
  ペッパーミル・パフォーマンスが採用され、日本代表に馴染むことができた。
  そしてWBC本番ではオオタニサンこと大谷翔平選手などといった、
  日本球界を代表するスター選手たちが続々とこのパフォーマンスを披露し、
  観客も実物のペッパーミルを持って真似するなど、話題となっていった。
  実際にペッパーミルの売上が大幅に上昇したとのこと。


・観る将
 …将棋を観戦する人を指す言葉。
  「観る将棋」を縮めた言葉である。「見る将」とも表記される。
  見るだけでなく自分で将棋の対局もする人は「指す将」と呼ばれる。
  「将」とは上記の通り「将棋」のことを指しており、
  プロ野球の監督などに用いる「名将」などの意味の「将」ではない。
  もちろん某5chなどに出没する「ワイ将」の意味でもない。
  要するに「見る専」の「将棋ファン」である。
  この用語自体は2010年頃からあったものだが、
  2023年に前人未到の8大タイトル全制覇を成し遂げた
  藤井聡太8冠などの存在もあり、将棋への注目度が増すのであった。


・闇バイト
 …闇のアルバイト。「裏バイト」「秘密のバイト」とも呼ばれる。
  高額な報酬と引き換えに非合法の犯罪・違法行為を代行するアルバイトのこと。
  「ブラック企業」「ブラックバイト」は本質そのものは異なるが同類である。
  闇バイトは「高収入」「高額報酬」「高額バイト」「簡単な仕事」など、
  妙に簡単に稼げるような甘い誘いで仕事が募集されており、
  無知な若者を釣るように仕組んでいる。
  その実態は「違法薬物や銃器などの運び屋」「強盗行為」
  「特殊詐欺などの受け子、出し子」など、公序良俗に反する犯罪行為である。
  そして闇バイトを募集する首謀者、すなわち犯罪集団は、
  警察の捜査が自らに及ばないよう計画の詳細を伝えないため、
  実行犯となる闇バイト参加者は「使い捨ての駒」「トカゲの尻尾」となっている。
  まさしく「美味い話には裏がある」である。


・4年ぶり/声出し応援
 …スポーツやライブの観客が声を出して応援すること。
  新型コロナウイルスの蔓延により、感染防止の観点から、
  有観客であっても声を出すことは憚られていたが、
  ワクチンの普及も相まって、声を出す行為が順次解禁されていった。
  2020年のパンデミックから4年の歳月を経てのことである。
  

・I'm wearing pants!
 …流行語大賞芸人枠。
  お笑い芸人のとにかく明るい安村さんの持ちネタである
  「安心してください、穿いてますよ」の英語バージョン。
  イギリスの人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で、
  あのパンツが見えないいつものネタがやたらと大ウケし、
  日本人で初めて決勝進出を果たすのであった。
  単純な裸ギャグは世界共通の笑いであることがよくわかる結果であった。



「アレ」の項目でも言いましたが、大賞は3年連続で野球関連でした。
私は野球好きなのでいいのですが、野球に興味のない人にとってはどうなのか、
その辺はなんともいえないところ。
そして今年は久々に芸人枠が復活しましたが、なんと今度は政治枠がゼロになりました。
そんな馬鹿な…流行語大賞といえば無理矢理にでも政治関連ワードを選出して、
与党を腐すコメントを残すのが定番だったというのに…


まあいいや、こんなところで今回はお開きです。

…え?なんで毎年載せてなかったのに今年は流行語大賞のサイトのリンクを載せたのかって?

今年は割とフラットなコメントを残していたみたいだったのでリンクを載せました。
政治枠が選出されなかったというのもあるかもしれませんが、
これまでのあまりにも偏った思想に凝り固まったコメントについて、
どこか大きなところから叱責でもされたんでしょうか。



次回、「バズワード・メモリィ2023 Part2」に続く。

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第1605話「スイープ・メモリィ2022」

どうもルイナです。

本日が2022年ラストの更新となります。
テキスト更新はおろか更新自体ほとんどやらなくなった今でも、
世間及び自分の中で一瞬だけ流行った言葉のメモを残しておりまして、
それに解説をつけることで今年のスイープとします。
更新してたときの大晦日は自分の書いたテキスト記事をまとめてたんですけどね…







[1月]


・トンガ火山島大噴火
 …南太平洋の島国トンガの火山島フンガトンガ・フンガハアパイで発生した
  数十年に1度の規模とされる大噴火。
  2021年末頃から火山活動が始まり、当初は規模も小さなものであったが、
  2022年に入り活動が活発化し、1月15日に凄まじい大噴火を起こした。
  その噴煙は成層圏(地上から約15~30km)にまで上昇し、
  噴火に伴う衝撃波(ソニックブーム)は地球の裏側のイギリスにまで達し、
  その衝撃は島の地表のほぼ全てを吹き飛ばすほどの威力であった。
  さらには、噴火の影響で海面が揺動し津波が引き起こされ、
  日本を含む太平洋に面した国々に押し寄せるのであった。
  地震に起因しない火山活動による津波の発生は観測史上初の異例の事態であり、
  津波や地震の専門家ですら「何が起こっているのか不明」という状況で、
  気象庁は地震による津波警報のシステムを流用して対処する事態となった。
  後の調査で「噴火による空振(くうしん)」により海面の波と大気が共鳴したり、
  気圧が変化したりすることで波が増幅され津波となったと推測された。
  火山の噴火の規模を表す火山爆発指数(VEI)は9段階(0~8)中の6とされ、
  1993年に記録的な冷夏による米の不作を引き起こした、
  1991年に発生したフィリピンのピナトゥボ山の大噴火に匹敵するとされた。


・マイメロママ騒動
 …アニメ「おねがいマイメロディ」シリーズに登場する、
  主人公「マイメロディ」の母親「マイメロママ」のセリフに端を発する騒動。
  マイメロママの発言にはやけに腹に一物含んだようなモノが多く、
  いつの間にやら相手の心をえぐり取る毒舌キャラとして定着した。
  男性と女性の駆け引きを表したような発言が多く、
  マイメロママ名言語録としてまとめられている。

  とはいえ、ネタにされることはあっても特に批判されることは無かったのだが、
  女性向け雑貨などを販売するメーカー「ITS' DEMO」が
  バレンタインにマイメロディとコラボしたチョコレートを販売すると告知し、
  マイメロママの名言をデザインしたパッケージを発表したのだが、
  火のない所に放火することでおなじみの某界隈の方々の目に留まり、
  女性観に対する時代遅れの言葉であるとして炎上騒ぎになるのであった。
  これに対し、「宇崎ちゃん献血ポスター騒動」
  「ラブライブ西浦みかんPRパネル撤去騒動」
  「Vtuber戸定梨香交通安全PR動画削除騒動」「温泉むすめ騒動」などの騒動にて
  火のない所に放火することでおなじみの某界隈の方々による
  数々の横暴に業を煮やした人たちは、
  マイメロママの発言の1つ「女の敵はいつだって女」を引き合いに出し、
  まさにこの言葉の通りになっていると反論するのであった。


・チキン冷めちゃった…
 …バーチャルYouTuber兎田ぺこらさんに対するリスナーの魂の慟哭。
  事の発端は2021年クリスマス前のぺこらさんの配信に遡る。
  この時、配信終了前にぺこらさんがクリスマス当日も配信を行って
  リスナー(野うさぎ)とともに祝うことを予告したのだが、
  いざクリスマスイブ当日になると配信が始まる気配が微塵も無く、
  配信中止の連絡も無く、結局ぺこらさんは配信をドタキャンしたのであった。
  ぺこらさんと共にクリスマスを過ごそうと待機していたリスナーたちは、
  一向に始まらない配信に困惑を禁じ得ず、
  ついにはクリスマスが過ぎドタキャンという現実に晒された結果、
  「チキン冷めちゃった…」というコメントを残したのであった。
  これがクリスマス用のチキン(食べ物)とぺこらさんへの情熱の消失を含んだ
  ダブルミーニングとして非常に秀逸な発言であると評価されたのであった。
  その後、ぺこらさんはクリスマスのドタキャンについて弁解したが、
  情熱を失ってしまったリスナーはそれを聞いてさらなる名言(?)を量産。
  いつしかこれらのポエムめいた発言は「ペコレタリア文学」と呼ばれるのであった。
  ちなみに、この騒動を受けてか否か、「冷田チキン」なるVTuberが誕生した模様。

  そして時は巡り、1年後の2022年12月24日。
  ぺこらさんのYouTubeチャンネルにて「チキン待機会場」という名の
  配信予定枠が立ち上がり、多くのリスナーが「やるのかい!?やらないのかい!?」という
  なかやまきんに君のネタのような気持ちで集うのであった。
  果たして配信は開始され、2021年の冷えたチキンは無事に温められることとなった。



[2月]


・ウクライナ侵攻
 …ロシア連邦が2022年2月24日に開始したウクライナへの軍事侵攻。
  ロシア政府はウクライナへの侵攻を「特別軍事作戦」と呼称しており、
  あくまで侵略や戦争ではないというスタンスを取っている。
  ロシアとウクライナの国際的な問題は2014年まで遡り、
  ロシアはウクライナ領と国際的に認められていたクリミア半島に侵攻、
  「住民投票」により賛成多数を得られたとして強行的に併合した。
  その後も緊張状態は続き、北京冬季五輪が終了した直後の2022年2月24日、
  ロシアのプーチン大統領がウクライナでの軍事作戦を開始するという、
  実質的な宣戦布告を行った。
  これを受けてウクライナのゼレンスキー大統領が戒厳令を発し、
  ロシアとウクライナは国家間の戦争状態に突入するのであった。
  侵攻開始当初はロシア軍の電撃的な部隊展開もあり優勢と思われたが、
  ウクライナ軍の奮闘により膠着状態となり、ロシア側に対する各国の経済制裁や、
  アメリカなどのウクライナ軍に対する軍事支援なども相まって、
  じわじわとウクライナ軍がロシア軍を押し返す様相を呈している。
  1年近く経過した今もなお、ロシアとウクライナの戦争は続いており、
  落とし所も見えない泥沼の様相を呈している。

  それにしても、紛争や内紛などは現代でも行われていることは認識してはいたが、
  このようないわゆる「ガチの侵略戦争」が現代の世界情勢において実際に行われ、
  それを直接ではないにせよ目の当たりにすることになろうとは、
  さすがに思いもよらなかったというのが正直なところである。


・キエフ(キーウ)の亡霊
 …ウクライナ空軍の戦闘機パイロットに付けられた二つ名のような名称。
  ロシア軍によるキーウ攻勢が開始された2022年2月24日に、
  ある1人のパイロットがロシア軍の戦闘機6機を撃墜したという話がSNSに投稿された。
  まさに創作物のエースパイロットのような活躍であり、
  投稿された動画の再生回数は500万回を超えるのであった。
  後に、キエフの幽霊はウクライナの抵抗と防空戦闘の象徴とするフェイク、
  すなわち戦時中の国民の戦意高揚を煽るためのプロパガンダであり、
  ウクライナ空軍もキエフの幽霊は実在しない架空の存在であると認めるのであった。


・レンドリース法
 …膨大な量の軍需物資を供給することを可能とするプログラムを指す。
  「武器貸与法」とも呼ばれる。
  元々は第2次世界大戦中の1941年にアメリカ合衆国にて制定された法であり、
  イギリス、ソ連、中国、フランスなどの連合国に対して、
  基地を提供することと引き換えに軍需物資を供給する、というものである。
  時を経た2022年、ロシアのウクライナ侵攻に対抗するため、
  第2次世界大戦時のレンドリース法と同様の方法でウクライナ政府への
  軍需物資の供給を促進するために再び制定されるのであった。


・身長170cm以下の男性には人権が無い
 …女性プロゲーマーのたぬかな氏が発言した無慈悲な宣告。
  今年の2月にゲーム配信中にリスナーとのやり取りの中で発言し、
  不適切な発言として炎上騒ぎに発展、謝罪に至った。

  「人権」とは書いて字の如く、人の持つ権利のことで、
  一般的には人が生まれながらにして当然として持つ「自然権」や、
  国家が憲法として制定する「平等権」や「自由権」などを指すが、
  ゲーム用語としても「人権」という言葉がスラングとして用いられている。
  特にオンラインゲームやソーシャルゲームなどで顕著だが、
  ゲームシステムや対人戦仕様などの要素から、
  所持することが前提となるような強力なキャラや装備が「人権」と呼ばれている。
  これらを所持しているのといないのとでは攻略に劇的な差が生じるため、
  「所持して初めてプレイヤーとして遊ぶ権利が得られる基本的な要素」
  という意味が込められているのである。
  同義語として「環境」という言葉もある。

  上記の通り、人権キャラやアイテムは半ば前提条件に近い扱いを受けるためか、
  それらを所持していないプレイヤーに対する煽りとしても用いられがちである。
  たぬかな氏の発言もこのような下地があってのものであったが、
  あくまでも「内輪ネタ」の域を出ない行為であるので、
  これが通用しない人も当然にいるということは常に念頭に置くべきという教訓である。

  余談だが、私の身長は約169cmである。人権なんて無かった。


・トレパク
 …資料をなぞって写し取る「トレース」と、盗作である「パクリ」を合わせた造語。
  トレースを利用した悪質な盗作行為を指す言葉である。
  トレースそのものは作画などにおける立派な技法の1つであるが、
  著作権が他者に帰属する写真やイラストなどを無断でトレースの素材として
  使用する行為は「著作権侵害」にあたる。
  自らのオリジナル作品と偽り、トレースを隠したまま利益を得たりする行為が問題とされる。

  2022年1月下旬にイラストレーターの古塔つみ氏のイラストが、
  既存作品や写真をトレースした盗作、すなわち「トレパク」の疑いが相次いで浮上した。
  当人は引用・オマージュであるとして盗作は否定していたものの、
  その後も企業案件などのイラストの構図が既存作品と酷似しているとの報告が相次ぎ、
  炎上状態となった結果、古塔氏はイラスト制作活動を休止、
  企業側もイラスト採用商品を販売停止にするなどの対応に追われるのであった。
  なお、古塔氏は騒動の約半年後に新たなスタジオを立ち上げて復帰し、
  イラストのオンライン販売を行っている模様。


・サイゼで喜ぶ彼女
 …とあるイラストレーターが描いたイラスト。
  可愛い女の子がサイゼリヤの料理を笑顔で食べているイラストである。
  このイラストが投稿された後、ちょっとしたバズり状態になり、
  他の漫画、アニメ、ゲームキャラで置き換えられたイラストが量産されたり、
  コスプレイヤーなどの女性がこの構図を再現した投稿を行ったりもした。

  実際のところそれ以上でも以下でもないただの女の子のイラストなのだが、
  火のない所に放火することでおなじみの某界隈の方々から、
  「男に媚びた服を着てサイゼリヤのような安い店程度で喜んでいる」
  「男に都合の良い女を描いた男の願望丸出しの女性蔑視」
  「デートで女の子をサイゼリヤに連れていくのはありえない」
  などといった批判が寄せられ炎上騒ぎとなった。
  当然ながらただの難癖であり、
  「宇崎ちゃん献血ポスター騒動」「ラブライブ西浦みかんPRパネル撤去騒動」
  「Vtuber戸定梨香交通安全PR動画削除騒動」
  「温泉むすめ騒動」「マイメロママ騒動」などの騒動にて
  火のない所に放火することでおなじみの某界隈の方々による
  数々の横暴に業を煮やした人たちは、
  「女の子が美味しそうに食べているだけのイラストなのに深読みしすぎ」
  「幸せそうな女の子に対する僻み意識の表れ」
  「サイゼリヤを安い店と言うのはサイゼリヤに対して失礼」
  などと反論している。


・タコピー/タコピーの原罪
 …漫画「タコピーの原罪」の主人公「タコピー」、及び作品そのものを指す。
  タコをゆるキャラ化したような見た目は可愛らしい宇宙生物であり、
  「宇宙にハッピーを広めるため」に旅をしている。口癖は「~っピ」。
  地球に辿り着き、小学生の「久世しずか」に助けられてお友達になる。

  …とだけ書けばハートフルなストーリーのように見えるのだが、
  その実は、児童虐待やいじめや家庭不和などといった陰鬱な内容を多く含む、
  やたらとシリアスで胸糞の悪くなるような感情を抱かせてくる作品である。

  なお、作者のタイザン5先生は現在本誌である週刊少年ジャンプにて
  「一ノ瀬家の大罪」を描いているが、こちらも似たり寄ったりなドス黒作品である。
  個人的な感想としては、「わざと面白くないように」作品を構築しているように感じる。



[3月]


・ウィル・スミス殴打騒動
 …米アカデミー賞授賞式にて俳優のウィル・スミス氏が、
  生中継中に司会のクリス・ロック氏を殴打した騒動。
  事の発端としては、ウィル・スミス氏の妻ジェイダ・ピンケット・スミス氏が、
  脱毛症などが出る自己免疫疾患と闘っていることに対し、
  クリス・ロック氏がジョーク交じりに言及したことで、
  怒り心頭に発したウィル・スミス氏が思いっきり平手打ちをしたのであった。
  簡潔に言うとイジリに対しマジギレしたという状況である。  

  この騒動に対し、日本では家族を馬鹿にされ立ち上がったウィル・スミス氏に、
  侠気のある行動だったと共感する意見が多く見られたが、
  アメリカではいかなる状況においても暴力に訴えるのは
  許されざる行為であるとウィル・スミス氏を批判する意見が多く見られた。
  アカデミー賞の主催も「暴力は容認しない」と表明している。
  ある意味で日本とアメリカの民族性の違いを垣間見ることになった騒動である。


・ELDEN RING
 …アクションゲーム「ELDEN RING(エルデンリング)」を指す。
  同じくフロム・ソフトウェア作のアクションゲーム「DARK SOULS(ダークソウル)」から
  正当進化したオープンワールドアクションである。
  鬼畜難易度に定評のあるフロムゲーの例にならい、
  エルデンリングも他のアクションゲームに比べると難易度が高く、
  死屍累々を重ねる、いわゆる死に覚えゲー状態になるが、
  非常にクオリティが高い出来であり、2022年のゲームアワードを総ナメした。


・緑色のジャガイモ
 …人体に有毒な物質。
  とあるTwitterアカウントにて鮮やかな緑色に変色したジャガイモの画像と共に、
  危険な状態であったとの内容が投稿され反響を呼んだ。

  ジャガイモは食用として日本の食卓に広く用いられているが、
  発芽した芽や日光に当たり緑色に変色した部分では、
  ポテトグリコアルカロイド(Potato Glycoalkaloids:PGA)として総称される
  ソラニン(α-solanine)やチャコニン(α-chaconine)などといった
  天然毒素が多く生成され含有されている。
  そのため、芽の部分や緑化したイモを食べてしまうと、苦味やエグみと共に、
  腹痛、胃腸障害、虚脱、めまい、眠気、下痢などの食中毒症状を発症してしまう。
  ジャガイモを緑化させないためには日光に晒さず冷暗所で保存すること、
  そして調理の際には芽や緑化した部分を厚めに取り除くことが重要である。



[4月]


・4630万円誤送金問題
 …山口県阿武町で発生した新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円を
  誤って1世帯に振り込んだ事件。
  2022年4月に阿武町長により開かれた記者会見にて公金誤振込の事実と、
  誤振込を受けた町民から返還を拒否されていることが公表された。
  給付金の変換拒否を受けて阿武町は「不当利得返還等請求訴訟」の提訴を行い、
  誤振込を受けた人物の住所と氏名をネットで一般公開したことで、
  金額の大きさも相まって全国的なニュースに発展した。
  そして2022年5月に「電子計算機使用詐欺」の疑いで誤送金先の男が逮捕された。
  男はオンラインカジノで給付金を全て使い込んだと供述していたが、
  後に決済代行業者から約4300万円が変換された模様。


・成人年齢引き下げ
 …2018年6月に制定された「民法の一部を改正する法律」により決定された、
  成年年齢の20歳から18歳への引き下げ。2022年4月1日より施行された。
  民法が定める成年年齢には「1人で有効な契約ができる年齢」と
  「父母の親権に属さなくなる年齢」という意味がある。
  これにより未成年が契約を締結するには父母の同意が必要であり、
  同意無しで締結した契約は父母が取り消すことができる(未成年者取消権)。
  また、父母は未成年者の監護および教育をする義務を持つ。

  成年年齢を18歳に引き下げる理由としては、
  投票券および選挙権が付与される年齢が18歳であることや、
  世界情勢との足並みを揃えるといったところがある。
  メリットとしては国政参加人数の増加や、資格および免許取得の幅の増加、
  クレジットカードなどの契約を個人の判断で可能になることなどが挙げられる。
  デメリットとしては悪徳業者からの接触による金銭トラブルの増加や、
  そのようなトラブルに対し未成年者取消権が適用されないことなどがある。

  また、民法改正では女性の婚姻可能年齢が16歳から18歳への引き上げもあり、
  成人年齢引き下げと同時に施行されている。
  飲酒や喫煙については年齢引き下げは無い。お酒とタバコは20歳になってから。
  

・AV新法
 …アダルトビデオ(AV)出演の契約を巡る被害防止と救済に関する新たな法案を指す。
  正式名称は「性をめぐる個人の尊厳が重んぜられる社会の形成に資するために
  性行為映像制作物への出演に係る被害の防止を図り及び出演者の救済に資するための
  出演契約等に関する特則等に関する法律」である。クッソ長い。

  2022年4月1日より成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたことで、
  これまで「未成年」であった高校生を含む18・19歳についての扱いが議論されていた。
  特に女性のAVなどの成年向けコンテンツの出演契約については、
  若年からくる知識の少ない演者が悪質なメーカーと不利な条件で契約を結ばされ、
  出演・販売を強要されたという事案について、支援団体から法整備が求められていた。
  その流れで、未成年者取消権のみならず、AV出演の強要被害の防止を念頭に置き、
  年齢や性別に関わらず出演者を守るための法案が制作された。
  出演者に対する性行為の強制禁止や、映像の公表から1年間は無条件かつ
  違約金など無しで、契約を解除できる条項などが盛り込まれている。
  契約上有効とされるものでも出演者の意思で契約の無効・取消・解除が可能となり、
  AV出演を強要された18~19歳の女性の保護ができるとされている。

  ところが、実際のところとして、この新法が出演者の要求により適用された場合、
  撮影費用、イベント費用、人件費、回収費など製作会社の払った費用は丸損となり、
  リスク回避などの理由で真っ当なAV産業(適正AV)は縮小し、
  半グレ勢力などが女性を騙してポルノ動画を撮影し海外サイトで公開されるなど、
  余計に被害が拡大した上に明るみに出にくくなってしまうリスクが挙げられ、
  女性のポルノ被害救済どころか逆効果になりかねないと指摘されている。
  さらに問題点として指摘されているものとして、法律制定の会議に参加していた者の中に
  AV業界の人間やAV女優が1人もいなかったことも挙げられている。
  女優だけでなく男優やヘアメイク、音声などの技術者も仕事を奪われる事態となっており、
  結果としてAV出演を強要された女性を救済するという名目で、
  AV女優はおろかAV業界そのものを脅かしてしまう法案を成立させたと批判されている。

  なお、この新法には火のない所に放火することでおなじみの某界隈の方々が
  一枚も二枚も噛んでいる模様。


・芸能界性加害問題
 …芸能界に蔓延る性加害問題。
  2022年4月には映画業界での告発、報道が多く挙げられ、
  複数の映画監督や出演俳優からの出演女優への性的関係の強要が、
  某センテンツスプリング…もとい、週刊文春などでスッパ抜かれた。
  特にいわゆる「濡れ場」のようなセクシャルなシーンがあるような作品において、
  出演女優へのセクハラに該当するようなやり取りも過去から多くあったと指摘されており、
  芸能界の闇の側面が浮き彫りとなった問題である。

  なお、これらのようなリアルに女性の被害が取り沙汰された案件に対し、
  本来真っ先に反応しなければならないはずである、
  火のない所に放火することでおなじみの某界隈の方々は全く反応を示すことは無く、
  ではこの時に何をしていたのかというと、
  漫画「月曜日のたわわ」が新聞広告に用いられたことに対して
  いつものように難癖をつけていたのであった。


・生娘をシャブ漬け戦略
 …大手外食チェーン「吉野家」の常務取締役企画本部長(当時)伊東正明氏が掲げる
  若い女性をターゲットとした経営戦略。
  若い女性向けの経営戦略である。大事なことなので2回言った。
  4月16日に早稲田大学で開催された「デジタル時代の総合マーケティング講座」にて、
  講師として招かれた伊東氏が自社の経営戦略を「生娘をシャブ漬け戦略」と銘打って、
  「田舎から出てきた若い女の子を生娘のうちに牛丼中毒にする」
  「男に高い飯を奢って貰えるようになれば牛丼なんて絶対に食べない」
  などといった発言を講座内で披露した。
  当然ながらあまりにもコンプライアンス意識に欠けた発言であったとして大炎上に発展。
  吉野家ホールディングスは即座に謝罪し、伊東氏の取締役解任を報告するのであった。
  ちなみに、吉野家は4月19日に新商品となる「10年かけて開発した親子丼」
  PRイベントを行う予定だったが、この騒動を受けて中止となってしまった。

  個人的な感想として、コンプライアンス云々をあえて無視したコメントをするが、
  「生娘シャブ漬け戦略」というシャブでもキメてないと出てこないような言い回し
  あまりにも語呂が良くて「声に出して読みたい日本語」枠に入ってくる。
  この戦略を聞いた直後に「10年かけて開発した親子丼」という言葉を聞くと、
  なんだか違った意味に聞こえてしまうのは気のせいだろうか…

  そんな割としょうもないことを思っていたら、およそ半年後の2022年12月、
  少年少女の自立支援事業を推進するNPO法人の代表である牧師が
  覚醒剤取締法違反(使用)で現行犯逮捕された。
  この牧師には「元暴力団員で薬物絡みで問題を起こし破門」という経緯があり、
  逮捕も「施設から脱走した少女が警察に駆け込み覚醒剤の強要を訴えた」ことが
  きっかけとなったというトリプル役満のような状態となっていた。
  「生娘シャブ漬け戦略」はものの喩えであり内容はさておき冗談の範疇の発言であるが、
  こちらは「ガチで生娘をシャブ漬けにしていたのではないか?」という疑念が流れており、
  こうなると施設に保護されているとされる少年少女の安否が心配になってくるが、
  その後の報道などは特に見られない。伏せているのかもしれない。

  なお、この牧師と火のない所に放火することでおなじみの某界隈の方々とは
  非常に深いつながりがあった模様。



[5月]


・知床半島沖遊覧船沈没事故
 …2022年4月23日に発生した海難事故。
  知床半島西海岸沖で観光船が消息を絶ち、船内浸水後に沈没、
  乗員・乗客合わせて26名全員が死亡および行方不明となった。
  被害者の一部はロシアのサハリン周辺にまで漂流していた。
  沈没に至った要因として、船前方のハッチの蓋が十分に閉まっていない状態で運航し、
  そこから海水が流入したなどとする報告書が運輸安全委員会より公表された。


・ヤクルト1000
 …株式会社ヤクルト本社が製造・販売する乳酸菌飲料「ヤクルト」の一種。
  ヤクルトは乳酸菌の一種である「ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株」を主原料とする飲料で、
  「ヤクルト1000」は1本当たり1000億個のシロタ株が封入されており、
  様々なヤクルトシリーズの中でも史上最高密度となっている。
  ストレス緩和や睡眠の質の向上を目的としており、機能性表示食品にも登録されている。
  感覚的にはサプリメントのような扱いに近いかもしれない。

  2019年10月より首都圏など東日本限定で販売されていたが、
  1年半後の2021年4月から全国で販売された。
  実際に「眠りが良くなった」との効果がネット上で広まり需要が爆発的に増加、
  供給不足になり品切れが相次ぐほどの人気となるのであった。

  ちなみに、ヤクルト関連の流行語としては今年の流行語大賞に選出された「村神様」よりも
  圧倒的に流行った言葉とまで言われる始末であった。


・私の好きな言葉です
 …特撮映画「シン・ウルトラマン」に登場する外星人第0号「メフィラス」の台詞。
  人間の姿で日本で過ごしているメフィラスが日本のことわざや格言を用いた際に、
  後につける口癖のような決め台詞のような言葉である。
  逆の意味で「私の苦手な言葉です」という台詞を言うこともある。
  台詞そのものは普通の言葉ではあるが、メフィラスを演じる山本耕史さんの
  演技が映えることもあり、劇中でも耳に残る台詞となっている。
  好きなモノや様々な作品に出てくる名台詞を紹介する際に非常に使いやすく、
  映画公開後はその印象の強さと汎用性の高さからネットミームとなり、
  「メフィラス構文」とも呼ばれている。


・ヌオダス
 …とあるブロガーへのコメントから生まれたネットミーム。
  RPG「ポケットモンスター金・銀」から登場するポケモン「ヌオー」と、
  アニメなどのメディアミックスプロジェクト「ウマ娘 プリティダービー」に登場する
  ウマ娘「ダイワスカーレット」を合わせて略した造語である。
  
  事の発端は、とあるブログ記事に対して、
  「ヌオーよりダイワスカーレットの方が好き」というコメントがつけられ、
  これをブログ主がピックアップしたことがきっかけであった。
  当然ながらヌオーとダイワスカーレットに関連性は一切無く、
  なぜこのような発言を残したのかはコメント主にしかわからない永遠の謎である。
  ポケモンとウマ娘のファンコミュニティ双方に話題となった結果、
  ヌオーとダイワスカーレットを関連させたイラストが大量生産されたり、
  ダイワスカーレットをポケモンと見立てた場合のステータスが議論されたり、
  ダイワスカーレットのライバルウマ娘「ウオッカ」とヌオーを混ぜた
  新種のポケモン「ヌオッカ」が爆誕したりと、謎の発展性を見せたのであった。


・ゆっくり茶番劇
 …頭のみのデフォルメキャラクターを用いて作成された動画の総称。
  元々の由来は、個人サークル「上海アリス幻樂団」にて制作されている
  弾幕シューティングゲーム「東方Project」シリーズのメインキャラクター
  「博麗霊夢」と「霧雨魔理沙」をモチーフとして作られた
  やたらと憎たらしくふてぶてしい表情をしたアスキーアート(AA)が起源である。
  「ゆっくりしていってね!!!」というセリフを叫んでいたことから、
  このAAをベースとしたデフォルメキャラは通称「ゆっくり」と呼ばれている。
  ちなみに、元ネタの霊夢や魔理沙がこのセリフを言ったことは一度も無い。
  この「ゆっくり」化したキャラクターを使って寸劇や解説、
  ゲーム実況プレイなどをさせる動画を「ゆっくり茶番劇」と呼んでいる。
  ある意味では昨今流行りのバーチャルYouTuberの走りになるのかもしれない。
  別の通称としては「饅頭(まんじゅう)」があるが、
  どこぞのうっかり艦娘と言ってしまい艦娘の版権元に怒られてしまった
  艦船美少女擬人化ゲームの謎の生き物とは何の関係もない。

  ニコニコ動画やYouTubeなどで様々なパターンの動画が二次創作的に制作され、
  今や東方シリーズのみに留まらず多種多彩な展開を見せる存在となっているのだが、
  今年の5月中旬に動画投稿者の柚葉氏が「ゆっくり茶番劇」を商標登録したと突然発表。
  他者が使用する場合は年間10万円の使用料を徴収すると宣言した。
  商標登録申請は昨年の時点で既に行われていた模様で、
  異議申し立て期間を過ぎたタイミングで告知されたことや、
  商標登録にあたり「東方Project」など各方面からの告知が無いこと、
  柚葉氏が「東方Project」などの関係者では無いことなどから、
  柚葉氏が独断で「ゆっくり」のコンテンツを独占しようとしており、
  悪意のある商標登録ではないか、といった批判があがり、大炎上に発展した。
  この事態にニコニコ運営及び「東方Project」の生みの親であるZUN氏が動き、
  商標権の放棄交渉や商標登録の無効請求などの公式見解を発表した。
  これらを受けて柚葉氏は「ゆっくり茶番劇」の抹消登録申請を行うこととなった。
  現在は「ゆっくり茶番劇」の商標登録は完全に放棄されており、
  「ゆっくり」コンテンツの作成を妨げるものは無くなっている。
  なお、柚葉氏は商標放棄した理由を、
  「誹謗中傷や名誉毀損などのため、本来の目的を達成することが困難となった」
  と語っている模様。



[6月]


・USBメモリ紛失騒動
 …2022年6月21日に兵庫県尼崎市の委託社員が機密情報の入ったUSBを紛失した騒動。
  USBには全市民約46万人の氏名、住所、生年月日、生活保護受給世帯の口座情報などの
  個人情報が入っており、情報セキュリティにおける大問題として全国ニュースとなった。
  居酒屋で泥酔し路上で紛失するという杜撰な行動もさることながら、
  尼崎市による記者会見にて市職員から、
  「英数文字も含めた13文字のパスワードが設定されている」といった発言があり、
  あまりにも危機管理意識に乏しい迂闊な発言であると指摘された。
  なお、紛失したUSBは3日後の6月24日に発見され、
  パスワードアタックなどの形跡および個人情報漏洩は無かった模様。


・サル痘
 …感染症の一種。
  正確にはポックスウイルス科オルソポックスウイルス属(Orthopox virus)に属する
  サル痘ウイルス(Monkeypox virus)の感染を原因とする人獣共通感染症を指す。
  ヒトにおける死亡率はおよそ1~10%程度とされ、
  日本では感染症法において四類感染症に指定されている。
  2022年5月から欧州などで感染が急増し、日本でも感染が確認された。


・壱百満天原サロメ
 …バーチャルYouTuberグループ「にじさんじ」に所属する
  VTuber「壱百満天原(ひゃくまんてんばら)サロメ」その人。
  ゲーム実況配信をメインに行っている。
  「お嬢様に憧れる一般女性」という設定であり、
  縦ロールの紫がかったピンク髪のいかにもお嬢様なビジュアルに、
  「おハーブですわ~」(いわゆる「草」)などといった、
  俗に言うお嬢様言葉で話すなど、お嬢様然としたお振る舞いをしている。
  …が、「おバイオ」(バイオハザード7)の配信などで
  テンションが上がった際には素のアレな叫びが漏れ出ることもある。
  なお、漫画「ゲーミングお嬢様」とは何の関係もない。

  今年の5月21日にデビューし、その3日後の初配信では自己紹介として、
  住民票や履歴書の公開に留まらず、自分の隅々までお見せするとして、
  胃カメラで自らの胃と十二指腸までもご開帳し、
  集まったリスナーの度肝を抜いていくのであった。
  初配信後の配信予定は前述したおグロテスクなおバイオ(バイオ7)で埋まり、
  初っ端から尖りまくった内容をお見せするのであった。
  その結果、話題が話題を呼ぶ状態となり、チャンネル登録者が爆発的に増加、
  初配信から約2週間でチャンネル登録者数100万人を達成した。
  この記録はにじさんじどころかVTuber全体で最速であり、
  日本のYouTubeチャンネル全体でも歴代5位を記録する驚異的な速さであった。
  芸能人など既に知名度があるといった人物ではない、
  全くの新人が作成したチャンネルとしては言うまでもなく異例の事態である。

  ここまでの大ヒットを叩き出した要因は様々あるだろうが、
  個人的な見解としては、初手の飛び道具(胃カメラやおバイオ)の破壊力と、
  配信中のお嬢様言葉や、それに混ぜてくる素の言葉などの言葉選びを
  事前に入念に詰めていたのではないかと感じている。
  想像ではあるが、デビューする前から「注目を集めるにはどうすれば良いか」を
  熟慮に熟慮を重ねていたのではないだろうか。



[7月]


・安倍晋三元首相銃撃事件
 …安倍晋三元首相が選挙演説中に銃撃され死亡した事件。
  2022年7月8日に奈良県奈良市西大寺駅前で演説していた際に、
  背後から男性が接近、自作の銃により至近距離で銃撃され致命傷に至った。
  首相経験者がテロ行為により死亡するという前代未聞の国家的大事件である。
  これを受けて日本で2例目の「国葬儀」が実施されたり、
  事件の実行犯が宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の「宗教2世」で、
  安倍元首相と旧統一教会との関係が明るみに出たりと、
  死去後も社会は大きく揺れ動くのであった。

  余談だが、事件が起こった近鉄西大寺駅は私の地元のかなり近くの駅である。
  西大寺駅といえば線路の交差が大量にあることで鉄オタの中では有名だったのだが、
  当日に何の気なしにニュースを見たら見覚えがありまくる地名と風景が目に入ってきて、
  まさかこんな形で自分の地元が全国の重大ニュースになるなんて
  思いもよらなかったという感想を抱いたことを覚えている。


・スリランカ破産
 …2022年7月5日にスリランカのウィクラマシンハ首相により宣言された「国の破産」。
  民族問題による国内紛争が長く続いたことなどで脆弱な経済であったところに、
  外貨不足でエネルギーや食糧の輸入が困難となり生活必需品の値上がりが加速し、
  物流の停滞や停電も相次ぐ事態となった。
  そして対外債務の支払不能、いわゆる「デフォルト」の状況となり、
  ついには破産宣告に至ったのであった。


・ミャクミャク様
 …2025年開催予定の大阪・関西万博の公式ロゴマーク、
  およびロゴマークをモチーフとした公式キャラクターを指す。
  ロゴマークそのものは2020年に発表されており、
  不規則な形状の赤い球体が数珠繋ぎに輪を形成し、
  そのうちの5つには目玉のようなものが付いているデザインをしている。
  コンセプトとして「いのちの輝き」を表現しており、
  1970年に開催された大阪万博の公式ロゴの「桜」をモチーフに、
  「赤い細胞」を円状に繋げたとのことである。  
  非対称かつ統一性のない球体に目玉まで付くといった、
  独特すぎるデザインに気持ち悪さを感じるという意見がある一方で、
  その形状は一度見たら忘れられず、インパクトは絶大である。
  ネタ方面ではミスタードーナツの「ポン・デ・リング」と掛け合わされたり、
  異形に変貌させられた人間扱いされたりもした。
  良くも悪くも、話題性は抜群にあったという意味では、
  このロゴマークの存在意義としては大成功だったといえる。

  2020年に発表された際には名前は付けられていなかったのだが、
  コンセプトから即座に「いのちの輝き君」などと呼ばれていた。
  時は巡り2022年、ロゴマークに青色の胴体と口が付け加えられた
  公式キャラクターが発表され、その愛称が「ミャクミャク」と決定した。
  愛称の由来としては、「脈々」と様々なものが受け継がれてきたことや、
  「動脈・静脈」といった「脈」が生命に関わるものであり、
  万博テーマである「つながり」を「脈」として表したことからとされる。
  なお、キャラクターと愛称が発表されるやいなや、
  元々のロゴマークの独特すぎるインパクト満点のデザインから、
  妖怪・怪異になぞらえ神格化し「ミャクミャク様」と呼ぶ人が続出。
  日本に古くから存在する土着神のような扱いをされるのであった。
  走っているイラストなどもあり、意外とアクティブである。


・TAROMAN
 …特撮番組「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」に登場する巨大ヒーロー(?)。
  「芸術の巨人」とも称される。シュールレアリズム星から地球に到来した。
  芸術家の岡本太郎氏の思想を行動原理としており、
  1970年代に相次いで出現するようになったアバンギャルドな怪生物「奇獣」に対し、
  べらぼうででたらめな行動によって立ち向かっていく。
  岡本太郎的に活動するために必要であれば守るべき人間や街の破壊を積極的に行ったり、
  わざと敗北したりすることも平気で行っており、
  そのせいか公式サイトでは「正義の味方ではない」と明言されている。



[8月]


・AI作画
 …自動画像生成ツールを用いて描画された絵を指す。
  指定された複数のキーワードに基づき自動で絵を描くプログラムであり、
  ものの数分で絵が生成される。
  先に話題になった「Midjourney」など、AI画層生成ツールは数々存在するが、
  キーワードの入れ方によってはかなりクオリティの高い絵ができる場合もある。
  人の手で行えば非常に時間が掛かる作画作業があっという間に実行できるため、
  イラストレーターなどの仕事を奪うのではないかという危惧も散見されたが、
  あくまでも「物は使いよう」の範疇に留まるものと思われる。


・oppAI
 …自動画像生成ツール(AI作画)を用いて超美巨乳を作成することに心血を注ぐ人々を指す。
  AI作画ツールの発達によってクオリティの高いイラストが個人で生成できるようになり、
  いろんなキーワードを入力して遊んだりするなど、様々な目的に使用しているのだが、
  その中には「AI作画を使えば理想のおっぱいを作れる」という発想に至る人もいた。
  AIに意図したイラストを描かせる際には適切な命令文(文章)を入力する必要があり、
  これらは通称「呪文」などと呼ばれているが、好みのおっぱいイラストに拘る人々は、
  理想とするおっぱいを生成するための呪文を追い求めて試行錯誤を繰り返し、
  徐々に高品質で超美巨乳なイラストが生成され始めていった。
  このようなAI作画でおっぱいを追求する人々はいつしか「oppAI」と呼ばれるのであった。
  まさに「物は使いよう」である。


・AREA 4643
 …興奮する真のゲーム。2018年12月21日発売。
  ジャンルは見下ろし型のアクションシューティングゲームで、
  Steamにて1200円で販売されている。コケシマートでなくとも実際安い。
  クローンヤクザやバイオスモトリやニンジャなどの敵に対し、
  ハンドガンやスリケンなどの遠距離攻撃にカラテなどの近接攻撃、
  そしてヒサツ・ワザ(いわゆるボム)を駆使して攻略する。実際シンプル。

  …というわけで、「AREA 4643」というタイトルからも想像できる通り、
  このゲームはサイバーパンクニンジャ活劇小説「ニンジャスレイヤー」の
  公式二次創作ゲームである。
  「4643」とは本編に登場する暗黒メガコーポ「ヨロシサン製薬」から来ている
  語呂合わせ(4643=ヨロシサン)だが、このゲームとの直接的な関連性は無い。
  本編の主人公であるニンジャスレイヤー(フジキド・ケンジ)は、
  ゲームでは隠しキャラとして採用されており、ヤバイ級の性能を誇っている。
  余談だが、発売当初「日本語がフルサポートされていないように思える」という
  謎めいた理由により日本語未対応扱いとなっていた。
  なんでやろなあ…

  今年の8月に開催されたゲームをスゴイ速さでクリアしたり実況したりする
  夏のスゴイイベント「RTA in Japan Summer 2022」にて殺戮者のエントリー。
  ニンジャスレイヤー公式も反応し宣伝していた。
  本番ではボスを登場前にヒサツ・ワザで始末するアンブッシュを決めるなどして、
  実際スゴイ速さでクリアしていったのだが、
  視聴者からは「ニンジャスレイヤーのゲームだと知らなかった」
  「なんで教えてくれないの」という声が多く上がり、
  そもそもニンジャスレイヤーの関連ゲームだと認知されていなかったことが判明。
  3年半の時を経てそれに気づいた公式は、
  RiJの数日後にゲームのタイトルを「NINJASLAYER:AREA 4643」
  変更するというまさかの展開に発展したのであった。
  この結果、ゲームの認知度は実際上がり、
  公式より1週間でのSteam売上が約4643%上昇したと報告されたのであった。
  なお、実際の売上上昇量は4820%であり、公式の報告はなんとも奥ゆかしい。



[9月]


・エリザベス2世女王崩御
 …イギリス女王エリザベス2世が2022年9月8日に崩御したニュース。
  96歳にて没し、死因は老衰。女王在位期間は70年と214日に渡った。
  これはイギリスの君主としては史上最高齢かつ最長在位であり、
  崩御まで女王としての公務を継続していた。
  競馬に造詣が深く、日本を含む世界各国にエリザベス2世女王の名を関する
  レースが制定されている他、バラの園芸品種などにも名を残している。


・国葬儀
 …国家が費用を支出して行う葬儀を示す。「国葬」とは区別されている。
  国家に対して特別な功績を残した人物の逝去に際し国費で執り行われる葬儀という意味では
  国葬も国葬儀も同様であるが、「国葬」は国費で葬儀を行うに留まらず、
  国民がその喪に服することまでも要求する行為とされる。

  2022年7月8日に安倍晋三元首相が凶弾に斃れた国家的大事件に対し、
  弔問を希望する各国からの連絡が殺到したことで「国葬儀」が検討された。
  野党や新語流行語大賞選出者のような安倍元首相と与党が憎くてたまらない方々は
  当然ながら国民の思想・心情を束縛する弔慰の強制であると反発したが、
  「国葬儀」、すなわち行政措置としての行事であれば「思想・心情を制限する」行為に
  当たらないと解釈され、国の儀式開催を規定した「内閣府設置法」第4条に基づき、
  閣議決定を根拠に実施できると判断され、7月22日に決定。
  そして9月27日に国葬儀が実施された。
  国葬儀実施については安倍元首相と宗教団体である旧統一教会との関係が
  明るみに出たこともあり、賛否両論であった。

  なお、当日は平日であったが、官公庁・企業・学校などを当日休業・休校扱いにすることや、
  民間に対してイベントや番組の自粛を要請することは、
  「国民の思想・心情を制限する」ことになるため、国民の休日とはならなかった。


・ひろゆきメーカー
 …Webサービスの一種。正確には「おしゃべりひろゆきメーカー」
  AIを使ってあらゆる物事を2ch(現5ch)製作者のひろゆき氏に喋らせるアプリである。
  精度はかなり高く、ある程度の漢字も普通に読んでくれる。
  いわゆる「ひろゆき語録」などといったひろゆき氏が言いそうな言葉、
  もしくは配信などで実際に喋っていた言葉を入力すると違和感なく喋らせることができる。
  ひろゆき氏本人の許可はちゃんと得ているらしい。


・けつあな確定
 …東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)の坂本勇人選手が発した迷言。
  2022年9月、坂本選手が交際していた女性に対して中絶を強要したというトラブルを
  某センテンススプリング…もとい、週刊文春がスッパ抜き、
  その証拠として提示されたLINEにて「今日けつなあな確定な」というコメントがあった。
  なかなかのインパクトのある下ネタが提供されたことで某なんJ民は大ハシャギし、
  Twitterにて一瞬のうちにトレンド入りを果たす事態となるのであった。
  なお、この騒動が明るみに出たことで、坂本選手が登場した際には、
  相当なヤジが主に阪神戦で浴びせられることになったが、
  当人は全く意に介さず、巨人側も一切触れることはせず、
  野球選手としてパフォーマンスを発揮するのであった。

  ちなみに、坂本選手がLINE内で発したコメントには「けつなあな確定な」の他に、
  「おえおうさせたい」「おろすならおろすで早いほうがいい」などがある。
  「おろすなら~」は投手が不調の際に用いられる野球用語にまでなってしまった。
  なお、ネタとしては「けつあな確定」が多用されているが、
  正確には「けつあな確定な」である。「けつ」と「あな」の間に「な」が入る。
  これが誤字なのか「けつ(尻)な、あな(穴)確定な」なのかは定かではない。
  真相は坂本選手のみぞ知る。



[10月]


・ソウル雑踏事故
 …韓国の首都ソウルの繁華街・梨泰院(イテウォン)で発生した群衆雪崩による事故。
  梨泰院は韓国有数の繁華街であり、ハロウィンなどの時節には多数の群衆が訪れる。
  日本で言う渋谷のようなところである。
  2022年10月29日の夜、ハロウィンを2日後に控えた梨泰院には、
  新型コロナウイルス感染症による規制が3年ぶりに解除されていたこともあって、
  およそ10万人以上が殺到し、多種多様のパーティーが行われていた。
  あまりにも人々が密集した結果、もはや身動きすら取れないような大混雑となっており、
  そして坂の上の方から将棋倒しのように次々と人々が倒れていったとされる。
  事故を想定した安全管理対策の重要性についても一石を投じた事故となった。


・紙ストロー
 …日本マクドナルドが全国の店舗で導入した紙製のストロー。
  これまでマクドナルドではプラスチック製のストローを使用していたが、
  プラスチック原料の使用量削減を目的にエコな紙ストローを開発、採用した。
  ところが、紙ストロー導入後間もなく、使用した客からは、
  「ふやけて変形する」「くちびるにくっつく」「味が変わる」
  「トイレットペーパーの芯を咥えているみたい」「使わない方がマシ」など、
  不快をあらわにする意見が相次いだ。
  ドリンクのフタにはプラスチック製が使われていることも余計に不評を買っている。

  ちなみに私もマクドに行った際に紙ストローを使ってみたが、
  咥えた瞬間に「こういうことか…」と世の中の不評意見を体で理解することとなった。
  おそらく、紙製でありつつストローとしての強度を保つためには、
  ある程度の硬さと厚みを持たせる必要があったと思われるが、
  それにより凄まじいまでの「咥えた時の圧倒的存在感イコール違和感」
  つながってしまったのだろうと考えている。


・ファクトチェック
 …虚偽情報や誤情報を検証し、真偽を確認する行為。
  2022年10月には偽情報・誤情報対策を行う機関「日本ファクトチェックセンター」が、
  インターネット上での虚偽情報や誤情報の流通防止や、
  情報リテラシーの向上、人材育成などを目的として設立された。
  誤った情報による社会の混乱を未然に防ぐ試みであり、
  有識者などを交えて情報を収集し、その真贋を公開している。
  ファクトチェックセンターでの調査対象は基本的にSNSなどで配信されている情報とされ、
  報道機関は対象外とされている。
  「報道機関は自身で事実を正確かつ厳格に確認して報道することが使命であるから」
  との理由で対象外となっているとのことだが、
  「それではファクトチェックセンターが存在する意味が無いのでは?」といった
  意見も挙がっている。

  ファクトチェックについては個人レベルの話に落とし込むならば、
  著名人のスキャンダルなどといったセンセーショナルな話題に対し、
  ソースの確からしさを遡って調べ、その話題が事実かフェイクかについて、
  しっかりと確認してから言及するべき、ということになると私は考えている。
  「話題に一番乗りする快感」というものは非常に甘美なモノであるが、
  それに溺れるとデマの流布につながりかねないということは肝に銘じよう。


・櫻井孝宏不倫騒動
 …声優の櫻井孝宏さんが不倫を行っていた騒動。
  事の発端は2022年9月23日に某センテンツスプリング…「文春オンライン」にて、
  櫻井さんが既婚者であることがスッパ抜かれた。
  その時はさほど騒ぎにはならなかったのだが、
  翌月の10月24日に自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組「P.S.元気です。孝宏」が
  突如として最終回を迎え、その直後に放送作家との不倫が再びスッパ抜かれた。
  この2段構えのスッパ抜きによりSNSを中心に炎上状態に発展し、
  約2ヶ月後の12月20日にラジオ公式サイトに謝罪文を掲載するのであった。

  個人的な感想としては、こういった騒動は過去にも鈴木達央さんなどでもあり、
  そもそも声優に限った話でもないが、犯罪ではないプライベートのやらかしは
  仕事に持ち込んでほしくはないと思っている。
  犯罪行為はさすがにアウトだと思うが、不倫などは所詮はプライベートの話である。
  当然ながらそういった行為をしても良いとは言わないが、
  個人的な事情に対して配慮だなんだと言って仕事を降板させたり新たな仕事を与えないのは
  本当に妥当な対処なのか?と常々思っている。
  明るみに出たらアウトになるのであれば、明るみにならなければ問題無い話なのか?と。
  やらかしたことで現場に居づらくなる、居心地が悪くなるという影響は当然出るだろうが、
  それこそが「やらかしに対する罰」であると私は考えている。
  「けつあな確定」が世に広まっても巨人側はほぼ無視して坂本選手を起用し続け、
  坂本選手も全く意に介さず野球選手としてのパフォーマンスを発揮し続けたが、
  これこそがこういったスッパ抜き騒動のある意味で誠意ある対応ではないかと私は思う。
  もちろん異論もあるだろうが、私の個人的な意見としてここに記す。


・死体蹴りライブ
 …アニメなどのメディアミックスプロジェクト「ウマ娘 プリティダービー」において、
  アプリゲームでのコンテンツ内で実施された無慈悲な宴。
  ゲーム版ウマ娘では対人コンテンツ「チャンピオンズミーティング」が毎月行われており、
  主にガチ勢のトレーナー(プレイヤー)が頂点を目指してしのぎを削っている。
  そんな中、2022年10月に実施された「ライブラ杯(2回目)」にて、
  決勝レース終了後に専用のライブ映像が新規要素として実装された。
  決勝に出場したウマ娘9人(3チーム)でウイニングライブを行うというものであったが、
  勝ったプレイヤーはともかく、負けたプレイヤーにも強制的にライブ映像が流されていた。
  ただでさえ決勝に負けて少なからず悔しい想いをしているさなかに、
  「敗者視点のライブ」を順位のテロップとともにじっくりと流され、
  その内容はセンターポジションに立った優勝者(相手プレイヤー)を
  これでもかと称えるライブ構成という念の入れようであった。
  負けた上に追い打ちをかけるようにスキップ不可のライブを流されたことから、
  プレイヤーからは「死体蹴りライブ」と揶揄されることとなってしまった。
  なお、次の11月チャンピオンズミーティング「スコーピオ杯(2回目)」からは、
  決勝で負けたプレイヤーはライブをスキップできるようになった。



[11月]


・皆既月食
 …地球、月、太陽の運行および位置関係からなる天体現象の1つ。
  「月食」とは地球が太陽と月の間に入り、地球の影が月にかかることによって、
  月が欠けて見える、または隠される現象を指す。「月蝕」とも表記する。
  一部が欠ける場合を「部分月食」、全体が隠される場合を「皆既月食」という。
  ちなみに「日食」は月が太陽と地球の間に入り、太陽が月に隠される現象を指す。
  月食は日食に比べると発生頻度が意外にも低いのだが、
  観測できる機会は日食より月食の方が多い。
  これは月食が地球上のどこからでも観測できることに対し、
  日食は月の影が地球表面を横切る限られた地域でしか観測できないためである。
  皆既月食時には月は地球の影に隠れるが、全く見えなくなるわけではなく、
  地球の大気中の塵によって屈折した長波長の太陽光を反射し、暗い赤銅色に見える。

  2022年11月8日に発生した皆既月食では、
  同時に太陽系第7惑星「天王星」が月の裏に隠れる「天王星食」が同時に発生した。
  皆既月食中の惑星食は非常に珍しい現象であり、
  日本国内で観測されたのは1580年7月26日に発生した土星食以来約440年ぶりで、
  天王星食に限ると過去5000年に渡り発生したことが無い現象であった。
  ちなみに、次に発生するのは約320年後の2344年7月26日(土星食)とのこと。


・Twitter買収
 …アメリカの実業家イーロン・マスク氏によるTwitter社の買収。
  2022年11月に約440億ドル(約6.4兆円)で買収しCEOに就任し、
  社員の大量解雇による人件費の削減など様々な改革を急ピッチで断行していった。
  日本法人でも多数の解雇者が出ていたのだが、
  解雇された従業員に対しては非生産的な就労実態やトレンドの操作を仄めかす発言、
  クリエイターに対し根拠なくアカウント凍結に近い処置(通称「シャドウバン」)などを
  行っていたのではないかという疑惑が相次いで指摘されることとなり、
  解雇は当然の処置だという声も挙がっている。
  その後、マスク氏は12月に自身の進退を問う投票をTwitter上で実施し、
  結果は賛成多数(辞任すべき)となり、マスク氏は投票結果に従うとした。


・反ワクチンVS京大生
 …京都大学熊野寮で開催された学生主体のイベント「熊野寮祭」でのプログラム。
  熊野寮祭は毎年かなり自由でハチャメチャな内容となっているのだが、
  今年はその中に「反ワクチンVS京大生」というものがあり、
  このプログラムがTwitterなどのSNSでピックアップされた。
  内容としては「反ワクの方々を招待してガチ討論バトルをする(暴力はNG)」
  「京大生が勝てば反ワクはワクチンを打つ」「反ワクが勝てば京大生は反ワクを信じる」
  というもので、字ヅラからにじみ出る圧倒的なカオス感から瞬く間に拡散され、
  当日の熊野寮前には魔の雰囲気に魅入られた観衆が長蛇の列を形成するのであった。
  そして対決ではプレゼンテーションを用いて双方の主張を紹介。
  様々な議論(?)が交わされたが、時間いっぱいになっても双方譲らず、
  最終的には「大乱闘スマッシュブラザーズ」による暴力で白黒つけることとなった。
  暴力NGとはなんだったのか。やはり暴力…暴力は全てを解決する…
  結果は京大生の操る「ドクターマリオ」が接戦の末に勝利を掴み、
  反ワクVS京大生は京大生の勝利に終わるのであった。
  なお、「京大生が勝てば反ワクはワクチンを打つ」という公約については、
  最終的には個人で決めてもらうとアナウンスされており、強制ではなかった模様。


・どんでん/どんでん語録/どん語
 …阪神タイガースの岡田彰布監督の愛称、または岡田監督の(独特な)発言。
  「どんでん」は味の素フーズの商品「ほんだし うどんおでんだし」のCMで、
  芸人の坂田利夫さんと「どんでんでんねん」などと掛け合っていたことに由来する。
  決して「Vやねん!」の時にどんでん返しを食らったことが由来ではない。
  インタビューなどでの岡田監督の発言は独特の言い回しが多く、
  補完が必要なレベルの難解なコメントはもはや外国語の領域とまで言われており、
  「どん語」「どんコメ」とも呼ばれている。
  特にキャッチーかつ多用されるどん語は「どんでん語録」としてまとめられている。
  特徴として主語や述語を頻繁に省略し、「アレ」などの言葉でしかアウトプットされないなど、
  聞き手には主語述語を的確に補完できる能力が求められる。
  とはいえ岡田監督の野球理論は非常に鋭く、解説でも的を射た着眼点を示し、
  ユーモラスな表現をすることから、どん語の人気は定着していくこととなった。
  以下に特に愛される代表的な「どんでん語録」を紹介する。

・そらそうよ
 …「それはそう」「当然その通り」「言わんこっちゃない」などといった意味。
  2022年シーズンオフに2度目の阪神監督に就任した際に商標登録もされた。
  似たような語録に「そうなればそうなるやろ」もある。

・アレ
 …アレとはアレのことである。「そらもうアレよ」などといった形で多用される。
  どん語では主語述語が省略されまくるため、アレの意味は文脈に左右されまくるが、
  最近では「(ペナントレース)優勝」を意味することが多い。
  ちなみに2023年の阪神のスローガンは「A.R.E.」である。
  「Aim! Respect! Empower!」の略で、
  「目標に向かい敬意を持ってパワーアップする」という意味とのこと。

・(アカン)
 …文字通りアカン時、ダメな時に使われる。
  正確には「格の違いを見せな(アカン)」であり、
  ネタとしては(アカン)の部分のみが使われることが多いが、
  アカンは記者による補完であり、岡田監督自身がアカンと言ったわけではない。
  このパターンは他にも「(その目は優しかった)」などがある。

・おお、もう…
 …チーム状況がボロボロの時に使われた発言。
  ネタ方面でも同様にどうしようもない状況で用いられる。
  他には「あっ、ホンマ…(絶句)」などがある。

・そんなんホンマのこと言うわけないやん
 …絶妙にはぐらかす際に使われた言葉。
  同義語に「7割ウソや」がある。7割というのが実に絶妙である。

・おかしなことやっとる
 …文字通りおかしなことをやっとる時に使われた言葉。
  元々は相手選手のサイン盗みや点差が開いた状況での盗塁に対しての発言だったが、
  最近は好成績を残し活躍した選手を賞賛するときに使うことが多い。

・やってしまいましたなあ
・コレは教育やろなあ
・これは大変なことやと思うよ
 …何かをやらかしてしまった時に使われた言葉。
  「おかしなことやっとる」と同様、元々はサイン盗みや点差がある時の盗塁に対して
  牽制したり苦言を呈したりする意味で用いられた。
  どん語の中でも非常に汎用性が高い。特に「教育」の圧が強すぎる。

・おーん
 …岡田監督の発言のそこかしこに現れる謎の発言。
  感嘆詞や接続詞の様に発する口癖のようなもので、特に意味は無いのだが、
  インタビュー記事で「おーん」まで逐一書き起こされるケースが増えてきており、
  最近ではインタビュー中に何回「おーん」が入っているか?などとカウントされる始末。



[12月]


・ド情
 …ディスカウントストア「ドン・キホーテ」の新マスコットキャラクター。
  …になる予定だったキャラ。正確には「ド情ちゃん」
  元々ドン・キホーテの公式キャラクターといえば、
  ペンギンをモチーフとした「ドンペン」「ドンコ」が定着していたのだが、
  2022年12月16日にTwitter公式アカウントから公式キャラの変更が告知された。
  その姿は黒い「ド」の文字にドン・キホーテのプライベートブランド「情熱価格」
  くっついているという、割と妙ちくりんでよくわからないキャラクターであり、
  そこそこ愛嬌もあったドンペンに慣れ親しんでいた人々からは不満が噴出した。
  その後、ドンキの公式キャラクターの変更は撤回されドンペンの続投が発表、
  ド情ちゃんは情熱価格での公式キャラクターとして採用されることとなった。
  この騒動では投票企画なども計画されていた形跡が見られ、
  炎上商法に近い状況になったことで急遽軌道修正した可能性も指摘された。


・号泣5周年
 …ソーシャルゲーム「メギド72」におけるキャンペーン企画。
  2022年12月7日に5周年を迎えることを祝した「感謝の大号泣キャンペーン」が開催され、
  キャンペーンに参加したメギドプレイヤーのTwitterアイコンが
  半強制的に「ソロモンの号泣アイコン」に変更された。
  アイコンには「号泣5周年」としか文字がなく、プレイヤー以外からは、
  「何の作品かも何の企画かもわからずただ泣き叫ぶ男が大量発生している」という
  非常にシュールな状況になっているのをただ眺めるのみとなるのであった。


・Colabo不正会計疑惑騒動
 …一般社団法人「Colabo(コラボ)」の会計内容にまつわる騒動。
  また、これをきっかけとした数多の疑惑および訴訟行動なども含む。
  「Colabo」は若年層の女性の自立を支援する団体である。
  2013年3月1日に一般社団法人化した。代表は社会活動家の仁藤夢乃氏。

  事の発端としては2021年11月の「温泉むすめ」炎上騒動にまで遡る。
  仁藤氏が突如として温泉むすめのキャラクター対し、
  「ビジュアルが性差別で性搾取であり、非常に不快かつ不適切である」と指摘した。
  これに続く形で、火のない所に放火することでおなじみの某界隈の方々により、
  温泉むすめや温泉地は度を越した誹謗中傷や営業妨害を相次いで受けることとなった。
  仁藤氏が温泉むすめを批判した理由としては諸説あるが、
  あまりにも「火のない所」に突然猛烈に叩き出したことから、
  この騒動の直前に行っていた作家の室井佑月氏とのネット上での口論にあるとされ、
  旗色が悪くなった自身の名誉と威信の回復のために、
  スケープゴートとして選ばれたのではないか?という指摘もある。

  そのような経緯や、これまでの某界隈の方々による、
  「宇崎ちゃん献血ポスター騒動」「ラブライブ西浦みかんPRパネル撤去騒動」
  「Vtuber戸定梨香交通安全PR動画削除騒動」「ATSUGI(アツギ)ラブタイツ騒動」
  「マイメロママ騒動」「サイゼで喜ぶ彼女騒動」「月曜日のたわわ新聞広告騒動」
  「雀魂(じゃんたま)大阪駅ポスター騒動」など数々の騒動のさなか、
  YouTuberの暇空茜氏により仁藤氏が代表を務めるColaboに対し、
  会計の不明瞭な部分があるとの疑惑が提示され、東京都に住民監査を請求した。
  また、仁藤氏が共産党の公式YouTubeに出演した行為などに対し、
  公職選挙法違反にあたるのではないかという疑惑も指摘した。

  暇空氏の指摘に対し、仁藤氏側は弁護士団を結成。
  暇空氏の行為は仁藤氏やColaboに対する深刻なデマおよび誹謗中傷に他ならず、
  「リーガルハラスメント(法的手段を用いた嫌がらせ)」
  「全世界かつ全時間軸に存在する全女性への差別かつ攻撃」であるとして、
  暇空氏を提訴するのであった。
  これに対し暇空氏は全面的に抵抗する意思を宣言、終局の見えない泥沼の事態と化した。

  暇空氏の行動は、目的として仁藤氏に対する攻撃という意図はあったと思われるが、
  あくまで「Colaboの会計不明瞭点の指摘」と「それに対する東京都への開示請求」であり、
  法律に則った範囲内での行動を取っている。
  これに対する仁藤氏または弁護士団側の対応は、暇空氏の指摘内容そのものとは
  無関係の「女性蔑視」を主軸としており、初手の時点で論点がズレている。
  さらにはその初手で弁護士団結成および一個人への提訴という、
  これこそまさに「リーガルハラスメント」と取られかねない対応を行っているように思える。
  おそらくは仁藤氏もしくは弁護団側の腹積もりとして、
  弁護士団という権威集団をもって記者会見を開き訴訟行為をチラつかせれば、
  一般人1人程度の相手なら萎縮し撤退すると踏んでいたのだと推測する。
  ところが暇空氏は徹底抗戦を宣言したため、引くに引けない状況になり、
  振り上げた拳の降ろしどころをお互いに失うこととなったと想像する。
  客観的に見ても、暇空氏は用意周到に攻撃材料を集め法律の範疇で行動しているのに対し、
  仁藤氏弁護士団側の行動にはおよそ周到さは見られず燃料投下を繰り返しており、
  その道のプロフェッショナルとは思えない行動および態度を取っているように見える。

  暇空氏の指摘するColabo不正会計疑惑の内容は主に、
  東京都が若年被害女性の支援を目的とした委託事業において、
  Colaboを含む4団体に提示した業務内容および事業報告が不明確という点にあり、
  税金の使用用途が不明、すなわち「税金を懐に入れているのではないか?」というものである。
  これに加え、厚生労働省の予算審議会に仁藤氏などの業務当事者が混ざっており、
  予算要請および予算確保の確約を審議に盛り込んでいたことから、
  完全な利益相反、すなわち「一部の政治家とグル」になっていた可能性も挙げられている。
  仁藤氏弁護士団側の強硬な態度や、活動報告書の黒塗り(いわゆる「のり弁」)など、
  疑惑を補強するような材料が続々と挙がってくるという状況であり、
  事態は東京都をも巻き込んだ複雑かつ混沌とした様相を呈するのであった。
  そして暇空氏が行った住民監査請求の結果が12月28日に到着し、
  請求の妥当性が認められColabo側に是正勧告が下るという、
  過去めったに例のない状況になったことも疑念の材料として拍車を掛けることとなった。









…というわけで、どうにかこうにか今年も年内に更新できました。
この記事は毎度毎度年の瀬の3日間くらいをフルに使って作成しているんですが、
いつも色々と調べてしまうので、大晦日の日付変更までに間に合うかどうか、
スピード勝負な感じになっちゃうんですよ。
そのため、時間のある時に記事をちょくちょく作成しておいて、
12月31日はラクをしたいと思っているのです。

今年は事前に作ってたのは半分くらいで、例年と比べると準備はしてた方だったんですが、
後回しにしてたのは微妙に書きたくないネタとか社会的時事ネタとかだったので、
結局最後の最後に苦労するハメに陥ってしまったのですが…
毎年言ってることですが、政治とか事件とかの話だとヘタなことは言えないというのもあって、
ある程度情報を集めないとコメントできないので、毎回毎回めっちゃ疲れますね。
特に最後のアレは本当に疲れた…あんなもんマトモに説明できるワケないやん…

…とはいえ、このスイープ・メモリィはこのサイトが「個人ニュースサイト」であり、
私が「個人ニュースサイト管理人」であるとドヤ顔で言い張ることができる
唯一の記事になっているので、どんなにしんどくて疲れようとも、
これだけは絶対に続けていきたいのです。



とにもかくにもこれにて2022年の更新ラストです。
それでは来年またお会いしましょう。
次の更新はとりあえずアレの予定です。アレ。おーん。


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第1602話「バズワード・メモリィ2022 Part2」

どうもルイナです。

毎年恒例、バズワード・メモリィのお時間です。

ガジェット通信 ネット流行語大賞2022」結果発表

つい先日、2022年新語・流行語大賞が発表されました。
それとともにネット・アニメの流行語大賞も合わせて発表されました。
そこで今年もやっぱりやります、流行語大賞に選ばれた言葉に
テキトーにコメントをつけていくのコーナー!
ある意味12月の恒例行事パート2!







・金賞:おとわっか
 …RPG「ファイナルファンタジーⅩ(FF10)」のメインキャラ「ワッカ」を主な素材として
  2022年5月に投稿された二次創作の音MAD動画。
  ワッカがメインのシーンを合わせたネタ動画だったのだが、
  その中にアニメ「魔法少女まどかマギカ」のOP「コネクト」を流しながら、
  ワッカが「ティーダのチンポ気持ちよすぎだろ!」と連呼するという
  なかなかアレなパートがあり、これが切り抜き動画としてSNSなどで拡散され、
  ネットミームとなり動画の再生数も急激に伸びるのであった。
  そして各ネットメディアにも取り上げられる事態にも発展し、
  一時はSteamのリマスター版FF10/10-2がJRPGランキング上位に躍り出るまでに至った。
  あまりにも拡散されすぎた上、内容も昨今センシティブなLGBTにモロに抵触することもあり、
  1ヶ月後の2022年6月に版権元のスクウェア・エニックスにより権利者削除されたのであった。
  なお、当然ながらFF10作中にワッカがこんなセリフを言うシーンは存在しない。


・銀賞:◯◯確定な
 …「確定」とは「物事がはっきりと定まること」を指す熟語。
  「大当たり確定」や「着順確定」など、様々な言葉に続けて使われる場合が多い。

  …これだけであれば普通に「確定」を説明するだけで済んだ話だったのだが、
  東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)の坂本勇人選手の行動により、
  今回ネット流行語の銀賞にまで上り詰めてしまうのであった。

  2022年9月、坂本選手が交際していた女性に対して中絶を強要したというトラブルを
  某センテンススプリング…もとい、週刊文春がスッパ抜き、
  その証拠として提示されたLINEにて「今日けつなあな確定な」というコメントがあった。
  なかなかインパクトのある下ネタが提供されたことで某なんJ民は大ハシャギし、
  Twitterにて一瞬のうちにトレンド入りを果たす事態となるのであった。
  なお、この騒動が明るみに出たことで、坂本選手が出場した際には、
  相当なヤジが主に阪神戦で浴びせられることになったが、当人は全く意に介さず、
  巨人側も一切触れることはせず、野球選手としてパフォーマンスを発揮するのであった。


・銅賞:ガーシー議員/ガーシー砲
 …YouTuber及び参議院議員の東谷義和氏を指す。「東」だから「ガーシー」である。
  YouTuberとしては芸能界関連の暴露系をメインとしている。
  某センテンツスプリング…もとい、週刊文春の「文春砲」になぞらえて、
  暴露ネタを「ガーシー砲」と呼ばれたりしている。

  2022年5月、NHK党公認で立候補する意向を自身のチャンネルで表明し、
  2022年7月の参議院議員選挙でNHK党が比例区で1議席を獲得、
  NHK党の候補者内で得票数1位であった東谷氏が当選を果たすこととなった。
  なお、東谷氏は自身に掛けられた詐欺疑惑の追求から逃れるために
  高飛びしてアラブ首長国連邦ドバイ首長国に滞在し続けており、
  国会会期中に一度も帰国せず、登院することは終ぞ無かった。


・ゆっくり茶番劇
 …頭のみのデフォルメキャラクターを用いて作成された動画の総称。
  元々の由来は、個人サークル「上海アリス幻樂団」にて制作されている
  弾幕シューティングゲーム「東方Project」シリーズのメインキャラクター
  「博麗霊夢」と「霧雨魔理沙」をモチーフとして作られた
  やたらと憎たらしくふてぶてしい表情をしたアスキーアート(AA)が起源である。
  「ゆっくりしていってね!!!」というセリフを叫んでいたことから、
  このAAをベースとしたデフォルメキャラは通称「ゆっくり」と呼ばれている。
  この「ゆっくり」化したキャラクターを使って寸劇や解説、
  ゲーム実況プレイなどをさせる動画を「ゆっくり茶番劇」と呼んでいる。

  ニコニコ動画やYouTubeなどで様々なパターンの動画が二次創作的に制作され、
  今や東方シリーズのみに留まらず多種多彩な展開を見せる存在となっているのだが、
  今年の5月中旬に動画投稿者の柚葉氏が「ゆっくり茶番劇」を商標登録したと突然発表。
  他者が使用する場合は年間10万円の使用料を徴収すると宣言した。
  商標登録申請は昨年の時点で既に行われていた模様で、
  異議申し立て期間を過ぎたタイミングで告知されたことや、
  商標登録にあたり「東方Project」など各方面からの告知が無いこと、
  柚葉氏が「東方Project」などの関係者では無いことなどから、
  柚葉氏が独断で「ゆっくり」のコンテンツを独占しようとしており、
  悪意のある商標登録ではないか、といった批判があがり、大炎上に発展した。
  この事態にニコニコ運営及び「東方Project」の生みの親であるZUN氏が動き、
  商標権の放棄交渉や商標登録の無効請求などの公式見解を発表した。
  これらを受けて柚葉氏は「ゆっくり茶番劇」の抹消登録申請を行うこととなった。
  現在は「ゆっくり茶番劇」の商標登録は完全に放棄されており、
  「ゆっくり」コンテンツの作成を妨げるものは無くなっている。


・旧統一教会
 …宗教団体「世界平和統一家庭連合」の旧称。
  1954年に韓国で創設された新興宗教であり、キリスト教系に分類されている。
  旧統一教会創始者の文鮮明は安倍晋三元首相の祖父である岸信介元首相と
  非常に深い関係にあることが知られている。
  旧統一教会は長年に渡り日本の政界への浸透工作を行い、
  自由民主党の議員を中心に、多くの国会議員と関係を持っているとされる。
  他にも霊感商法やマインドコントロール(洗脳)を利用した高額な物販と献金、
  宗教2世の人権問題など、様々な問題で物議を醸すカルト宗教として認識されている。

  2022年7月8日に安倍晋三元首相が凶弾に斃れる国家的大事件が発生した際に、
  この事件の実行犯が宗教2世であり、母親が旧統一教会の信者で、
  多額の献金や家庭環境の崩壊などといった出来事の果てに、
  旧統一教会と繋がりがあり社会的影響力の大きい安倍元首相を標的にしたと
  犯行動機を供述したことで、旧統一教会及び宗教2世に関する事柄が
  大きく社会問題化するのであった。


・ロシアのウクライナ侵攻
 …ロシア連邦が2022年2月24日に開始したウクライナへの軍事侵攻。
  ロシア政府はウクライナへの侵攻を「特別軍事作戦」と呼称しており、
  あくまで侵略、戦争ではないというスタンスを取っている。
  ロシアとウクライナの国際的な問題は2014年まで遡り、
  ロシアはウクライナ領と国際的に認められていたクリミア半島に侵攻、
  「住民投票」により賛成多数を得られたとして強行的に併合した。
  その後も緊張状態は続き、北京冬季五輪が終了した直後の2022年2月24日、
  ロシアのプーチン大統領がウクライナでの軍事作戦を開始するという、
  実質の宣戦布告を行った。
  これを受けてウクライナのゼレンスキー大統領が戒厳令を発し、
  ロシアとウクライナは国家間の戦争状態に突入した。
  侵攻開始当初はロシアの電撃的な部隊展開もあり優勢と思われたが、
  ウクライナ軍の奮闘により膠着状態となり、ロシア側に対する各国の経済制裁もあり、
  じわじわとウクライナがロシアを押し返す様相を呈している。
  今もなお、ロシアとウクライナの戦争は続いている。


・タコピー/わ、わかんないっピ
 …漫画「タコピーの原罪」の主人公「タコピー」、及び作品そのものを指す。
  タコをゆるキャラ化したような見た目は可愛らしい宇宙生物であり、
  「宇宙にハッピーを広めるため」に旅をしている。口癖は「~っピ」。
  地球に辿り着き、小学生の「久世しずか」に助けられてお友達になる。

  …とだけ書けばハートフルなストーリーのように見えるのだが、
  その実は、児童虐待やいじめや家庭不和などといった陰鬱な内容を多く含む、
  やたらとシリアスで胸糞の悪くなるような感情を抱かせてくる作品である。


・ちいかわ
 …漫画「なんか小さくてかわいいやつ」のこと。またその略称およびキャラクターを指す。
  元々はイラストレーターのナガノ氏がTwitter上で描いていた、
  「こういう風に暮らしたい」といったような内容のイラスト群だったが、
  ちいかわがいじめられる様子が描かれたり、労働や貧困を題材にしたりと、
  微妙に不穏な内容が至るところに散りばめられていることから、
  更新のたびにSNSなどで考察班が活発に活動している。

  2020年からTwitterにて連載され、2021年に話題となった作品だが、
  2022年4月にアニメ化され、ちいかわの声を当てたのがリアル子供であり、
  可愛らしさが見事にマッチしていたことで、さらなる話題を呼ぶのであった。


・検討を加速
 …書いて字の如く、検討を加速すること。
  打ち合わせなどで使われることが多く、昨今では岸田文雄首相が多用している。
  「検討」という行為はじっくりと熟考して物事の方向性を決めるというものであり、
  どちらかというとスピードは控えめになりがちであるが、
  そこに「加速」という言葉を添えることで「さっさと考える」というニュアンスが加わってくる。
  「巧遅拙速」という考え方も元になっているのかもしれない。


・イーロン・マスク
 …アメリカの実業家。フルネームはイーロン・リーヴ・マスク。
  電気自動車メーカー「テスラ」、宇宙開発事業社「SpaceX」などの
  創設者にしてCEOを務めている経営者。
  2021年には世界長者番付の1位に達した世界一の大富豪である。

  一般人にとってはまさに雲の上の存在な人物であるが、
  2021年1月にソーシャルゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」に
  登場するアイドル「輿水幸子(こしみず さちこ)」の画像を自身のTwitterアカウントで
  何故か突然ツイートして日本のプロデューサー(プレイヤー)たちが度肝を抜かされるなど、
  妙な方向でも話題になったのだが、
  2022年11月にその「Twitter社」そのものを買収しCEOに就任、
  そして様々な改革を断行していくのであった。


・AI画像生成/AIイラスト/AI絵師
 …自動画像生成ツールを用いて描画された絵を指す。
  または、この自動画像生成ツールを用いて目的の絵を出力する人を指す。
  指定された複数のキーワードに基づき自動で絵を描くプログラムであり、
  ものの数分で絵が生成される。
  先に話題になった「Midjourney」など、AI画層生成ツールは数々存在するが、
  いずれもキーワードの入れ方によってはかなりクオリティの高い絵ができる場合もある。


・ヤクルト1000
 …株式会社ヤクルト本社が製造・販売する乳酸菌飲料「ヤクルト」の一種。
  ヤクルトは乳酸菌の一種である「ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株」を主原料とする飲料で、
  「ヤクルト1000」は1本当たり1000億個のシロタ株が封入されており、
  様々なヤクルトシリーズの中でも史上最高密度となっている。
  ストレス緩和や睡眠の質の向上を目的としており、機能性表示食品にも登録されている。
  感覚的にはサプリメントのような扱いに近いかもしれない。

  2019年10月より首都圏など東日本限定で販売されていたが、
  1年半後の2021年4月から全国で販売された。
  実際に「眠りが良くなった」との効果がネット上で広まり需要が爆発的に増加、
  供給不足になり品切れが相次ぐほどの人気となるのであった。


・いいですか、落ち着いて聞いてください
 …昏睡状態から復帰した患者に衝撃の事実を告げるときの台詞。
  元ネタはFPSゲーム「メタルギアソリッドⅤ ザ・ファントム・ペイン」で、
  冒頭ムービーに出てくる医者の画像を使ったネットミームである。
  2022年2月に漫画「HUNTER×HUNTER」の休載期間をネタにした投稿が
  Twitterで人気となり、様々な事象を当てはめたネタが大量生産されるのであった。
  なお、ミーム元となった「HUNTER×HUNTER」は2022年10月に連載再開している。


・きつねダンス
 …北海道日本ハムファイターズのホームゲームで行われるイニング間イベント。
  ファイターズ公式チアリーディングチームであるファイターズガールが
  ファイターズのマスコットキャラ「フレップ」「ポリー」と共に踊るコミカルなダンスである。
  「BIG BOSS」こと新庄監督就任を機に球団のロゴやユニホームなどが一新された一環で、
  チアリーディングの出し物についても新たなパフォーマンスが考案、採用された。
  楽曲はノルウェーの男性コメディアン兄弟によるデュオ「Ylvis(イルヴィス)」の
  「The Fox」であり、なかなかどうして耳に残る曲である。
  ファイターズだけに留まらず他球団の選手も踊りたくなるほど中毒性も高い。


・私の好きな言葉です/メフィラス構文
 …特撮映画「シン・ウルトラマン」に登場する外星人第0号「メフィラス」の台詞。
  人間の姿で日本で過ごしているメフィラスが日本のことわざや格言を用いた際に、
  後につける口癖のような決め台詞のような言葉である。
  台詞そのものは普通の言葉ではあるが、メフィラスを演じる山本耕史さんの
  演技が映えることもあり、劇中でも耳に残る台詞となっている。
  好きなモノや様々な作品に出てくる名台詞を紹介する際に非常に使いやすく、
  映画公開後はその印象の強さと汎用性の高さからネットミームとなり、
  「メフィラス構文」とも呼ばれている。


・Twitter終了
 …2022年11月に突如発生した終了宣言。
  アメリカの実業家イーロン・マスク氏がTwitter社を買収し、
  人件費の削減などといった社内体制の立て直しを断行している中、
  多くの社員たちが突然解雇されたことで、
  この状況ではこれまで通りのTwitter社の業務が回らなくなってしまうのではないかと
  懸念した海外のTwitterユーザーが「#RIPTwitter」というハッシュタグを用い、
  「安らかに眠れTwitter」と皮肉を込めたツイートを行った。
  これが結果的に日本にも飛び火したことで、日本でも「Twitter終了」が
  トレンドワードになったとのことである。


・生娘をシャブ漬け戦略/10年かけて開発した親子丼
 …大手外食チェーン「吉野家」の常務取締役企画本部長(当時)伊東正明氏が掲げる
  若い女性をターゲットとした経営戦略。
  4月16日に早稲田大学で開催された「デジタル時代の総合マーケティング講座」にて、
  講師として招かれた伊東氏が自社の経営戦略を「生娘をシャブ漬け戦略」と銘打って、
  「田舎から出てきた若い女の子を生娘のうちに牛丼中毒にする」
  「男に高い飯を奢って貰えるようになれば牛丼なんて絶対に食べない」
  などといった発言を講座内で披露した。
  当然ながらあまりにもコンプライアンス意識に欠けた発言であったとして大炎上に発展。
  吉野家ホールディングスは即座に謝罪し、伊東氏の取締役解任を報告するのであった。
  ちなみに、吉野家は4月19日に新商品となる「10年かけて開発した親子丼」
  PRイベントを行う予定だったが、この騒動を受けて中止となってしまった。

  個人的な感想として、コンプライアンス云々をあえて無視したコメントをするが、
  「生娘シャブ漬け戦略」というシャブでもキメてないと出てこないような言い回しが
  あまりにも語呂が良くて「声に出して読みたい日本語」枠に入ってくる。
  この戦略を聞いた直後に「10年かけて開発した親子丼」という言葉を聞くと、
  なんだか違った意味に聞こえてしまうのは気のせいだろうか…


・粗品の呪い
 …日本の競馬界に掛けられた強力な呪い。
  「粗品」はお笑いコンビ「霜降り明星」の粗品さんのことである。
  ギャンブル好きである粗品さんは自身のYouTubeチャンネルでも
  競馬の予想などを行っているのだが、
  粗品さんが本命馬として挙げた競走馬は飛ぶ(負ける)という
  ジンクスめいた結果が多発しており、1番人気でも容赦なく飛ばしてしまうことから、
  競馬界の逆神扱いとなっていた。

  ちなみに、2022年の競馬界にはこの「粗品の呪い」に匹敵する呪いとして、
  GⅠ競争で1番人気が負け続ける「1番人気の呪い」というものもあった。


・国葬
 …国家が費用を支出して行う葬儀を示す。「国葬儀」とは区別されている。
  国家に対して特別な功績を残した人物の逝去に際し、
  国費で執り行われる葬儀という意味では「国葬」も「国葬儀」も同様であるが、
  「国葬」は国民がその喪に服することまでも要求する行為とされる。

  2022年7月8日に安倍晋三元首相が凶弾に斃れた国家的大事件に対し、
  弔問を希望する各国首脳からの連絡が殺到したこともあり、国葬が検討された。
  安倍元首相という決して殴り返してこないサンドバッグを失ってしまった方々は、
  ここぞとばかりに国民の思想・心情を束縛する弔慰の強制であると反発したが、
  「国葬儀」、すなわち行政措置としての行事であれば「思想・心情を制限する」行為に
  当たらないと解釈され、国の儀式開催を規定した「内閣府設置法」第4条に基づき、
  閣議決定を根拠に実施できると判断し、7月22日に決定。
  そして9月27日に国葬儀が実施された。
  安倍元首相と宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」との関係が
  明るみに出たこともあり、国葬儀の実施については賛否両論であった。


・鉄道開業150年
 …1872年10月14日に日本初の鉄道が新橋・横浜間に開業し、
  今年2022年10月14日で鉄道開業150年を迎えた。
  これに伴い、JRでは4月から「鉄道開業150年記念キャンペーン」を開始。
  様々な地域で様々なキャンペーンが実施されている。


・ご照覧あれい!
 …アクションRPG「ELDEN RING」に登場するボスキャラ「ゴドリック」の台詞。
  または拳武器「接がれた飛竜」の戦技。
  ゴドリックは序盤の方のボスなのだが、鬼畜難易度に定評のあるフロムゲーよろしく、
  そこまでたどり着くまでに死屍累々を重ねることになる。
  とはいえエルデンリングはフロムゲーの中ではマシな方の模様。


・インボイス制度
 …売り手が買い手に対し正確な適用税率や消費税額などを伝える「適格請求書」を用い、
  消費税の二重課税を防ぐ「仕入税額控除」を受けるための制度。
  この「適格請求書」を「インボイス」と呼ぶ。2023年10月から施行される予定。
  現行の請求書には発行者や取引年月日、内容、金額、消費税額等が記載されているが、
  インボイスにはこれらに加えて「税率毎に区分した消費税額」「請求書発行者の登録番号」の
  記載がある仕様となっている。
  インボイス制度に移行した場合、消費税の仕入額控除が適用され、
  これを受けるために売り手側・買い手側はインボイスの発行・保存が必須となる。
  すなわち、インボイスの発行・保存がない要件の請求書においては
  消費税の仕入額控除が受けられなくなる。
  ところが現状ではインボイスを発行できる「適格請求書発行事業者」は
  消費税の課税事業者として登録している事業者に限られている。
  現在、年間の課税売上高が1000万円未満の事業者については
  消費税の納税が免除されている(免税事業者)のだが、
  インボイス制度移行後は上記の理由により自前でインボイスが発行できず、
  消費税の仕入額控除が受けられなくなることが問題視されている。
  特に個人事業主やフリーランスのような人に大きな影響を及ぼし、
  仕事の減少や税負担増加などの理由から制度導入への反対意見が多く挙がっている。


・タイパ
 …時間に対する効率を指す。「タイムパフォーマンス」の略。
  費用対効果を意味する「コストパフォーマンス(コスパ)」に倣って使われるようになった。
  より少ない時間で大きな効果を得た場合に「タイパが良い」などと表現する。
  逆に、同じコストで時間が多く掛かったりすると「タイパが悪い」などと評価される。
  可処分時間の奪い合いとなっている娯楽の分野で特に意識されており、
  効率的に多くの娯楽を消化するためにできるだけ短時間で楽しみを得られるような作品が
  「タイパの高い娯楽」として評価されるようになっていった。
  昨今問題として挙がる「ファスト動画」などもタイパという観点からは評価されていたりする。


・ミャクミャク様
 …2025年開催予定の大阪・関西万博の公式ロゴマーク、
  およびロゴマークをモチーフとした公式キャラクターを指す。
  ロゴマークそのものは2020年に発表されており、
  不規則な形状の赤い球体が数珠繋ぎに輪を形成し、
  そのうちの5つには目玉のようなものが付いているデザインをしている。
  コンセプトとして「いのちの輝き」を表現しており、
  1970年に開催された大阪万博の公式ロゴの「桜」をモチーフに、
  「赤い細胞」を円状に繋げたとのことである。  
  非対称かつ統一性のない球体に目玉まで付くといった、
  独特すぎるデザインに気持ち悪さを感じるという意見がある一方で、
  その形状は一度見たら忘れられず、インパクトは絶大である。
  ネタ方面ではミスドのポン・デ・リングと掛け合わされたり、
  異形に変貌させられた人間扱いをされたりもした。
  良くも悪くも、話題性は抜群にあったという意味では、
  このロゴマークの存在意義としては大成功だったといえる。

  2020年に発表された際には名前は付けられていなかったのだが、
  コンセプトから即座に「いのちの輝き君」などと呼ばれていた。
  時は巡り2022年、ロゴマークに青色の胴体と口が付け加えられた
  公式キャラクターが発表され、その愛称が「ミャクミャク」と決定した。
  愛称の由来としては、「脈々」と様々なものが受け継がれてきたことや、
  「動脈・静脈」といった「脈」が生命に関わるものであり、
  万博テーマである「つながり」を「脈」として表したことからとされる。
  キャラクターと愛称が発表されるやいなや、
  元々のロゴマークの独特すぎるインパクト満点のデザインから、
  妖怪・怪異になぞらえ神格化し「ミャクミャク様」と呼ぶ人が続出。
  日本に古くから存在する土着神のような扱いをされるのであった。







…というわけで、今年も内容的に重複するものを除いて、
ほとんどのノミネートワードにコメントをつけました。

毎年言ってますが、政治ネタや時事ネタは疲れますね。
ネタワードならともかく、普通の言葉だと調べるのが思ったよりも大変なんですよね。
まあ後から自分で見て(・∀・)ニヤニヤするためにも手は抜きたくないところでもありますが。

…まあ今回地味に苦労したのはエルデンリングの「ご照覧あれい!」でしたが。
だって私エルデンリングのゲームやってないですからどうあがいても知ったかぶりになるし、
話題に挙がる感覚が掴めないから説明のしようがないんですよね…
だからっつって今からゲームやるのも無理があるし…


…とまあそんな愚痴は置いといて、次回はアニメ流行語になります。



次回、「バズワード・メモリィ2022 Part3」に続く。

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第1601話「バズワード・メモリィ2022 Part1」

どうもルイナです。

今年もこの季節がやってまいりました。
毎年恒例、バズワード・メモリィのお時間です。
そして今年もいつも通り新語・流行語大賞が発表されております。
15年経ちほとんどサイト更新をやらなくなってしまった今であっても、
なぜかこれだけは毎年懲りずにやっております、
新語・流行語大賞に選ばれた言葉にテキトーにコメントをつけていくコーナー!
ウチのサイトの12月恒例行事!ネタに困らないという意味でも(・∀・)イイ!!
…更新してないのにネタに困るもクソも無いんだけど…

というわけで、「使っている人を見たことがない」という真理からは
全力で目を逸らしつつ、いつもの解説芸のコーナーをどうぞ。



・村神様
 …今年の流行語大賞は東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手を称した言葉。
  高卒1年目の2018年シーズンから頭角を現していき、
  2019年にはセ・リーグ新人王に選ばれ、2020年からは4番打者として打の主軸を張り、
  4年目の2021年には本塁打王を獲得しセ・リーグMVPにも輝いた。
  そして5年目となる今年はプロ野球史上初の5打席連続本塁打などさらなる活躍を見せ、
  ついには王貞治氏の持つシーズン本塁打55本の記録を日本人選手として初めて超える
  56号本塁打を放ち、2年連続のMVPと共にプロ野球史上最年少の三冠王まで達成した。
  次々と打の最年少記録を更新していく若き主砲を称え、
  「村上」の「上(かみ)」と「神」を合わせ「村神様」と崇めるのであった。
  ちなみに、野球では過去に「神様仏様稲尾様」という言葉があったが特に関連しない。


・キーウ
 …ウクライナの首都。
  かつては「キエフ」と呼ばれていたが、ロシアによるウクライナ侵略戦争に伴い、
  ウクライナの発音に近い「キーウ」と表記と呼称を変更することが
  外務省より各報道機関に対し通達された。
  キーウの他にもウクライナの各都市名などが変更されている。


・きつねダンス
 …北海道日本ハムファイターズのホームゲームで行われるイニング間イベント。
  ファイターズ公式チアリーディングチームであるファイターズガールが
  ファイターズのマスコットキャラ「フレップ」「ポリー」と共に踊るコミカルなダンスである。
  楽曲はノルウェーの男性コメディアン兄弟によるデュオ「Ylvis(イルヴィス)」の
  「The Fox」であり、なかなかどうして耳に残る曲である。
  ファイターズだけに留まらず他球団の選手も踊りたくなるほど中毒性も高い。


・国葬儀
 …流行語大賞政治枠。
  国家が費用を支出して行う葬儀を示す。「国葬」とは区別されている。
  国家に対して特別な功績を残した人物の逝去に際し、
  国費で執り行われる葬儀という意味では「国葬」も「国葬儀」も同様であるが、
  「国葬」は国民がその喪に服することまでも要求する行為とされる。

  2022年7月8日に安倍晋三元首相が凶弾に斃れた国家的大事件に対し、
  弔問を希望する各国首脳からの連絡が殺到したこともあり、国葬が検討された。
  野党や新語流行語大賞選出者のような安倍元首相と与党が憎くてたまらない方々は
  国民の思想・心情を束縛する弔慰の強制であると反発したが、
  「国葬儀」、すなわち行政措置としての行事であれば「思想・心情を制限する」行為に
  当たらないと解釈され、国の儀式開催を規定した「内閣府設置法」第4条に基づき、
  閣議決定を根拠に実施できると判断し、7月22日に決定。
  そして9月27日に国葬儀が実施された。
  安倍元首相と宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧・統一教会)」との関係が
  明るみに出たこともあり、国葬儀の実施については賛否両論であった。


・宗教2世
 …特定の宗教を信仰する親などの家族や集団の影響を受けて育った子供を指す。
  多くの場合は親の意思で親と同じ宗教団体に入信している(させられている)。
  親が宗教にのめり込み多額の献金を行うことにより生活が困窮したり、
  育児放棄(ネグレクト)を受けたり、非常識な教義を押し付けられて
  日常生活を極端に制限されたりするなどの人権侵害に当たる行為を受けている。
  国民の思想・心情に影響するため、行政側は宗教問題には介入しづらく、
  非常に劣悪な状況、環境に置かれている。

  そんな中、2022年7月8日に安倍晋三元首相が凶弾に斃れる国家的大事件が発生。
  この事件の実行犯が宗教2世であり、
  母親が宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧・統一教会)」の信者で、
  多額の献金や家庭環境の崩壊などといった出来事の果てに、
  旧・統一教会と繋がりがあり社会的影響力の大きい安倍元首相を標的にしたと
  犯行動機を供述したことで、旧・統一教会及び宗教2世に関する事柄が
  大きく社会問題化するのであった。


・知らんけど
 …関西人が多用する締めの言葉。
  物事をドヤ顔でしゃべり倒した最後に「知らんけど」と付け加えることで、
  「知らんのかい!」というツッコミ待ちなどのオチにすることができる。

  …なぜこれが今さら新語・流行語に…?
  私が関西人だからそう思うだけで、関東民が最近よく使うようになったのだろうか…?


・スマホショルダー
 …スマートフォンを入れるためのショルダーバッグのことを指す。
  スマホのみを入れる専用タイプや、財布や小物入れと一体化したタイプなど、
  様々な種類が存在する。
  ミニバッグのようなファッションアイテムとしても用いられている。
  チェーンに繋いだ財布(いわゆるウォレットチェーン)と同じようなものと思われる。


・てまえどり
 …手前に陳列された商品から取っていく行為、及びそれを推奨する取り組みを指す。
  当然ながら手前に置かれた商品の方が奥に置かれた商品より手に取られやすいため、
  食品など消費期限があるものは基本的に期限が短いものから手前に置かれている。
  対して消費者側の心情としてはできるだけ消費期限が長いものを選びたくなるため、
  あえて奥に置いている消費期限の長い食品を手に取ることもままあるのである。
  しかし、みんながみんな奥の食品を取っていくと、手前の消費期限の短い食品は残り続け、
  ついには期限切れで廃棄処分となってしまうことにも繋がるため問題視されていた。
  このような食品ロスの削減を目的として、農林水産省と消費者庁、環境省などが連携して
  実施されたキャンペーンが「てまえどり」である。
  この運動により販売店側のみならず家庭における食品ロスも減少したとの報告もあり、
  消費者側の消費期限に対する意識改革に繋がる運動となっている。
  その一方で、消費者側の行動や意識に頼りすぎているとの意見もある。


・Yakult(ヤクルト)1000
 …株式会社ヤクルト本社が製造・販売する乳酸菌飲料「ヤクルト」の一種。
  ヤクルトは乳酸菌の一種である「ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株」を主原料とする飲料で、
  「ヤクルト1000」は1本当たり1000億個のシロタ株が封入されており、
  様々なヤクルトシリーズの中でも史上最高密度となっている。
  ストレス緩和や睡眠の質の向上を目的としており、機能性表示食品にも登録されている。

  2019年10月より首都圏など東日本限定で販売されていたが、
  1年半後の2021年4月から全国で販売された。
  実際に「眠りが良くなった」との効果がネット上で広まり需要が爆発的に増加、
  供給不足になり品切れが相次ぐほどの人気となるのであった。


・悪い円安
 …円安のメリットに比べてデメリットが大きい状況を指す。
  円安のメリットとしては海外への輸出コストの低下や海外観光客の呼び込みなど、
  デメリットとしては海外からの原材料の輸入コストの増加などがある。

  今年1月時点の為替相場は1ドル115円台であったが、3月以降円安が急速に進行。
  9月に日本銀行による為替介入を行っても円安の傾向は留まらず、
  10月には1ドル150円に到達するなど、過去にも類を見ない円安となっていった。
  ロシアによるウクライナ侵略戦争によりエネルギー資源などの価格が高騰している中で、
  急激な円安による輸入コスト増大が重なり製造業を圧迫した結果、
  様々なモノの値上げが相次ぐこととなった。


・青春って、すごく密なので
 …宮城県私立仙台育英学園高等学校野球部監督の須江航監督の発言。
  今年の夏の全国高校野球選手権大会(甲子園大会)にて、
  仙台育英高校は東北勢として初優勝を果たし、
  これまで春夏通じて成らなかった「白河の関超え」を初めて達成した。
  この時の優勝インタビューにて発した言葉が「青春って、すごく密なので」であった。
  コロナ禍により密を回避することが世間一般的に求められ、
  様々な学校行事が中止となる中、心に響く言葉となるのであった。



去年の大賞は「二刀流」だったので2年連続で野球関連ですね。
相変わらず「流行った?」と言われると首を傾げることが多いですが。
そんでもって、今年も芸人枠がありませんでしたね。
まあ今年ノミネートされてたのはなかやまきんに君の「パワー!」だったので、
関西で若手の頃から知ってる私としては「20年遅いわ!」とツッコむ準備万端だったんですが。
芸人枠が無いといつものコピペで使ってる「ダメよ~ダメダメ」とか「ラブ注入!」とか
「ワイルドだろぉ~」とか「ラッスンゴレライ」とか「PPAP」とか「35億!」とかいった
もはや忘却の彼方に追いやられた「流行語」を掘り起こす機会が無くなってしまいますよ。
「お笑い第7世代」だってもうほとんど言われてないし…


まあいいや、こんなところで今回はお開きです。

…え?なんで流行語大賞のサイトのリンク載せてないのかって?

見たいの?あの偏った思想に凝り固まったアレを?



次回、「バズワード・メモリィ2022 Part2」に続く。

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第1597話「スイープ・メモリィ2021」

どうもルイナです。

本日が2021年ラストの更新となります。
テキスト更新はおろか更新自体ほとんどやらなくなった今でも、
世間及び自分の中で一瞬だけ流行った言葉のメモを残しておりまして、
それに解説をつけることで今年のスイープとします。
更新してたときの大晦日は自分の書いたテキスト記事をまとめてたんですけどね…







[1月]


・イーロン・マスク
 …アメリカの実業家。フルネームはイーロン・リーヴ・マスク。
  電気自動車メーカー「テスラ」、宇宙開発事業社「SpaceX」などの
  創設者にしてCEOを務めている経営者。
  2021年には世界長者番付の1位に達した世界一の大富豪である。

  一般人にとってはまさに雲の上の存在な人物であるが、
  今年の1月にソーシャルゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」に
  登場するアイドル「輿水幸子(こしみず さちこ)」の画像を
  自身のTwitterアカウントにて何故か突然ツイートした。
  世界一の大富豪が何の拍子もなく幸子を応援するようなツイートを行ったことで、
  日本のプロデューサー(プレイヤー)たちは度肝を抜かされ、
  「幸子のカワイイは世界一のお金持ちすら虜にして担当にしてしまう」などと話題になり、
  イーロン・マスクの名が日本のTwitterトレンドの1位に躍り出るのであった。


・モルカー
 …アニメ「PUI PUI モルカー」のこと。
  モルカーの「モル」とは動物の「モルモット」の略である。
  化学用語で物質量の単位を指し6.02×10の23乗と定義される「mol」ではない。
  つまりモルカーとは「モルモットの車」を意味している。

  このアニメはいわゆる「人形(パペット)アニメ」の形態を取っており、
  アニメーションのクオリティが高く、モルカーたちも可愛い造形をしているが、
  登場する人間がやたらと強欲であり、舞台の治安がクッソ悪かった。
  その一方でモルカーたちは元がモルモットなためか勝手気ままに行動しており、
  見た目のほのぼのさからは思いもつかないカオスな世界観が醸し出されていた。
  放送前はさほど注目されてはいなかったのだが、1話が放送されると、
  そのあまりのカオスっぷりに着目する「大きなお友達」が急増し、
  人気が爆発的に上昇していくのであった。
  ある意味では「けものフレンズ」が流行った時の感覚に近い気がする。


・竹槍
 …竹を槍状にした武器。竹刀とは異なる。
  そこら辺に生えている竹の先端を斜めに切って尖らせればそれで完成するため、
  古来より非常にコストパフォーマンスが良い武器であった。
  また、太平洋戦争時においては日本本土防衛の要とも位置付けされ、
  対空兵器や対戦車兵器としても研究されていた(マジで)。

  …

  …げふんげふん。
  ここで言いたかったのは竹槍の軍事ネタなどではなく、
  ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」における、
  2020年12月に新規実装された駆逐艦「竹」のことである。
  …軍事ネタと言われれば微妙に遠くないような気もするが…

  艦これにおける駆逐艦「竹」は2020年晩秋より2021年1月中旬まで開催された
  イベント海域「護衛せよ!船団輸送作戦」の最終海域(E-4)の報酬艦である。
  極めて高い雷装パラメータを持ち、魚雷装備に対しボーナス補正も持つため、
  夜戦時において非常に高い攻撃力を誇る艦となっている。

  上記の通り、竹はイベント最終海域のクリア報酬艦だったのだが、
  この最終海域のボス艦隊はインフレが極まっており、
  最高難易度「甲」ともなると自軍艦隊のみではほぼ勝ち目が無く、
  攻略を援護するシステムの1つである機能「友軍艦隊」を使わないと
  文字通り歯が立たないような編成であった。
  この友軍艦隊の構成艦には「竹」も含まれており、
  理不尽な強さを持つボス艦隊に対抗するためか、
  異常なレベルの特攻倍率(攻撃力補正)がシステム的に掛けられていた。
  これにより、竹の攻撃は「狙いさえすればボス最終形態ですらほぼ一撃必殺」という、
  トンデモ火力を誇るハチャメチャな調整となるのであった。
  このようなブッ飛んだ調整を施した結果、自軍のメイン艦隊が露払いを行い、
  友軍の竹が攻撃手番まで生き残って一撃でボスを葬ることを祈るのが
  最終海域攻略の基本戦術となっていったのである。
  完全に主従が逆転してしまっている。
  そしていつしか提督(プレイヤー)たちは竹の特攻マシマシ雷撃のことを
  「竹槍」と呼ぶようになるのであった。



[2月]


・3点リーダー症候群
 …文末に3点リーダー、すなわち「…」をつけがちな人を指す…
  3点リーダーは「他にもある」ということを指す記号であるが、
  使い方に厳密なルールや意味は無く、割と自由に用いられている…
  ここではの主な意味としては「~と思いますが…」や「~ですけど…」など、
  曖昧でぼかした「含み」を持たせたような濁した言い回しにすることで、
  相手に断定的な印象を持たれることを避ける効果があるとされている…
  転じて、自らの決定権を相手に委ねることで、相手の意見を待ち、
  責任を逃れようとする意図があるともされている…
  ちなみに、オタク界隈では割と昔から「よく使われがち」と
  揶揄されていたりもする…

  対義語はおそらく「ッ!」だと思っているッ!


・森元首相五輪会長辞職騒動
 …当時、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の会長で、
  元内閣総理大臣の森喜朗氏の組織委会長辞任にまつわる騒動。
  今年の2月に行われた日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会にて、
  森氏は「女性がたくさんいる理事会の会議は時間がかかる」などと発言し、
  この発言が女性蔑視にあたる不適切なものであると内外から批判が殺到。
  「肌の色や性別、宗教などいかなる差別も許さない」と明記された五輪憲章の
  根本原則にも反するとされ、辞任するに至ったのであった。


・捕まってないだけの詐欺師
 …お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんを指す。
  バラエティ番組「華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!」にて、
  西野さんがゲストとして登場し、自らのビジネス手腕について講義した際に、
  千鳥の大吾さんが「捕まってないだけの詐欺師やと思ってる」と言い放った。
  西野さんは傍目にはオンラインサロンを経営し、
  自らがプロデュースした絵本および映画「えんとつ町のプペル」をヒットさせ、
  その制作費用としてクラウドファンディングで1億円以上を調達するなど、
  ビジネスマンとして成功していると言える人物であるが、
  基本的に自己資金を出さずに上記のクラウドファンディングや
  オンラインサロンでの寄付に頼っていたり、
  「西野が貴方を意識する権利」「西野を休ませる権利」などといった
  謎の権利を決して安くはない金額で販売したり、
  「1文字5円掛かるSNS」をわざわざ設定しマージンを総取りするなど、
  随所に「金の亡者」っぷりを想起させる展開を広げていることから、
  大吾さんのツッコミが「あまりにも的確に表した言葉」として浸透するのであった。
  個人的には、カジサックこと相方の梶原さんの意見も聞きたいところ。



[3月]


・スエズ運河封鎖事故
 …2021年3月23日、スエズ運河にて大型コンテナ船「エヴァーギヴン」が
  運河を完全に塞ぐ形で座礁してしまった事故。
  スエズ運河は地中海と紅海を結ぶ海運の要所なのだが、
  この座礁事故により船舶運航が停止せざるを得なくなり、
  大渋滞を引き起こすこととなった。
  事故が解決し運航が再開するまでに1週間を要するのであった。
  この事故による経済的な影響は非常に大きく、
  1時間毎に4億ドル(およそ400億円)を超える規模と報道された。
  座礁事故の要因は砂嵐による視界不良と強風とされる。


・令和納豆
 …茨城県水戸市に展開していた納豆ごはん専門店。2019年7月開業。
  開店資金をクラウドファンディングで募り、1万円分の寄付の見返りとして、
  「納豆ご飯セット生涯無料パスポート」を配布するなどで注目を集めた。
  ところが、2020年5月頃に口コミなどで、
  「不明瞭な規約違反を理由に一方的に無料パスポートを取り上げられた」
  といった投稿が複数挙げられ、令和納豆は炎上。
  さらには無料パス所持者に対する店舗対応が悪質極まっていたことから、
  その一部始終がYouTubeにアップロードされ、炎上はさらに発展。
  納豆詰め合わせセットの消費期限の改竄疑惑や、初見客に対する警察沙汰、
  裁判においても無料パスを剥奪された側が勝訴するなど、
  令和納豆の所業および対応にまつわる炎上は収まるところを知らなかった。
  そして今年の10月に事実上の閉店となるのであった。


・ウマ娘
 …アニメやゲーム、漫画などのメディアミックスプロジェクト。
  正式名称は「ウマ娘 プリティーダービー」
  また、その作中に登場する競走馬モチーフのキャラクターを指す。
  某軍艦ゲームなどと同じく、実在の競走馬を美少女擬人化した作品である。
  牡馬(オス)の競走馬も騙馬(せんば:去勢した馬)も例外なく、
  ウマ娘では女性キャラクターとなっている。

  アニメの第1期が2018年春クールにて放送され、
  その年の冬にゲームがリリースされる予定だったが「クオリティ向上」のためリリースが延期。
  以降は長らく事前登録受付中のまま月日が経過していき、
  受付開始から1年経った際には「事前登録開始1周年記念」などと
  ネタにされたこともあったが、2021年2月についにリリースされた。
  およそ3年も待たされた甲斐があってか、
  様々な要素で非常にクオリティの高い育成ゲームとして君臨し、
  まさに飛ぶ鳥を落とすが如き高い評価と売上を獲得するのであった。
  ゲームの内容としてはウマ娘をトレーニングしてレースに出走させ、
  勝利を目指すという育成シミュレーションの形式を取っている。
  パラメータのシステムは「実況パワフルプロ野球」のサクセスモードに近い。

  それまで競馬のことなど全く知らなかったような人さえも、
  ウマ娘を通じて現実の競馬について語るようになったり、
  歌番組などといったメディアでの露出も多くプログラムされるなど、
  2021年のアニメ、ゲームをはじめとするサブカルチャー業界において、
  まさに旋風を巻き起こしたと言っても過言ではないくらいには話題を呼んだ作品となった。


・うまぴょい伝説
 …アニメおよびゲーム「ウマ娘 プリティダービー」で流れる
  電波イメージソング「うまぴょい伝説」を指す。
  ゲームシナリオ最終レース「URAファイナルズ決勝」に勝利した際に、
  ムービーとともに流れるハチャメチャに楽しい楽曲である。
  ウマ娘化されたキャラは全員歌うことになるため、中の人に対する「課題曲」とも言われている。
  その歌詞およびメロディはまさに電波の一言でカタが付くレベルのはっちゃけっぷりである。
  ちなみに、作詞・作曲者へのインタビューでは、この曲の作成時に、
  電波ソングとオーダーされるも「電波具合が足りない」とダメ出しされた結果、
  「ワインを空けて泥酔しパンツ一丁で踊りながら作った」という伝説がある。
  歌詞の中には「うまぴょい」をはじめ「うまだっち」「うまぽい」など、
  様々な謎の電波言語が散りばめられている。
  一度聞けば耳に残って離れない、インパクト抜群の歌である。

  上記の通り、ゲームではシナリオ最終レースに勝つことで聞くことができる。
  文字通りの最終目標であることから転じて、
  育成シナリオをクリアすることを「うまぴょい」と称するようになっていった。
  そして育成内容によっては温泉旅館にお泊りデートする展開にもなることから、
  アレの隠語的な意味でも「うまぴょい」は用いられるのであった。


・ゴルシ
 …アニメおよびゲーム「ウマ娘 プリティダービー」に登場するウマ娘、
  およびそのモチーフとなった実在の競走馬「ゴールドシップ」の愛称。
  なお、ウマ娘では他に「ゴールドシチー」という競走馬も実装されており、
  こちらも略すと「ゴルシ」となってしまうが、基本的にゴルシといえばゴールドシップを指す。
  ウマ娘のゴールドシップは元馬の芦毛からくる美しい銀色の長髪、
  長身で涼し気なルックス、出るところは出て引き締まるところは引き締まる
  グンバツのプロポーションを誇る、見た目だけなら非常に素晴らしい美人である。

  …見た目だけなら。

  ウマ娘のゴールドシップがゴルシたる所以、それは、
  「破天荒」という言葉にすら到底収まりきらないハジケっぷりにある。
  アニメでは奇行こそ多種多岐に渡るもののマイペースなウマ娘という感じだったが、
  ゲームがリリースされ、ゴルシの育成シナリオが世に出ると、
  そのあまりにもブッ飛んだ内容に目が点になるトレーナー(プレイヤー)が続出。
  突飛すぎる言動は「ウマ娘の世界にボボボーボ・ボーボボが異世界転生した」
  とまで言わしめるほどであった。

  …とまあ凄まじいまでのフリーダムっぷりを誇るゴルシであるが、
  こんなキャラクター設定になってしまった要因として、
  史実の競走馬のゴルシもとんでもなくブッ飛んだ行動を繰り返していた馬であり、
  「気性難」という言葉にすら到底収まりきらないハジケっぷりにあった。
  ゴルシの血統はいわゆるステマ配合(父ステイゴールド、母父メジロックイーン)で、
  現役時代に壮健だった父親から丈夫かつ頑丈な肉体を受け継ぐと同時に、
  あふれんばかりのはっちゃけ気性も受け継いでしまったのである。
  ゴルシは調教だろうとレースだろうとやる気にならなければテコでも動かない、
  凄まじいまでの気分屋であり、現役中に常に舐めプしていた説すらあった。
  そんなゴルシが打ち立てた伝説は枚挙に暇がなく、
  中でも有名なのは3連覇がかかり圧倒的な1番人気で迎えた2015年宝塚記念で
  やらかしてしまったうまだっち(通称「120億円紙クズ事件」)であろう。
  とはいえ、そんなやらかしをしてしまっても「ゴルシだし仕方ない」という
  一言で片付けられていたあたり、それだけ色んな意味で愛された競走馬だった。
  現在は種牡馬として暮らしているが、非常にテクニシャンで鳴らしており、
  通常7割程度の繁殖牝馬の受胎率がほぼ100%を誇っているという、
  種牡馬としても伝説を残しているとんでもない馬である。

  なお念のため言っておくと、ウマ娘でのハチャメチャな言動のせいで忘れそうになるが、
  ゴールドシップはクラシック2冠を含むGⅠを6勝もした超の付く名馬である。
  ゲームだとGⅠでもポンポン勝っていけるので麻痺してしまいがちだが、
  現実の競馬においてGⅠというレースは出場するだけでも並大抵のことではなく、
  ましてや1つでも勝とうものならそれだけで名馬の仲間入りである。
  それを6つも勝つということの凄さたるや推して知るべしである。
  種牡馬としても今年のオークス馬ユーバーレーベンなどを輩出している。
  ゴルシは本当の意味でも「歴史に残るレベルで凄い馬」なのである。


・あげません!
 …アニメおよびゲーム「ウマ娘 プリティダービー」に登場する
  ウマ娘「スペシャルウィーク」のセリフ…とはいったものの、
  実のところスペちゃん本人がこのセリフを発したことは1度もない。
  アニメ第2期で主人公を張ったウマ娘「トウカイテイオー」の
  妄想の中でスペちゃんが叫んだセリフである。
  この時のスペちゃんの表情が鬼気迫るモノで半ば顔芸みたいになり、
  ネタセリフとしてインパクトがやたらと大きくなるのであった。

  そしてアニメ放送中にゲームが配信開始したのだが、
  ゲームの育成モードにおいて、スペちゃんのサポートカードで入手できる
  レアスキルの獲得成否が確率で判定されるという設定となっていた。
  (だいたいのキャラのサポートカードは確定でレアスキルを獲得できる)
  すなわち、育成を進めてもスペちゃんからレアスキルをもらえないという
  結果に終わることがそこそこの確率で発生してしまい、
  涙を流したトレーナー(プレイヤー)の数は計り知れないのであった。
  そしていつしかスペちゃんからレアスキルを獲得できない現象のことを
  「あげません!されてしまった…」などと言われるようになっていき、
  転じて確率判定でレアスキルの獲得に失敗することを指す言葉として
  「あげません!」は認知されていくのであった。
  スペちゃんから獲得できるレアスキルは強力なものであることも
  ネタとしての強度に拍車をかけてしまっている。

  なお、重ねて言うがこのセリフはスペちゃん本人が言ったセリフではない。
  どちらかというとスペちゃんにとっては風評被害に近い。


・えい、えい、むん!
 …アニメおよびゲーム「ウマ娘 プリティダービー」に登場する
  ウマ娘「マチカネタンホイザ」のセリフ。
  こちらはスペちゃんの「あげません!」とは異なり、
  ちゃんと(?)マチカネタンホイザ本人が言ったセリフである。
  ゲームでの期間限定イベント「Brand New Friend」において
  メインキャラとして抜擢された際に、ミッション画面にて
  「クリアするぞ~。えい、えい、むん!」と気合を入れていた。
  これが非常に可愛らしい掛け声であり、一般的に用いられる「おー!」ではなく
  「むん!」となっている珍しさも相まって、
  トレーナー(プレイヤー)の心は瞬く間に鷲掴みにされるのであった。


・パクパクですわ
 …アニメおよびゲーム「ウマ娘 プリティダービー」に登場する
  ウマ娘「メジロマックイーン」が言いそうなセリフ。
  「言いそうな」と表現したのは、実はこのセリフ、メジロマックイーン自身は
  アニメでもゲームでも一度も発言したことが無いセリフだからである。
  スペちゃんの「あげません!」みたいな妄想の産物というわけでもない。
  ウマ娘におけるメジロマックイーンは「名門メジロ家のお嬢様」という設定で、
  いわゆる「お嬢様言葉」を多用するキャラクターとなっており、
  「~ですわ」というセリフはよく使っている。
  また、スイーツが大好きで減量に苦心するという一面も持っている。

  で、この「パクパクですわ」といういかにもマックイーンのセリフっぽい言葉だが、
  元ネタは関西で展開するスーパーマーケット「スーパー万代」における
  店内POPに書かれていたメッセージに由来する。
  「チョコが一番ですわ」「ワッフルといえばコレですわ」「これだけあれば勝ちですわ」
  「何をどうしても美味いに決まってますわ」「毎夜コレですわ」
  などがPOPに記載されており、その中に「パクパクですわ」も採用されていた。
  要するにこれらの言葉は関西弁である。
  元々はこれらの関西弁がお嬢様言葉に見えるというネタだったのだが、
  同じ時期にウマ娘が流行し、マックイーンがスイーツ好きなお嬢様キャラだったことから、
  ネットミームとして広がるのであった。


・卑しか女杯
 …アニメおよびゲーム「ウマ娘 プリティダービー」にて、
  定期的に開催される重賞レース。距離は1841m、または2830m。
  トレーナーに対するあざとさに定評のあるキャラクターなら、
  人間、ウマ娘問わず、誰でも出走資格を持つ。
  ウマ娘では「ナイスネイチャ」「ダイワスカーレット」など、
  人間キャラではトレーナー「桐生院葵」あたりが有力候補である。
  また途中実装された理事長代理「樫本理子」も強烈な追い上げを見せている。

  …

  …当然ながら、そんなレースはゲーム中に存在しない。要はネタである。

  元ネタはゲーム「アイドルマスター シャイニーカラーズ」に登場する
  アイドル「月岡恋鐘(つきおか こがね)」が言っ…
  …言ってない。いわゆる「言ってないセリフシリーズ」のひとつ。
  正式(?)には「かぁ~~っ!卑しか女ばい!」となる。
  これが様々なゲームでネタにされ、巡り巡ってウマ娘にたどり着き、
  「ばい」が「杯」に置き換えられた結果、生まれてしまったネタである。



[4月]


・JR車椅子障碍者乗車拒否騒動
 …車椅子ユーザーのコラムニストである伊是名夏子氏にまつわる騒動。
  事の発端は伊是名氏が今年の4月に「JRで車いすは乗車拒否されました」という
  ブログ記事を挙げたことから始まる。この記事の内容をまとめると、
  「無人駅であるJR来宮駅で降りたいため車椅子対応を当日に依頼したが、
   駅員は当日の話ということもあり、有人駅の熱海駅での対応を提案。
   伊是名氏としては来宮駅での対応をして欲しいことから交渉を続けたが、
   その後に熱海駅に向かうと、熱海駅では駅長含め4人で対応をしてくれた。
   帰路では前日連絡した結果、来宮駅で駅員が対応してくれた。」
  というものである。
  この内容を「車いすは乗車拒否された」(拒否されてないにも係わらず)というタイトルで出し、
  まるで車椅子ユーザーに対するJRの対応の不手際を煽るかのような記事として
  発表したことから炎上騒動に発展。
  JR側の負担を考慮せず「わざと乗車トラブルを起こした」とまで指摘される始末となった。


・まん防
 …蔓延防止等重点措置の略称。
  新型コロナウイルス感染症の蔓延を防止するため、必要に応じて政府が自治体に発令する、
  各種対策の要請や命令を指す。
  従来の特別措置法では緊急事態宣言が発令された状況下においてのみでしか、
  飲食店の営業時間の短縮などを要請することができなかったが、
  「蔓延防止等重点措置」の下では、緊急事態宣言が出されていなくても要請が可能となり、
  かつ都道府県下の市区町村に地域を限定して対策を要請できる。


・トリチウム
 …質量数が3である水素の同位体。日本語では「三重水素」。記号はT
  陽子1つと中性子2つから構成される核種であり、
  半減期12.32年で3He(ヘリウム3)にβ崩壊する放射性同位体。
  ちなみに質量数が2の水素同位体はデューテリウム(重水素)と呼ばれる。
  非常に不安定な物質であるが、酸素と結合したトリチウム水(HTO)として
  水に混在しているなど、微量ながら天然にも一定量が存在している。
  純度の高い液体トリチウムは核融合反応において必須の燃料であり、
  原子力施設にて用いられる他、水素爆弾の原料の一つとしても利用される。
  とある界隈では宝貝「太極符印」の必殺技として知られている。

  …げふんげふん。
  
  トリチウムの化学的性質や漫画「封神演義」の話は程々にしておいて、
  ここで挙げた理由としては、福島第1原発などで増え続けている、
  放射性物質を含む処理水について政府が国の基準を下回る濃度に薄めたうえで、
  海へ放出する方針を決めたことに端を発する。
  海洋汚染の懸念があるということで漁業関係者からの反発が出るのは
  火を見るより明らかではあったが、これに対し復興庁は、
  トリチウムをゆるキャラ化して公開するという手段に出るのであった。
  風評被害払拭を図ってのことだったが、案の定(?)批判が集中。
  公開翌日には休止されるのであった。


・ちいかわ
 …漫画「なんか小さくてかわいいやつ」のこと。またその略称およびキャラクターを指す。
  元々はイラストレーターのナガノ氏がTwitter上で描いていた、
  「こういう風に暮らしたい」といったような内容のイラスト群だったが、
  ちいかわがいじめられる様子が描かれたり、労働や貧困を題材にしたりと、
  微妙に不穏な内容が至るところに散りばめられていることから、
  更新のたびにSNSなどで考察班が活発に活動している。
  感覚的には「モルカー」に近いモノがある。



[5月]


・新型コロナウイルスワクチン
 …新型コロナウイルスに対するワクチン。
  主に採用されているのはファイザー社製、およびモデルナ(武田)社製のものである。

  一般的にワクチンの開発は、基礎研究、非臨床試験、臨床試験の3ステップで進められ、
  候補物質の探索や有効性、安全性の確認、品質を担保しつつ、
  大量生産が可能かどうかの確認などを行う必要があり、開発には年単位の期間がかかる。
  新型コロナウイルスについては世界中で蔓延し多数の死者を出していることから、
  急ピッチで研究され、ワクチンとしては非常に早く開発が進められるのだった。


・ニシキヘビ脱走
 …今年の5月に発生したアミメニシキヘビが脱走した事件。
  アミメニシキヘビは熱帯雨林で生息し、オオアナコンダと並ぶ世界最長のヘビであり、
  動物愛護法によって特定動物に指定されている。
  過去にはペットとして輸入されていたが、現在は禁止され新たな飼育許可は下りなくなった。

  今年の5月、横浜の集合住宅にて飼育されていた体長約3.5m、体重約10キロの
  アミメニシキヘビが逃亡したと飼い主からの通報があり、警察が捜索する騒動となった。
  警察の捜索では発見には至らなかったが、
  捜索に協力していた日本爬虫類両生類協会理事長の白輪剛史氏が
  ヘビの行動パターンから「まだ集合住宅の中にいるのではないか」と推測し、
  見事的中させ、アミメニシキヘビは無事保護されるのであった。
  なお、飼い主は申請と異なる飼育を行っていたことから、
  動物愛護法違反で書類送検された模様。


・門倉コーチ失踪
 …中日ドラゴンズ2軍投手コーチ(当時)の門倉健氏が突然失踪した騒動。
  シーズン真っ只中の5月中旬、突如練習を無断欠席して以降、
  家族や球団と連絡が取れない状態となり、警察に捜索願まで出される事態となった。
  門倉氏の所在は杳として知れず、5月下旬には事前に準備していたとされる
  退団届が受理されたと中日球団関係者から発表された。
  行方不明が続いていたことで何らかの事件性も心配されたが、
  6月上旬に門倉氏が自宅に戻ったとの報告が家族からなされ、
  無事であることが確認されたことで、ひとまずは安堵したのだが、
  その後も失踪を繰り返すのであった。
  そして7月末、門倉氏は自身のYoutubeチャンネルにて、
  自らの失踪騒動について謝罪する動画を配信するのであった。
  その失踪理由であるが、現在に至るまで明かされてはいない。



[6月]


・カップヌードルフタ留めシール廃止
 …日清食品のインスタントラーメン「カップヌードル」で用いられていた
  フタ止めシールが廃止されるというニュース。
  日清食品の公式Twitterアカウントにて、突如フタ止めシールを無くすといった旨の
  ツイートがなされたことに端を発する。
  あまりにも寝耳に水な話が展開されたことで一時騒然とするのであった。
  フタ止めシールを廃止する代わりに、開け口を2つにした新形状のフタ「Wタブ」を採用。
  これによりシールが無くても十分フタを止められるとのこと。
  フタ止めシールを廃止することでプラスチック原料の使用量を年間33トン削減できるとされる。


・ファスト映画
 …映画の本編映像や静止画などを用いて字幕やナレーションを付け、
  結末までのストーリーを10数分程度に纏めた動画の総称。
  「ファスト」とは「早い」を意味する英語の「fast」から取られている。
  著作権者に無断で行っていることから、極めて違法性の高い動画である。
  こういった動画は古くはグレーゾーンなネタ動画(ゆっくり解説など)として作成され、
  全く知られていなかった作品に着目するような効果があったりもしたが、
  新型コロナウイルスが蔓延し「巣ごもり需要」が取り沙汰された現在では、
  伏線やストーリーをほぼ全てネタバレされてしまうファスト動画は
  映画業界および関係者にとっては死活問題である。


・チートスレイヤー
 …漫画「異世界転生者殺し -チートスレイヤー-」を指す。
  チート能力をもつ異世界転生者によって幼馴染を失った主人公が転生者達に復讐する物語。

  …なのだが、異世界転生者の名前やビジュアルを既存の異世界転生作品の
  主人公やヒロインから模倣している節があり、
  それだけならまだしも、これらの転生者の設定を残忍なクズ連中として描写していたことで、
  第1話が発表されるやいなや批判が殺到。
  第2話の公開を待たずして連載中止となり、たった1話で打ち切られるのであった。

  個人的には発想自体は良かったと思っており、
  上手く料理すればジャンルとしてもパロディとしてもヒットする素地はあったと思っているが、
  打ち切りという結果になってしまったのは、ひとえにストーリー構築の力不足ということに尽きる。


・ワクワクチンチン
 …ワクチンを2回接種した状態を指す言葉(?)。
  ワク×2とチン×2だから「ワクワクチンチン」となる。
  要は下ネタじみたネタワードである。

  …真面目な話をすると、ワクチンは1回の接種では十分な予防効果には至らず、
  経時によって感染防止効果が減衰していくことから、
  2回接種することで十分な効果を得ることが推奨されている。

  なお、ワクチンを2回接種し、数週間過ぎて定着した状態を、
  ワクチンがフルに効果を発揮するという意味で「フルチン」と言う。


・NKODICE
 …特殊な絵柄のサイコロでチンチロリンを行うゲーム。「んこダイス」と読む。
  サイコロの面には「お」「う」「ま」「ち」「ん」「こ」という6種類の記号(文字ではない)
  記載されており、これらの組み合わせで役を作るゲームである。
  お椀からサイコロが飛び出すとペナルティとなる(いわゆるションベン)。
  役が成立すると、その役名をローマ字表記したカットインが流れる。
  NKODICEにおける役としては、「UNCHI」「UNKO」「MANKO」
  「OMANKO」「CHINKO」「CHINCHIN」「OCHINCHIN」
があり、
  「OCHINCHIN」が最高の役となる。

  …

  …ここまで書いて改めて言うことでもないとは思うが、完全にただの下ネタである。
  とは言うものの、クッソしょうもないネタだったからか好事家(?)の目に留まり、
  SNSで話題を呼び、Steamの売り上げで1位を記録したこともあった。
  製作者としてもこのゲームがそんなに売れるとは思っていなかったらしく、
  「みんな疲れていたのでは?」というコメントを残したという。



[7月]


・名古屋市長メダル齧り騒動
 …河村たかし名古屋市長が金メダルを噛んだ騒動。
  今年開催された東京五輪にて女子ソフトボールが優勝し金メダルを獲得。
  日本代表の後藤希友選手が名古屋市出身だったことから、
  名古屋市庁に表敬訪問に訪れた際に、金メダルを河村市長に掛けたのだが、
  河村市長は金メダルを事前承諾無く噛むパフォーマンスを行った。
  この場面をテレビで見た視聴者からは、コロナ禍であることを鑑みず、
  アスリートへの敬意や称賛、コロナ感染予防への配慮も感じられない、
  あまりにも気持ち悪すぎる行為だと批判が殺到し、
  噛まれた金メダルはバイキンがついたとして「菌メダル」と呼ばれてしまう。
  これを受けた河村市長は謝罪することとなった。

  なお、メダルは製造欠陥が無い限りは無償交換はされず、
  「菌メダル」と揶揄された金メダルは交換対象とはならなかったのだが、
  後に国際オリンピック委員会(IOC)負担のもと、新たなメダルに交換された。


・オオタニサン
 …メジャーリーグ・ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手を指す。
  かつて高校野球時代から投手としても打者としても光るモノを持っており、
  当時から様々な賛否を受けながらもそれらを意に介さず、
  日本ハムファイターズ入団後も投手と打者の両方を続け、
  ついにはメジャーの世界でも前例のない「二刀流」を引っ提げて挑戦した。
  メジャー挑戦から数年は故障もあり二刀流の本領は発揮できていなかったが、
  4年目となった今年の大谷選手は開幕から投打に渡り大活躍を続け、
  打ってはシーズン終盤までホームラン王を争い、
  投げては先発で9勝を挙げるなど、様々な部門で記録を残し、
  ポストシーズン進出を逃しながらもア・リーグのMVPに満票で選出されるなど、
  「二刀流」の名に相応しい成績を挙げたのであった。
  先発登板した試合でゲームを作りながらも負けた際には、
  「ピッチャー大谷に唯一意見できるバッター、大谷」とまで言わしめた。
  今となっては大谷選手の二刀流に物申す人間はほぼおらず、
  「外野の雑音は結果をもって黙らせる」を地で行くのであった。

  「オオタニサン」の元ネタとしては、エンゼルス担当実況者が
  大谷選手がホームランを打った際に「ビッグフライ!オオタニサン!」
  叫んだことがきっかけとされる。



[8月]


・イベルメクチン
 …経口駆虫薬(いわゆる「虫下し」)の一種。商品名は「ストロメクトール」と呼ばれる。
  抗寄生虫薬・駆虫薬として利用されるマクロライド(16員環ラクトン)で、
  放線菌が生成するアベルメクチンの化学誘導体である。
  新型コロナウイルスに対する治療薬および予防薬として有益であるという説が
  反ワクチン派を中心にまことしやかに流れたこともあったが、
  治験において新型コロナウイルスへの有効な効果は無いという結果が出ており、
  そもそもが寄生虫の駆除薬であることからも、治療薬として承認されてはいない。


・モデルナアーム
 …新型コロナウイルスワクチンを接種した後に発症する症状。
  モデルナ(武田)製のワクチンを接種した際に出ることが多いとされる。
  症状としては腕のかゆみや痛み、腫れや熱感、赤みが1週間程度続く。
  免疫反応の一種であり、不快ではあるものの健康に害は無い。


・裏切りの紅蓮華
 …声優の鈴木達央さんが不倫をしたことに端を発する騒動。
  「紅蓮華」とはアニメ「鬼滅の刃」第1期のOP曲であり、
  これを歌うLiSAさんと鈴木さんは夫婦関係であることから、
  この話題が出たときの記事タイトルとして「裏切りの紅蓮華」と書かれるのであった。
  無駄に字ヅラが良い。


・Daigo氏炎上騒動
 …メンタリストのDaigo氏がYouTube発言で炎上した騒動。
  自身のYouTubeチャンネルにて「ホームレスに存在価値なんて無い」などといった
  発言を行い、どう聞いても優生思想以外の何物でもないとして批判が集中した。
  後にアルコールが入っていたことで口をついて出たとのことだが、
  自身の思想に対する意見を曲げてはおらず、現在も微妙にくすぶっている。



[9月]


・VTuber交通安全PR炎上騒動
 …千葉県松戸市のご当地VTuber「戸定梨香」を起用した、
  千葉県警の自転車の交通ルールに関するPR動画が削除された騒動。
  松戸市議と八王子市議が共同代表を務める「全国フェミニスト議員連盟」が、
  千葉県警、松戸警察署、松戸東警察署に対し抗議の文書を送付したことに端を発する。
  抗議文としては戸定さんの衣装などの外見が「性的対象物として描写している」として、
  警察がこのようなキャラクターを用いるのは許されないといった内容であった。
  これに対し、千葉県警はPR動画を削除する対応を取ることとなった。

  この一連の騒動については、
  「宇崎ちゃん献血ポスター騒動」や「ラブライブ西浦みかんPRパネル撤去騒動」
  などの騒動にてフェミニストたちの数々の横暴に業を煮やしていた人々が、
  今回もあらん限りの怒りを叩きつけるのであった。


・ラーメン評論家お断り騒動
 …アイドルグループ「AKB48」の派生ユニット「バイトAKB」の元メンバーで、
  ラーメン屋を経営する梅沢愛優香氏がTwitterに投稿したコメントに端を発する騒動。
  今年の9月に梅沢氏が自身のTwitterアカウントにて、
  「ラーメン評論家の入店お断りします」との投稿を行った。
  多くのラーメン評論家がセクハラや中傷、嫌がらせをしてきたことが理由とされる。
  その後、仮名(H氏)として指摘されていたフードジャーナリストのはんつ遠藤氏が
  自ら名乗り出てブログで反論を展開するのだが、
  その内容がいわゆる「おじさん構文」があふれんばかりに散りばめられ、
  見るからに痛々しいようなモノとなっていたことから、
  ネット上で思いっきりオモチャにされてしまうこととなった。
  ブログの内容が非常に香ばしかったことから梅沢氏への同情が優勢であったが、
  後に某センテンツスプリング…もとい、文春オンラインから産地偽装疑惑がブッ込まれる
  いわゆる「文春砲」が放たれ、こちらはこちらで微妙に炎上することとなった。
  

・っ…!男の人っていつもそうですね…!
 …小説および漫画「ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない」に登場する
  ヒロイン「藤野深月」が主人公「武村雄介」に対し言ったセリフ。
  深月がゾンビまみれの世界で自分と弟が生き残るために助けを求めた際、
  雄介に助ける代償として「抱かせろ」と要求され、
  激昂して言い放つ、というシチュエーションである。
  主人公のド直球のエロ要求とそれに抵抗するヒロインという構図が
  その後に待つエロ展開を想像しやすかったためか、
  Twitterなど様々な媒体の広告で「抱かせろ」「男の人って~」のページが頻繁に引用された。
  深月の三日月型の髪飾りを含め、非常に印象に残ることから、
  セリフやキャラを改変したコラ画像やコピペネタが大量生産されることとなった。
  コラネタは主に「ゾンビ漫画コラ」「抱かせろコラ」などと纏められている。



[10月]


・阿蘇山噴火
 …今年の10月に熊本県の阿蘇山が噴火。
  阿蘇山は活火山であり、過去から活発な活動を続けている。
  10月の噴火では火砕流を伴う危険なものだったため、
  噴火警戒レベルが3(入山規制)まで引き上げられることとなった。
  GPSによる観測で地下の「マグマ溜まり」にマグマが蓄積されている状態との報告があった。
  現在は小康状態となっていることから、噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)に下げられている。

  なお、裁判の傍聴などで知られるお笑い芸人の阿曽山大噴火さんとは混濁してはいけない。
  そもそも漢字が違う。


・エキノコックス
 …扁形動物門条虫綱真性条虫亜綱円葉目テニア科エキノコックス属に属する条虫の総称。
  主にキタキツネなどのイヌ科を宿主とする寄生虫である。
  ヒトに感染することもあり、エキノコックス症という感染症を引き起こす。
  上記の通りキタキツネが主な宿主としていることから、北海道で定着している寄生虫であるが、
  今年の2月頃から愛知県知多半島の野犬からエキノコックスの陽性反応が検出され、
  本州での定着を危惧されている。
  むやみやたらに野犬に触れたりしないよう注意喚起がなされている。


・高校生同人誌転売騒動
 …高校生が同人誌を転売したこと、およびその行為を主催者が称賛したことに関する騒動。
  事の発端は株式会社STOKEが2019年に立ち上げた、体験学習の一環として
  限られた元手から商売をやってみる「ハイスクールショーバイ!」という企画からであり、
  ここで高校生らが行った商売というのが「コミケ代行」というものであった。
  この時の体験談をWebメディア「cakes」にて挙げたのだが、
  そこでは購入した同人誌を元の値段より高く売っていたことが記載されており、
  しかもその行為を主催者側が美談として扱っていたことが明らかとなった。
  完全な転売行為を容認、称賛したものとして当該記事に批判が集中。
  大炎上に発展し、主催者側は記事の削除と謝罪をすることとなった。


・YouTuber浮気被害騒動
 …某YouTuberの交際相手の浮気が発覚したことに端を発する騒動。
  以下はものすごく当たり障りのないようにぼかしまくって書くが、
  顛末としては、YouTuberの交際相手(某アイドル)が某実業家と浮気していたことが
  実業家の交際相手からのタレコミにより発覚。
  そこで暴露されたのはあまりにも生々しい蜜月の関係であった。
  YouTuber側も当該のやり取りの中で名前が出たことで交際相手の浮気を知ることとなり、
  自身が浮気されていたとの配信を行うこととなった。
  その後も浮気をしていた実業家やアイドル側が誠実な対応を行わなかったとして、
  実業家の交際相手は次々に詳細を暴露していき、人物像の特定まで行われる始末となった。

  個人的にはかなりどうでもいい話ではあるが、先の「裏切りの紅蓮華」といい、
  内容はどうあれど、犯罪行為を行ったわけではないプライベートの話は、
  仕事に持ち込むのはちょっと次元が違う話なんじゃないかなーとは思っている。
  まあそれと同時に、不誠実を行ったことで様々なモノを失ったことについては、
  これぞまさに因果応報という感じだなあ…という感想である。


・スパロボ30
 …古今東西のロボットアニメ作品やそれに類する作品が一同に集う
  シミュレーションRPG「スーパーロボット大戦」シリーズの最新作にして、
  スパロボシリーズ30周年を記念したメモリアルタイトル
  「スーパーロボット大戦30(サーティ)」が2021年10月28日に発売された。
  これまでのスパロボシリーズの集大成とも言える内容であり、
  主人公機「ヒュッケバイン30」をはじめ、作中には数々の「30」をもとにしたネタが散りばめられ、
  男女の主人公にはスパロボ公式ラジオ「うますぎWAVE」のパーソナリティを務める
  杉田智和さんと相沢舞さんが起用されるなど、30周年を記念するに相応しい作品となっている。



[11月]


・温泉むすめ騒動
 …全国の温泉地の地域活性化プロジェクト「温泉むすめ」にて突如発生した騒動。
  温泉むすめプロジェクトは2016年にスタートし、2019年からは観光庁の後援も受けており、
  日本全国の温泉地を美少女擬人化したイラストと共に紹介している。
  れっきとした国を挙げての地域活性化プロジェクトであり、
  これまで特段何の問題も無く地元住民や旅行者から受け入れられていたのだが、
  今年の11月、突如として社会活動家の仁藤夢乃氏が温泉むすめのキャラに苦言を呈し、
  温泉むすめのビジュアルが性差別で性搾取であり、非常に不快かつ不適切と指摘した。
  その後も温泉むすめや温泉地に対しフェミニストを名乗る人々からの
  度を越した誹謗中傷や営業妨害が相次ぐこととなり、
  「宇崎ちゃん献血ポスター騒動」や「ラブライブ西浦みかんPRパネル撤去騒動」、
  「Vtuber戸定梨香交通安全PR動画削除騒動」などの騒動にて
  フェミニストたちの数々の横暴に業を煮やしていた人々の怒りは臨界突破し、
  大炎上に発展していくのであった。

  個人的には割とどうでもいい…というかこういった手合いについては、
  相手にする価値も無ければ時間ももったいないのでは?と思っている。
  だってああいうヒトらの行動理念って結局のところ、某RPGの某キャラのセリフ、

  「うるさい!私が気に入らないモノは全て悪だ!」

  を地で行ってるだけなんだもん。


・BIG BOSS
 …北海道日本ハムファイターズの監督(BIG BOSS)に就任した新庄剛志氏を指す。
  日本ハムの監督就任記者会見にて、いつも通り(?)の派手な出で立ちで現れ、
  開口一番「監督って呼ばないで、『BIG BOSS』でお願いします」や、
  「これからは顔を変えずにチームを変えます」
  「優勝なんかは一切目指しません!」など、随所で「新庄節」を炸裂。
  かつて阪神時代の監督であった故・野村克也氏をして「宇宙人」と言わしめた
  雰囲気そのままに破天荒な会見を送り、一瞬でメディアのココロを掴むのであった。

  ちなみに、上記の「優勝を目指さない」という発言の意図は、
  遠くの優勝ではなく目の前の1勝をしっかりと踏み続けていった結果、
  終盤に上位にいれば優勝が見えてくるから、そこで優勝という目標が定まるという、
  発言のキャッチーさからは思いもよらない真っ当なものである。


・SDGs
 …日本語で「持続可能な開発目標」を意味する言葉の頭文字を取ったワード。
  英語では「Sustainable Development Goals」となる。
  2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟国が2030年までの15年間で
  達成するために掲げた目標である。
  17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されている。

  上記の通り、2015年からSDGsの活動は始まっていたのだが、
  それから6年経った今年になって突如として至るところでこのSDGsが取り上げられた。
  「ブラックフライデー」といい、急に取り沙汰されると何らかの意図を感じるが気のせいだろうか。


・Twitter Pro
 …Twitterを商用で利用するユーザーおよび法人向けの新機能。
  通常のアカウントよりも詳細なプロフィール設定や広告機能などが利用できる。
  Proアカウントから通常の個人アカウントに戻すことも可能。
  これにすることで「Twitterのプロを名乗れる」とかいうネタにもされた。


・テスラ缶
 …奇跡を起こす缶。正規品はおよそ250万円。
  日本で製作されたモノは「大和缶」とも呼ばれている。
  これを持っていればありとあらゆる病気が治り、若返ることもできる。
  缶を開封してしまうと効果は失われてしまうという。

  …

  …とまあ、胡散臭さが満載なスピリチュアルグッズである。
  当然ながらテスラ缶についての科学的根拠は一切証明されていない。
  発明家ニコラ・テスラや企業のテスラ社とも全く関係はない。
  ある意味では漫画およびアニメ「テスラノート」に登場する奇跡を起こすアイテム
  「テスラの欠片」が一番近い存在かもしれない。



[12月]


・オミクロン株
 …新型コロナウイルスの変異株のひとつ。
  そもそもウイルスとは蛋白質の外殻と内部に遺伝子(DNA、RNA)を持つだけの
  単純な構造の微生物であり、生きた細胞の中でしか増殖できないため、
  他の生物を利用し自己を複製することでのみ増殖することができるのだが、
  複製の際に一定の確率でミスが生じ、RNAを構成する塩基配列が変わることがある。
  これがウイルスの「変異」と呼ばれる現象である。
  変異を繰り返すことで、より環境に適応したウイルスが生き残っていくのである。

  話は戻って、新型コロナウイルスにおける変異株として、
  これまで主に従来株と比べて感染力が高く重症化に至りやすい「デルタ株」が
  世界的に注視されていたが、今年の11月末に新たな変異株が南アフリカにて観測され、
  急速な感染拡大を見せたことから、WHOにより「オミクロン株」と命名され、
  デルタ株同様「注視すべき変異」と設定された。
  従来株やデルタ株と比べ、非常に多数の変異が確認されており、
  2度のワクチン接種を終えている人であっても再感染するリスクがあるとされる。
  オミクロン株の感染により重症化に至るケースは少ないとされるが、
  感染予防、感染防止に務めるに越したことは無い。


・外交的ボイコット
 …海外の祭典などに政府関係者の派遣を行わないこと。
  2022年に中国・北京にて開催予定の冬季オリンピックに対し、
  アメリカが政府関係者を派遣しないことを宣言した。
  アメリカの他にはイギリス、カナダ、オーストラリア、リトアニアなどが加わっている。
  中国が香港やウイグル自治区に対し行っているとされる人権問題が理由とされ、
  中国の女子プロテニス選手が元副首相から性的関係を迫られたと暴露した後に、
  突如として行方をくらまし音信不通となった問題が明かされたことも一因とされる。
  なお、ボイコットはあくまで政府関係者のみであり、選手の派遣は中止しない。
  日本側の対応としては慎重な姿勢が続いていたが、
  アメリカに続き政府関係者の派遣を見送る模様である。


・顔パンツ
 …マスクのことを指す。
  新型コロナウイルスの世界的な蔓延により、新たな生活様式を余儀なくされた結果、
  今となっては外出時にマスクを着用することが当たり前の習慣となっていった。
  マスク着用が当たり前の世の中になったことで、
  今後コロナ禍が終わったとしてもマスクを着用し続けたいと考える人が増加。
  「マスクを外して顔を人前にさらすのは人前で下着を脱ぐのと同じ」
  「マスクはもはや顔のパンツとなった」といったコメントも挙がるのであった。

  当然ながら、本当に顔にパンツを着けるとどこぞの変態仮面になるので注意。








な…なんとか今年も年内に更新できた…
この記事は毎年毎年31日に即席で作っているんですが、
毎度毎度いろいろと調べてしまうので、日付変更までに間に合うかどうか
いつもスピード勝負な感じになっちゃうんですよ。
そのため、常日頃から時間のある時に記事をちょくちょく作成して、
12月31日にはラクをしたいと思っているのです。

…いるのですが…
事前に作れたのは1/3くらいで、残りの2/3は結局31日に作ったんですけどね…
ピックアップした時に記事のベースを作っときゃいいだけなのに、結局できてないというね…
というのも、この記事を書くのは実はなかなかどうしていっつもしんどくて、
今となっちゃ今年の前半に起こった出来事なんてほとんど記憶に残っちゃいないし、
政治とか事件とかの話だとヘタなことは言えないというのもあって、
ある程度情報を集めてからじゃないとコメントを出せないので、
毎回毎回めっちゃ疲れるんですよ。

それでも、これは毎回言ってることでもありますが、
このスイープ・メモリィという記事はこのサイトが「個人ニュースサイト」であり、
私が今でも「個人ニュースサイト管理人」であると言い張ることができる
唯一の記事になっているので、どんなにしんどくて疲れようとも、
これだけは絶対に続けていきたいですね。



とにもかくにもこれにて2021年の更新ラストです。
それでは来年またお会いしましょう。
次の更新はとりあえずアレの予定です。アレ。







…え?6月のワードの並び方に作為的なモノを感じるって?

いやーそんなん特別な意図なんて無いですよ。気のせい気のせい。
偶々でしょ。タマタマ。

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第1595話「バズワード・メモリィ2021 Part3」

どうもルイナです。

毎年恒例、バズワード・メモリィのお時間です。

「ガジェット通信 アニメ流行語大賞2021」結果発表

つい先日、2021年新語・流行語大賞が発表されました。
それとともにネット・アニメの流行語大賞も合わせて発表されました。
そこで今年もやっぱりやります、流行語大賞に選ばれた言葉に
テキトーにコメントをつけていくのコーナー!
ある意味12月の恒例行事パート3!
本日はアニメ流行語のほうをやります。







・金賞:モルカー
 …アニメアニメ「PUI PUI モルカー」のこと。
  モルカーの「モル」とは動物の「モルモット」の略である。
  つまりモルカーとは「モルモットの車」を意味している。
  このアニメはいわゆる「人形(パペット)アニメ」の形態を取っており、
  アニメーションのクオリティが高く、モルカーたちも可愛い造形をしているが、
  登場する人間がやたらと強欲であり、舞台の治安がクッソ悪かった。
  その一方でモルカーたちは元がモルモットなためか勝手気ままに行動しており、
  見た目のほのぼのさからは思いもつかないカオスな世界観が醸し出されていた。
  放送前はさほど注目されてはいなかったのだが、1話が放送されると、
  そのあまりのカオスっぷりに着目する「大きなお友達」が急増し、
  人気が爆発的に上昇していくのであった。
  ある意味では「けものフレンズ」が流行った時の感覚に近い気がする。


・金賞:マフティー構文
 …劇場アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の予告PVにて使用される一連のセリフ。
  反政府組織「マフティー・ナビーユ・エリン」のメンバー
  「ガウマン・ノビル」のセリフ「やってみせろよ、マフティー!」
  マフティーを名乗る主人公「ハサウェイ・ノア」のセリフ「なんとでもなるはずだ!」
  地球連邦軍所属のパイロット「レーン・エイム」のセリフ「ガンダムだと!?」
  3つのセリフの後に主題歌「閃光」が流れるのが基本構造となる。
  何かを決意した時や拒む時などに突然ガウマンが乱入し一連の流れに繋がっていくのだが、
  とりあえずガウマンを出しさえすれば構文が成立するため、極めて高い汎用性を誇る。
  そういう意味では「やってみせろよ、マフティー!」がマフティー構文の主軸と言える。

  ちなみに、マフティー構文には元ネタが存在し、
  「アイドルマスター シャイニーカラーズ」のアイドル「黛冬優子(まゆずみ ふゆこ)」を使って
  「VC-3000のど飴のテーマ」(CMのアレ)を改変する「冬優子これ舐めて構文」という
  やや下ネタめいたネタが大元とされ、
  ここにハサウェイが乱入してくるのがマフティー構文の発祥と言われている。


・銀賞:ひよってるやついる?
 …漫画およびアニメ「東京卍リベンジャーズ」に登場する
  不良グループ「東京卍會」の総長「マイキー(佐野万次郎)」のセリフ。
  敵対グループ「愛美愛主(メビウス)」と対決することを決意するとき、
  仲間を煽る際に用いられた。
  「ひよる」は「日和見をする」というのが元々の意味となるが、
  ここでは「ビビッてる」という意味で使われている。


・銀賞:うまぴょい
 …アニメおよびゲーム「ウマ娘 プリティダービー」で流れる
  電波イメージソング「うまぴょい伝説」を指す。
  ゲームシナリオ最終レース「URAファイナルズ決勝」に勝利した際に、
  ムービーとともに流れるハチャメチャに楽しい楽曲である。
  ウマ娘化されたキャラは全員歌うことになるため、中の人に対する「課題曲」とも言われている。
  その歌詞およびメロディはまさに電波の一言でカタが付くレベルのはっちゃけっぷりである。
  ちなみに、作詞・作曲者へのインタビューでは、この曲の作成時に、
  電波ソングとオーダーされるも「電波具合が足りない」とダメ出しされた結果、
  「ワインを空けて泥酔しパンツ一丁で踊りながら作った」という伝説がある。
  歌詞の中には「うまぴょい」をはじめ「うまだっち」「うまぽい」など、
  様々な謎の電波言語が散りばめられている。
  一度聞けば耳に残って離れない、インパクト抜群の歌である。


・銅賞:連邦に反省を促すダンス
 …劇場アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」に登場する
  反政府組織「マフティー・ナビーユ・エリン」のメンバーを騙ったハイジャッカーと、
  海外のダンス動画「The Pumpkin Dance」を合わせたネットミーム。
  「The Pumpkin Dance」のダンサーは文字通りかぼちゃマスクをかぶっているのだが、
  「閃光のハサウェイ」のハイジャッカーもかぼちゃマスクをかぶっていたため、
  奇跡的な悪魔合体動画となり、世界中で流行することとなった。


・スナァ
 …漫画およびアニメ「吸血鬼すぐ死ぬ」の主人公「ドラルク」が死ぬ時の効果音。
  死んだ時にチリとなり砂の山となるため「スナァ」となる。
  事あるごとにすぐ死んでしまうドラルクを一言で表す言葉(?)である。


・うまい!
 …漫画およびアニメ「鬼滅の刃」のキャラ「煉獄杏寿郎」が駅弁を食べている時のセリフ。
  傍に来た主人公「竈門炭治郎」が呼びかけても全く応えず、
  「うまい!」と連呼しながら一心不乱に食べ続けるという、
  色々な意味で心配になってくるギャグシーンである。


・さらば、全てのエヴァンゲリオン
 …劇場アニメ「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のビジュアルポスターに
  記載されているキャッチコピー。
  これまでTVアニメ、漫画、旧劇場版、新劇場版など様々な展開を見せていた
  エヴァの「最後」を飾る作品であることを強調したキャッチコピーである。


・ウマ娘
 …アニメやゲーム、漫画などのメディアミックスプロジェクト。
  正式名称は「ウマ娘 プリティーダービー」
  また、その作中に登場する競走馬モチーフのキャラクターを指す。
  某軍艦ゲームなどと同じく、実在の競走馬を美少女擬人化した作品である。
  牡馬(オス)の競走馬も騙馬(せんば:去勢した馬)も例外なく、
  ウマ娘では女性キャラクターとなっている。
  アニメの第1期が2018年春クールにて放送され、
  その年の冬にゲームがリリースされる予定だったが「クオリティ向上」のためリリースが延期。
  以降は長らく事前登録受付中のまま月日が経過していき、
  受付開始から1年経った際には「事前登録開始1周年記念」などと
  ネタにされたこともあったが、2021年2月についにリリースされた。
  2年以上も待たされた甲斐があってか、
  様々な要素で非常にクオリティの高い育成ゲームとして君臨し、
  まさに飛ぶ鳥を落とすが如き高い評価と売上を獲得するのであった。

  ゲームの内容としてはウマ娘をトレーニングしてレースに出走させ、
  勝利を目指すという育成シミュレーションの形式を取っている。
  パラメータのシステムは「パワプロ」のサクセスモードに近い。


・えいえいむん!
 …アニメおよびゲーム「ウマ娘 プリティダービー」に登場する
  ウマ娘「マチカネタンホイザ」のセリフ。
  ゲームでの期間限定イベント「Brand New Friend」において
  メインキャラとして抜擢された際に、
  ミッション画面にて「クリアするぞ~。えい、えい、むん!」と気合を入れていた。
  これが非常に可愛らしい掛け声であり、
  一般的に用いられる「おー!」ではなく「むん!」となっている珍しさも相まって、
  トレーナー(プレイヤー)の心は瞬く間に鷲掴みにされるのであった。


・パクパクですわ
 …アニメおよびゲーム「ウマ娘 プリティダービー」に登場する
  ウマ娘「メジロマックイーン」が言いそうなセリフ。
  「言いそうな」と表現したのは、実はこのセリフ、メジロマックイーン自身は
  アニメでもゲームでも一度も発言したことが無いセリフだからである。
  ウマ娘におけるメジロマックイーンは「メジロ家のお嬢様」という設定で、
  いわゆる「お嬢様言葉」を多用するキャラクターとなっており、
  「~ですわ」というセリフそのものはよく使っている。
  また、スイーツが大好きで減量に苦心するという一面も持っている。

  で、この「パクパクですわ」といういかにもマックイーンのセリフっぽい言葉だが、
  元ネタは関西で展開するスーパーマーケット「スーパー万代」における
  店内POPに書かれていたメッセージに由来する。
  「チョコが一番ですわ」「ワッフルといえばコレですわ」「これだけあれば勝ちですわ」
  「何をどうしても美味いに決まってますわ」「毎夜コレですわ」
  などがPOPに記載されており、その中に「パクパクですわ」も採用されていた。
  要するにこれらの言葉は関西弁である。


・ゴルシちゃん
 …アニメおよびゲーム「ウマ娘 プリティダービー」に登場するウマ娘、
  およびそのモチーフとなった実在の競走馬「ゴールドシップ」の愛称。
  なお、ウマ娘では他に「ゴールドシチー」という競走馬も実装されており、
  こちらも略すと「ゴルシ」となってしまうが、
  基本的にゴルシといえばゴールドシップを指す。
  ウマ娘のゴールドシップは元馬の芦毛からくる美しい銀色の長髪、
  長身で涼し気なルックス、出るところは出て引き締まるところは引き締まる
  グンバツのプロポーションを誇る、見た目だけなら非常に素晴らしい美人である。

  …見た目だけなら。

  ウマ娘のゴールドシップがゴルシたる所以、それは、
  「破天荒」という言葉にすら到底収まりきらないハジケっぷりにある。
  アニメでは奇行こそ多種多岐に渡るもののマイペースなウマ娘という感じだったが、
  ゲームがリリースされ、ゴルシの育成シナリオが世に出ると、
  そのあまりにもブッ飛んだ内容に目が点になるトレーナー(プレイヤー)が続出。
  突飛すぎる言動は「ウマ娘の世界にボボボーボ・ボーボボが異世界転生した」
  とまで言わしめるほどであった。

  …とまあ凄まじいまでのフリーダムっぷりを誇るゴルシであるが、
  こんなキャラクターになった要因として、
  史実の競走馬のゴルシもとんでもなくブッ飛んだ行動を繰り返していた馬であり、
  「気性難」という言葉にすら到底収まりきらないハジケっぷりにあった。
  ゴルシの血統はいわゆるステマ配合(父ステイゴールド、母父メジロックイーン)で、
  現役時代に壮健だった父親から丈夫かつ頑健な肉体を受け継ぐと同時に、
  あふれんばかりのはっちゃけ気性も受け継いでしまったのである。
  ゴルシは調教だろうとレースだろうとやる気にならなければテコでも動かない、
  凄まじいまでの気分屋であり、現役中に常に舐めプしていた説すらあった。
  そんなゴルシが打ち立てた伝説は枚挙に暇がなく、
  中でも有名なのは3連覇がかかり圧倒的な1番人気で迎えた2015年宝塚記念で
  やらかしてしまったうまだっち(通称「120億円紙クズ事件」)であろう。
  とはいえ、そんなやらかしをしてしまっても「ゴルシだし仕方ない」という
  一言で片付けられていたあたり、それだけ色んな意味で愛された競走馬だった。
  現在は種牡馬として暮らしているが、非常にテクニシャンで鳴らしており、
  通常7割程度の繁殖牝馬の受胎率がほぼ100%を誇っているという、
  種牡馬としても伝説を残しているとんでもない馬である。


・オニャンコポン
 …漫画およびアニメ「進撃の巨人」に登場するキャラ「オニャンコポン」を指す。
  原作終盤のマーレ編から登場するキャラクターであり、主に飛行船の操縦士を務める。
  名前の響きがやたらと可愛らしいモノとなっているが、ちゃんとした元ネタがある。
  「オニャンコポン」とは西アフリカのガーナを中心に住むアシャンティ人の神話における
  創造神であり、その名は「偉大なる者」を意味する。
  日本神話で言えば「天照大神」クラスの至高の存在である。


・見える子ちゃん
 …漫画およびアニメ「見える子ちゃん」そのもの、またその主人公「四谷みこ」のこと。
  この作品のあらすじを端的に言うと、
  「ヤバいモノが見えるようになったJKが全力で見えないフリをする話」である。
  可愛いJKとヤバいヤツらのグロさが同居した作品である。


・今のはメラゾーマではない、メラだ。
 …漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」における、もはや説明する必要もなさそうな名ゼリフ。
  一応解説すると、ラスボスである大魔王バーンが超威力の「メラ」を放った際のセリフである。
  原作漫画の有名シーンの1つであり、アニメにおいても完全に再現されていた。
  そして大魔王が放つ「メラゾーマ」はその超強力な威力と美しい姿から、
  「カイザーフェニックス」と名付けられている。


・SSR鉄平
 …アニメ「ひぐらしのなく頃に 業」およびその続編「卒」に登場するキャラ「北条鉄平」を指す。
  鉄平自体は元々の原作「ひぐらしのなく頃に」から登場しており、
  メインキャラ「北条沙都子」を虐待するなど、徹底した悪人として描かれていた。
  ところが、2020年秋クールから放送された新作「業」の終盤では、
  沙都子に対して優しく接し、沙都子を守るために奔走するなど、
  元々の鉄平からはかけ離れた正反対の言動を続けていたため、
  原作の展開を知るファンほど度肝を抜かれる衝撃の展開となるのであった。


・ワシを信じて
 …ノベルゲームおよびアニメ「ひぐらしのなく頃に」に登場するキャラ「北条鉄平」が
  言った…ような気がするセリフ。

  …もちろんこんなセリフを言ったことは無く、二次創作的に生まれたネタである。
  メインキャラ「北条沙都子」を虐待するなど、徹底した悪人として描かれていた鉄平だが、
  「祟殺し編」においては、沙都子を救おうとするメインキャラ「前原圭一」に
  金属バットで撲殺されることになるのだが、原作プレイヤーおよびアニメ視聴者からは、
  「鉄平はチンピラとして鳴らし喧嘩慣れしているはずなのに、
   たかが中学生の圭一になぜ抵抗できずボコられたのか?」という謎が提起された。
  そしてその回答として、上記の鉄平は、
  「圭一を正気に戻すため、あえて抵抗をしなかった」という解釈が爆誕。
  「鬼隠し編」におけるメインキャラ「竜宮レナ」の「私を信じて…」というセリフから、
  「ワシを信じて…」というネタに昇華していくのであった。


・グソクムシーwwwwwグソクムシーwwwwwグッソクソクソクwwwwwグッソクッムシーwwwww
 …アニメ「ラブライブ!スーパースター!!」に登場するスクールアイドルグループ
  「Liella!(リエラ)」のメンバー「平安名(へあんな)すみれ」が歌う謎ソング。
  グソクムシのコスプレ(?)をしながら歌が流れたり、
  巫女服にハチマキに蝋燭という祈祷師スタイルで歌う姿は、
  あまりにも強烈すぎるインパクトを誇り、一瞬で弾幕が形成されるのであった。


・パウロ株
 …ライトノベルおよびアニメ「無職転生~異世界行ったら本気だす~」に登場する
  主人公「ルーデウス・グレイラット(ルディ)」の父親「パウロ・グレイラット」を指す。
  ここで言う「株」とは「人としての評価」の意味であり、ウイルス方面の意味ではない。
  暗黒大陸から帰還したルディは父パウロと久々に再会を果たすのだが、
  この時のパウロは父親の威厳を感じさせないくらい呑んだくれてやつれており、
  ルディの旅路についても辛辣に当たるのであった。
  そんなクソ父親ムーブをキメたパウロに対し、原作者がTwitterにて、
  「パウロ株はこれから上がることないだろうし、もう全部売っちゃうか……」
  「ここは勇気の損切りや……」
  などとツイートしたのが「パウロ株」の発祥とされる。


・悪行ポイントが加算されます。
 …ライトノベルおよびアニメ「戦闘員、派遣します!」に登場する
  秘密結社「キサラギ」に所属する者が個別に所有するポイントシステム。
  ポイントが付与される際に「悪行ポイントが加算されます。」という音声が流れる。
  作中では主に主人公「戦闘員六号」がセクハラなどの悪事を働いた際に加算されていた。


・ぐんまパワー
 …アニメ「ぐんまちゃん」の主人公「ぐんまちゃん」が発する謎のチカラ。
  癒やしの力とされており、みんなが怒ったり困ったりしている時に笑顔にする力である。
  ちなみに、「ぐんま」とは日本の群馬県…のことではなく、
  「どこかにある不思議な架空の世界」らしい。







今年はノミネートワード全部にコメントしています。そこまで数も多くなかったですし。

今年は個人的に好きなワードというのは特にありませんが、
「マフティー構文」の「やってみせろよ、マフティー!」は汎用性が高くて(・∀・)イイ!!ですね。
あと、「グソクムシ」は一度聞いたら忘れられない。



次回、「バズワード・メモリィ2021 Part4」に続く。

テーマ : アニメ - ジャンル : アニメ・コミック

第1594話「バズワード・メモリィ2021 Part2」

どうもルイナです。

毎年恒例、バズワード・メモリィのお時間です。

ガジェット通信 ネット流行語大賞2021」結果発表

つい先日、2021年新語・流行語大賞が発表されました。
それとともにネット・アニメの流行語大賞も合わせて発表されました。
そこで今年もやっぱりやります、流行語大賞に選ばれた言葉に
テキトーにコメントをつけていくのコーナー!
ある意味12月の恒例行事パート2!







・金賞:ウマ娘
 …アニメやゲーム、漫画などのメディアミックスプロジェクト。
  正式名称は「ウマ娘 プリティーダービー」
  また、その作中に登場する競走馬モチーフのキャラクターを指す。
  某軍艦ゲームなどと同じく、実在の競走馬を美少女擬人化した作品である。
  牡馬(オス)の競走馬も騙馬(せんば:去勢した馬)も例外なく、
  ウマ娘では女性キャラクターとなっている。

  アニメの第1期が2018年春クールにて放送され、
  その年の冬にゲームがリリースされる予定だったが、
  「クオリティ向上」のためリリースが延期。
  以降は長らく事前登録受付中のまま月日が経過していき、
  受付開始から1年経った際には「事前登録開始1周年記念」などと
  ネタにされたこともあったが、2021年2月についにリリースされた。
  2年以上も待たされた甲斐があってか、
  様々な要素で非常にクオリティの高い育成ゲームとして君臨し、
  まさに飛ぶ鳥を落とすが如き高い評価と売上を獲得するのであった。


・銀賞:男の人っていつもそうですね…!私たちのことなんだと思ってるんですか!?
 …小説および漫画「ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない」に登場する
  ヒロイン「藤野深月」が主人公「武村雄介」に言ったセリフ。
  深月がゾンビまみれの世界で自分と弟が生き残るために助けを求めた際、
  雄介に助ける代償として「抱かせろ」と要求され、
  激昂して言い放つ、というシチュエーションである。
  主人公のド直球のエロ要求とそれに抵抗するヒロインという構図が
  その後に待つエロ展開をあまりにも想像しやすかったためか、
  Twitterなど様々な媒体の広告で「抱かせろ」「男の人って~」のページが
  頻繁に引用され、見た人の印象に強く残るのであった。


・銅賞:立憲共産党
 …2021年10月に行われた衆議院議員総選挙にて、
  「野党共闘」を合言葉に日本共産党などと政策協定を締結した立憲民主党に対し、
  自由民主党の麻生太郎副総裁をはじめとした政治家が発言した批判。
  「『立憲』民主党」と「日本『共産』党」を合わせた造語であり、
  実際に立憲共産党という政党があるわけではない。
  立民側は当然の対応としてこの立憲共産党発言に対し不快感を示したが、
  立民と共産の「距離の近さ」を如実に表した言葉と捉えられ、
  立民と共産は衆院選の獲得議席を減らす結果となったのであった。


・うっせぇわ
 …Adoさんの楽曲。
  元々ボーカロイドの「歌ってみた」などで歌い手として活動していたが、
  2020年10月にメジャーデビューし、ファーストシングルとして発表された。
  テンポが良く耳に残りやすいメロディであることから順調に再生数を伸ばし、
  そのミュージックビデオはYouTubeでの再生回数が1ヶ月で500万回を越え、
  今年の3月には1億回を突破、ストリーミング再生も1億回を突破するなど、
  幅広い世代に大ヒットを巻き起こしたのであった。
  タイトルからも類推できるように、歌詞は数々の指摘、意見に対する
  不満、カウンターを表現したものとなっており、物議を醸すこともあった。


・ワクワクチンチン
 …ワクチンを2回接種した状態を指す言葉(?)。
  ワク×2とチン×2だから「ワクワクチンチン」となる。
  要は下ネタじみたネタワードである。

  …真面目な話をすると、ワクチンは1回の接種では十分な予防効果には至らず、
  経時によって感染防止効果が減衰していくことから、
  2回接種することで十分な効果を得ることが推奨されている。


・親ガチャ
 …インターネットスラングの1つ。
  かつては「親が自室のドアをガチャッと開ける」という意味で用いられ、
  自家発電(オブラート表現)にいそしむ子供と鉢合わせして
  お互い気まずくなる状況を指していたが、
  昨今ではソシャゲなどでよくある「ガチャ」になぞらえて、
  「子供は親を選ぶことができない」「子供にとって家庭環境は運に左右される」
  などといった意味合いで用いられることが多くなっている。
  裕福な家庭に生まれたことが親ガチャにおける「当たり」とされ、
  貧困な家庭や、いわゆる「毒親」に振り回される環境が「はずれ」とされ、
  「親次第で自分の人生が大きく変わる」ことへの揶揄としての意図が大きい。
  逆に「生まれてくる子供がどんな子供になるかはわからない」という意味で、
  「子ガチャ」と表現する場合もある。


・マリトッツォ
 …パンにクリームをあふれんばかりに大量に挟んだデザート。
  イタリア語(Maritozzo)である通り、イタリア発祥の伝統的な菓子である。
  マリトッツォの起源を辿ると古代ローマにまで遡るとされている。
  日本では2020年夏頃に新型コロナウイルスの影響により発生した
  パンの売れ残りの解消と客の昼間帯の密状態の分散を目的に、
  おやつとして売り出され、その割とインパクト大な見た目から、
  インスタ映えしたことで注目を浴びるのであった。


・ねンだわ
 …インターネットスラングの1つ。
  用いられるパターンとしては「金ねンだわ」が多い。
  元ネタだが、秋篠宮文仁親王の第1女子、眞子内親王(当時)の
  婚約者である小室圭氏のあれやこれやをメディアが騒ぎ立てていた折、
  2018年頃に結婚が延期になった際に、「小室家に借金がある」と報道され、
  主に某なんJ民がこの情報をもとに小室氏をオモチャ扱いし、
  ネタコピペを生産(捏造?)していく最中に生み出した架空の発言である。
  当然ながら、当の小室氏がこんな発言をしたことは無い。
  結婚し皇室から離れたとはいえ、皇室が相手なだけに、
  不敬罪に問われてもおかしくないレベルの不謹慎ネタなのでご利用は計画的に。


・菌メダル
 …河村たかし名古屋市長が金メダルを噛んだ騒動。
  今年開催された東京五輪にて女子ソフトボールが優勝し金メダルを獲得。
  日本代表の後藤希友選手が名古屋市出身だったことから、
  名古屋市庁に表敬訪問に訪れた際に、金メダルを河村市長に掛けたのだが、
  河村市長は金メダルを事前承諾無く噛むパフォーマンスを行った。
  この場面をテレビで見た視聴者からは、コロナ禍であることを鑑みず、
  アスリートへの敬意や称賛、コロナ感染予防への配慮も感じられない、
  あまりにも気持ち悪すぎる行為だと批判が殺到し、
  噛まれた金メダルはバイキンがついたとして「菌メダル」と呼ばれてしまう。
  これを受けた河村市長は謝罪することとなった。

  なお、メダルは製造欠陥が無い限りは無償交換はされず、
  「菌メダル」と揶揄された金メダルは交換対象とはならなかったのだが、
  後に国際オリンピック委員会(IOC)負担のもと、新たなメダルに交換された。


・おぼろげながら浮かんできたんです。46という数字が。
 …小泉進次郎環境大臣(当時)の発言。
  今年の4月22日にアメリカ主催の国際首脳会議「気候変動サミット」にて、
  菅義偉内閣総理大臣(当時)が2030年度の温室効果ガス削減目標を、
  それまでの「2013年度比26%減」から「同46%減」に大幅に引き上げる方針を表明した。
  削減目標を倍近く引き上げるにはかなりの困難が伴うと考えられるため、
  「46%」の数字について責任を背負う立場である環境大臣として、
  小泉氏がインタビューを受けた際に発言したものである。
  小泉氏の意図としては、1%や0.5%の細かい削減要素を必死に積み立てていき、
  その結果として達成できるかもしれない高い目標の輪郭として
  「46%」という数字が「おぼろげながら」見えてきたという趣旨であったが、
  その発言意図は例によってメディアでは報道されることはなく、
  「思いつきで頭に浮かんだ数字を目標に設定した」という意味と誤解され、
  「小泉進次郎構文」などと同様に謂れのない揶揄を受けるのであった。

  余談だが、小泉氏の発言を聞いて「おぼろげながら浮かんだ」理由を探る人もおり、
  「進次郎」の「じ(4)ろう(6)」から来た説や、
  アイドルグループ「乃木坂46」から来た「小泉進次郎アイドルオタ説」などが囁かれた。


・無免許当て逃げ都議
 …東京都議会議員の木下富美子都議(当時)を指す。
  木下氏は今年の7月に実施された東京都議会議員選挙期間中に
  無免許運転を行ったうえ当て逃げ事故を起こして書類送検され、
  道路交通法違反で在宅起訴されていたことが都議選当選翌日に発覚。
  免停期間中に無免許運転を繰り返していたことも芋づる式に明らかになり、
  都議会から議員辞職勧告を受けたものの、体調不良を理由に欠席を続けていた。
  その後、11月に体調復帰したとして登庁した際には、
  胸元の開いた赤のワンピースという派手な格好で現れ、
  「鋼のメンタルの持ち主」などと揶揄されたが、
  小池百合子東京都知事との話し合いもあり、結局は議員辞職することとなった。


・捕まってないだけの詐欺師
 …お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんを指す。
  バラエティ番組「華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!」にて、
  西野さんがゲストとして登場し、自らのビジネス手腕について講義した際に、
  千鳥の大吾さんが「捕まってないだけの詐欺師やと思ってる」と言い放った。
  西野さんは傍目にはオンラインサロンを経営し、
  自らがプロデュースした絵本および映画「えんとつ町のプペル」をヒットさせ、
  その制作費用としてクラウドファンディングで1億円以上を調達するなど、
  ビジネスマンとして成功していると言える人物であるが、
  基本的に自己資金を出さずに上記のクラウドファンディングや
  オンラインサロンでの寄付に頼っていたり、
  「西野が貴方を意識する権利」「西野を休ませる権利」などといった
  謎の権利を決して安くはない金額で販売したり、
  「1文字5円掛かるSNS」をわざわざ設定しマージンを総取りするなど、
  随所に「金の亡者」っぷりを想起させる展開を広げていることから、
  大吾さんのツッコミが「あまりにも的確に表した言葉」として浸透するのであった。


・変異株
 …ウイルスが変異したもの。
  ここでは特に「デルタ(δ)株」や「オミクロン(ο)株」と呼ばれる、
  新型コロナウイルスの変異株を指す。
  そもそもウイルスとは蛋白質の外殻と内部に遺伝子(DNA、RNA)を持つだけの
  単純な構造の微生物であり、生きた細胞の中でしか増殖できないため、
  他の生物を利用し自己を複製することでのみ増殖することができるのだが、
  複製の際に一定の確率でミスが生じ、RNAを構成する塩基配列が変わることがある。
  これがウイルスの「変異」と呼ばれる現象である。
  変異を繰り返すことで、より環境に適応したウイルスが生き残っていくのである。

  話は戻って、新型コロナウイルスにおける変異株として、
  主に「デルタ株」と「オミクロン株」が世界的に注視されている。
  デルタ株は2020年10月頃にインドで確認され、
  従来株と比べ感染力が高く、重症化に至りやすいとされる。
  今年の5月にWHOが「注視すべき変異」として設定したが、
  全世界に広がっていった結果、現在はほぼデルタ株に置き換わっている。
  オミクロン株は今年の11月末に南アフリカにて観測され、
  急速な感染拡大を見せたことから、デルタ株同様「注視すべき変異」と設定された。
  従来株やデルタ株と比べ、非常に多数の変異が確認されており、
  2度のワクチン接種を終えている人であっても再感染するリスクがあるとされる。


・反ワク
 …「反ワクチン」の略。
  主に新型コロナウイルスのワクチン接種に反対、忌避する活動家を指す。
  ワクチン接種を止めろと発言して回るのみならず、
  「ワクチンが入った冷蔵庫のプラグを抜こう」とSNSで呼びかけるなどを行っている。
  ワクチン接種により副作用の発生や人体への悪影響を声高に叫ぶが、
  その行動や思想に科学的根拠は無く、ただの迷惑行為である。


・ピクトグラム
 …形状を用いてその意味や概念を視覚的に理解させる記号。
  「ピクトグラフ」とも呼ばれるが、こちらは「書くための機器」を指す。
  一般的には「非常口」や「車椅子」、「男女トイレ」などが浸透している。
  オリンピック競技を示す記号にもピクトグラムが用いられているが、
  今年の東京五輪の開会式にて、開催競技50種目の全てを
  パントマイムで表現するパフォーマンスが行われ、世界中で話題となった。


・SDGs
 …日本語で「持続可能な開発目標」を意味する言葉の頭文字を取ったワード。
  英語では「Sustainable Development Goals」となる。
  SDGsは2015年9月の国連サミットで採択され、
  国連加盟国が2030年までの15年間で達成するために掲げた目標であり、
  17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されている。


・ビッグボス新庄
 …北海道日本ハムファイターズの監督(BIG BOSS)に就任した新庄剛志氏を指す。
  日本ハムの監督就任記者会見にて、いつも通り(?)の派手な出で立ちで現れ、
  開口一番「監督って呼ばないで、『BIG BOSS』でお願いします」や、
  「これからは顔を変えずにチームを変えます」
  「優勝なんかは一切目指しません!」など、随所で「新庄節」を炸裂。
  かつて阪神時代の監督であった故・野村克也氏をして「宇宙人」と言わしめた
  雰囲気そのままに破天荒な会見を送り、一瞬でメディアのココロを掴むのであった。

  ちなみに、上記の「優勝を目指さない」という発言の意図は、
  遠くの優勝ではなく目の前の1勝をしっかりと踏み続けていった結果、
  終盤に上位にいれば優勝が見えてくるから、そこで優勝という目標が定まるという、
  発言のキャッチーさからは思いもよらない真っ当なものである。







…というわけで、今年も内容的に重複するものを除いて、
ほとんどのノミネートワードにコメントをつけました。

毎年言ってますが、政治ネタや時事ネタは疲れますね。
ネタワードならともかく、普通の言葉だと調べるのが思ったよりも大変なんですよね。
まあ後から自分で見て(・∀・)ニヤニヤするためにも手は抜きたくないところでもありますが。


というわけで、次回はアニメ流行語になります。



次回、「バズワード・メモリィ2021 Part3」に続く。

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第1593話「バズワード・メモリィ2021 Part1」

どうもルイナです。

毎年恒例、バズワード・メモリィのお時間です。
今年もいつも通り新語・流行語大賞が発表されております。
そこでほとんどサイト更新をやらなくなってしまった今であっても、
なぜかこれだけは毎年懲りずにやっております、
流行語大賞に選ばれた言葉にテキトーにコメントをつけていくコーナー!
ウチのサイトの12月恒例行事!ネタに困らないという意味でも(・∀・)イイ!!
…更新してないのにネタに困るもクソも無いんだけど…

というわけで、「流行語大賞自体が時代にそぐわない」という真理からは
全力で目を逸らしつつ、いつもの解説芸のコーナーをどうぞ。



・リアル二刀流/ショータイム
 …今年の流行語大賞はメジャーリーグ・ロサンゼルス・エンゼルスの
  大谷翔平選手が打ち立てた偉業から。
  かつて高校野球時代から投手としても打者としても光るモノを持っており、
  当時から様々な賛否を受けながらもそれらを意に介さず、
  日本ハムファイターズ入団後も投手と打者の両方を続け、
  ついにはメジャーの世界でも前例のない「二刀流」を引っ提げて挑戦した。
  メジャー挑戦から数年は故障もあり二刀流の本領は発揮できていなかったが、
  4年目となった今年の大谷選手は開幕から投打に渡り大活躍を続け、
  打ってはシーズン終盤までホームラン王を争い、
  投げては先発で9勝を挙げるなど、様々な部門で記録を残し、
  ポストシーズン進出を逃しながらもア・リーグのMVPに満票で選出されるなど、
  「二刀流」の名に相応しい成績を挙げたのであった。
  大谷選手が活躍する姿は名前の「SHOHEI」から「SHO-TIME」と呼ばれ、
  先発登板した試合でゲームを作りながらも負けた際には、
  「ピッチャー大谷に唯一意見できるバッター、大谷」とまで言わしめた。
  今となっては大谷選手の二刀流に物申す人間はほぼおらず、
  「外野の雑音は結果をもって黙らせる」を地で行くのであった。

  なお、ショータイムだからといって、お歌のお姉さんとは何の関係もない。


・うっせぇわ
 …Adoさんの楽曲。
  元々ボーカロイドの「歌ってみた」などで歌い手として活動していたが、
  2020年10月にメジャーデビューし、ファーストシングルとして発表された。
  そのミュージックビデオはYouTubeでの再生回数が1ヶ月で500万回を越え、
  今年の3月には1億回を突破、ストリーミング再生も1億回を突破するなど、
  幅広い世代に大ヒットを巻き起こしたのであった。
  タイトルからも類推できるように、歌詞は数々の指摘、意見に対する
  不満、カウンターを表現したものとなっており、物議を醸すこともあった。


・親ガチャ
 …インターネットスラングの1つ。
  かつては「親が自室のドアをガチャッと開ける」という意味で用いられ、
  自家発電(オブラート表現)にいそしむ子供と鉢合わせして
  お互い気まずくなる状況を指していたが、
  昨今ではソシャゲなどでよくある「ガチャ」になぞらえて、
  「子供は親を選ぶことができない」「子供にとって家庭環境は運に左右される」
  などといった意味合いで用いられることが多くなっている。
  裕福な家庭に生まれたことが親ガチャにおける「当たり」とされ、
  貧困な家庭や、いわゆる「毒親」に振り回される環境が「はずれ」とされる。

  逆に「生まれてくる子供がどんな子供になるかはわからない」という意味で、
  「子ガチャ」と表現する場合もある。


・ゴン攻め/ビッタビタ
 …プロスケートボーダー瀬尻稜選手が発言した言葉。
  今年の東京オリンピックで新種目となったスケートボード・ストリート競技で
  解説者として起用された際にこの手の若者言葉めいた発言を連発し、
  アナウンサーに意味を聞かれるシーンが多くあった。
  ちなみに「ゴン攻め」とは「トライを恐れる場面をガンガン攻める」という意味、
  「ビッタビタ」とは「寸分違わず繊細に決める」という意味とのこと。
  スケートボード自体が新しい競技であり若者向けのものであることに加え、
  これらのいわゆる「若者目線での解説」が好評を博し、
  オリンピックでのスケートボードの注目度も上がっていったのであった。


・ジェンダー平等
 …ジェンダー(社会的性差)に関わらず全ての人が平等であることを指す。
  古くから「男女平等」と呼ばれていたモノである。
  男女不平等の例としては過去から雇用、教育、医療面など、
  様々な部分に現れており、これらを無くしていくことを目標としている。
  ここ最近よく取り沙汰される「SDGs(持続可能な開発目標)」の
  17の目標の一つにも「ジェンダーの平等」が掲げられている。


・人流
 …毎度おなじみ流行語大賞政治枠。
  書いて字の如く、人の流れを指す。「じんりゅう」と読む。
  もう少し具体的に言うと、「人の移動を伴う一連の動静」を表す。
  感覚としては経済用語の「物流」や「商流」に寄せた言葉である。
  今年の春に実施された緊急事態宣言において、
  新型コロナウイルス感染対策のキーワードとして用いられた。


・スギムライジング
 …パラリンピック競技「ボッチャ」選手の杉村英孝選手が、
  ボッチャの技術の1つ「ライジング」を繰り出すことを指す言葉。
  「杉村(スギムラ)」と「ライジング」を合わせた造語である。
  ボッチャにおける「ライジング」とは密集したボールの上に乗り上げる技である。
  ボッチャで扱うボール(そもそも「ボッチャ」とはイタリア語で「ボール」の意味)は
  表面が柔らかいものであるため、非常に難易度の高い技であるが、
  杉村選手のライジングは緻密かつ精密なコントロールで繰り出され、
  点を獲得していくのであった。


・Z世代
 …1990年後半から2012年頃までに生まれた世代を指す言葉。
  言い換えれば、現在10代から20代前半の人を指す。
  アニメ「ドラゴンボールZ」を見て育った世代のことではない。
  (どちらかというと「ドラゴンボール超(スーパー)」を見て育った世代)

  アメリカで「1965~1980年頃に生まれた世代」を「ジェネレーションX(X世代)」と
  呼んでいたことに由来し、その次の世代(1980~1995年頃)を「Y世代」と呼び、
  アルファベットでX、Yの次ということで「Z世代」と呼ばれている。
  ちなみにZ世代の次の世代(2012年以降)は「α世代」と呼ばれる。
  Z世代の特徴として、生まれた時にはもうインターネットやデジタル機器が身近にあり、
  スマートフォンやSNSも既に浸透した状態で生活しており、
  これらのガジェットやツールを活用することが当たり前となっていることが挙げられる。
  マーケティング的には、SNSが生活の一部になっていることもあり、
  自らがフォローするインフルエンサーに影響されやすいという特徴もある。


・ぼったくり男爵
 …国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長を揶揄した言葉。
  世界中がコロナ禍となり、オリンピックも2020年の開催が延期され、
  今年開催されることとなったが、開催国の日本の状況としては、
  コロナ感染者の増加から緊急事態宣言が出され、
  国民からは開催自体に懐疑的な声も出ているような状況だったが、
  これらの声を聞いてか聞かずか「安全で確実」「日本人のリスクはゼロ」などといった
  無責任とも取れる発言を繰り返していた。
  また、近年のオリンピックはスポンサーを重視しており商業化が著しく、
  開催されなければ経済的なダメージが大きいなど「金ありきな姿勢」を
  あからさまに醸し出してきており、
  米ワシントン・ポスト紙のコラムでも「Baron Von Ripper off」と書かれ批判されていた。
  この「Baron Von Ripper off」を和訳した言葉が「ぼったくり男爵」である。
  「Baron(男爵)」は爵位の中でも最下位にあたり、これも皮肉として意図されている。
  なお念のため言っておくが、バッハ会長は貴族ではない。


・黙食
 …会話をせずに黙々と食事をすることを指す。
  コロナ禍における感染拡大防止策の1つでもある。
  食事の際にはどうしてもマスクを外す必要があるが、
  基本的にコロナウイルスは飛沫感染が主な感染経路であるため、
  マスクを外してお喋りしながら食事をしたのでは感染リスクを高めることとなる。
  そこで出てきたのがこの「食事の際は黙って食べること」を意味する言葉である。



今年も新型コロナウイルス関連による言葉が多いですね。
あとはオリンピックが開催されたこともあって、それ関連の言葉も多いです。

…あれ?そういえば今年は毎年恒例の芸人枠が無かった…?
今年はどうせ「第7世代」が選ばれるんやろなあとか思ってたのに…
芸人枠が無いといつものコピペで使ってる「ダメよ~ダメダメ」とか「ラブ注入!」とか
「ワイルドだろぉ~」とか「ラッスンゴレライ」とか「PPAP」とか「35億!」とかいった
みんなもう忘却の彼方に追いやられた「流行語」を掘り起こす機会が無いじゃないか!
まあ去年の「フワちゃん」はまだ見る機会はあるか…?でも来年まで残ってるか…?


まあいいや、こんなところで今回はお開きです。

…え?なんで流行語大賞のサイトのリンク載せてないのかって?

…見たいの?アレを?



次回、「バズワード・メモリィ2021 Part2」に続く。

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